NIS/NIS決算詳細2007-2010

Last-modified: 2010-07-20 (火) 16:40:00

2010

1Q

(コンシューマ事業)
当事業におきましては、国内で5タイトル、海外で4タイトルを発売いたしました。
国内市場におきましては、『MARUHAN・パチンコ&パチスロ必勝ガイド協力 ザ・パチンコホール』(ニンテンドーDS専用ゲームソフト)を発売、また若年層の女性をターゲットにした『ウィッチテイル 見習い魔女と7人の姫』(ニンテンドーDS専用ゲームソフト)を発売し、新しい顧客層の開拓に注力しました。
廉価版として『インフィニットループ ~古城が見せた夢~ The Best Price』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)、『流行り神2 警視庁怪異事件ファイル The Best Price』(PlayStation2専用ゲームソフト)を発売し、移植タイトルとして『流行り神DS 都市伝説怪異事件』(ニンテンドーDS専用ゲームソフト)を発売いたしました。
また、前期に発売された『魔界戦記ディスガイア2 PORTABLE』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)が引き続き、堅調に推移してまいりました。
海外市場におきましては、北米市場で『PUCHI PUCHI VIRUS』(ニンテンドーDS専用ゲームソフト)、『CROSSEDGE』(PLAYSTATION3専用ゲームソフト)を発売、欧州市場で『AR TONELICO2』(PlayStation2専用ゲームソフト)、『PRINNY: CAN I REALLY BE THE HERO?』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)を発売いたしました。
その結果、当事業における当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高466,597千円(前年同期比87.6%増)、営業利益69,348千円(前年同期比1,691.0%増)となりました。

(モバイル事業)
当事業におきましては、4月にiモード公式サイト「日本一アドベンチャー」を立ち上げるとともに、『MISSINGPARTS MOBILE 鳴らないオルゴール』、『Deep Diver』を配信し、会員数の増加に努めてまいりました。
その結果、当事業における当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高12,399千円(前年同期比39.8%減)、営業損失5,097千円(前年同期は4,853千円の営業利益)となりました。
(アミューズメント事業)
当事業におきましては、アミューズメント施設の運営を中心に事業を展開してまいりました。また、既存店舗でのイベントの開催等による新規顧客の獲得、新規店舗の出店等、収益性を高めるために努めてまいりました。
その結果、当事業における当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高11,154千円(前年同期比25.6%増)、営業損失9,370千円(前年同期比7.1%増)となりました。

(その他の事業)
当事業におきましては、国内・海外にてグッズ販売を行いました。国内では、当社の新作タイトルの発売に合わせた新作グッズの企画・販売や、当社ホームページでのオンライン通信販売を行ってまいりました。海外ではオンライングッズショップを運営し、当社ライセンス商品をはじめ、多様なニーズに対応できる商品ラインナップを目指してまいりました。
その結果、当事業における当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高4,845千円(前年同期比10.1%増)、営業利益3,148千円(前年同期比59.0%増)となりました。

2Q

(コンシューマ事業)
当事業におきましては、国内で10タイトル、海外で9タイトルを発売いたしました。
国内市場におきましては、新規タイトルとして『ウィッチテイル 見習い魔女と7人の姫』(ニンテンドーDS専用ゲームソフト)、『MARUHAN・パチンコ&パチスロ必勝ガイド協力 ザ・パチンコホール』(ニンテンドーDS専用ゲームソフト)、『流行り神3 警視庁怪異事件ファイル』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)を発売するとともに、移植タイトルとして『流行り神DS 都市伝説怪異事件』(ニンテンドーDS専用ゲームソフト)等3タイトルを発売、廉価版タイトルとして『流行り神2 警視庁怪異事件ファイル The Best Price』(PlayStation2専用ゲームソフト)等3タイトルを発売いたしました。また、『魔界戦記ディスガイア3』(PlayStation3専用ゲームソフト)にゲーム内容を追加できる『魔界戦記ディスガイア3 ラズベリル編はじめました。』(PlayStaion3専用ゲームソフト)を発売いたしました。
海外市場におきましては、北米市場で『Disgaea 2: Dark Hero Days』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)、『Mana Khemia 2: Fall of Alchemy』(PlayStation2専用ゲームソフト)等6タイトルを発売、欧州市場で『Cross Edge』(PlayStation3専用ゲームソフト)、『Ar tonelico 2: Melody of Metafalica 』(PlayStation2専用ゲームソフト)、『Prinny: Can I Really Be the Hero?』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)を発売いたしました。
その結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高904,072千円(前年同期比5.0%減)、営業利益140,896千円(前年同期比39.6%減)となりました。
(モバイル事業)
当事業におきましては、4月にモード公式サイト「日本一アドベンチャー」を立ち上げ、『MISSINGPARTSMOBILE 鳴らないオルゴール』、『Deep Diver』を配信し、また既存サイトでのキャンペーン展開を行い、会員数の増加に努めてまいりました。
その結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高23,422千円(前年同期比41.8%減)、営業損失421千円(前年同期比92.2%減)となりました。
(アミューズメント事業)
当事業におきましては、アミューズメント施設の運営を中心に事業を展開してまいりました。また、イベントの開催等による新規顧客の獲得及び既存顧客の固定顧客化、新規店舗の出店等、収益性を高めるために努めてまいりました。
その結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高24,458千円(前年同期比11.7%増)、営業損失13,940千円(前年同期比33.8%減)となりました。

(その他の事業)
当事業におきましては、国内・海外にてグッズ販売を行いました。国内では、当社の新作タイトルの発売及びコミックマーケット出展に合わせた新作グッズの企画・販売、当社ホームページでのオンライン通信販売を行ってまいりました。また、幼児向け玩具『ネームトレイン』の販売を開始いたしました。海外ではオンライングッズショップを運営し、当社ライセンス商品をはじめ、多様なニーズに対応できる商品ラインナップを目指してまいりました。
その結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高19,481千円(前年同期比2.4%増)、営業利益10,617千円(前年同期比13.0%増)となりました。

