この海域について
卯月
「ここが南西諸島海域、2-3の東部オリョール海でっす!」
熊野
「この海域は私、重巡熊野が紹介しますわ」
卯月
「やっぱり海図の絵がないのは不便だぴょん…」
熊野
「わ、私に絵心はありませんの
どうか、言葉だけでわかってくださいまし…」
卯月
「それで、この海域はどんな海域だぴょん?」
熊野
「そうですわね…
敵艦隊に空母が含まれていたり、補給艦が含まれていたり…
敵主力艦隊が北にいる場合の上ルートと
南東にいる場合の下ルートがあるという海域ですわ」
卯月
「また空母ぴょん…
やっぱりこの海域も、索敵がいるぴょん??」
熊野
「中央ルート、すなわち真正面を突っ切ろうなんて考えなければ
索敵がなくても問題はありませんことよ?
ただ、旗艦の速力がないと…、海上で偵察機に見つかってしまって
航空攻撃を一杯で避ける事ができない事もあるから、気をつけてくださいませ」
卯月
「じゃあ索敵が無くても大丈夫ぴょん!!」
熊野
「…と言いたいのですが、敵主力艦隊からの偵察機に引っ掛かって
航空爆撃を頂く事故も多くありましてよ?
不安ならやはり、何かしらの偵察機を積んで索敵したほうがよろしくてよ」
卯月
「ここの敵主力艦隊って、どんな構成ぴょん?」
熊野
「南西諸島らしく、旗艦は空母……つまり、航空機母艦ですわ
随伴艦にも空母がいて、更に戦艦と重巡洋艦まで居ましてよ」
卯月
「うーちゃん、空母も戦艦も苦手でっす…」
熊野
「この海域の敵主力艦隊は、装甲や耐久は高いのですけど
こちらも相応の火力や、T字有利を取り雷撃をきちんと当てる腕前さえあれば
戦艦がいなくても十分、攻略できる程度の敵編成ではありますの
水雷戦隊で挑んで、腕試しするのも良い試みでしてよ?」
上ルートの場合
卯月
「なんか海図の上の方に、敵主力艦隊の反応があるぴょん!」
熊野
「それは上ルート、もしくは北東配置ですわ
上ルートには2種類ありますけど…
開幕に陣形を変更したら、すぐに北上するとよろしいですわ
あまり東に進み過ぎると、南東の艦隊に気付かれるから注意したほうがよろしくてよ?」
卯月
「うびょっ!?
北東にもすぐそばに敵艦隊がいるぴょん!」
熊野
「そのくらいの敵艦隊、軽くひねり潰してくださいまし…
ちなみに東に進む場合は中央突破ルートとなりましてよ?
その場合は複数の偵察機、空母相手だから面倒でしてよ…」
卯月
「北東の敵艦隊を倒したら、どうするぴょん?」
熊野
「そのまま北上して、北端に到達したら東へ針路を取りますの。北東の小島より前が目安ですわ
あまり前に出過ぎると、敵主力艦隊の偵察機に見つかるから、気を付けたほうがよろしくてよ?
…それと、稀に北東に艦隊の後に空母と補給艦の艦隊がいる事もありますわ
その場合は1戦増えますけど、下手に逃げようとするより戦った方が早いですわ」
卯月
「とりあえず北東に針路を取って、道中の敵艦隊は倒したはずでっす!
北端まで来たらどうすればいいぴょん??
なんかあとは敵主力艦隊に突撃するだけぴょん??」
熊野
「ここでは敵主力艦隊から遠くまで偵察機が飛んできますわ
遠くで見つかった場合は、まだ回避の余地がありますけど…
近くで見つかった場合は航空攻撃が来る前に敵主力艦隊に会敵するか
航空攻撃キャンセルをしてくださいまし…」
卯月
「なんか微妙な距離が空いちゃってて
敵の偵察機もどこに飛ぶかわからない時はどうしたらいいぴょん??」
熊野
「偵察機を積んでいるなら、遠くから索敵をして
敵の主力艦隊の正確な位置と、敵偵察機の空路をよく観察して
一度、疲労を抜きながら様子見してから、会敵を試みるといいですわ
上ルートで北側を通る場合は時間的余裕もありますから、焦る事はなくてよ?」
卯月
「ここは駆逐艦だけでの攻略は無理ぴょん??」
熊野
「あら、慣れれば偵察機がなくたって…
それこそ水雷戦隊でも、駆逐艦だけでも難なく完全勝利できますわよ?
