卯月
「このページはうーちゃんが空母と艦載機について解説しまっす!」
「何か意見があればコメント欄に書いて欲しいぴょん!」
「第1回・第2回の解説はここぴょん!」
「第3回・第4回の解説はここぴょん!」
「第5回・第6回の解説はここぴょん!」
※重要※
個人的に調査したデータを基に記事を書いています。ゲーム公式の発表によるものや、不特定多数の人物の検証、査読を経られた内容ではありません!
これはお船アーカードを遊んでいる中・上級者向けの記事です。初心者の方はまず艦娘対談Rを読もう
(最終更新2019年10月 :VERSION B REVISION 7に対応)
第7回 ドキドキ!○○部!
卯月
「…う、う~n……」
熊野
「…」
キーン コーン カーン コーン…
卯月
「今日も学校が終わったぴょん!疲れたぴょん…」
「早速おうちに帰りまっす!ぷっぷくぷー」
弥生
「あ、卯月…ちょっと…いいかな…」
卯月
「およ?弥生、どうしたぴょん?」
弥生
「えっとね…卯月、この後なにか予定ってある…?」
卯月
「ううn?おうちに帰ってソシャゲのガチャでも回そうかなと思ってたところぴょん!」
「予定がないと言えばないでっす!」
弥生
「じゃあ、ね…ちょっと一緒に来てほしいところがあるんだけど、いい…?」
卯月
「わかったぴょん!弥生が誘ってくるなんて珍しいぴょん!」
「…ってどこに行く気ぴょん?」
弥生
「あのね…、弥生、今クラブ活動に参加してるんだけど…部員の人数が足りないみたいで…
卯月にももし良かったら入部してもらえないかなって思ったの…」
卯月
「クラブ活動?」
………
部員
「「「「ようこそ!瑞雲部へ!」」」」
卯月
「あれ…?今他にも何人も声がしたような気がしたのに弥生と熊野ちゃんしかいないぴょん?」
「ほかの部員はどうしたぴょん?」
熊野
「アイコンの都合ですわ。見えなくても、他の皆さんもちゃんといらっしゃいましてよ。」
「そして私がこの瑞雲部の部長、熊野ですわ。」
卯月
(アイコンって何ぴょん…?)
「うーちゃんでっす!弥生に連れられて来たけれどもこの部活は何の部活ぴょん?」
熊野
「そうね…、あなた、瑞雲はお好きでして?」
卯月
「瑞雲…?よく知らないぴょん…」
熊野
「私は瑞雲の素晴らしさを皆さんに知ってもらうことがかねてからの夢でしたの。
そこで部活動を新しく作って、瑞雲を知ってもらう活動を始めたわけなのですけど…」
弥生
「部員の数がね…あんまり…集まらなくて…」
熊野
「不本意なことですが、仕方ありませんわ。
卯月さん…、この部に入部してくださらないかしら。この通りお願いしますわ。」
卯月
「うーn…?なにか困っているみたいだし、弥生にも頼まれたから、わかったぴょん…
とりあえず話だけでも聞いてみるぴょん…」
熊野
「本当ですの!?嬉しいですわ!」
卯月
「ところで、この瑞雲部はどんな活動をしてるぴょん?」
熊野
「それはこちらからお話しますわ。あなたにも瑞雲の素晴らしさを教えて差し上げましてよ…」
制空をセーブして
熊野
「瑞雲は水上爆撃機のひとつですわ。水上爆撃機は…空母には装備できませんわね。
航空戦艦、航空巡洋艦、水上機母艦に装備できますわ。」
卯月
「よく航空キャンセルをするために持ってることが多いぴょん!」
「ところで瑞雲って結局戦闘機ぴょん?攻撃機ぴょん?」
熊野
「制空戦や偵察もできる爆撃機と言ったほうがいいかもしれませんわね。
基本的には攻撃機…爆撃機と思って、多少のおまけが付いていると思うとよろしいんじゃなくて?」
卯月
「なるほどぴょん!」
熊野
「いろいろなことができる反面、瑞雲は全体的なステータスが低めですわ。
それをきちんとカバーする運用が必要でしてよ。」
卯月
「制空値の計算や攻撃力の計算も空母の艦載機と同じぴょん?」
熊野
「制空値の計算は全く同じですわ。まあ…今行った通り、対空値が低いから
多くの制空値を確保することは難しいですわね…」
制空値 = [(艦載機の対空値) × √(搭載数)] の合計
艦載機の搭載数 | 制空値(瑞雲/対空:2) |
---|---|
2 | 2 |
5 | 4 |
6 | 4 |
8 | 5 |
10 | 6 |
11 | 6 |
12 | 6 |
14 | 7 |
卯月
「搭載数が少ないから余計に制空値が少なく見えるぴょん…」
橙の下の敵艦
熊野
「航空攻撃の攻撃力は艦爆の攻撃力に近いですわ。」
☆水上爆撃機の航空攻撃力(水上爆撃機が装備されている各スロットごと)
◇砲雷撃戦フェイズ時の航空攻撃
{(艦載機の爆装 + 艦娘の火力ステータス÷20)×√搭載数 ×1.5 +25} × 交戦形態補正
◇航空戦(索敵フェイズ時)の航空攻撃
(艦載機の爆装 + 艦娘の火力ステータス÷20)×√搭載数 +25
熊野
「空母の艦爆と違うのは、火力のステータスを10ではなくて20で割り算するところですわ。」
卯月