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3Q

(コンシューマ事業)
当事業におきましては、国内で10タイトル、海外で12タイトルを発売いたしました。
国内市場におきましては、『ラピュセル†ラグナロック』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)、『流行り神3 警視庁怪異事件ファイル』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)を発売し、既存顧客の満足度の向上に努めるとともに、『ウィッチテイル 見習い魔女と7人の姫』(ニンテンドーDS専用ゲームソフト)、『MARUHAN・パチンコ&パチスロ必勝ガイド協力 ザ・パチンコホール』(ニンテンドーDS専用ゲームソフト)を発売し、新規顧客の獲得に注力いたしました。また、ダウンロード配信専用ゲームソフト『ディスガイア インフィニット』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)そのほか、『魔界戦記ディスガイア3』(PlayStation3専用ゲームソフト)にゲーム内容を追加できる『魔界戦記ディスガイア3 ラズベリル編はじめました。』(PlayStaion3専用ゲームソフト)等を発売いたしました。
海外市場におきましては、北米市場において『Disgaea 2: Dark Hero Days』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)、『Mana Khemia 2: Fall of Alchemy』(PlayStation2専用ゲームソフト)等8タイトルを発売、欧州市場においては『Cross Edge』(PlayStation3専用ゲームソフト)、『Prinny: Can I Really Be the Hero』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)等4タイトルを発売いたしました。
その結果、当事業における当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,204,591千円(前年同期比0.1%減)、当第4四半期発売予定タイトルに係る仕掛品の評価減を行ったことに伴う評価減82,560千円等の影響を受け、営業利益4,806千円(前年同期比97.5%減)となりました。
(モバイル事業)
当事業におきましては、4月より新規に立ち上げた公式サイト「日本一アドベンチャー」の運営及び、既存サイトでのキャンペーン展開の他、コンシューマ事業で発売をしたタイトルのデジタルコンテンツの充実等、会員数の増加に努めてまいりました。
その結果、当事業における当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高33,187千円(前年同期比41.1%減)、営業利益3,424千円(前年同期は10,116千円の営業損失)となりました。
(アミューズメント事業)
当事業におきましては、アミューズメント施設の運営を中心に事業を展開してまいりました。また、イベントの開催等による新規顧客の獲得及び既存顧客の固定顧客化、新規店舗の出店等、収益性を高めるために努めてまいりました。
その結果、当事業における当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高34,430千円(前年同期比7.0%増)、営業損失17,853千円(前年同期比36.8%減)となりました。

(その他の事業)
当事業におきましては、国内・海外にてグッズ販売を行いました。国内におきましては、コミックマーケットへの出展に合わせた新作グッズ販売の他、当社ホームページにおける通信販売を行ってまいりました。また、海外におきましては、オンライングッズショップを運営し、当社ライセンス商品をはじめ、多様なニーズに対応できる商品ラインナップを目指してまいりました。
その結果、当事業における当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高28,984千円(前年同期比21.9%増)、営業利益14,858千円(前年同期比50.4%増)となりました。