…水雷戦隊なら、事故防止の為にも水上偵察機を積んだ方がいいですけど」
下ルートの場合
卯月
「敵主力艦隊の反応が、かなり東のほうにあるぴょん…」
熊野
「それは下ルート、もしくは南東配置ですわ
この場合は開幕に陣形を整えたら、すぐに南東を目指すとよろしくてよ
このルートは道は遠いのですけれど、道中は1戦で済むはずですの
速力がある艦隊なら、アタリと思えるルートでしてよ?」
卯月
「なんか南東のすぐそばに、重巡洋艦が4隻もいる艦隊がいるでっす…」
熊野
「それくらい倒してくださいまし…
ここで油断して大破撤退なんて、情けないですわぁ…」
卯月
「南東の敵艦隊を倒したら、どうすればいいぴょん?」
熊野
「あとはそのまま南東に進んで、南端に接触したら
適度に疲労を抜きながらひたすら東に進んでくださいまし…
ただし、敵主力艦隊の近辺にある小島には注意したほうがよろしくてよ?」
卯月
「よよっ?
あの小島には何かあるぴょん?」
熊野
「あの小島の近くにいる敵艦隊から、偵察機が飛んできますわ
不安なら、小島が見えたら一杯で走りきる…
もしくは偵察機を飛ばして索敵を怠らないことですわ
索敵がない場合は、一度立ち止まって様子見が一番でしてよ」
卯月
「めんどくさいから一杯で通っちゃうぴょん!」
熊野
「旗艦の速力がある場合は、それでも何とかなりましてよ…
小島を通り過ぎたら、主力艦隊に近づく前に
南東で疲労抜きをするなり、一度索敵をして、状況を整理してくださいまし」
卯月
「敵主力艦隊が上に行っちゃってる場合はどうするぴょん?」
熊野
「敵艦隊は大きく巡回していますから、しばらくすれば南に降りてきますわ
その間は、追いかけるより疲労を抜いたほうがよいのですけど…
待ってる間に偵察機に引っ掛かったりしないように気を付けてくださいまし
ただ、ここの敵主力艦隊は、北西側にばかり偵察機を飛ばしますの……」
卯月
「…なんか上ルートより簡単な気がするぴょん?
本当にこんな簡単でいいぴょん??」
熊野
「最初から南東ルートだと決めていれば、簡単ですけど…
うっかり北上して、あとから南東ルートだと気付いたり
南端を進まずに中央突破を試みると、苦戦しますわ
この海域に限らず、敵主力艦隊の位置はちゃんと確認したほうがよろしくてよ?」
追撃戦について
熊野
「ここの追撃戦は、ひとつだけ気を付ける事がありますわ」
卯月
「よよっ?どんな事ぴょん?
もしかして敵艦隊が凄い強いぴょん?」
熊野
「いえ、敵艦隊自体は普通なのですけど…
ここで開始直後に東に進むと、敵偵察機に引っ掛かりますの
そのまま航空攻撃を食らって、大破撤退なんて事になりますから
開幕はあまり東に直進しないようにしたほうが、よろしくてよ?」
卯月
「なるほどぴょん!」
熊野
「私のおすすめは、開始したら陣形を変更しながら
360度回頭してから、東に直進ですわ
これで速力がよほど遅くない限り、無難に会敵できますの」
卯月
「なんでぐるりと回頭するぴょん…??
なにかの儀式ぴょん?」
熊野
「敵の偵察機が旋回して、前方の小島から帰る時間が開始からおよそ20秒程度ですわ
360度回頭しての時間つぶしが、ちょうどそれくらいですの…
残り時間1:10の頃には偵察機が旋回して戻っているはずですわ
あまり前進が遅いと、2度目の索敵が来るから気を付けてくださいまし」
卯月
「了解ぴょん!
うーちゃん、追撃戦もがんばるぴょん!」
熊野
「それと、もうひとつ!
この海域の追撃戦は、島風や雪風、秋月といった
レアな駆逐艦と邂逅できるからといって
あまり根を詰め過ぎて、疲労で倒れないようにしてくださいまし…」
卯月
「う、うーちゃん…倒れない程度に、ガンバリマス…」