「20で割るのなら余計に火力が下がっちゃうぴょん…不遇ぴょん…」
熊野
「ところがそうでも無いのですわ。というのも、航空巡洋艦や航空戦艦は、 主砲を積んで火力を伸ばす ことができますの」
卯月
「確かにそうでっす!空母と違って主砲を積めるからそれだけ火力を確保できまっす!」
エイミーはズイウンが好き
熊野
「どうかしら、卯月さん。瑞雲の素晴らしさは分かっていただけたかしら?」
卯月
「うーn… 正直なところ言っちゃ悪いけどあんまり強くないぴょん…」
熊野
「瑞雲本体だけを見ればそうかもしれませんわね。
ただこの瑞雲を積んでいるのは航空巡洋艦や航空戦艦、きちんと砲撃もできる艦ですわ。
きちんと砲戦をして敵に損壊を与えられるだけでなく、瑞雲を使って航空攻撃や索敵もできる…
そういった戦術の幅を広げてくれる装備ですのよ。」
卯月
「そういうものかぴょん…」
熊野
「それに瑞雲が攻撃力を出せないというのは間違いですわ。
きちんとシステムを理解すれば、瑞雲の能力を最大限に引き出せましてよ?」
卯月
「瑞雲の能力…?」
熊野
「例えば、制空権確保を取って触接を取れた場合はどうかしら?」
熊野改 (火力:80) | |||
搭載数 | 装備名 | 制空値 | |
---|---|---|---|
5 | 20.3cm(3号)連装砲 | ||
6 | 瑞雲 | 4 | |
5 | 20.3cm(3号)連装砲 | ||
6 | 瑞雲 | 4 |
熊野
「こんな装備を考えてみますわ。弾着観測射撃もできるオーソドックスな装備構成…。」
「あ、言い忘れてましたけど、瑞雲は触接を取ることができないので注意してほしいですわ。」
卯月
「うn?触接を取れない?制空権を取ったり、弾着観測射撃をしたりするのは瑞雲でもできるのにぴょん?」
熊野
「そうですわ。悔しいでしょうけど仕方ないのですわ。
ということで触接を取るためには他の艦娘に水上偵察機などを積んでくださいね」
卯月
「難儀な装備ぴょん…」
熊野
「この装備では、砲雷撃戦での攻撃力は次のようになりますわね。」
「あ、基本的には艦爆の運用になりますから、航空戦(マップ航空攻撃)は制空権を取るための一度しか攻撃しませんわ!」
「以下の計算式は撃墜は考えないものとしますわ。実際はもう少し…攻撃力が落ちるでしょうね」
熊野第二・第四スロット(搭載数:6)の瑞雲(爆装:4)の砲雷撃戦での航空攻撃力:
(艦載機の爆装 + 艦娘の火力ステータス÷20)×√搭載数 ×1.5 +25
=(4+80÷20)×√6×1.5+25
=54
卯月
「やっぱりパッとしないように見えまっす…」
熊野
「普通に漫然と航空攻撃をするだけでしたら大したことはありませんわ。」
ですけどこれに、丁字有利や輪形陣の補正、そして触接の補正が加わったらどうなるかしら?」
・交戦形態補正(丁字有利):1.20倍
・輪形陣補正:1.15倍
・触接による攻撃力上昇補正(零式水上偵察機):1.12倍
{(4+80÷20)×√6×1.5+25}=×1.20×1.15×1.12
=84
熊野
「1つのスロットあたり攻撃力84、瑞雲を2つ装備してますから航空攻撃を2回できることになりますわね。
これは軽母ヌ級elite(耐久値70、装甲値35)であれば確実に倒すことができる攻撃力になりますの。」
・零式水上偵察機で触接を取ったのちの砲雷撃戦で、輪形陣で丁字有利の状態で航空攻撃をしたときの攻撃力
熊野改 (火力:80) | |||
搭載数 | 装備名 | 航空攻撃力 | |
---|---|---|---|
5 | 20.3cm(3号)連装砲 | ||
6 | 瑞雲 | 84 | |
5 | 20.3cm(3号)連装砲 | ||
6 | 瑞雲 | 84 |
卯月
「およ?意外と捨てたもんじゃないような気がしてくるぴょん」
熊野
「もちろん装甲の堅い相手にはカスダメになってしまいますわ。ですけれど、そういう相手には
主砲の砲撃…弾着観測射撃で立派に渡り合えるでしょうし、航空攻撃は随伴艦を落とすためと割り切っても良いんじゃありませんの?」
卯月
「なるほどぴょん!」
熊野
「航空攻撃の直前に輪形陣に変更したり、丁字有利を維持したり、そもそも制空権を取らないといけなかったり
大変なところも多いけど、その分使い手の技量をフルに使うことができるやりがいのある装備と言えますわね」
卯月
「空母が居ないと制空を取るのは無理でっす…」
熊野
「航空攻撃カウンターを使えば、必要な制空値を最小限に抑えられますわ。
航空戦艦や航空巡洋艦は発艦速度も早いので、カウンターにはうってつけですわ!」
卯月
「なるほどぴょん!…って、航空攻撃カウンターって何ぴょん?」
熊野
「アドバンスド空母大戦略の第6回に書かれていますわ。まだ身につけてない人は要チェックですわね!」
親愛なる○○へ
卯月
「うーちゃん、瑞雲についてよくわかったぴょん!
