うーちゃんセブン

Last-modified: 2016-06-24 (金) 19:29:12

(うーちゃん…うーちゃん…うーちゃん…うーちゃん…)
うーちゃん!うーちゃん!うーちゃん!(ぴょーん)
うーちゃん!うーちゃん!うーちゃん!(ぴょーん)
はるかな海が ふるさとぴょん
うーちゃんセブン
ファイターうーちゃん
うーちゃんセブン
うーちゃん うーちゃん
進め 世界の果てまでも
うーちゃんアイでぴょーん!

第1話「姿なき司令官」

鎮守府は狙われている
いま深海に沈む幾千の船から魔の手が……

全国の泊地で提督が次々と失踪した
事件を追うあきつ丸の前に謎の艦娘卯月が現れる
赤ぶち眼鏡をポケットに入れたこの駆逐艦の正体は?

第2話「緑の恐怖」

ここはドリームイザカヤHosho.
ピュアな提督だけが入店できる紳士の社交場
「じゃあ指名はこの子で オプションはナース服とメガネをお願いします」
この店のVIP席に提督はいた
「前から狙ってたサンセットクラウドちゃんを初指名か…緊張するなあ!」
提督はまだ気づいていない
忘れかけていたトラウマを自ら掘り起こそうとしている事に

第3話「伊良湖のひみつ」


鎮守府は秋刀魚漁に勤しんでいた
収穫された大量の秋刀魚をさばいていた伊良湖は奇妙な形の魚を見つける
その魚の頭には殻が付いており、胴からは前肢のようなものが生えていた
気味が悪いが殺すのも忍びない
伊良湖はその魚を水槽で飼うことにした
しかしそれは戦艦棲姫の後ろにいるアレの稚魚だった

第4話「Z3応答せよ」

うっかりZ1を轟沈させてしまった提督はZ3に頼り建造を繰り返していた
しかしどれだけ建造を繰り返してもZ1が出ず提督は落ち込み引き篭もってしまった
Z3はなんとかしてZ1に会いたいと他の入手法を調べた結果ある海域で邂逅するという情報を知る
Z3は単独で突撃するがその海域は高難度海域として有名な4-5であった
戦艦でも単身の攻略は不可能なその海域で駆逐艦が無事でいられる筈もなくしばらくして消息が途絶えてしまう
報告を聞いた提督はZ1に続きZ3まで失う訳にはいかないと前線に復帰し救出作戦を立案、決行する
精鋭舞台を結成し4-5へ出撃させた

第5話「消された五月雨」

「伊勢だよ」「日向だ」「五月雨です」
『三人そろってセガサミーでーす!』
お船アーカードの広報担当に選ばれた三人
しかし提督は五月雨の良さが広まる事を許せない
「かわいい五月雨にストーカーや悪い虫がついたらどうするんだ!抗議してやる!!111」
既に提督はアニメの背景から五月雨を消させた実績を持っていた

第6話「ダーク・ゾーン」

深海からの夜間襲撃に備えて灯火管制が始まったわ
これって夜トイレに行きたい時でも明かりをつけちゃダメってことよね
え?大丈夫かって?…い、一人前のれでぃは暗いのなんてへっちゃらだし!

嘘をつきました…

第7話「整理券303号」

開店前に配られた整理券を手にし提督は計算する
この店は8台900GPで営業時間は7時から24時の17時間
一人当たり40分プレイするとして自分の番までに25時間…つまり約17時間だな!
諦めの悪い提督はワンダーラーンしながら待つのだが…

第8話「狙われた鎮守府」

提督が執務室の扉を開けるとちゃぶ台に座ったヲ級がいた
「おかえり提督。私は君の来るのを待っていた」
「深海棲艦!?」
「落ち着きたまえ提督。今日は交渉に来たんだ。艦娘は強い…戦争で決着をつけるのは難しいと思ってね」
「なんだ降伏にでも来たのか?」
「ヲッヲッヲッ、違うよこれは降伏勧告だ。我々の作戦は充分成功したのさ」
「作戦?」
「そうだ。教えてやろう、君の部下の明石を誘拐させてもらったんだ。これで君はアイテム屋から指輪を買う事ができなくなった。艦娘たちは君の持っている唯一の指輪を巡って争いだし、やがて自滅していく。どうだ?いい考えだろう?」
「そういうことならお前に指輪をくれてやる」
ヲッ!?

