THQ2008NEWS

Last-modified: 2010-10-17 (日) 22:32:41

THQとBlue FangがWiiとDSでの新IPで提携―『ズー・タイクーン』で知られる

http://www.inside-games.jp/article/2008/02/20/27214.html
THQと開発会社のBlue Fang Gamesは、WiiやニンテンドーDSに向けた新規IPを立ち上げることを目的に業務提携すると発表しました。ゲームは2010年度に発売される予定だということです。Blue FangはDSなどで発売されたで動物園を経営するシミュレーションゲーム『ズー・タイクーン』(ZOO TYCOON)を制作したことで知られます。

「世界で700万本以上売れたBlue Fangの『ズー・タイクーン』は非常に優れたゲームデザインで幅広いユーザーに親しまれました。私達はこれから作る作品が、WiiとDSで新しい時代のカジュアルプレイヤーに愛される作品となることを確信しています」THQのパブリッシング担当上級副社長であるScott Guthrie氏は述べています。

「THQの世界的な販売網は特に任天堂ハードで強力で、開発体制も充実し、新しいIPを立ち上げるには最適です。私達はDSの『ズー・タイクーン』で素晴らしい関係を築き成功しており、次の作品を早くユーザーの皆様に見せられることを期楽しみにしています」とBlue FangのHank Howie社長は話しています。

任天堂の成功で子供向け市場の競争激化にTHQ苦戦

http://www.inside-games.jp/article/2008/05/09/28889.html
米国の大手パブリッシャーの一角、THQは2008年3月期の業績を発表しました。それによれば、売上高は10憶3050万ドルで、13年連続での伸びを達成しました。しかしながら利益面では3530万ドルの損失となりました。これについてカンファレンスコールにて同社CEOのBrian Farrell氏は、得意とする子供向け市場の競争が高まっていると指摘しました。

「2008年度の子供向けマーケットは最近の記憶の中でも最も競争が激しい一年でした。一昨年の『Cars』に並ぶタイトルの不足や任天堂のファーストパーティタイトルの充実、や新しい音楽ゲームの伸張などで、我々が伝統的に得意とする子供向けのビジネスで期待に沿えることができませんでした」

しかし今年については楽観的な見方を示しています。

「2009年度の我々のラインナップは昨年よりも強力ですし、ライセンスタイトルで考えても、家族向け映画はそれほど多くありません。今四半期にはディズニー/ピクサーの最新作『WALL・E/ウォーリー』のゲームを投入します。宇宙やロボットというテーマもゲームには強力な武器になります」

レア開発の『あつまれ!ピニャータ』がDSに登場―THQより

http://www.inside-games.jp/article/2008/05/14/28990.html
THQは、マイクロソフトゲームスタジオ傘下の英国レア社の開発したXbox360向け『あつまれ!ピニャータ』(Viva Pinata)をベースにした、ニンテンドーDS向け『Viva Pinata: Pocket Paradise』を2008年秋にリリースすると発表しました。DSの操作やタッチスクリーンをフルに活かしたアドベンチャーゲームになるということです。開発はレア。国内での発売は今のところ予定はありません。

THQのワールドワイドマーケティング担当副社長であるBob Aniello氏は、「ガーデンやピニャータと直接タッチペンで触れることのできるニンテンドーDSは『あつまれ!ピニャータ』にとって最高のプラットフォームです。私たちはマイクロソフトの高い評価を受けた作品を新しいゲームコミュニティにもたらすことをとても楽しみにしています」とコメントしています。

『Viva Pinata: Pocket Paradise』ではピニャータアイランドを綺麗にしたり成長させていくことによってパラダイスに変えていくことが目的になります。Xbox360版では登場しなかった新しい種のピニャータや、アイテムなどが多数登場します。時折織り込まれるカットシーンや、4Kidsのテレビシリーズからの映像も使われるということです。