ただ偵察をしたり航空キャンセルしたりする以外にも、ちゃんと使えるようになるぴょん!」
熊野
「その調子ですわ!ところで卯月さん、どうかしら、瑞雲部に入部してくださいませんこと?」
卯月
(うっ…そうだったぴょん…入部するかしないかどうか話を聞いていたんだったぴょん…)
弥生
「卯月…どう…一緒に瑞雲部に入らない…?」
卯月
「うーn…せっかくだけどうーちゃんは瑞雲を装備することができないぴょん…
だからせっかく話してもらって悪いけど瑞雲部は遠慮しておきまっす…」
弥生
「入ってくれないの…?どうして…?」
卯月
「うっ…そう言われると弱いぴょん…」
「ところで弥生はどうして瑞雲部なんかに入っているぴょん?」
弥生
「…瑞雲部”なんか”…だって…?」
卯月
「あっ…」
弥生
「怒りますよ…!卯月…!」
卯月
「し…しまったぴょん!ごめんなさいぴょん!うーちゃんが悪かったぴょん!」
弥生
「瑞雲はね、零式水偵の後釜として作られたんだけど敵戦闘機との交戦も予想しての機銃3座とこれまでにない重武装を施したんだよ。胴体下の250キロの爆弾もそう。しかもこれを搭載して急降下爆撃もできるようになる機動性まで身につけることでこれまでの水偵とはまるで違う役割を持つにまで至ったんだよ。最終的には特攻機として使われたりもしたんだけど―
卯月
「なんだかめっちゃ早口になってるぴょん?!弥生!どうしたぴょん!」
弥生
「迹樣峇縺ッ縺ュ縲?峺蠑乗ーエ蛛オ縺ョ蠕碁∪縺ィ縺励※菴懊i繧後◆繧薙□縺代←謨オ謌ヲ髣俶ゥ溘→縺ョ莠、謌ヲ繧ゆコ域Φ縺励※縺ョ讖滄潟3蠎ァ縺ィ縺薙l縺セ縺ァ縺ォ縺ェ縺?㍾豁ヲ陬?r譁ス縺励◆繧薙□繧医?りΧ菴謎ク九?250繧ュ繝ュ縺ョ辷?シセ繧ゅ◎縺??ゅ@縺九b縺薙l繧呈政霈峨@縺ヲ諤・髯堺ク狗?謦?b縺ァ縺阪k繧医≧縺ォ縺ェ繧区ゥ溷虚諤ァ縺セ縺ァ霄ォ縺ォ縺、縺代k縺薙→縺ァ縺薙l縺セ縺ァ縺ョ豌エ蛛オ縺ィ縺ッ縺セ繧九〒驕輔≧蠖ケ蜑イ繧呈戟縺、縺ォ縺セ縺ァ閾ウ縺」縺溘s縺?繧医?よ怙邨ら噪縺ォ縺ッ迚ケ謾サ讖溘→縺励※菴ソ繧上l縺溘j繧ゅ@縺溘s縺?縺代←―
弥生
「黨뮢駣芋諨벪苨뮊룣芒ꫨ뮢苧ꂔ諣肂鳣莫裣莘菣莉苧랚똊껥ꒉ鿨ꎅ껣肂뷣膡诧ꦺ苤뢃곣膮難膪详鶭苣肀諣膾ꏣ膦萊诨袹苧閰雧閌룣膮鷣莼뿣莫若꒪蓧뢄ꯧ뢛解芌鿧뒰蓧뢄舊闣膍苣膋賣膟곥薷苦钾ꧥꒉ鿨ꎅ껣肂胦计膙该꺇駣肂舊鏣芒難芊ꃣ膾详뮑諦궯諣肂黣膮飥鲨苣肀
ꗧ钟
「腱????罐㏍???????????祉????茖?篆????????c?<??????冴???????????????g?????d査??鐚?薔掩?ゃ????障?c??綵惹???鐚?荀?綵????ゃ????????腱????????????c????????????????羆???筝㏍??荀????