第9話「androidです司令」

これでおうちの外でも海鮮コレクションができますねしれぇ!
タブレット「うn」
Vita「うn」
ネカフェ「うn」
アーカード「うn」

第10話「怪しい隣人」

今日も私はお船アーカード筺体に座っていた
ふと隣の台からレア装備開発成功の音が鳴る
何が出たかと目を向ければ12cm単装砲
聞き間違いかと目を戻すとまたもレア音が鳴る
見れば今度は開発すらしていないではないか
この怪現象を解決すべく私は店員を呼んだ

第11話「魔の海へ飛べ」

ついに限定海域の攻略作戦が始まった
選抜された6人の精鋭たち
霧島
古鷹
天城
加賀
由良
卯月
そして7人目のうーちゃんセブン

第12話「FSより愛をこめて」

欠番
夏イベ最終海域に挑む卯月達を描く
写ってはいけない物が写っていたらしく欠番扱いされている

第13話「E3から来た水母」

全海域甲クリアをした司令官に待っていたのは地獄の様な瑞穂堀であった
しかし司令官はそれでも諦めず周回をし瑞穂との邂逅に成功する
だがその瑞穂はどこか様子がおかしかった

第14話「空母機動部隊西へ!前編」

海外艦だけを狙った謎の襲撃事件が発生した
次に狙われる候補は金剛とはっちゃんとビスマルクの三人
提督は異人さん格付けチェックを行い誰が一番外国人っぽいかを調査する

第15話「空母機動部隊西へ!後編」

金剛は偽物だった
正体を現した深海棲艦キングゴーは分離合体を繰り返しうーちゃんセブンを苦しめる
がんばれうーちゃんセブン 本物の金剛を助けられるのは君しかいない

第16話「闇にぺかる目」

艦娘音頭

ぺかっとでてきたかんむすは
あわてないでのだいてんし
フルタカエルでございます
なんだよせんかんじゃないのか
ぺかりとそのめがひかったら
はい…ていとくじゅうじゅんつかいます…

第17話「聞いているのかね海底ゴーホーム君! ゴーバイン君! ゴームズ君!」

伊58がオリョール海への単身出撃中に突如消息を絶った
心配した提督は水上機母艦のちとちよ、伊168、伊19、伊8、そして卯月をオリョールへ出撃させる
卯月「どうせ足攣ってるだけだろうという理屈でちとちよを出撃させてるのはどうかと思うぴょん!」
消息を絶ったと思われる付近を探索する事にした卯月達だがそこでオリョールにいない筈の敵潜水艦を発見する
なんとかやり過ごした物の次は見た事のないタイプの潜水艦が迫ってきた
その潜水艦は伊58にそっくりであった

第18話「オリョクル脱出」

伊58他潜水艦は鎮守府からエクソダスする事を決意した
人間らしい暮らしを求めて辿り着いたのはオリョール海の小島
潜水艦はここで自給自足して生きていくことを決意する
しかしこの島には何かが潜んでいた…

