UBI/UBINEWS2010

Last-modified: 2010-10-19 (火) 22:42:03

UBI/UBINEWS2010-2

ユービーアイソフト、Q3業績は苦戦・・・DSとカジュアル市場が低調2010年1月17日(日)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=911
フランスのゲームパブリッシャー大手ユービーアイソフトは、2009-10年度第3四半期および通期の業績予想を下方修正すると発表しました。これは年末商戦にかけての販売が低調だったためで、特にニンテンドーDSの落ち込みが激しかったとのこと。

2009-10年度第3四半期および通期の売上予想は当初の5億4000万ユーロと10億4000万ユーロに対して4億9500万ユーロと8億6000万ユーロとなりました。通期の利益予想も5000万ドルの損失としています。最終的な数字は2月に発表される予定。

その要因としては、長く成長を続けてきたニンテンドーDS市場に陰りが見られる点がまず挙げられています。また、Wiiのカジュアルゲームも『Just Dance』の大ヒット以外には奮わなかったとのこと。加えてAAAクラスのタイトルも『アサシンクリード2』が600万本を超えて大きく成功したものの、『アバター』やWiiのノンカジュアルタイトルで苦戦したとしています。通期の修正要因としては期中に発売予定にしていた『Splinter Cell Conviction』を来期(2010年4月)に延期したことが挙げられています。

ユービーアイソフトのYves Guillemot CEOは、「『アサシンクリード2』や『Just Dance』といった成功にも関わらず我々の販売目標には到達することができませんでした。特にニンテンドーDSやカジュアルゲームの苦戦が大きな影響を落としました。この状況に対処するため、我々はより主要なフランチャイズやPS3/Xbox360プラットフォームへの注力を行います。我々は前作よりも40%以上の販売を伸ばした『アサシンクリード2』でこの分野の実績を示しています。強力なフランチャイズを2つのプラットフォームに投入することで、シェアと収益性を向上させていきます」とコメントしています。

「アバター」のゲーム版は期待外れのセールス、その理由は?

http://www.inside-games.jp/article/2010/01/19/39939.html
映画「アバター」のゲーム版は期待通りの売れ行きにならなかったそうですが、その理由は何でしょうか?

「アバター」のゲーム版は、海外ではいずれの機種も売上トップ20に入りませんでしたが、UbisoftのCEOであるYves Guillemot氏は「映画の公開が12月だったことは潜在的な問題をはらんでいたが、それは現実のものとなった」とコメントしています。

Guillemot氏によれば、「新年を迎えてもゲームが売れ続けると思った」ものの、実際の売れ行きは「典型的なホリデーシーズン後の曲線を描いた」とのことです。

氏は「今後、12月公開の映画の版権を買うことは難しいだろう。なぜなら危険すぎるし、クリスマスシーズンの売上には繋がらない。ゲーム会社にとっては良い働きをしてくれない」「映画の公開時期のプレッシャーは我々ゲーム業界にとって常に厳しいものがある。我々の今後の目標は、予め長期間に渡って準備できるようにすることだ」とコメント。映画の公開時期が大きな問題であったとの見解を明らかにしました。

但し、同社CFOのAlain Martinez氏は「「アバター」のプロジェクトは損失を出したわけではない」と付け加えたとのことです。

映画のゲームは映画を見た人が買うものですから、映画とゲームのヒット時期にはズレが生じることになります。
また、現代のゲームは開発が長期化する傾向にありますが、充分な開発期間を確保することは映画のスケジュールとの兼ね合いで難しくなりつつある……というのがGuillemot氏の意見である模様。

映画ゲームにまつわる二つの「期間」、その問題が浮き彫りになった貴重な教訓といえるでしょう。

映画「アバター」の制作にはゲーム開発手法が多く取り入れられる

http://www.inside-games.jp/article/2010/02/06/40294.html
日本でも大ヒットしたジェーム・キャメロンの映画「アバター」ですが、その制作手法にはゲーム開発を参考にしたものが多く取り入れられているそうです。モナコで開催されたImagina Conferenceで映画を制作したLighthouse EntertainemntのNolan Murtha氏が話しました。