卯月
「…な…何が起こってるぴょん…?」
熊野
「…始まってしまいましたわ。」
卯月
「!?」
熊野
「卯月さん、この場所はもう、形を保っていられませんわ。」
卯月
「どういうことぴょん!?」
熊野
「ここは夢の世界。とは言っても…貴方が自分自身で見た夢ではないようですけど」
卯月
「夢…?そういえばうーちゃん、どうやってここに…」
卯月
「そうだぴょん…思い出したぴょん…瑞鶴ちゃんたちに捕まって変な映画を見せられて…」
「…だんだん気が遠くなっていって…」
………
熊野
「思い出したようですわね。さあ、起きなさい。夢は必ず醒めるものですわ。
…起きたら、そっちの私と、瑞雲もよろしくお願いしますわ…」
………
龍驤
「おいっ!卯月!起きぃや!」
卯月
「うーn…龍驤ちゃんだぴょん…おはようございまっす…」
龍驤
「お、起きた…!良かったぁ…!一時はどうなることかと思ったで…」
卯月
「何か夢を見ていたような気がするぴょん…」
龍驤
「夢?」
卯月
「うーん、よく思い出せないけど…大事なことを教わったような気がしまっす…」
龍驤
「そっか…まあ、何にせよ無事で良かった!さぁ、帰るで!」
卯月
「あっ、いつの間にか体を縛り付けていた椅子やクリップとかも無くなってるぴょん!
龍驤ちゃんが外してくれたぴょん?」
龍驤
「えっ…そんなの無かったよ。最初から。
ウチがこの場所に突っ込んだときには誰も居らんかったし、見つけた卯月は床に寝そべっていたし…」
卯月
「…?」
龍驤
「そういえばそれらしい映画みたいなものが壁に流れてたけど…おお、パッケージ見っけ。これやね。
えっと…「ドキドキ!瑞雲部!」?一体誰がこんなもの…」
卯月
「…」
第8回 HIGHER GROUND
-どこかの鎮守府-
吹雪
「…うーん、どうしようかなぁ… とにかくあの装甲を破らないことにはいけないわけだし…
せめて夜戦までもつれこませられればいいんだけど…」
赤城
「あら、吹雪さん」
吹雪
「あっ、赤城さん!お疲れさまです!」
赤城
「どうしたんですか?何か考え事をしていたみたいだけど…」
吹雪
「あ、いえ… 今度の海域に出てきたボスがすごく強くて…なかなか歯がたたなくてつい考え事を…」
赤城
「そうなの…
何か力になれることはあるかしら?」
吹雪
「いえ、大丈夫です!どこかに勝つ方法はあると思います。赤城さんもお忙しいでしょうし、
もっとがんばって作戦を立ててみます!」
赤城
「私なら大丈夫。一航戦の旗艦として作戦立案には自信があるんです。
一緒に考えたほうがいい案も浮かびますよ」
吹雪
「じゃ、じゃあ、お願いします…」
(うわぁ、グイグイ来るなぁ…)
装甲とキャップ大戦略アドバンスド
吹雪
「私達が困っているのはボスのことなんですけど、ボスの装甲値が200ぐらいもあって、
全然ダメージを与えられないんですよね」
赤城
「装甲の高い敵…。そうね。装甲値が150を超える敵と戦うと、普通の攻撃だとダメージはあまり期待できませんね」
吹雪
「それって、どうしてですか?」
赤城
「昼戦の攻撃力キャップは150と決まっているから、どれだけ高い攻撃力を用意できたとしても
150を超える攻撃力はなかなか出せないの。例えば…」
・砲雷撃戦フェイズで装甲200の敵に対して航空攻撃を行った場合のダメージ(丁字有利・輪形陣の場合)
彗星一二型甲(爆装:10)
赤城改 (火力:50) | |||
初期搭載数 | 艦載機名 | 攻撃力 | ダメージ |
---|---|---|---|
20 | 烈風 | ||
20 | 烈風 | ||
32 | 彗星一二型甲 | 157 | -87 / -65 / -43 / -21 |
10 | 15.5cm三連装副砲 |
※砲戦時の艦爆の攻撃力={(艦載機の爆装値 + 攻撃する艦娘の火力ステータス÷10)×√搭載数 ×1.5+25} × 交戦形態補正 × 陣形補正
キャップ補正前攻撃力 = {(10 + 50 ÷ 10)×√32 × 1.5 + 25}×1.20(丁字有利) ×1.15(輪形陣) ≒ 210
補正された後の攻撃力 = 150 + √(210 - 150)= 150 + √60 ≒ 157
最大防御力(防御力乱数1.22倍のとき) = 200 × 1.22 = 244
ダメージ = 157 - 244 = -87
大防御力(防御力乱数1.11倍のとき) = 200 × 1.11 = 222
ダメージ = 157 - 222 = -65
中防御力(防御力乱数1.00倍のとき) = 200 × 1.00 = 200
ダメージ = 157 - 200 = -43
最小防御力(防御力乱数0.89倍のとき) = 200 × 0.89 = 178
ダメージ = 157 - 178 = -21
※計算されたダメージが0以下だった場合は、割合ダメージとなる
赤城
「私の32スロットに彗星を積んで丁字有利を取って航空攻撃をしても、キャップ補正前の攻撃力は210あるんですが、