第19話「プロジェクト・ブルマー」

長良がドロップした
彼女の中破姿を見た提督は乱心し全艦娘を長良型に改造すると言い出した
具体的にはスカートを撤廃し下半身にブルマを履くのを義務づけると言い出した
ブルマより正確にはブルーマーかつては女性用の体操着であり青春と少女性の象徴だった20世紀末に絶滅し今ではエッチなお店で着られているのを見るぐらいだがこれに民俗学的価値は皆無である失われた文化は同時に二度と帰らない青春の象徴である…ブルマを見るたびに股間と胸に切なさを覚えるのはノスタルジーのせいなのだろう最近ではスパッツと短パンが台頭してきたがブルマには遠く叶わないいや別にどちらも嫌いじゃないよ?俺も好きだよブルマが大好きなだけででも優劣をつけるような表現は誤解を招くよねごめんね…
あいつブルマのことになると
やめるぴょん
その動きを察知した深海棲艦は自分達もブルマを履けば攻撃されないのではないかと考える

第20話「E3Xマスを叩け」

くらげ棲姫じゃなかった水母棲姫が倒せないまま一週間が過ぎた
資源は十万を切り難易度を下げることを視野に入れ始めた提督の元に謎の情報提供者が現れる
「XマスS勝利でギミック発動してボスが弱体化するよ」
提督はその情報を信じてXマスを目指すが…

第21話「海底基地を追え」

遠征中の黒潮が襲われた
「大和はんを見た」の言葉を最後に黒潮の通信は切れてしまう
調査に向かった艦娘の前に現れたのは大和そっくりの深海棲艦アイアンロックス
やまとん…じゃなかったやまちゃんは「あいつパクリです!」とブチ切れるのだった

第22話「艦娘牧場」

ある日鎮守府で同じ艦娘が複数人いるという噂が流れた
どうせ三日月と初霜を見間違えたんだろうと気にしなかった衣笠であったが出撃した際に一緒に組み込まれた五十鈴が前に会った時よりもレベルが下がっていた事に気付く
「そういえば五十鈴がレベル12以上になっているのを見た事がないな~」
疑問を感じた衣笠は青葉と共に使われなくなった旧工廠跡地を調査することにした

第23話「子日を捜せ」

突然水晶占いにハマった弥生は未来を次々言い当てる
大型建造は誰が出るか?羅針盤は逸れるか?
しかし提督の未来を占うと水晶玉には何も映らない
これを提督は未来がない=死期が近いと解釈して落ち込む
そんな提督を励まそうとする子日
「今日は何の日?」
「……子日だろ」
「そうだよー提督。今日は子の日、最初の日。残りの人生の最初の一日目。だから提督!今日も明日も明後日もいつも子の日なんだよー!」
「……言ってる意味がわからん」
「いま生きてる時間を大切にしてって言ってるんだよー!!」
一方弥生は水晶玉に禿頭がアップで映っていただけだったと気がつく
弥生は提督に真実を告げずに水晶玉を叩き割るのであった

第24話「北からカエレ!」

北方海域にて艦隊指揮を取っていた提督の元に鳳翔が病気になったと連絡が入る
提督は慌てて鎮守府に帰るが実はこれは鳳翔が寂しさからついた嘘だった
仮病と知らず看病する提督を見て鳳翔は罪悪感を覚えつつ満たされるのであった

第25話「零下140度の対決」

冬休み中の鎮守府
艦娘たちはそれぞれ休暇を楽しんでいた
雪合戦をする者
凍りついた海面でアイススケートをする者
炬燵で熱燗を呑む者
かき氷を食べ続ける者
開けてくだちと海中から氷を叩いている者
提督はといえばようやく着任したローマを眺めて悦に入っていた
そんな平和な鎮守府に不吉な暗雲が迫っていた
それはあの恐ろしい事件の前兆でもあったのだ
絶対零度の死の世界がやがて……

第26話「超兵器Z1号」

Z1を失った提督(第4話参照)と工作艦明石らをメインスタッフとして
この鎮守府内の秘密工廠でいま恐怖の破壊兵器が完成しようとしていた
それは4-5攻撃用の超兵器Z1号である
「この新型爆弾をレーベがドロップするまでリランカに落とし続けてやろう…」
一方ゴドラ星人君たちは超兵器開発の資源を確保するために血を吐きながら続ける悲しいオリョクルマラソンをしていた