4Q

当連結会計年度におけるわが国経済は、海外需要の持ち直しや経済対策の効果によって一部で景気回復の兆しが見られたものの、雇用の悪化、所得の減少に対する不透明な情勢から本格的な回復には至らず、消費者の購買マインドも節約・低価格志向が続いたことで、低調に推移しました。
当社グループが属するゲーム業界におきましても、個人消費の低迷によって厳しい事業環境が続いております。コンシューマゲーム業界では、PlayStation3の国内累計販売台数が500万台を超え、ポータブルゲーム機でもPSP goやニンテンドーDSi LLといった新しいハードウェアが登場する等の好材料がありましたが、一方で消費者の購買意欲が減退するとともに購買基準が厳格化したこと等から、市場は弱含みの状態が続きました。モバイル業界では、iPhone等の高機能携帯電話の普及が進み、市場は更に拡大しております。また、SNSをプラットフォームとするオープン化された無料ゲームサイトがシェアを伸ばしており、従来の有料課金ゲームサイトとの競争が激しさを増しております。アミューズメント業界では、新型インフルエンザの影響や消費の低迷等により休眠顧客数が増加し、業界全体の集客力の低下が進んでおり、依然として低迷状態から脱却できず、厳しい状況が続いております。
このような状況の中で、当社グループにおきましては、コンシューマ事業では、ポータブルゲーム機向けタイトルの開発に注力するとともに、PlayStation Networkを利用したゲーム配信を行うなどの新たな試みに取り組んでまいりました。モバイル事業では、総合ゲームサイトの運営を継続するとともに、アドベンチャーゲームに特化した新サイトを開設し、コアユーザーの囲い込みを図りました。アミューズメント事業では、アミューズメント施設の運営等を行い、新規店舗の出店等により収益体質の改善を図ってまいりました。その他事業では、国内外のコミックマーケットへの参加、オンラインショップの運営を通じて、当社ライセンス商品をはじめとするグッズの制作・販売を行い、顧客層の拡大を図りました。
その結果、当連結会計年度の業績は、売上高2,123,139千円(前年同期比2.4%増)となりましたが、コンシューマ事業における次期以降の発売予定タイトルに関する販売本数の見直し等を行い棚卸資産の評価損を売上原価に計上したこと等の影響により営業損失235,291千円(前年同期は166,056千円の営業利益)、経常損失232,780千円(前年同期は155,838千円の経常利益)となりました。また、次期以降に発売を予定しておりました2タイトルの開発中止の判断を行い開発中止損失の計上等を行ったことにより当期純損失332,880千円(前年同期比407.4%増)となりました。
(コンシューマ事業)
当事業におきましては、国内外合わせ全33タイトルを発売いたしました。
国内市場におきましては、新作10タイトル、移植版5タイトル、廉価版5タイトル、追加シナリオ1タイトルの全21タイトルを発売いたしました。PlayStation Portable向けには、既存タイトルの続編である『流行り神3 警視庁怪異事件ファイル』、『プリニー2 特攻遊戯!暁のパンツ大作戦ッス!』等の3タイトルを投入することで、既存顧客の満足度向上を図るとともに新たな顧客の獲得を図ってまいりました。また、オリジナル新作タイトルとして『クラシックダンジョン 扶翼の魔装陣』、『絶対ヒーロー改造計画』等の4タイトルを発売し、新たな主力タイトルの創出に努めてまいりました。ニンテンドーDS向けには、『ウィッチテイル 見習い魔女と7人の姫』、『MARUHAN パチンコ&パチスロ必勝ガイド協力 ザ・パチンコホール』等の4タイトル(移植版を含む)を発売し、幅広いユーザー層へのアピールを行ってまいりました。
当社の主力シリーズタイトルである『魔界戦記ディスガイア』シリーズにつきましては、既存タイトルである『魔界戦記ディスガイア3』(PlayStation3専用ソフト)にゲーム内容を追加できるアペンドディスク『魔界戦記ディスガイア3 ラズベリル編はじめました。』を発売し、付加価値の向上を図ってまいりました。また、これまでシミュレーションRPGとして発売し、好評を得てきた同シリーズの魅力を更に拡大させるべく、アドベンチャーゲーム『ディスガイア インフィニット』(PlayStation Portable専用ゲームソフト)をダウンロード配信専用で発売いたしました。
しかしながら、国内市場におきましては、当期発売タイトル数の増加を図る中でタイトルによる品質のバラつきが目立った結果、販売本数が伸び悩む結果となりました。このような状況を踏まえ、次期以降の発売タイトルのラインナップ・販売本数の見直しを図り、棚卸資産の評価損を売上原価へ計上するとともに開発中止の判断を行いました。
海外市場におきましては、国内で販売された当社ゲームソフトのローカライズ版として、『Phantom Brave: We Meet Again』(邦題:『ファントムブレイブ』)、『Disgaea 2: Dark Hero Days』(邦題:『魔界戦記ディスガイア2』)等の6タイトルを発売いたしました。他社ライセンスゲームソフトにつきましても、『Holy Invasion of Privacy, Badman! What Did I Do to Deserve This?』(邦題:『勇者のくせになまいきだ。』)、『Sakura Wars:So Long, My Love』(邦題:『サクラ大戦Ⅴ さらば愛しき人よ』)等の6タイトルを発売し、北米・欧州市場向けのローカライズ業務を積極的に展開してまいりした。
その結果、当事業全体におきましては、売上高2,000,987千円(前年同期比3.7%増)、営業損失39,504千円(前年同期は404,904千円の営業利益)となりました。
(モバイル事業)
当事業におきましては、既存の総合ゲームサイト「日本一GAMES」におきまして、引き続き『魔界学園ディスガイア』等のゲームアプリ、着うた等のデジタルコンテンツを配信してまいりました。また、新たな試みとして、アドベンチャーゲーム専用の新サイト「日本一アドベンチャー」を開設し、『Deep Diver』、『MISSING PARTS MOBILE 鳴らないオルゴール』の2作の新作ゲームアプリを配信することで、テキストアドベンチャーへの関心が高い当社ファンの囲い込みを図りました。
その結果、当事業におきましては、売上高42,007千円(前年同期比40.2%減)、営業損失4,811千円(前年同期は425千円の営業利益)となりました。
(アミューズメント事業)
アミューズメント事業におきましては、アミューズメント施設の運営等を行い、新店舗の出店を行いました。消費低迷等の影響による顧客の減少に苦戦を強いられるなか、地域性のあるイベントの開催や折り込み広告の配布を行うことで集客率の向上に繋げるとともに、業務内容等の効率化を図ることで、収益体質の改善を図ってまいりました。
その結果、当事業におきましては、売上高45,948千円(前年同期比8.5%増)、営業損失20,303千円(前年同期比42.1%減)となりました。
(その他の事業)
当事業におきましては、国内外にてグッズの制作・販売を行うとともに、コミックマーケットへの出店や新規サイトの開設を行いました。国内におきましては、当社コンシューマ事業で発売を行ったタイトルについて、書籍・CDをはじめとする関連商品の制作・販売を行うとともに、コミックマーケット76にブースを出展することで、既存顧客の満足度向上に努めました。また、楽天市場にオンラインショップ「VIBGYOR JAPAN(ビブジオジャパン)」を開設し、木製おもちゃを発売することで新規顧客層の開拓を図りました。海外におきましては、オンラインショップの運営を行うとともに、北米最大のゲームコンベンション「ANIME EXPO 2009」へ参加し、当社ライセンス商品をはじめとするローカライズ商品の販売を行いました。
その結果、当事業におきましては、売上高34,195千円(前年同期比8.7%増)、営業利益17,781千円(前年同期比31.2%増)となりました。
所在地別セグメントの業績は次のとおりであります。
(日本)
当セグメントのコンシューマ事業におきましては、PlayStation3専用ソフト、PlayStation Portable専用ソフト、ニンテンドーDS専用ソフトの開発を行い、新作10タイトル、移植版5タイトル、廉価版5タイトル、追加シナリオ1タイトルの全21タイトルを発売いたしました。
当セグメントのモバイル事業におきましては、携帯電話用の総合ゲームサイトの運営やアドベンチャー専用の携帯電話用ゲームサイトの開設・運営及びゲームアプリの開発に力を入れ、幅広いユーザー層へのアピールをしてまいりました。
当セグメントのアミューズメント事業におきましては、新規アミューズメント機器の提供、アミューズメント施設の運営を行ってまいりました。
その結果、当セグメントにおける当連結会計年度の業績は、売上高1,358,775千円(前年同期比3.9%増)、営業損失284,565千円(前年同期は255,799千円の営業利益)となりました。
(北米)
当セグメントにおきましては、北米・欧州市場向けに自社ライセンスソフトを中心とする国内ゲームタイトルをローカライズし販売を行うとともに、オンラインショップの運営を通じて、ゲームソフト及び関連グッズの販売を行ってまいりました。
その結果、当セグメントにおける当連結会計年度の業績は、売上高859,736千円(前年同期比10.5%減)、営業利益49,274千円(前年同期比61.5%減)となりました。
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2009

1Q

(コンシューマ事業)
 当事業におきましては、複数のハードにてコンテンツを展開するマルチプラットフォーム戦略を推し進めました。
ニンテンドーDSに新規参入を果たし、ニンテンドーDS専用ソフトとして当社主力商品の移植作である「魔界戦記ディスガイア~魔界の王子と赤い月~」及び新感覚アクションジグソーパズル「ジグソーワールド~大激闘!ジグバトル・ヒーローズ~」の2タイトルを発売いたしました。
 その結果、当事業における当第1四半期連結会計期間の業績は、売上高248,784千円(前年同期比48.5%減)、営業利益3,871千円(前年同期比96.9%減)となりました。
(モバイル事業)
 当事業におきましては、携帯電話向けアプリゲームのラインナップを拡充し、ユーザー満足度の向上に力を入れてまいりました。6月にはiモード向け携帯電話用アプリゲームとして、やりこみ要素満載の超ド級本格RPG「ドラゴンヴェイン」及びディスガイアシリーズの世界観を継承した学園コミュニケーションRPG「魔界学園ディスガイア」の2コンテンツの配信を開始いたしました。
 その結果、当事業における当第1四半期連結会計期間の業績は、売上高20,606千円(前年同期比9.0%増)、営業利益4,853千円(前年同期は14,027千円の営業損失)となりました。
(アミューズメント事業)
 当事業におきましては、ファミリー向けアミューズメント施設の運営を中心に、事業を展開してまいりました。
 その結果、当事業における当第1四半期連結会計期間の業績は、売上高8,881千円(前年同期比78.6%減)、営業損失8,750千円(前年同期比13.7%減)となりました。
(その他の事業)
 当事業におきましては、国内・海外にてグッズ販売を行いました。国内では、当社の新作タイトルの発売に合わせた新作グッズの企画・販売や、当社ホームページでのオンライン通信販売を行ってまいりました。海外ではオンライングッズショップを運営し、当社ゲームソフトや当社ライセンス商品をはじめ、多様なニーズに対応できる商品ラインナップを目指してまいりました。
 その結果、当事業における当第1四半期連結会計期間の業績は、売上高4,402千円(前年同期比31.8%減)、営業利益1,980千円(前年同期比36.2%減)となりました。