「彼(ジェームス・キャメロン)はアバターで、これまで以上に映画の細部までコントロールすることができました。それを実現したのが数多くのゲーム開発のテクニックでした。これまで、CG映画は制作を開始してから、実際の画面に動くようになるまで非常に長い時間がかかりました。監督のビジョンがどう形になるかチェックするまでが大変だったんです。それがゲーム開発の技術や手法を取り入れることで、まだ役者が監督の目の前に居る段階で、それがどのようになるのかリアルタイムで確認できるようになりました」

「アバター」ではゲーム開発では使われる事の多いバーチャルカメラの手法も用いて、撮影からすぐに低品質なものながら確認できるようになりました。俳優さんがエイリアンに囲まれている様子をすぐにチェックできるといったことです。

「特に技術の観点から言えば、映画がゲームにより近づいているというのは間違いないと思います。演技のキャプチャーはアニメーションと違ってすぐに確認できるもので本当に素晴らしいものでした」

また、同じカンファレンスで「アバター」のゲームを制作したユービーアイソフトモントリオールのXavier Rang氏はゲームについて次のように語りました。

「キャメロンはゲーム開発にも大きな役割を果たしました。彼は様々なアドバイスをくれるだけでなく、映画の制作チームからキーマンを連れてくることも度々ありました。長年ゲームを開発してきましたが、こういう事は初めてです。これはキャメロンのゲームへの取り組みを示しています。ゲームにオープンマインドを持って接してくれ、我々が制作した素材を映画で使用するといったこともありました。彼と一緒に仕事をするのは本当に刺激的で、まるで冒険のようでした」

Ubisoft revealed that Just Dance crossed 2 million (WW) and now is the fastest selling new ip from 3rd party on the Wii.3/31

http://www.develop-online.net/press-releases/57224/Just-Dance
Wiiサードパーティで最速の200万出荷達成です

Ubisoft「超コアゲームばかりじゃ産業は伸びない」4/2

http://www.kotaku.jp/2010/04/ubisoft_coregame.html

スプリンターセル コンヴィクション』のクリエイティブ・ディレクターであるマックス・べランド氏は
Industry Gamersのインタビューで次のように語りました。

産業としては成長を望んでいますから、(誰にでもプレイできるゲームを作るのは)とても
繊細なテーマです。超コア向けのゲームを作るのはやめる必要がある。しかしコアゲーマーを
失いたくはないから、怖くてできない。

しかもゲームを評価するライターたちは、大抵がコアゲーマーです。だからそのバランスを
とってゲームを作るのが非常に難しいんです。

Just Dance !UKでWiiサードソフト売り上げ本数歴代3位に浮上

http://www.mcvuk.com/news/38444/UK-CHARTS-Just-Dance-still-top

The triumph means Ubisoft can now lay claim to more 2010 number ones than any other publisher. And with Splinter Cell: Conviction due for release this Friday, the chances are Ubisoft could claim its fifth next week.

Just Dance has been the biggest selling Wii game every single week this year with the exception of week one (where it was pipped by Nintendo’s Wii Fit Plus).

It has also become the third best selling third party title ever on Wii, losing out only to Sega’s Mario & Sonic at the Olympic Games and Take-Two’s Carnival Funfair Games.

Every title in the Top 40, including Just Dance, saw its sales fall week-on-week

ちなみに1位はSega’s Mario & Sonic at the Olympic Games(100万本以上) 、2位はTake-Two’s Carnival Funfair Games(60万本~100万本)、Just Danceは4/13の時点で2月までで30万本~60万本だったから、3月末には60万本を越えたということですね

Wii's Just Dance Sells Over 2 Million Copies

http://www.industrygamers.com/news/wiis-just-dance-sells-over-2-million-copies/
French publisher Ubisoft happily announced today that its Just Dance game for the Wii has passed the 2 million units sold mark worldwide. The game launched last November, and Ubisoft stated that it's now the fastest selling new IP from a third party on the Wii platform.

The Ubisoft Paris developed title enables up to four people to follow on-screen choreographed moves set to classic dance tracks. The game offers a track list that features over 30 famous tunes from the ’60s to today, including songs by Katy Perry, MC Hammer and the Spice Girls.