第27話「サイボーグ作戦」

提督には疑問があった
古鷹はよく明石と一緒に工廠に籠る事がある
二人は何をしているのか二人きりでナニをしているのか
尋ねるとメンテナンスだと返ってきたが何の隠語なのか
気になって辛抱堪らなくなった提督は工廠に忍び込み覗こうとする

第28話「700海里を突っ走れ!」

深海では本土上陸作戦に向けた陸上兵器「深海戦車」が完成しようとしていた
乗員は二名、車長兼砲手の戦艦水鬼、操縦手の軽トラ君
しかし試運転をしてみると前にも後ろにも進まない
エンジンもギアもペダルもどこにも問題はないのだが…

第29話「ひとりぼっちの司令官」

よく隣の台に座るJKに俺はそっとメッセージを送った

艦隊編成涼風木曾鈴谷

それを見たJKは頬を染めて編成画面を操作し

艦隊編成若葉高雄時雨望月

やった!やったぞ俺…あれ?鈴谷と若葉って実装されてたっけ…

夢だった

第30話「栄光は誰れのために」

道場にて弓の訓練中の加賀
しかし射てども射てども矢は的の中心を外れる
「はっはっはっそんな射ち方で敵が倒せるのでありますか?」
声の主は黒詰襟の謎の女
「ちょっと失礼するであります」
加賀の烈風を手に取った黒詰襟は矢道をすたすた歩いていき正拳一突きで的を砕いた
「その技は烈風拳…そう…あなたがあのあきつ丸なのね」
「ご存じでありましたか」
烈風拳あるいは紫電拳とも言われるこの技は相手の生命力の一割を奪う陸軍式防衛格闘術
その伝承者にまさか出会えるとは…運命に感謝しながら加賀は的に狙いを定めた

第31話「阿武隈の住む花」

南方で見つかった不思議な花
その花は空気中のヘリウム濃度を上げる特性があった
知らずに持ち帰ってしまった鎮守府は全員阿武隈のような声になってしまいパニックになる
さらにミント並の生命力を持ったこの花はみるみる繁殖していく
このままでは鎮守府の外にまで花が広がってしまう
うーちゃんセブンはこの悪魔の花を根絶できるのか?

第32話「散歩する鎮守府」

「鎮守府をヘリキャリアーにしようぜ」
明石の工房に入ってきた提督は口を開くやいなや世迷言を叫んだ
この人最近何の映画見たか丸わかりだな…明石は内心呆れつつも誰もやった事のない計画に胸をときめかせる
明石はカ号100機を分解して回転翼を鎮守府の屋根に取り付けて行った
翼の軸は屋根を貫通して鎮守府内のエンジンに繋がっておりこれらは執務室で一括操作可能にしてある
最後に鎮守府の床下の柱を全て切断してついに飛行鎮守府が完成した
「高度1万メートルまで上昇すればジェット気流に乗ってアメリカまで行けますよ」
「そうか!じゃあ土産はアイオワだな!」
そしてついに提督の乗った鎮守府はまだ見ぬ空に向けて発進した
艦娘たちは提督が見えなくなるまで手を振り続けるのだった

第33話「侵略する死者たち」

泊地には鎮守府が複数あるがそのうちの一つが大本営と連絡が途絶えているらしい
卯月たちは調査に向かったがその鎮守府には誰もいなかった
日没まで手がかりを探してようやく卯月は提督の日記を見つける
そこには「捨て艦たちが帰ってきた」と血文字で書かれていた
その時外からボーッと汽笛の音が聴こえた
何かがここに来ようとしている…

第34話「蒸発鎮守府」

菱餅、秋刀魚、プレゼント箱、お飾り材料
鎮守府の収集任務がいつもどこかで行われている
それは私たちの見慣れている風景
だが慢心してはいけない
深海棲艦は私たちの心の隙を狙って何を企むかわからないのだから…