2Q

(コンシューマ事業)
 当事業におきましては、国内外合わせ全10タイトル(廉価版3タイトルを含む)を発売いたしました。
 国内市場におきましては、当期から新規に参入したニンテンドーDSにおいて、当社主力商品であるディスガイアシリーズから『魔界戦記ディスガイア 魔界の王子と赤い月』を、また新感覚アクションジグソーパズル『ジグソーワールド~大激闘!ジグバトル・ヒーローズ~』、マール王国シリーズより『マール王国の人形姫 天使が奏でる愛のう
た』を発売いたしました。
 また、新たなジャンルといたしまして、『インフィニットループ ~古城が見せた夢~』(PlayStation Portable専用ゲームソフト)を発売いたしました。この他にも『流行り神2 PORTABLE 警視庁怪異事件ファイル』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)、『SOUL CRADLE The Best Price』(PlayStation2専用ゲームソフト)、『グリムグリモア The Best Price』(PlayStation2専用ゲームソフト)を発売し、ユーザー獲得を目指して展開をいたしました。
 海外事業におきましては、『DISGAEA3』(PLAYSTATION3専用ゲームソフト)、『DISGAEA』(ニンテンドーDS専用ゲームソフト)、『Rhapsody』(ニンテンドーDS専用ゲームソフト)を発売し、当社国内ライセンスソフトのローカライズ版の制作に注力してまいりました。
 その結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高952,141千円(前年同期比14.3%増)、営業利益233,398千円(前年同期比2.2%増)となりました。
(モバイル事業)
 当事業におきましては、携帯電話向けアプリゲームのラインナップを充実し、ユーザー満足度の向上に力を入れてまいりました。6月には、iモード向け携帯電話用アプリゲームとして、やりこみ要素満載の超ド級本格RPG『ドラゴンヴェイン』及びディスガイアシリーズの世界観を継承した学園コミュニケーションRPG『魔界学園ディスガイア』の配信を開始いたしました。また、9月にはiモードでの配信が開始されている『久遠の絆MOBILE』をYahoo!ケータイにおいても配信開始をいたしました。
 その結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高40,219千円(前年同期比4.3%増)、営業損失5,375千円(前年同期比60.8%減)となりました。
(アミューズメント事業)
 当事業におきましては、アミューズメント施設の運営等を行ってまいりました。
 その結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高21,898千円(前年同期比64.3%減)、営業損失21,046千円(前年同期比13.3%減)となりました。

(その他の事業)
 当事業におきましては、国内・海外にてグッズ販売を行いました。国内では、当社の新作タイトルの発売に合わせた新作グッズの企画・販売や、海外から輸入した当社グッズを当社ホームページにおいて通信販売を行ってまいりました。また、受注生産商品の販売、期間限定サービスを展開するなど、当社ホームページを盛り上げる施策を行いました。海外ではオンライングッズショップを運営し、当社ゲームソフトや当社ライセンス商品をはじめ、多様なニーズに対応できる商品ラインナップを目指してまいりました。
 その結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高19,032千円(前年同期比18.6%増)、営業利益9,400千円(前年同期比4.5%増)となりました。

3Q

(コンシューマ事業)
当事業におきましては、国内外合わせ全12タイトルを発売いたしました。
国内市場におきましては、今期から新たに参入をしたニンテンドーDSから、当社主力シリーズより『魔界戦記ディスガイア 魔界の王子と赤い月』を含む4タイトルを発売いたしました。
また、当社として新たなジャンルであるアクションゲーム『プリニー ~オレが主人公でイイんスか?~』(PlayStationPortable専用ソフト)を発売いたしました。その他にも、『インフィニットループ ~古城が見せた夢~』(PlayStationPortable専用ソフト)など、新規ユーザーの獲得に注力をしてまいりました。
海外事業におきましては、『DISGAEA3』(PLAYSTATION3専用ゲームソフト)、『DISGAEA』(ニンテンドーDS専用ゲームソフト)、『Rhapsody』(ニンテンドーDS専用ゲームソフト)を発売し、当社国内ライセンスソフトのローカライズ版の制作に注力してまいりました。
その結果、当事業における当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,205,933千円(前年同期比1.6%増)、営業利益191,353千円(前年同期比42.9%減)となりました。

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(モバイル事業)
当事業におきましては、携帯電話向けアプリゲームのラインナップを充実し、ユーザー満足度の向上に力を入れてまいりました。6月にはiモード向け携帯電話用アプリゲームとして、やりこみ要素満載の超ド級本格RPG『ドラゴンヴェイン』及びディスガイアシリーズの世界観を継承した学園コミュニケーションRPG『魔界学園ディスガイア』の配信を開始いたしました。また、コンシューマ事業で発売をしたタイトルのデジタルコンテンツの充実に努めてまいりました。
その結果、当事業における当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高56,366千円(前年同期比15.8%減)、営業損失10,116千円(前年同期比3.0%増)となりました。
(アミューズメント事業)
当事業におきましては、アミューズメント施設の運営等を行ってまいりました。また、施設の増床を行うなど次期以降の収益性を上げるために努めてまいりました。
その結果、当事業における当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高32,192千円(前年同期比55.0%減)、営業損失28,228千円(前年同期比26.6%減)となりました。
(その他の事業)
当事業におきましては、今期発売をしたタイトルの関連グッズを発売するなどの施策を行ってまいりました。
その結果、当事業における当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高23,786千円(前年同期比7.7%増)、営業利益9,881千円(前年同期比35.5%減)となりました。