“The consumer response to Just Dance has been overwhelming,” said Tony Key, senior vice president sales and marketing at Ubisoft, U.S. “With Just Dance’s success we’ve seen a renewal of the music video game genre, as this is truly a game that is accessible and enjoyable for everyone.”

Just Dance sells for $39.99 and its lower price point compared to other games has also likely factored into its great sales so far.

Red Steel 2 NPDで5万本

http://kotaku.com/5518848/red-steel-2-us-sales-at-50000-expert-says-%5Bupdate%5D

Just Dance Sells Over 1 Million Copies in U.S.

While Ubisoft's more hardcore-focused Wii game Red Steel 2 saw a very lackluster debut in March with just 50,000 copies sold, the publisher's more casual oriented approach to the Wii has been working wonderfully with Just Dance. Similar to Konami's DDR franchise, Just Dance enables up to four people to follow on-screen choreographed moves set to classic dance tracks. Following the March NPD data, Broadpoint AmTech analyst Ben Schachter noted that the game sold another 236,000 units during the month, bringing its total in the U.S. to more than a million sold.

Ubisoft previously announced at the end of March that the game had surpassed 2 million sold worldwide since its debut last November. “The consumer response to Just Dance has been overwhelming,” said Tony Key, svp sales and marketing at Ubisoft, U.S. at the time. “With Just Dance’s success we’ve seen a renewal of the music video game genre, as this is truly a game that is accessible and enjoyable for everyone.”

Contrasting the relative success and failure of Just Dance and Red Steel 2 really does reinforce the notion that casual games are what primarily sell on the Wii, and with data like this Ubisoft and other publishers will only continue to bring more casual fare to Nintendo's platform, essentially abandoning core efforts.

ゆる~い北米取材報告 -GDCもね♪- (2/3)

http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/1004/20/news014_2.html

 プロモーションの話が出たので、今回ランキングしているWii向けの「Just Dance」のプロモーションのお話をしてみよかな。ものすごくプロモーション費をかけたわけでもないみたい。やり方がおもしろかったのよ。

 「Just Dance」はUbisoftが発売したダンスゲーム。バランスボードを使わず、リモートコントローラとヌンチャクのみでダンスする、とっつきやすいゲームなのね。もちろん「U can't touch this」など有名曲を使っていることも訴求ポイントだけど、FacebookやTwitterなどでゲームのコミュニティを通して、コンテストをしていることを告知。ユーザーは「JUST DANCE」のサイトに登録して、Youtubeにダンス動画を投稿するのだけど、週に1人勝者が選ばれて、勝者には1000ドル(約9万4千円)の賞金が贈られるというプロモーション(2010年1月11日~3月31日の10週にわたって行われた)なのよ。

 このプロモーションのポイントは、賞金があるってことよりも、実はYoutube上でコミュニティとして盛り上がるってことで、実はまんま「バイラル(口コミ)マーケティング」の成功例とも言えましょう。実は、ソフトを購入していなくても応募者になれるってことから考えても、「直接ソフトを売る」ことでなく「コミュニティを盛り上げる」ことが直接の目的であることが垣間見えますね~。2009年11月に発売したこのソフト、2010年2月末時点で90万本近く売り上げてますよ。恐るべし、口コミマーケティング。

ユービーアイソフト、Q3業績は前年同期2割減・・・事業再構築を急ぐ2010年2月10日(水)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=1082
フランスのユービーアイソフトが発表した2010年3月期 第3四半期業績は6億6100万ユーロ(約815億円)で、前年同期の8億5200万ユーロと比較して22.5%の大幅なダウンとなりました。利益は開示されていません。

市況が厳しい中で同社は1月13日に発表したプランで「ハイエンドゲーム」「オンライン」「カジュアル」の3項目で成長戦略を掲げています。

まず家庭用ゲーム機の「ハイエンドゲーム」では新規IPの創出よりも既存IPの新作を定期的に投入していく戦略を取ります。販売見通しが容易で、手持ちのリソースを活用できることから低リスクで事業展開が可能です。これを通じて潤沢なキャッシュフローを確保していきたいとしています。