昼戦の攻撃力キャップが150ですからキャップ補正前の攻撃力がいくら高かったとしても必ず割合ダメージになってしまうの。
彗星を積むスロット数を増やしても、割合ダメージが増えるだけで大差はないんです」
吹雪
「そんな…赤城さんでも倒せないならどうやって倒せって言うんですか…?」
赤城
「まあこれは一例ね。それに割合ダメージになってしまうと言っても、きちんと仕組みを理解していれば役に立ちます」
吹雪
「仕組み…ですか?」
赤城
「吹雪さん、割合ダメージは相手の現在の耐久(HP)値によってダメージが変わるって知ってますか?」
吹雪
「え?えっと… 確か誰かがそんな話をしてるのを聞いた気がします。
『カスダメだから途中から全然ダメージが出なくなった』…って」
赤城
「そうね、割合ダメージは戦闘の始めのほう…相手のHPが最大に近いときは大きな数字が出るんです。
それこそ、普通に装甲値を超えた攻撃力を使ってダメージを与えたとき以上に…」
赤城
「これは南方棲戦鬼相手に駆逐艦2人で輪形陣で砲撃をしたときの写真ですけど…
敵の装甲が高くて必ず割合ダメージになってしまうんですが、それなりにダメージが出ていますよね」
吹雪
「本当ですね!ちょっと時間はかかりますけどこのままのダメージが出続ければなんとか倒すところまでいけるかもしれません!」
赤城
「でも割合ダメージは相手の”現在の”HPに依存しますから…
※ちょっと見づらいんですが瀕死の南方だとカスダメでは4ダメージしか入っていません(駆逐2人の攻撃で1ダメージずつ、一斉砲撃ボーナスで2ダメージ追加されているものと考えられます)
赤城
「瀕死の相手にはほとんどダメージが通らなくなってしまいます。ただ、それでも攻撃が当たりさえすれば
1ダメージは保証されていますから、攻撃を重ね続ければいつかは倒せるかもしれません」
吹雪
「1ダメージずつ削っていくなんて時間がいくらあっても足りませんよ…!
もうダメだぁ… おしまいだぁ…」
赤城
「”攻撃機を積むときは相手の装甲値に気をつけて、割合ダメージにならないようにする”というのは、
突き詰めるとこういうことなんです。さながらアキレスと亀…
『割合ダメージは最初はダメージが出るけど、最後にはダメージが出なくなる』というのはきちんと覚えてくださいね」
吹雪
「とにかく割合ダメージになってるんじゃダメだということはわかりました…
でもどうやって攻撃力を確保したらいいんですか?昼キャップは150なのに…
赤城
「ひとつは夜戦を仕掛けることです。夜戦は攻撃力キャップが300になりますから、
吹雪さんなら魚雷を複数装備すれば装甲の高い敵にもダメージが通るはずです」
吹雪
「夜戦までにこちらが全滅していなければそれも考えたんですけど…
どうしても昼のうちに大破してしまって夜戦で十分に火力を出せないんです」
赤城
「もう一つがキャップ後補正を使うこと、ですね。クリティカルといったものがキャップ後補正です。
キャップ後補正がかかれば、150を大きく超える攻撃力を昼でも出せるようになるんです」
・砲雷撃戦フェイズで装甲200の敵に対して航空攻撃を行って、クリティカル(×1.5倍)が出た場合のダメージ(丁字有利・輪形陣の場合)
彗星一二型甲(爆装:10)
赤城改 (火力:50) | |||
初期搭載数 | 艦載機名 | 攻撃力 | ダメージ |
---|---|---|---|
20 | 烈風 | ||
20 | 烈風 | ||
32 | 彗星一二型甲 | 235 | -9 / 13 / 35 / 57 |
10 | 15.5cm三連装副砲 |
※砲戦時の艦爆の攻撃力={(艦載機の爆装値 + 攻撃する艦娘の火力ステータス÷10)×√搭載数 ×1.5+25} × 交戦形態補正 × 陣形補正
キャップ補正前攻撃力 = {(10 + 50 ÷ 10)×√32 × 1.5 + 25}×1.20(丁字有利) ×1.15(輪形陣) ≒ 210
補正された後の攻撃力 = 150 + √(210 - 150)= 150 + √60 ≒ 157
クリティカル補正(キャップ後補正) = 157 × 1.5 = 235
最大防御力(防御力乱数1.22倍のとき) = 200 × 1.22 = 244
ダメージ = 235 - 244 = -9
大防御力(防御力乱数1.11倍のとき) = 200 × 1.11 = 222
ダメージ = 235 - 222 = 13
中防御力(防御力乱数1.00倍のとき) = 200 × 1.00 = 200
ダメージ = 235 - 200 = 35
最小防御力(防御力乱数0.89倍のとき) = 200 × 0.89 = 178
ダメージ = 235 - 178 = 57
※計算されたダメージが0以下だった場合は、割合ダメージとなる
赤城
「このように、クリティカルのキャップ後補正が掛かれば、装甲値が高い敵にも割合ダメージにならずに
ダメージを与えることができるようになるんです」
吹雪
「すごい…! 瀕死の相手にこれが刺されば難なく倒せそうです!