4Q

当連結会計年度におけるわが国経済は、サブプライムローンを端に発する金融危機、それに伴う米国大手金融機関の破綻による金融危機の影響から株価の下落、為替相場の変動など、景気後退感が強まり、個人消費の低迷や雇用不安等の不透明な状況下となりました。
当社グループが属するゲーム業界におきましては、市場を先導していたポータブルゲーム機の新機種が相次いで発売されましたが、これらのゲーム機の普及が一巡したことに加え、個人消費の低迷などにより厳しい状況が続いております。モバイルゲーム業界では、端末購入時の販売奨励金廃止による販売モデルの変更により、買い替え需要が低迷、それによる市場の縮小、端末メーカーの携帯事業からの撤退が相次ぐなど厳しさを増しております。アミューズメント業界では、少子化の影響による来客数の減少、高機能な家庭用ゲーム機の普及を背景とした大型アミューズメント施設の集客力の低下が進み厳しい状況が続いております。
このような状況の中で、当社グループにおきましては、コンシューマ事業では、ニンテンドーDS、Wiiなどの新ハードへの展開、PlayStation NetworkやWii Wareなどの新たなネットワーク配信への対応、当社グループでは新たな挑戦のジャンルとなるアクションゲームの発売など今後の成長や市場の変化に対応すべく新たな試みを行いました。
またディスガイアシリーズをはじめとした当社商品のブランド力向上を目指し、国内及び海外での新規ユーザーの獲得に注力をしてまいりました。モバイル事業では、新規顧客の獲得と収益性の強化を進めていき、当社コンテンツの充実に努めてまいりました。アミューズメント事業では、新規アミューズメント機器の開発、アミューズメント施設の運営を行ってまいりました。
その結果、当連結会計年度の業績は、売上高2,073,562千円(前年同期比3.4%減)、営業利益166,056千円(前年同期比49.2%減)、経常利益155,838千円(前年同期比45.0%減)、また減損損失の計上などにより当期純損失65,611千円(前年同期は109,302千円の当期純利益)となりました。
(コンシューマ事業)
当事業におきましては、国内外合わせ全25タイトル(廉価版3タイトルを含む)を発売いたしました。
国内市場におきましては、当期から新たに参入を果たしたニンテンドーDSより、『魔界戦記ディスガイア~魔界の王子と赤い月~』、『ザ・コンビニDS 大人の経営力トレーニング』を含む4タイトルを発売、同じくWiiより、『ファントム・ブレイブWii』を含む2タイトルを発売し、幅広いユーザー層へのアピールをしてまいりました。
また、当社主力タイトルであるディスガイアシリーズより、『魔界戦記ディスガイア2 PORTABLE』
(PlayStationPortable専用ゲームソフト)、『魔界戦記ディスガイア3 PLAYSTATION3 the Best』(PLAYSTATION3専用ゲームソフト)を発売し、ディスガイアのブランド力の強化を進めていくと共に、当社グループでは新たな挑戦のジャンルであるアクションゲームより、『プリニー ~オレが主人公でイイんスか?~』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)を発売し、新規ユーザーの獲得に努めてまいりました。 その結果、新たに参入したニンテンドーDS、Wiiや新規ジャンルとして発売をしたタイトルが苦戦を強いられたものの、ディスガイアシリーズの安定した売れ行きにより、業績は堅調に推移してまいりました。
海外市場におきましては、国内ゲームソフトのローカライズ版として、『DISGAEA』(ニンテンドーDS専用ゲームソフト)、『Rhapsody』(ニンテンドーDS専用ゲームソフト)、『DISGAEA3』(PLAYSTATION3専用ゲームソフト)等を北米・欧州に発売すると共に、他社ライセンスゲームソフトである『Mana Khemia』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)、『Ar Tonelico2』(PlayStation2専用ゲームソフト)等を発売し、ローカライズを積極的に行ってまいりした。
その結果、当事業全体におきましては、売上高1,929,433千円(前年同期比0.8%減)、営業利益404,904千円(前年同期比30.6%減)となりました。

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(モバイル事業)
当事業におきましては、携帯電話向けアプリゲームのラインナップを充実し、ユーザー満足度の向上に力を入れてまいりました。
具体的な内容といたしましては、iモード向け携帯電話用アプリゲームとして、『ドラゴンヴェイン』、『魔界学園ディスガイア』の2タイトルの配信を開始いたしました。また、iモードで配信を開始している『久遠の絆MOBILE』をYahoo!ケータイにおいても配信を開始いたしました。その他にも、コンシューマ事業で発売をしたタイトルのデジタルコンテンツの充実に努めてまいりました。
その結果、当事業におきましては、売上高70,901千円(前年同期比21.5%減)、営業利益425千円(前年同期は22,603千円の営業損失)となりました。

(アミューズメント事業)
当事業におきましては、新規アミューズメント機器の開発、アミューズメント施設の運営等を行ってまいりました。また、店舗を増床、新店舗の準備等を行い、来期以降の収益性を高めるために努めてまいりました。
その結果、当事業におきましては、売上高42,364千円(前年同期比48.4%減)、営業損失35,092千円(前年同期は53,957千円の営業損失)となりました。
(その他の事業)
当事業におきましては、国内外にてグッズ販売を行いました。国内におきましては、コンシューマ事業で発売を行ったタイトルのグッズ販売等を行ってまいりました。また、海外におきましては、オンラインショップの運営を行い、当社ライセンス商品をはじめ、商品ラインナップの充実を図ってまいりました。
その結果、当事業におきましては、売上高31,463千円(前年同期比9.1%増)、営業利益13,552千円(前年同期比117.5%増)となりました。

(日本)
当セグメントのコンシューマ事業におきましては、前期と同様にPlayStation2専用ゲームソフト、PLAYSTATION3専用ゲームソフト及びPlayStationPortable専用ゲームソフトの他に,今期から新たに参入を果たしたニンテンドーDS専用ゲームソフト及びWii専用ゲームソフトの開発・販売を行ってまいりました。また、当社主力タイトルであるディスガイアシリーズの販売が好調に推移し、当事業の業績は堅調に推移してまいりました。
当セグメントのモバイル事業におきましては、携帯電話用アプリサイトの統合やiモード向け携帯電話用アプリゲームの開発に力を入れ、幅広いユーザー層へのアピールをしてまいりました。
当セグメントのアミューズメント事業におきましては、新規アミューズメント機器の開発、アミューズメント施設の運営を行ってまいりました。
その結果、当セグメントにおける当連結会計年度の業績は、売上高1,307,980千円(前年同期比13.6%減)、営業利益255,799千円(前年同期比37.4%減)となりました。
(北米)
当セグメントにおきましては、ゲームソフトの販売・ローカライズ、及びオンラインショップにおけるグッズの販売を行ってまいりました。売上高は、自社ライセンスゲームソフトを中心として、好調に推移しました。
その結果、当セグメントにおける当連結会計年度の業績は、売上高960,706千円(前年同期比29.7%増)、営業利益127,990千円(前年同期比22.3%増)となりました。