一方で「オンライン」では積極的な拡大策を取ります。来期中に『Might & Magic Heroes Kingdoms』『Trackmania 2』を立ち上げるほか、2009年に立ち上げた若い女性向けのポータル「UbiWorld」に統合される『Imagine Town』もスタートします。さらに『アサシンクリード2』に合わせてオープンした「Uplay」をユービーアイのゲームのオンラインのハブ化します。

最後に「カジュアルゲーム」では成功したWii向け『Just Dance』に続くタイトルをWiiに投入するほか、プレイステーション3のモーションコントローラーに対応したゲームも多数準備中。加えてFacebookにも展開します。

Just Dance hits 1m in UK(出荷)3/5

http://www.mcvuk.com/news/38830/Just-Dance-hits-1m-in-UK

「コア層向けにゲームを作るのを止めなければ。だけど・・・」ゲームクリエイターが明かす胸の内

http://www.inside-games.jp/article/2010/04/04/41398.html
「我々はコア層向けにゲームを作るのを止めなければならない」とゲームクリエイターは語りますが、ジレンマもあるようです。

『スプリンターセル コンヴィクション』を手がけたMax Beland氏は自作がカジュアルゲーマーにとっては難しすぎるのではないか・・・という問いにこう答えます。

「ゲーム産業が成長を望む上で非常にセンシティブな質問だ。我々は超・コア層向けにゲームを作るのを止めなければならないが、コア層を失うことも恐ろしい。我々にランク付けするジャーナリストたちもコア層だ。本当に困難なのは、ゲーム作りにおいてあらゆる層にアピールできるバランスを見つけることだ」

コア層向けゲームを制作する現場から、コア層向けに傾倒する事への危機感が語られたという意味で貴重な証言です。

ゲームを評価する「ジャーナリストたち」こそがコア層であるため、コア層を狙わないゲームは評価されないのではないか・・・という疑問です。

ただ、Wiiのゲームはレビューなどの評価が実際の売上に直結していないという指摘もあり、条件さえ揃えばコア層を中心としないアピールも可能なのではないでしょうか。

Ubisoft's Just Dance Approaches 3 Million Mark 5/6

http://www.gamasutra.com/view/news/28436/Ubisofts_Just_Dance_Approaches_3_Million_Mark.php
Ubisoft says its Wii title Just Dance is just about to pass 3 million units sold worldwide, an accomplishment it plans to celebrate with a choreography contest.

The title nears this latest milestone just a little over a month after it became the fastest-selling third party Wii title with 2 million units sold worldwide since its November 2009 launch.

The game uses licensed music to which Wii players follow on-screen dance moves using the motion-sensing Wii Remote. Just Dance, developed by Ubisoft Paris, allows up to four players to play at the same time.

Although it launched in mid-November in the U.S., the game didn't make NPD's monthly top 10 list until January 2010 when it sold 192,000 units. The game sold even more in February, NPD reported, with 275,000 units sold. It reached 2 million units in total by March 31.

Ubisoft will now collect gameplay videos of fan-made choreography, and winners from France, the U.S. and the UK will have their choreography featured in the next installment of the game.

"All around the world, millions of players have been seduced by the simple gameplay and the fun and engaging track list of Just Dance," says the company in a statement. "By taking part in the contest, those fans will have the opportunity to have millions of players dancing on their choreography."

任天堂決算より

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2009-2010決算

赤字転落
Just Dnanceが約300万出荷達成
ユービーアイソフト、通期決算で4370万ユーロの純損失--「Assassin'sCreedII」は900万本出荷
http://japan.gamespot.com/news/story/0,3800076565,20413643,00.htm

Ubisoftは現地時間5月18日、2010年3月31日を締めとする1年間の業績を発表し、
売上高が前年比18%減の8億7100万ユーロ(11億ドル)となり、
4370万ユーロ(5400万ドル)の純損失を出したことを明らかにした。
Ubisoftは前年に6880万ユーロ(8510ドル)の純利益を計上していたが、
このたびは残念ながら、同社にとって損失転換となった。