防御力の乱数によっては割合ダメージになっちゃうかもしれませんけど…
それでも勝ちの目があるのはやっぱりすごいですね! …そういえば、キャップ後補正ってクリティカルだけなんですか?」
赤城
「いいえ、他にも触接や戦爆連合、あと最近だと史実艦ボーナス、砲撃だったら弾着観測射撃もキャップ後のボーナス補正ね。」
※航空攻撃に関係するボーナス一覧
キャップ補正前に計算されるボーナス | ・強撃/弱撃補正(艦攻) ・艦爆1.5倍補正(砲雷撃戦の艦爆) ・陣形補正 ・交戦形態補正 |
---|---|
キャップ補正後に計算されるボーナス | ・クリティカル補正 ・触接補正 ・戦爆連合補正 ・史実艦補正 |
赤城
「まとめるとこのようになっています。装甲の高い敵にダメージを与えたいなら、下のキャップ後補正が大事ですね。
大事なことなので2回言いました」
吹雪
「あはは… そうだ、この戦爆連合って何なんですか?
前から気になってはいたんですけど… 正直良くわからなくて…」
赤城
「クリティカルと同じで、装甲の高い相手に有効な強力な攻撃と考えてください。
せっかくだから、この戦爆連合についても説明しますね」
戦爆連合会 - 空母街二代目喧嘩屋
赤城
「戦爆連合というのは装備の組み合わせによって得られるボーナスのことです。
FBA型、BA型、BBA型という3つのパターンがあるんですよ」
吹雪
「うーん?ごめんなさい、よくわかりません。
そもそも戦爆連合ってなんで使わないといけないんですか?クリティカルとかでも十分ダメージが出るのに…」
赤城
「戦爆連合のすごいところは、必ずボーナスが得られるというところにあります。
クリティカルや触接は、発動するかどうかはランダム…残念ながら運が関わってきます。
でも戦爆連合は… 条件を揃えれば必ずキャップ後補正のボーナスを得られるんです!」
吹雪
「なるほど!確実にダメージを与えられるようにするために必要なんですね!
確かに、ダメージが通るか通らないかわからないなんてハラハラものですからね…」
赤城
「戦爆連合が発動すると、このように虹色の枠が出て発動成功したことを教えてくれます」
吹雪
「えっ…これだけですか?もっと弾着みたいにバァーン!と表示されないんですか?」
赤城
「そうなの… まあわかるだけマシと思いましょう…
さて、戦爆連合を発動するための条件について説明しますね。例えばこんな装備で戦爆連合が使えます」
赤城改 (火力:50) | |
初期搭載数 | 艦載機名 |
---|---|
20 | 流星 |
20 | 流星 |
32 | 彗星一二型甲 |
10 | 彩雲 |
赤城
「艦攻と艦爆を両方装備しているのですけど、戦爆連合についてはこの両方が必要になります」
吹雪
「なるほど… えっと、さっき言ってたFB…なんとかって何ですか?」
赤城
「FBA型というのは、艦戦、艦爆、艦攻を1つ以上装備したときの戦爆連合のことね。
同じようにBA型は艦爆、艦攻を1つ以上、
BBA型は艦爆を2つ以上かつ、艦攻を1つ以上装備したときに発動します」
吹雪
「や… ややこしい…」
※FBA型戦爆連合の例(艦戦(fighter)、艦爆(bomber)、艦攻(attacker)を1つ以上装備)
赤城改 (火力:50) | |
初期搭載数 | 艦載機名 |
---|---|
20 | 流星 |
20 | 烈風 |
32 | 彗星一二型甲 |
10 | 彩雲 |
※BA型戦爆連合の例(艦爆(bomber)、艦攻(attacker)を1つ以上装備)
赤城改 (火力:50) | |
初期搭載数 | 艦載機名 |
---|---|
20 | 彗星一二型甲 |
20 | 流星 |
32 | 流星 |
10 | 彩雲 |
※BBA型戦爆連合の例(艦爆(bomber)を2つ以上装備して、かつ艦攻(attacker)を1つ以上装備)
赤城改 (火力:50) | |
初期搭載数 | 艦載機名 |
---|---|
20 | 彗星一二型甲 |
20 | 彗星一二型甲 |
32 | 彗星一二型甲 |
10 | 流星改 |
赤城
「こんなところかしら…。艦爆を1つ以上、といった条件さえ満たしていれば
1~4スロット目のどこに装備しても大丈夫ですから覚えておいてくださいね。ただし、
敵艦隊に撃墜されて搭載数が0になるとその装備が装備されていない扱いになってしまうので気をつけてくださいね」
吹雪
「あ、あのぅ…」
赤城
「何ですか、吹雪さん?」
吹雪
「例えばFBA型なんかは、艦戦のほかに艦爆を1つ、艦攻を1つ積むわけじゃないですか。これってBA型の条件も満たすことになりませんか?」
赤城
「良い質問ですね。それは、戦爆連合の各型には発動する優先順位が設定されているからなんです」
吹雪
「優先順位?」
赤城
「そう。FBA型が一番発動優先度が高く、次にBBA型、最後にBA型の順番になります。
だから艦戦、艦爆、艦攻を1つずつ装備すると、BA型ではなくて優先順位の高いFBA型が発動するんです」
吹雪
「本当にややこしいなぁ… そういえばこの型の違いって装備以外にもあるんですか?」
赤城