2008

2Q

(コンシューマ事業)
 当事業におきましては、国内外合わせまして全9タイトル(廉価版2タイトル含む)を発売いたしました。
 国内市場におきましては、PlayStation2専用ゲームソフトとしては、『グリムグリモア』『魔界戦記ディスガイア2 PlayStation2 the Best』の2タイトル、PlayStationPortable専用ゲームソフトとしては、『ドラグナーズアリア 竜が眠るまで』『流行り神PORTABLE the Best Price』の2タイトルを発売いたしました。『ドラグナーズアリア竜が眠るまで』は海外子会社と連携した開発により日米で同時期発売を達成し、新たな販売展開への第一歩を踏み出しました。また、今後幅広いユーザー層に商品を提供していくべく、任天堂株式会社と『ニンテンドーDS』に関する製造委託契約を、マイクロソフト株式会社と『Xbox360』に関するパブリッシャーライセンス契約を締結し、様々なゲーム機で当社商品を展開するための準備を進めました。
 海外市場におきましてはゲームソフトの販売と自社ライセンスゲームソフトのローカライズ版の制作を軸に、海外ゲーム市場の新たな需要の発掘を目指しました。PlayStation2専用ゲームソフトとして、『GRIM GRIMOIRE』『SOULNOMAD』『ATELIER IRIS3』の3タイトル、PlayStationPortable専用ゲームソフトとしては、『DRAGONEER'S ARIA』『Aedis Eclipse: Generation of Chaos』の2タイトルを発売いたしました。
 この結果、当事業全体におきましては、売上高は833,342千円(前年同期比0.0%減)、営業利益228,317千円(前年同期比19.5%減)となりました。
(モバイル事業)
 当事業におきましては、顧客満足度を向上させるべく、平成19年7月にiモード向け携帯電話用アプリサイト『日本一スタジオ』『マール王国物語』『デュオローグ』の3サイトを統合し、新たなアプリサイト『日本一GAMES』をオープンさせました。同時に、当社のタイトルであるPlayStation2専用ソフト『流行り神 ~警視庁怪異事件ファイル~』をiモード向け携帯電話用アプリゲームとして配信し、当社コンテンツの拡充を図ってまいりました。その他、携帯電話用アプリの料金体系の充実や新規アプリの投入を随時行う等、サービスの向上を目指してまいりました。
 この結果、当事業におきましては、売上高38,574千円(前年同期比47.7%減)、営業利益△13,704千円(前年同期は38,015千円の営業利益)となりました。
(アミューズメント事業)
 当事業におきましては、前連結会計年度に引き続き、業務用ゲーム機器『NETCASTとあみ』の販売とアミューズメント施設の運営をする他、業務用ゲーム機器の中古販売を行いました。
 この結果、当事業におきましては、売上高61,308千円(前年同期比 469.8%増)、営業利益△24,270(前年同期は9,894千円の営業損失)となりました。

(その他の事業)
 当事業におきましては、国内・海外にてグッズ販売を行いました。海外ではオンライングッズショップを運営し、当社ゲームソフトや当社ライセンス商品をはじめ、商品ラインナップの充実に注力してまいりました。
 この結果、当事業におきましては、売上高16,046千円(前年同期比55.6%増)、営業利益8,996千円(前年同期比66.3%増)となりました。

3Q

(コンシューマ事業)
 当事業におきましては、国内外合わせまして全4タイトル(廉価版1タイトルを含む)を発売いたしました。
 国内市場におきましては、PlayStation2専用ゲームソフトとしましては、『流行り神2 警視庁怪奇事件ファイル』を、PlaystationPortable専用ゲームソフトとしましては『魔界戦記ディスガイアPORTABLE通信対戦はじめました。』を発売いたしました。
 海外市場におきましては、PlaystationPortable専用ゲームとしまして『DISGAEA :Afternoon of Darkness』を発売し、自社ライセンスゲームソフトのローカライズ版の制作に力を入れました。
 その結果、当第3四半期の業績は、売上高1,187,296千円、営業利益335,166千円となりました。
(モバイル事業)
 当事業におきましては、iモード向けの当社コンテンツを他キャリアに移植するなど、幅広いユーザー層の獲得に尽力してまいりました。平成19年10月にYahoo!ケータイ向けサービスを、12月にはEZweb向けサービスをそれぞれリニューアルし、『日本一GAMES』に統合して再スタートさせました。
 その結果、当第3四半期の業績は、売上高66,949千円営業利益△9,818千円となりました。
(アミューズメント事業)
 当事業におきましては、業務用ゲーム機器『NETCASTとあみ』の販売とアミューズメント施設の運営をする他、業務用ゲーム機器の中古販売を行いました。
 その結果、当第3四半期の業績は、売上高71,430千円、営業利益△38,459千円となりました。
(その他の事業)
 当事業におきましては、国内・海外にてグッズ販売を行いました。国内では、当社の固定顧客のニーズに対して継続的に応えていけるよう、新規グッズの企画・販売に力を入れました。海外ではオンライングッズショップを運営し、当社ゲームソフトや当社ライセンス商品をはじめ、商品ラインナップの充実に注力しました。
 その結果、当第3四半期会の業績は、売上高22,079千円、営業利益15,326千円となりました。