第35話「月世界の戦慄」

ドイツからビスマルク宛てに電報が届く
その内容は驚くべきものであった
ドイツの科学力は既に宇宙飛行を可能にしており月面上に鎮守府を建設中なのだという
作戦名[鉄の空]
敗色濃厚なドイツは全艦娘を月面鎮守府に避難させ反撃の機会を伺うつもりなのだ
そしてこの電報は日本にいるドイツ艦の召集令状でもあった…

「Admiral、私かぐや姫になっちゃうわね」

第36話「必殺の0.1秒」

鎮守府弓道大会の決勝戦が迫っていた
戦うのは加賀と瑞鶴、しかし勝つのは実力的に加賀だろう
瑞鶴はトイレにこもり祈る
「もし加賀に勝てるなら何でもするずい…神様仏様、私を勝たせて下さいずい…」
その願いを聞いていた者がいた

第37話「盗まれたうーちゃんアイ」

20XX年
かつて隆盛を誇った海鮮コレクションもついにサービス終了の時を迎えようとしていた

摩耶は執務室の椅子に座り一人その時を待っていた

この鎮守府に提督はいない
何年も前に突然姿を消してそれっきり
本当にそれっきりだった
摩耶は自分が見捨てられたのだと悟った

あのバカは次に会ったら殴ってやろう
しかしそれは叶わなかった
あのバカが謝っても許してやるもんか
しかしそれも叶わなかった

それでも今夜
もしもあのバカが来てくれたなら
頬をつねるだけで許してやるのに
早く来ないとつねる時間も無くなるのに
なのにあのバカはまだ来ない

来てくれない

気がつけば摩耶の頬は涙で濡れていた
構うもんか どうせ誰も見ちゃいない
アタシもアタシが泣いてたことも
あの人にもらったこの指輪も
みんなあと5分で消え去るのだから

摩耶は一人その時を待っていた







「そんなことはさせないぴょん!!」

第38話「勇気ある戦い」

提督が地道に改修して用意したカミ車30台が盗まれた
卯月は陸上型深海棲艦のしわざだと推理し三式弾でピーコック島を焼き払う

第39話「うーちゃんセブン暗殺計画 前篇」

深海棲艦はこれまでの戦いからうーちゃんセブンの能力を分析していた
そしてついに対うーちゃんセブン用海域を完成させる
卯月は自分が狙われていることに気がつき、自分の代わりに連装砲ちゃんを出撃させるがあっさりと倒されてしまった
仕方なくうーちゃんセブンに変身して出撃するとうずしおを四回も踏まされ羅針盤に踊らされ猫に邪魔され四連続夜戦させられボスマスに着いた頃には弾も油も無く中破状態に
うーちゃんセブンはダブルダイソンにあっさりと倒され生け捕りにされてしまうのだった…

第40話「うーちゃんセブン暗殺計画 後篇」

深海棲艦はうーちゃんセブンを明日の日の出と共に公開処刑すると宣言した
処刑場所は鎮守府近海
見せつけることで人類と艦娘の戦意を削ぐのが目的なのだろう
提督は救出作戦を検討するが良案が浮かばない
相手はうーちゃんセブンを倒した強敵だ
まともに戦えば大破、いや轟沈は免れない
艦娘を犠牲にしてヒーローを救うか?
それとも降伏するか?
提督は焦る
そこに一本の電話がかかってきた

その夜
深海棲艦の前に黒装束の銀髪の少女が現れた
彼女の目は左右で色が違った

第41話「水中からの挑戦」

ある深い霧の日、提督は鎮守府近くの湖で幻の生き物河童を目撃する
しかし艦娘たちにそれを話しても信じてもらえない
どうせ深海棲艦と見間違えたんだぴょんデースクマーキソー
提督は証拠写真を撮ろうと湖のほとりでキャンプをする
そしてまたあの日と同じ濃霧が辺りを包みこみ…