「各型ごとに攻撃力増加のボーナス倍率が違います。ここが一番大事なところですよ」
※戦爆連合装備ボーナス一覧
発動優先度 | 型 | 必要装備1 | 必要装備2 | 必要装備3 | ボーナス倍率 |
高↑ | FBA型 | 艦戦 | 艦爆 | 艦攻 | ×1.10倍 |
---|---|---|---|---|---|
BBA型 | 艦爆 | 艦爆 | 艦攻 | ×1.20倍 | |
低↓ | BA型 | 艦爆 | 艦攻 | ×1.05倍 |
赤城
「特にBBA型の1.20倍のボーナスは重要です。さっきも説明しましたけど、キャップ後補正で得られるボーナスは
とても強力なんです」
吹雪
「クリティカルの1.5倍に比べたら随分寂しいなあって思っちゃいましたけど…」
赤城
「確かにそうなんですが、戦爆連合は
戦爆連合装備を持った艦娘のすべての攻撃機に必ずボーナスが計算されるという点が優れているんです。例えば…」
☆戦爆連合の発動条件を満たした後、砲雷撃戦フェイズで航空攻撃を行った場合の攻撃力(丁字有利・輪形陣の場合)
彗星一二型甲(爆装:10)
流星改(雷装:13)
赤城改 (火力:50) BBA型戦爆連合 | |||
初期搭載数 | 艦載機名 | キャップ補正時の攻撃力 | →戦爆連合補正が計算された後の攻撃力 |
---|---|---|---|
20 | 彗星一二型甲 | 154 | 184 |
20 | 彗星一二型甲 | 154 | 184 |
32 | 彗星一二型甲 | 157 | 188 |
10 | 流星改 | 154/90 | 184/105 |
キャップ補正前攻撃力 = {(10 + 50 ÷ 10)×√20 × 1.5 + 25}×1.20(丁字有利) ×1.15(輪形陣) ≒ 173
補正された後の攻撃力 = 150 + √(173 - 150)= 150 + √23 ≒ 154
戦爆連合補正(キャップ後補正) = 154 × 1.2 = 184
キャップ補正前攻撃力 = {(10 + 50 ÷ 10)×√32 × 1.5 + 25}×1.20(丁字有利) ×1.15(輪形陣) ≒ 210
補正された後の攻撃力 = 150 + √(210 - 150)= 150 + √60 ≒ 157
戦爆連合補正(キャップ後補正) = 157 × 1.2 = 188
キャップ補正前攻撃力(強撃) = [{(13 + 50 ÷ 10)×√10 +25} × 1.5]×1.20(丁字有利) ×1.15(輪形陣) ≒ 169
補正された後の攻撃力 = 150 + √(169 - 150)= 150 + √19 ≒ 154
戦爆連合補正(キャップ後補正) = 154 × 1.2 = 184
キャップ補正前攻撃力(弱撃) = [{(13 + 50 ÷ 10)×√10 +25} × 0.8]×1.20(丁字有利) ×1.15(輪形陣) ≒ 90
戦爆連合補正(キャップ後補正) = 90 × 1.2 = 108
赤城
「すべてのスロットの攻撃力が150から180に上がっているのがわかると思います。
クリティカルはスロットごとに判定されますけど、戦爆連合は発動してしまえばすべてのスロットに効果が付与され、
全体的な火力の底上げに役に立つんです」
吹雪
「ふーん… 触接と似たような感じなんですね。あれも全員のスロットにキャップ後補正のボーナスをつけるんでしたっけ」
赤城
「そうね… 確かに触接と似ているけれど、1つ違うのは、触接は発動すると艦隊全員に効果があるボーナスですけど、
戦爆連合は装備を持っている艦娘しか効果が発揮されないから注意してくださいね」
吹雪
「わかりました!あ、…そういえば、戦爆連合を使う条件って何でしたっけ?」
赤城
「まずは航空戦(マップ攻撃)で航空優勢か制空権確保を取る必要があります。上の私の装備なんかは艦戦を装備していませんから、
艦隊にもう一人空母を編成して制空権を確保できるだけの艦戦を装備してもらう必要があります」
吹雪
「おっと…必要な装備を積むだけじゃなくて、制空権を取らないといけないんですね。
聞きそびれるところだった…あぶないあぶない」
赤城
「制空権を取った後は接敵して砲雷撃戦に移行します。これで戦爆連合が使えます。
航空戦では戦爆連合は使えないので気をつけてくださいね」
数の悪魔
吹雪
「戦爆連合の使い方まで聞けたけど…結局どうしたら装甲値の高いボスを倒したらいいんだろう…」
赤城
「今までやったことのおさらいですよ。キャップ後補正の本領はここから。
キャップ後補正のボーナスは、すべて重複するんです」
☆制空権確保を取り、彩雲で触接して、砲雷撃戦フェイズで航空攻撃を行い、全てのスロットでクリティカルが出た場合の攻撃力(丁字有利・輪形陣)
彗星一二型甲(爆装:10)
流星改(雷装:13)
彩雲で触接:×1.17倍(キャップ後補正)
BBA型戦爆連合:×1.20倍(キャップ後補正)
クリティカル:×1.5倍(キャップ後補正)
赤城改 (火力:50) BBA型戦爆連合 | 加賀改 (火力:30) | ||||||