4Q

 当連結会計年度におけるわが国経済は、当初企業業績の改善や設備投資の増加など景気の回復が見られましたが、米国のサブプライムローン問題の影響による経済の鈍化や原材料価格・原油価格の高騰を受け、景気に停滞感が漂っております。
 当社グループが属するゲーム業界におきましては、前年から引き続き幅広い層のユーザーが参入し、ゲーム人口の拡大と遊び方の多様化がいっそう進みました。モバイルゲーム業界では、第三世代携帯電話の普及により、大容量のデータ通信や定額料金制が一般化し、携帯電話でインターネットに接続するユーザーが拡大しております。アミューズメント業界では、原油高や少子化の影響による来客数の減少を背景に、不採算店舗の整理を行う企業が増加し、次期以降の収益性獲得に向けた動きが進みました。
 このような状況の中で、当社グループにおきましては、コンシューマ事業では、ディスガイアシリーズをはじめとした当社商品のブランド強化を目指すとともに、国内外の需要を見据え、様々なジャンルに挑戦し、幅広いユーザー層へアピールをしてまいりました。モバイル事業では、幅広いユーザー層の獲得と収益の安定化を目指し、複数キャリアにおける当社コンテンツの展開を拡充してまいりました。アミューズメント事業では、業務用ゲーム機『NETCASTとあみ』の販売、新規アミューズメント機器の開発、アミューズメント施設の運営等を行ってまいりました。
 その結果、当連結会計年度の業績は、売上高2,145,471千円(前年同期比16.2%増)、営業利益326,962千円(前年同期比5.2%減)、経常利益283,456千円(前年同期比21.8%減)、また当期純利益は、アミューズメント事業におけるたな卸資産評価損の計上などにより109,302千円(前年同期比47.1%減)となりました。
(コンシューマ事業)
 当事業におきましては、国内外合わせ全16タイトル(廉価版4タイトルを含む)を発売いたしました。
 国内市場におきましては、『魔界戦記ディスガイア3』(PLAYSTATION3専用ゲームソフト)、『魔界戦記ディスガイア2 PlayStation2 the Best 』(PlayStation2専用ゲームソフト)などを発売し、ディスガイアシリーズのブランド力強化を図ってまいりました。また、『奈落の城 一柳和、2度目の受難』(PlayStation2専用ゲームソフト)、『流行り神 PORTABLE 警視庁怪異事件ファイル』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)などホラー・アドベンチャーを当社ブランドのひとつとして確立すべく、展開を行ってまいりました。その結果、当期主力タイトルである『魔界戦記ディスガイア3』の当初計画本数の未達成や次期以降のPlayStationPortableやニンテンドーDSへの展開に向けた開発機材の購入をはじめとする開発関連費用の増加があったものの、ディスガイアシリーズ全般のゲームソフト販売が好調に推移したことにより、業績は堅調に推移しました。
 海外市場におきましては、国内ゲームソフトのローカライズ版の制作に注力してまいりました。『DRAGONEER'SARIA』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)、『SOUL NOMAD』(PlayStationPortable専用ゲームソフト)など当社ライセンスゲームソフトをはじめ、『ATELIER IRIS3』(PlayStation2専用ゲームソフト)、『MANAKHEMIA』(PlayStation2専用ゲームソフト)など他社ライセンスゲームソフトのローカライズも積極的に手がけてまいりました。
 その結果、当事業全体におきましては、売上高1,945,557千円(前年同期比18.2%増)、営業利益583,550千円(前年同期比21.7%増)となりました。

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(モバイル事業)
 当事業におきましては、iモード向け配信しておりました当社コンテンツの他キャリアへの移植やコンシューマタイトルの携帯コンテンツへの移植を進め、幅広いユーザー層の獲得に力を入れてまいりました。具体的には、iモード向けとして配信しておりました本格派RPG『デュオローグ』を3キャリアで展開、PlayStation専用タイトルとして発売された他社ライセンスコンテンツ『久遠の絆 再臨詔』の携帯電話向けゲームへの移植を進めてまいりましたが、競合他社の増加や携帯電話向けゲーム市場の多様化が想定以上に進んだため、会員数の獲得において苦戦を強いられました。
 その結果、当事業におきましては、売上高90,363千円(前年同期比20.9%減)、営業利益△22,603千円(前年同期は28,457千円の営業利益)となりました。
(アミューズメント事業)
 当事業におきましては、業務用ゲーム機器『NETCASTとあみ』の販売、新規アミューズメント機器の開発、アミューズメント施設の運営等を行ってまいりましたが、業界の厳しい市場環境のなか、プライズ機全般における売上低迷の影響を受け、『NETCASTとあみ』の販売数が予想を大幅に下回る結果となりました。
 その結果、当事業におきましては、売上高82,023千円(前年同期比56.4%増)営業利益△53,957千円(前年同期は33,997千円の営業損失)となりました。

(その他の事業)
 当事業におきましては、国内外にてグッズ販売を行いました。国内においては、新規グッズの企画・販売を推し進め、市場のニーズに合致した商品を継続的に提供できるよう努めてまいりました。海外においては、オンラインショップの運営を行い、当社ゲームソフトや当社ライセンス商品をはじめ、商品ラインナップの充実を図ってまいりました。
 その結果、当事業におきましては、売上高28,849千円(前年同期比15.4%減)、営業利益6,231千円(前年同期比67.0%減)となりました。

(日本)
 当セグメントのコンシューマ事業におきましては、PlayStation2専用ゲームソフトとPlayStationPortable専用ゲームソフトの開発・販売を行ってまいりました。当期主力タイトルである、『魔界戦記ディスガイア3』(PLAYSTATION3専用ゲームソフト)の販売本数がが当初計画を下回ったものの、ディスガイアシリーズ全般のゲームソフト販売が好調に推移し、当事業の業績は堅調に推移しました。
 当セグメントのモバイル事業におきましては、携帯電話用アプリサイトの統合やコンシューマゲームのiモード向け携帯電話用アプリゲームへの移植などに力を入れ、幅広いユーザー層へのアピールをしてまいりました。
 当セグメントのアミューズメント事業におきましては、業務用ゲーム機器『NETCASTとあみ』の販売とアミューズメント施設の運営を行ってまいりました。
 その結果、当セグメントにおける当連結会計年度の業績は、売上高1,513,901千円(前年同期比39.5%増)、営業利益408,530千円(前年同期比25.8%増)となりました。
(北米)
 当セグメントにおきましては、ゲームソフトの販売・ローカライズ、及びオンラインショップにおけるグッズの販売を行ってまいりました。売上高は、自社ライセンスゲームソフトを中心として、好調に推移しました。
 その結果、当セグメントにおける当連結会計年度の業績は、売上高740,480千円(前年同期比20.8%減)、営業利益104,690千円(前年同期比36.9%減)となりました。