Ubisoftはまた、同社の最近タイトルの出荷情報についても公表した。
2009年のホリデーシーズンに大ヒットした「Assassin'sCreedII」は現時点で900万本近く、
カジュアル性に特化したWii対応の「JustDance」は300万本近くが小売店へ販売された。

Ubisoftは他のタイトルについては具体的な数値を明らかにしなかったが、
Wii対応の「RedSteel2」は最近の同社の販売予測を達成したとし、
「Avatar」(特にWii版)は同販売予測を上回ったとした。

220名前:名無しさん必死だな[sage]投稿日:2010/05/19(水)21:36:12ID:7j6SgGGi0
赤鉄2が予測達成ねぇ・・初めから赤字前提で組むとも思えんし
しっかり金掛けた分は取り返せたのかな?

221名前:名無しさん必死だな[sage]投稿日:2010/05/19(水)21:37:27ID:0+0ZOJ220
http://www.gamasutra.com/view/news/28603/Ubisoft_Posts_Losses_As_Assassins_Creed_II_Nears_9_Million.php

SplinterCellConvictionは現在までに180万本の売上

2009-102008-09
売上高870,9541,057,926
営業利益-72,095113,464
純利益-43,67268,848
20102009
NintendoDS14%29%
PC8%9%
PlayStation21%2%
PLAYSTATIONR323%20%
PSP4%3%
Wii26%18%
XBOX36022%19%
TOTAL100%100%
20102009
Europe4954%
NorthAmerica4340%
Restofworld86%

2010-2011Q1

http://www.ubisoftgroup.com/gallery_files/site/270/1042/2311.pdf
SalesEstimatedsalesforthefirstquartertotaled€160million,up93%comparedwiththe€83millionrecordedforthefirstquarter2009-10.Estimatedsalesforthefirst-quarterof2010-11exceededtheguidance(ofapproximately€145million)announcedatthetimeofthe2009-10full-yearsalesfigurescommunication.Thisisdueto:thesolidperformanceofSplinterCellConviction™,whichsoldin1.9millionunits,agoodperformancebyback-catalogandcasualtitles,spurredbythesustainedsalesofJustDance®,aswellasAssassin’sCreed®2andAvatar,gainsofapproximately€9millionduetothefavorableexchangerate.

Wiiのダンスゲーム『Just Dance』もうじき300万本!英国でも好調な売れ行き

http://www.inside-games.jp/article/2010/05/11/41968.html
話題のダンスゲームはまだまだ勢いを増していくようです。Ubisoftによれば、Wii用ソフト『Just Dance』は英国で100万本を突破したとのことです。

『Just Dance』はWii用のダンスゲームで、最大4人プレイが可能のファミリー向け。英国チャートのトップを4回獲得してのミリオン達成で、同社のマネージングディレクターであるRob Cooper氏は「英国市場で100万本を越えるのは大きな業績」とコメントしています。

全世界の販売本数をあわせると300万本突破も間近。踊っているところを撮影するコンテストもスタートしており、ファミリー層への更なる訴求を目指していくようです。Wiiのロングセールといえば任天堂というのが常識となりつつありましたが、市場に風穴を開けるタイトルとしてどこまで伸びるかが注目されます。

「2012年までには半分以上のゲームが3Dになる」-海外業界人の強気な予想

http://www.inside-games.jp/article/2010/05/21/42162.html
「2012年までには50%以上のゲームが3Dに対応する」と業界人は語ります。

UbisoftのCEOであるYves Guillemot氏は、立体視を利用した3Dゲームは従来のものよりも没入的であり、それ故に市場は大きく成長する……との見解を明らかにしました。

「来年に次世代機で出るゲームのうち、15~20%が3Dとなるでしょう。翌年は少なくとも50%以上のゲームが3Dに対応するでしょう」

メガネ無しの立体視を提唱した「ニンテンドー3DS」が話題となっているのはご存じの通り。映像業界も3D対応のTVなどを販売していく構えを取っており、3D映像は大きなムーブメントとなりつつあります。