レアは『スーパードンキーコング』シリーズや『カメオ: エレメント・オブ・パワー』といったアクションゲーム、『ゴールデンアイ』『パーフェクトダーク』シリーズのようなFPSで知られる英国のゲーム開発会社です。本作以外にも年内にはバンジョー&カズーイの新作『Banjo-Kazooie: Nuts & Bolts』や『Viva Pinata: Trouble in Paradise』といった作品をリリースする予定です。

全世界500万本突破!『WWE2009 SmackDown vs Raw』、PS3で今冬発売決定

http://www.inside-games.jp/article/2008/08/26/30888.html
THQジャパンは2008年8月26日(火)、全世界で累計500万本以上のセールスを記録している人気スポーツエンターテインメントゲーム『WWE2009 SmackDown vs Raw』を、PS3にて今冬発売予定であると発表した。価格は7,140円(税込)を予定。

本作は、World Wrestling Entertainment(WWE)の人気テレビ番組「SmackDown」および「RAW」「ECW」の所属プロレスラーたちが一堂に会し、熱い戦いを繰り広げるスポーツエンターテインメントゲーム。

入場シーンからフィニッシュに至るまで、各選手たちの魅力や世界観をPS3の美しいグラフィックで再現しているほか、本作では新たに、最高の大会である“レッスルマニア”参加を目指して戦っていく「ロード・トゥ・レッスルマニア」モードを搭載。

そのほか、ストーリーモード中の協力プレイ対応や、タッグチームマッチの大幅強化、ダウンロードコンテンツへの対応など、様々な新要素が追加されているのが特徴となっている。

THQ、中国支社の開設を発表、『Company of Heroes Online』などをサービス

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/03/31009.html
海外ゲームサイトEDGEによると、ゲームパブリッシャーTHQは中国上海に新しい支社を開設すると発表したとのことです。

これまでTHQは日本や香港、インド、シンガポール、台湾などに支社を開いてきましたが、中国オンラインゲーム界の成長の早さに注目。新たに開設される中国支社ではオンラインゲームとパッケージゲームの両方を販売していく予定。

なお、THQは第二次世界大戦をテーマとしたRTS(リアルタイムシミュレーション)『Company of Heroes』をオンラインゲーム化した『Company of Heroes Online』のサービスを予定しているほか、現地のオンラインゲームメーカーShanda Interactive Entertainmentともパートナーシップを取っていくとのこと。

THQ vs アクティビジョン勃発、パッケージが似すぎていると提訴

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/28/31914.html
報道によればTHQは、アクティビジョンが発売したゲームのパッケージが同社の発売したゲームのパッケージとあまりにも酷似しているとして提訴したということです。問題となったのはTHQの『Baja Edge of Control 』(PS3/Xbox360)とアクティビジョンの『SCORE International Baja 1000』(Wii/PS3/Xbox360/PC/PS2)で、ゲームのテーマも同じです。

THQは『Baja Edge of Control』を先月発売し、アクティビジョンに対して、似たパッケージを変更するように要求していましたが、受け入れられず、明日北米で『SCORE International Baja 1000』も発売される予定です。どちらも大ヒットするタイプのゲームではありませんが、『Baja Edge of Control』は好評価を得ていて、一方の『SCORE International Baja 1000』は低価格帯のゲームになります。

「パッケージが似すぎている」訴訟に決着

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/22/32366.html
ゲームのパッケージが似すぎているということでTHQがアクティビジョンブリザードを訴えていた事件ですが、ゲームのパッケージを変えることで解決することとなりました。

『Baja Edge of Control』と『SCORE International Baja 1000』は、どちらも「バハ1000」という世界一過酷なオフロードレースを題材としたゲーム。

THQは後発の『SCORE International Baja 1000』のパッケージが自社のものに酷似しており、トレード・ドレス(パッケージや包装、広告印刷物などを含んだもの)と著作権の侵害であり、消費者に間違いと混乱を引き起こすと主張。パッケージの変更を申し入れるも拒否され、訴訟に至ったというのが今回の経緯です。

審理の行方が注目されていましたが、報道によればアクティビジョンブリザード側が『SCORE International Baja 1000』のパッケージを変更することで折り合いがついたとのことです。