第42話「のとまみこの使者」

おまかせ艦娘のとまみこ

第43話「E4海域の悪夢」

E4海域に向かったはずの卯月たちは鎮守府に帰ってきてしまう
今日の羅旋盤は荒ぶりすぎぴょん!
しかしその鎮守府は卯月たちの知っている鎮守府とは違っていた
デースと言わない金剛、カレーが得意な比叡、大丈夫じゃない榛名、艦隊の頭脳の霧島
しきりに日本茶を薦めてくる金剛を振り切り執務室へ向かうとそこには見知らぬイケメンが座っていた
卯月は気づく、ここは逆転世界なのだと
実はE4海域は日本のバミューダことドラゴントライアングルに通じていたのだった
元の世界に帰るため卯月たちは再びE4海域へ向かう
そこに空から遠雷のような音が聴こえてきた
もしこの世界に深海棲艦の逆の存在がいるとしたらそれはどこから攻めてくるのだろうか…

第44話「恐怖のネ式エンジン」

作戦の功績を認められネ式エンジンを拝領した司令官
将来的には機種転換で使用するらしいが現時点では用が無い
そこで明石と夕張は新技術の調査を申し出た
司令官は分解して解析するぐらいならまあいいよと承諾するが…
翌日工廠には新型エンジンを積まれた二式大艇ちゃんの姿があった

第45話「船が来た」

提督は疲れていた
大規模作戦から帰投した彼を待っていたのはさらなる任務
処理しても処理しても新しい指令がくる
もう大淀の顔は見たくない…
堪らず執務室を飛び出した提督が行き着いたのは鎮守府近くの砂浜だった
亀でも何でもいいから俺を理想郷に連れて行ってくれないだろうか
そう思った時 沖合からこちらへ近づく奇妙な形の船に気付いた
船は提督の前に泊まり、招くように扉が開いた

第46話「卯月vsうーちゃんの決闘」

突然うーちゃんセブンが黒潮を襲った
どうしたんやうーちゃんセブン気でもおかしくなったんか!?
実はこのうーちゃんセブンは深海棲艦の作った偽物だった
「地上ノアラユル物ヲ破壊セヨ偽ウーチャンセブン!正義ノ味方ガ悪魔ノ代名詞ニナルノダ!!」

第47話「あなたはだぁれ?」

鎮守府の艦娘が次々と入れ替わっていく
阿賀野が春雨が瑞穂が神通が萩風が神風が
提督と卯月は異変に気づくがその時には既に自分たち以外の全員が深海棲艦になっていた…

第48話「史上最大規模の作戦 前篇」

長きに渡る深海棲艦との激闘でうーちゃんセブンの体は限界を迎えつつあった
M78海域のドックに入渠しなければ次の戦いで命を失ってしまうだろう
うーちゃんセブンが故郷に帰る時がついに来たのだ
だが卯月には一つやり残したことがあった

第49話「史上最大規模の作戦 後篇」

「司令官、卯月はね…M78海域からきたうーちゃんセブンなの。だからもうすぐお別れしないといけないんだ」
「いやー、さすがにそりゃ作り話だろう」
卯月の告白を提督は冗談だと取り合わない
「西の空に明けの明星が輝く頃、一つの光が水平線へ飛んで行く……それが、私」
「ほら嘘じゃないか。明けの明星は東に見えるものだろう」
「…バレちゃったぴょん?」
「お前にはさんざん騙されて鍛えられたからなー。次はもっと上手い嘘を頼むぞ。楽しみにしてるから」
「ぷっぷくぷー!司令官のくせにナマイキだぴょん!」
去っていく提督を見送りながら卯月は呟く
(さよなら司令官…)
翌未明、西方海域の方向に一つの閃光が見えた
それが卯月と、そしてうーちゃんセブンとの別れだった