Guillemot氏の予想が当たるとすれば、わずか2年で半分以上のゲームが3Dになることとなり、ハードウェア方面への経済効果も少なくないものとなりそうです。

ステルスアクションゲーム『Tom Clancy's Splinter Cell Conviction』がiPhone/iPod Touchで配信開始

http://www.inside-games.jp/article/2010/05/27/42272.html
ゲームロフトは、iPhone/iPod Touch向けタイトル『Tom Clancy's Splinter Cell Conviction』を5月27日より配信開始しました。

『Tom Clancy's Splinter Cell Conviction』は、Xbox360/PCで先日発売されたばかりのステルスアクションゲーム。ステルスアクションとしての完成度やCOOPシステムが高く評価され、発売後2ヶ月ながら全世界で約50万本の売り上げを記録しています。

本作は、そんな『Tom Clancy's Splinter Cell Conviction』のiPhone/iPod touch版です。ストーリーは「組織を抜けたサム・フィッシャーが娘サラの死亡事件の全貌を暴く」という次世代機版と同じ展開。ステージ構成も、マルタ島からイラク、ホワイトハウスなど同じ舞台が用意されていますが、新たなスペシャルステージとして「ポトマック川」が追加されているとのこと。

また敵に最後に発見された最終発見地点が幻覚として残る「ラスト・ノウン・ポジション」や、複数の敵をマークすることで一瞬で敵が倒せる「マーク&アクション」は今作でも健在。次世代機版と同様に、興奮と緊張感が入り交じったステルスアクションが楽しめるようです。

『Tom Clancy's Splinter Cell Conviction』は、好評配信中で価格は1,200円(税込)です。

(C) 2010 Gameloft. All Rights Reserved. Published by Gameloft under License from Ubisoft Entertainment. Splinter Cell, Splinter Cell Conviction, Sam Fisher, the Soldier Icon, Ubisoft, Ubi.com and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries. Gameloft and the Gameloft logo are trademarks of Gameloft in the US and/or other countries.

【E3 2010】水口哲也氏の新作『Child of Eden』が公開

http://www.inside-games.jp/article/2010/06/18/42725.html
『スペースチャンネル5』、『Rez』、『ルミネス』などを手掛けてきた水口哲也氏が制作する新作はユービーアイソフトタイトルでした。『Child of Eden』がE3に合わせて公開されています。

http://www.youtube.com/watch?v=RzoxiZeGGO8&feature=player_embedded

ジャンルは「マルチ感覚シューティング」(multi-sensory shooter)とされていて、「シナスタジア(共感覚)に挑戦」したものだということです。「『Rez』の続編ではないが、ただずっとひとつのことを想い続けているので、遺伝子的なつながりはもちろんあります」(水口氏)とのこと。

水口氏はこの1年半、フランスと日本を行き来して制作にあたってきたそうです。

プラットフォームはプレイステーション3とXbox360。KINECT for Xbox360でも遊べるようです。残念ながらE3の会場では一般に遊べる場所にはありませんでしたが、早くプレイする日が来ることを望みたいですね。

【E3 2010】Ubi Soft、『Driver: San Francisco』を2010年秋に発売

http://www.inside-games.jp/article/2010/06/23/42810.html
プレイステーションで発売された『Driver』シリーズ、「E3 2010」開催前にスクリーンショットが流出したことで欧米ブログが盛り上がりの話題となりました。

危険でスリル満点なカーチェイスで知られているレーシングシリーズ。Ubi Softはシリーズ最新作『Driver: San Francisco』を発表しました。

『Driver』は、『Grand Theft Auto』と『リッジレーサー』が組み合わさったようなレーシングゲームです。何よりもゲームプレイ面が重視されるタイトルですが、今作ではストーリーもハチャメチャながら充実しています。

主人公はライバルとのストリートレースで衝突事故に合ってしまい、幸い命は助かったものの、昏睡状態に陥ってしまった。しかし彼は超現実的にも幽体離脱し、人に乗り移れることを発見。このゲームシステムで、ライバルの車を追いかけながら、次のターンや道を予想する面白さにかなりハマリました。