初期搭載数 | 艦載機名 | キャップ補正時の攻撃力 | →キャップ後補正が計算された後の攻撃力 | 初期搭載数 | 艦載機名 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
20 | 彗星一二型甲 | 154 | 324 | 20 | 烈風 | ||
20 | 彗星一二型甲 | 154 | 324 | 20 | 烈風 | ||
32 | 彗星一二型甲 | 157 | 330 | 46 | 烈風 | ||
10 | 流星改 | 154/90 | 324/189 | 12 | 彩雲 |
キャップ補正前攻撃力 = {(10 + 50 ÷ 10)×√20 × 1.5 + 25}×1.20(丁字有利) ×1.15(輪形陣) ≒ 173
補正された後の攻撃力 = 150 + √(173 - 150)= 150 + √23 ≒ 154
キャップ後補正(触接・戦爆連合・クリティカル) = 154 × 1.17×1.20×1.5 ≒ 324
キャップ補正前攻撃力 = {(10 + 50 ÷ 10)×√32 × 1.5 + 25}×1.20(丁字有利) ×1.15(輪形陣) ≒ 210
補正された後の攻撃力 = 150 + √(210 - 150)= 150 + √60 ≒ 157
キャップ後補正(触接・戦爆連合・クリティカル) = 157 × 1.17×1.20×1.5 ≒ 330
キャップ補正前攻撃力(強撃) = [{(13 + 50 ÷ 10)×√10 +25} × 1.5]×1.20(丁字有利) ×1.15(輪形陣) ≒ 169
補正された後の攻撃力 = 150 + √(169 - 150)= 150 + √19 ≒ 154
キャップ後補正(触接・戦爆連合・クリティカル) = 154 × 1.17×1.20×1.5 ≒ 324
キャップ補正前攻撃力(弱撃) = [{(13 + 50 ÷ 10)×√10 +25} × 0.8]×1.20(丁字有利) ×1.15(輪形陣) ≒ 90
キャップ後補正(触接・戦爆連合・クリティカル) = 90 × 1.17×1.20×1.5 ≒ 189
赤城
「すべてのスロットでクリティカルが出ることはあまり無いかと思いますけど、どこかでクリティカルが出さえすれば、1つのスロットあたり320を超える攻撃力
をはじき出すことができるんです。これなら装甲値が200ある敵でも1スロットあたり必ず80ダメージは与えられますし、
複数のスロットでクリティカルが出れば一度の航空攻撃で姫級の敵を撃破することも狙えるはずです」
吹雪
「これはすごいです! 「100万パワー+100万パワーで200万パワーぴょん!」なんて
声が聞こえてきそうですね…!」
赤城
「吹雪さん、さっきあなたは『夜戦までに大破してしまって十分に夜戦で攻撃力を発揮できない』って言いましたよね?」
吹雪
「えっ?は、はい…。そう言いましたね。夜戦だと私でも魚雷でダメージを与えられるけどボスの攻撃を昼の間しのげない
っていう話でしたっけ…」
赤城
「この戦爆連合や触接、クリティカルを組み合わせれば、瞬間的に非常に高い攻撃力を生み出すことが出来ます。
じゃあ、もし、砲雷撃戦が始まった瞬間にこの攻撃をぶつけることができたらどうですか?」
吹雪
「…?」
「…!」
赤城
「わかりましたね。接敵して砲雷撃戦が始まった瞬間にこの瞬間火力を叩き込むことで、敵ボスを中大破させることができれば
その後敵からの攻撃でのこちらの被害を抑えることができます。攻撃は最大の防御…ということなんです」
「いえ…、あるいはそのまま撃沈させることもできるかもしれない」
吹雪
「そんな方法があるだなんて…」
赤城
「まずは制空権確保を取るために一度ボス艦隊に向かって航空戦(マップ攻撃)をします。そのときに全部の随伴艦を倒せれば良いんですが…
そうもいかないと思いますので、あとはもう一度航空戦をするか、接敵するかはその時の状況を考えて判断します」
吹雪
「接敵したらすぐに航空攻撃、ですね… そこで触接が発動してくれればさらにダメージが期待できますね」
赤城
「そうですね。狙いがボスに向いてくれればかなりのダメージが期待できると思います。
戦爆連合を使うのであれば、空母を何人か入れた機動部隊編成が望ましいと思います。敵への狙いを偏りにくくするためにも…」
吹雪
「鳴り物入りの航空攻撃で全員随伴の駆逐艦を狙ってボスは無傷、なんて一番考えたくないですよぅ…」
赤城
「空母の航空攻撃でボスを撃破できなくても、夜戦まで持ちこたえればチャンスはあります。
攻撃以外にも操舵をおろそかにしないように気をつけてくださいね」
吹雪
「どうもありがとうございました赤城さん… みんなに作戦を練り直してもらうようにお願いしてきます!」
赤城
「いえ、お話できて楽しかったわ。また何かあれば言ってくださいね。」
吹雪
「はい!よろしくお願いします!」
…
赤城
「向こうの海… 嵐が来そうね…」
空母無双OROCHI おわり
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