2007

4Q

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の改善や雇用環境改善が牽引役となり緩やかではありますが景気は回復基調に推移いたしました。
当社グループが属するゲーム業界におきましては、携帯型ゲーム機の普及により従来ゲームに関与しなかった幅広い層に対してゲームが身近なものになってきております。また、据置型ゲーム機につきましても、平成18年11 月に「PlayStation3」(株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント)、12 月に「Wii」(任天堂株式会社)といった次世代機が出揃ったことによりゲームソフト市場が活性化いたしました。
このような状況の中で、当社グループにおきましては、家庭用ゲームソフトを開発するコンシューマ事業では、多様化するユーザーのニーズを的確にとらえた製品の開発を行っており、国内外合わせまして全12 タイトル(廉価版3タイトル含む)を発売いたしました。
モバイル事業では、既存サイトの品質向上と内容の充実を図ったことや、新たな携帯電話用アプリゲームの配信を開始いたしました。また、月額課金方式を携帯電話用ユーザーの多様なニーズに適合させる等の施策による効果がでてまいりました。
アミューズメント事業では、全国のアミューズメント施設向けに業務用ゲーム機器『NETCAST とあみ』の販売を行ったことやロケーション運営を開始いたしました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高1,846,118千円(前年同期比15.9%増)、経常利益362,401千円(前年同期比29.5%増)、当期純利益206,587千円(前年同期比25.6%増)となりました。

(コンシューマ事業)
当事業におきましては、国内ではPlayStation2専用ゲームソフト6タイトル(廉価版3タイトル含む)、PlayStationPortable 専用ゲームソフト1 タイトルを発売しました。
また、海外ではPlayStation2専用ゲームソフト3タイトル、PlayStationPortable 専用ゲームソフト2タイトルを発売いたしました。
国内市場におきましては、PlayStation2専用ゲームソフトとしては、『SOUL CRADLE(ソウルクレイドル)世界を喰らう者』『蒼い空のネオスフィア~ナノカ・フランカ発明工房記2~』『雨格子の館』の3タイトルを市場に投入しました。そのうち『雨格子の館』は、当社としては初の他社との共同制作(当社プロデュース、他社開発)のタイトルであり、今後の開発ライン増加・収益の安定化に向けて新たな一歩を踏み出すことができました。
『SOUL CRADLE(ソウルクレイドル) 世界を喰らう者』は、当社主力ジャンルであるシミュレーションRPGの新作として平成19 年2月に市場に投入しました。これまでとは一線を画した新機軸タイトルとして、平成19 年3月期内に7万本超の販売を達成し、当社看板タイトル『魔界戦記ディスガイア』シリーズ以外での新しい柱としての可能性を提示することができました。
また、PlayStationPortable 専用に移植した『魔界戦記ディスガイアPORTABLE』(平成18 年11 月)を発売し、好調な推移となりました。
海外市場におきましては、平成18 年7月に主力タイトルである『魔界戦記ディスガイア2』の北米版であるPlayStation2専用ゲームソフト『DISGAEA2』を市場に投入しました。国内での『ディスガイア』シリーズと同様に好調に推移いたしました。
その結果、当事業全体におきましては、売上高は1,645,300 千円(前年同期比8.8%増)、営業利益479,624千円(前年同期比4.8%増)となりました。
(モバイル事業)
当事業におきましては、平成18年12月に当社のPlayStation2専用ゲームソフトの『リトルプリンセス~マール王国の人形姫2~』を携帯電話用アプリゲームとして移植いたしました。また、既存サイトである『マール王国の人形姫i』を変更し『マール王国物語』としまして、当社の主力タイトルであるマール王国シリ
ーズを看板にした展開を行っております。
また、平成18年2月に配信を開始しました携帯電話用アプリゲーム『デュオローグ』に、サブシナリオ等を追加する施策を実施しました結果、好調に推移しております。
その結果、当事業におきましては、売上高114,275 千円(前年同期比69.5%増)、営業利益28,457 千円(前年同期比 ─)となりました。
(アミューズメント事業)
当事業におきましては、平成19 年3月より業務用ゲーム機器『NETCAST とあみ』の販売を開始しまして、アミューズメント施設にて全国展開をしております。また、同月より株式会社ナムコよりアミューズメント施設の業務用ゲーム機器と権利を購入しアミューズメント施設運営を開始しました。
その結果、当事業におきましては、売上高52,440 千円(前年同期比 ─)となりました。
(その他の事業)
当事業におきましては、海外でのグッズ販売が好調に推移いたしました。
その結果、当事業におきましては、売上高34,101 千円(前年同期比135.7%増)となりました。
(日本)
当セグメントのコンシューマ事業におきましては、PlayStation2専用ゲームソフトとして、平成19 年2月に発売しました『SOUL CRADLE(ソウルクレイドル) 世界を喰らう者』は、当社の新しい主力タイトルとして好調に推移いたしました。また、当社初の他社との共同制作による製品『雨格子の館』を販売いたしました。今後の開発ライン増加・収益の安定化に向けて新たな一歩を踏み出すことができました。また前連結会計年度同様、PC 移植タイトルや廉価版タイトルも販売いたしました。
また、当セグメントのモバイル事業におきましては、平成18 年12 月に当社のPlayStation2専用ゲームソフトの『リトルプリンセス~マール王国の人形姫2~』を携帯電話用アプリゲームとして移植いたしました。また、当社公式サイトである『日本一スタジオ』では、品質向上やコンテンツの充実(待受け画像、着信メロディ等)に努めた結果好調に推移いたしました。
また、当セグメントのアミューズメント事業では、『NETCAST とあみ』の販売を行ったことや中古品である業務用ゲーム機の販売を行いました。
この結果、当セグメントにおける当連結会計年度の売上高は1,084,917 千円(前年同期比7.2%減)、営業利益は327,012 千円(前年同期比6.7%減)となりました。
減収減益となった理由としましては、前連結会計年度は、当社主力タイトルシリーズである『魔界戦記ディスガイア2』を発売しましたが、ディスガイアシリーズに対してユーザーの購買意欲が高く、増収効果が生じたのが要因であります。当事業年度は、新規タイトルへの挑戦の年であり売上減少は当初からの予定通りであります。
また費用としては、研究開発費の増加はあったものの、売上原価の減少や広告宣伝費の減少等により全体的に減少(前年同期比60,465 千円減少)しましたが、結果的には、売上高の減収に伴い営業利益も減少となりました。
(北米)
当セグメントにおきましては、PlayStation2専用ゲームソフトとして、平成18 年2月に『魔界戦記ディスガイア2』の北米版として『DISGAEA2』を発売いたしました。北米市場におきましても、当社主力製品である『ディスガイア』シリーズの続編として好調に販売数を伸ばしました。また、『ATELIER IRIS2』『ARTONELICO』を販売しました。
また、PlayStationPortable 専用ゲームソフトとして、『Spectral Souls2』や『Blade Dancer』を販売いたしました。