レーンや横断歩道も気にしなくても良いので、爽快感あふれるゲームプレイでしたが、歩行者いっぱいでちょっと心配でした・・・が、スレスレでよける仕様になっているため、バイオレンスは車の衝突以外ありません(衝突も軽くボディが凹むくらいです。)

ほかにも、忠実に再現された美しい町並みを誇る米国有数の都市サンフランシスコを走り巡られるのも大きな魅力でした。一度に十数の車も視界に入り、また、いつでもプレイヤーが街内のどの車にも瞬時に乗り移れることで、ものすごいグラフィックの質ではなかったですが、一通り綺麗な画質で記者が親しみある風景を映し出していることで思わぬ嬉しさを感じました。

印象受けたのはプレイ可能なエリアの広さ、サンフランシスコが所在するカリフォルニア・ベイエリアの豊かな風景で走れる気持ちよさ、さらに洗練された斬新なゲームシステムがあること。マルチプレイまで備わる『Driver: San Francisco』がゲーム前面において抜け目がないことが驚きです。

米国現地の記者は、親しんだ街中を爽快に走ることをきっかけに購入しそうに思えますが、サンフランシスコへ行く機会がなかったゲーマーは、『Driver: San Francisco』遊べばサンフランシスコへ遊びに来たくなるかもしれませんね。

【E3 2010】『Assassin's Creed 2』から繋がる新たな物語、それが『Assassin's Creed Brotherhood』

http://www.inside-games.jp/article/2010/06/23/42811.html
Ubi Soft Entertaiment(ユービーソフト・エンターテインメント)は、『Assassin's Creed 2』の舞台で展開する新作『Assassin's Creed Brotherhood』が「E3 2010」で注目タイトルでした。

2010年年末に発売予定の『Assassin's Creed Brotherhood』は前作のプロットの延長で、正式な続編になる『Assassin's Creed 3』ではありません。物語は家族が祖父しか残っていないエンジオは彼が殺されるのを目撃するところから始まる。その場面まで限定されたプレイはできるが、本番が始まるのは4年後。エンジオは彼独自のBrotherhood(兄弟会)を創立し、復讐求めて彼らを率いる。しかし、ストーリーも見所である『Assassin's Creed』シリーズは、多彩に動けるゲームプレイがメイン。新しくアサシンを育成し、集合させたエンジオに彼らを指揮する能力が追加され、新たなる戦略性が生まれました。

紹介者が見せた実例では、敵を発見して忍び寄り、ターゲットを見つけ、配置したボタンで仲間のアサシンを呼び寄せる。そうすると敵は瞬時に殺され、味方はすかさずその場から逃げる。より遠くの敵を命令で殺せるアビリティなどがあり、奥深い設定となっています。

また、走り続ける馬に乗って障害物をよけるイベントや城壁を登ろうと試みる敵を大砲で打ち落とすなど、多様なゲームプレイが味わえます。なお、シリーズ有名な自由自在に何処へでも駆け上れる要素は今作でも健在です。

シリーズ使用のグラフィックエンジンを限界まで押したことによって、Havocエンジンの物理エフェクトとも組み合わせた世界観に入ることが可能になりました。これらの工夫がUbi Softが目指した結果であるだけに、ゲームプレイとストーリーの展開に期待できそうです。

『Assassin's Creed Brotherhood』は、PS3とXbox360で2010年年末に発売予定です。

【E3 2010】Ubiはカジュアル系も忘れてない ― 『Let’s Dance 2』など新作ズラリ

http://www.inside-games.jp/article/2010/06/23/42812.html
「E3 2010」Ubi Softブースでは、『Assassin's Creed Brotherhood』と『Driver: San Francisco』が披露されました

ほかにも『GHOST RECON: FUTURE SOLDIER』や『TOM CLANCY'S H.A.W.X 2、R.U.S.E.』でハードコアなゲーマーにアピールしましたが、カジュアル向けにも開発にしているデベロッパーだけあって、万人共通のゲームも充実。今年のカジュアルラインアップでは体感ゲームが主役となり、Wii向けに2本とマイクロソフトのXbox360「Kinect」向け新作が1本、そして情報量が少なかったもののWiiソフトが他2本展示されていました。

『Assassin's Creed』と『Driver』の新作は既にお伝えしましたが、他のタイトルをこれから紹介したいと思います。

■『Let's Dance 2』

去年、爆発な以外ヒットだった『Let's Dance』に続編が登場するのは当たり前。人気のゲームプレイには変わりなく、リズムに合わせて1人に付き1個のWiiリモコンを画面の動きに従ってダンスするという内容。『ビートマニア』『ダンスダンスレボリューション』など、これまでの音楽ゲームが振り付けの正確さによって点数を稼ぐ形式になった感覚です。最大4人プレイまで可能であり、値段も$40米国ドル(日本円で3,500円程度)で明らかに家族向けのタイトルです。会場にはステージがあり、来場客も含めて、コントローラーを持つプレイヤー4人の後ろに20人ほどの女性が振り付けを踊りました。

『Let's Dance 2』の特徴といえば、今昔のヒット曲が最近の新曲に変わり、振り付けはもちろん全部新しく再編されました。なお「DANCE ON BROADWAY」は上記の演劇版です。

■『YOUR SHAPE FITNESS EVOLVED』

マイクロソフトと共同開発した『YOUR SHAPE FITNESS EVOLVED』は、『Wii Fit』と似ており、全身を取り込むだけあって、数値やグラフにあまり注目せず「運動を楽しく、ゲーム化する」ことを重視したタイトルです。

もちろん消費カロリーを追跡することや、運動目標なども立てられますが、記者がプレイしたところ、運動している感覚を薄めるアクティビティがほとんどです。しかし、「Gym Mode」などもあり、本格的な運動を求める人のために制作されました。ゲーム始めると、まず体系や骨格を取り込み、健康状態を診断します。バランスWiiボードとは違い、Kinectでは体重が量れませんが、入力することでより正確な運動プランが立てられます。

欧米では有名トレーナーのマイケル・ジョージ氏が開発協力して運動の「ゲーム」が健康的であると保証しています。記者が遊んだのはムエタイ格闘技形のカーディオ・エキササイズで、画面に表示されるブロックを拳、膝、足で壊すゲームで、命中するとバラバラにはじけるブロックをタイミング良く壊すことでスコアも消費カロリーも上がるので、やりがいあるゲームでした。

そのほか、太極拳やヨガをゲーム内のトレーナーの動きと骨格に合わせるモードがあり、花びら舞う背景を後ろに癒される音楽が流れ、心落ち着くモードでした。米国発売はクリスマスショッピングの始まりに合わせた11月4日です。

■『RAVING RABBIDS: TRAVEL IN TIME』
わんぱくでクレイジーなうさぎちゃんたちと奇想天外なミニゲーム集を遊ぶ。近作の舞台は歴史であり、きっと時空越えたハチャメチャぶりが期待できるでしょう。

■『SHAUN WHITE SKATEBOARDING』
詳細は未公開ですが、デモ映像では有名オリンピックスノーボーダーのショーン・ホワイトがスノボーから「スケボー」へ移り、Wiiでかっこよくなります。

ハードコアラインアップには未紹介の次3タイトルがあります。

■『GHOST RECON: FUTURE SOLDIER』

米国政府開発中のテクノロジーを主要素にしたテクティカル・シューターのGhost Reconですが、近作は今まで以上に斬新なテクノロジーを使用可能にすると紹介者がアピールしていました。E3の会場では新型の銃や軍装備を展示していました。ファンが忠実な『GHOST RECON』シリーズ新作は、Xbox360のみで2011年春発売予定です。

■TOM CLANCY'S H.A.W.X 2』
『TOM CLANCY』シリーズ中で空を舞台とするシリーズ2作目。2010年夏りリース予定です。

■『R.U.S.E.』
敵軍をはったりで裏を突き、勝利せよ!自軍の持ち手をうまく使い、敵をだまして勝つという新たな「はったり要素」が加わったリアルタイムシュミレーション(RTS)。戦場ひとつから大戦争の決断権を持つプレイヤーがどのような手段をとるかが見所のタイトルです。