No.175 | ||||
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Z3(マックス・シュルツ) | Z1型 三番艦 駆逐艦 | |||
ステータス | ||||
耐久 | 火力 | |||
装甲 | 雷装 | |||
回避 | 対空 | |||
搭載 | 対潜 | |||
速力 | 索敵 | |||
射程 | 運 | |||
最大消費量 | ||||
燃料 | 弾薬 | |||
搭載 | 装備 | |||
装備不可 | ||||
改造チャート | ||||
Z3 → Z3改 → Z3 zwei | ||||
CV:遠藤綾、イラストレーター:島田フミカネ |
スパイ容疑が晴れずいつも尋問されている。
無論未実装である。
執拗な尋問の結果ビスマルクを産むこともある。ダンケシェーン。
鎮守府の艦娘たちは大体マックスの子。
届かなかったビスマルクへの手紙
■■■■鎮守府 20**/04/26
Liebe Bismarck(拝啓、ビスマルク)
レーベに遅れること10日、私は日本の■■■■鎮守府に着任しました。
私が到着したときにはレーベと提督が2人して出迎えてくれました。
レーベは「マックス!会いたかったよ!」と抱きつき、提督は私の肩に手を回して
「日本へようこそ!我々■■■■鎮守府は君を歓迎する!」と言いました。
日本人はスキンシップが苦手と聞いていましたがここの提督は少し違うみたい、ちょっと馴れ馴れしくてびっくりしたぐらいです。
この後、私の歓迎会があってみんなよくしてくれました、皆さんの妙な明るさは提督の雰囲気から来ているのでしょうか?
それにしても、日本艦はおしとやかな艦が多くてなんだか気が合いそうです。
私の部屋割りも決まりました、というか今ここで書いているんですけどね。
ここの鎮守府では部屋が余っているのか、私の部屋は個室で隣の部屋にはレーベがいます。
この手紙が貴女に届く頃には私も日本に慣れているでしょうか?
Deine Z3 Max Schultz(あなたのZ3マックス・シュルツ)
■■■■鎮守府 20**/05/05
Liebe Bismarck(拝啓、ビスマルク)
ちょっと聞いて下さい!ここの提督はプレイボーイなのでしょうか、まるでナポリの種馬男みたい!
提督と五月雨という駆逐艦…頑張り屋で髪の毛が長くてまるでヤマトナデシコ?みたい…ええ、ちょっと褒めてます。
こほん、話が逸れました。兎に角、提督と五月雨がその…抱きついてるところ見てしまったの。
びっくりした私が思わず物陰に隠れて様子を伺っていると、五月雨が提督から別れて私の傍を小走りで走り抜けていきました。
一瞬見えた五月雨の表情はとても嬉しそうで…私はその時は2人の関係は恋人同士かなと思って誰にも言う気はなかったのですが………
後日のことです、休憩室で本を読んでいるとビスマルクの…貴女の話を聞きたいと”あの”戦艦長門が会いに来ました。
私は思わず舞い上がってしまって貴女のすばらしさを懇々と語り始めました。(もちろん悪口なんて言ってませんよ!)
かれこれ10分ほど話していた頃でしょうか、いつの間にか提督が入ってきて長門の隣に座ったのです。
私は提督が聞いてくれるならとさらに熱を入れて話していたのですが、提督はどうやら長門の太ももに触る方に集中していたみたいで
長門はくすぐったそうにしながら「ここじゃダメだ」「どうせなら部屋で」と提督の耳元で囁きます。
五月雨がいるのに長門にまで手を出して!と私は思わず憤慨してしまい、休憩室からさっさと出て行ってしまいました。
それだけならまだ我慢出来るのですが、提督が他にも手を出していた艦むすは10は下りません!
私はもう頭がおかしくなりそう!
Deine Z3 Max Schultz(あなたのZ3マックス・シュルツ)
■■■■鎮守府 20**/05/15
Liebe Bismarck(拝啓、ビスマルク)
ああ、私はどうすればいいのでしょうか?
実はレーベが提督とキスしてるところを見てしまいました、あのレーベがですよ?
その場面を見られたレーベは「マックス?これは提督との挨拶だよ」と言ってましたが
その表情はまるで…そう、あの時の五月雨みたいに頬を赤く染めてて………
あれは挨拶なんてものではありません、レーベは提督に恋してしまっているのです。
あんなプレイボーイに私の…私たちのレーベを渡すことなんて出来ません!
これからレーベを諭しに行きたいと思います。
あの子は提督が好きなんじゃありません!恋に恋しているだけなんです!
Deine Z3 Max Schultz(あなたのZ3マックス・シュルツ)
■■■■鎮守府 20**/05/30
Liebe Bismarck(拝啓、ビスマルク)
とりあえずレーベに対する説得が失敗したことをお伝えしたいと思います。
表面上は分かったようなことを言っていたのですが、こっそり後をつけてみると提督に度々会っているみたいで頭が痛くなります。
ああ、それよりも困ったことが一つ。
とうとう私が第一艦隊旗艦…秘書艦に選ばれてしまいました。
提督は執務室では度々私の身体に触ってきます。
私はいつもなんでもないような顔をしているのですが、レーベもこうやって提督に触られていたのかと思うとはらわたが煮えくり返ります。
秘書艦の期間は私が十分な強さになるまでという話なのでそれまでは我慢して第一艦隊旗艦の任を続けたいと思います。
Deine Z3 Max Schultz(あなたのZ3マックス・シュルツ)
■■■■鎮守府 20**/06/28
Liebe Bismarck(拝啓、ビスマルク)
Es tut mir leid, dass ich dir so lange nicht mehr geschrieben habe.
(長い間、連絡せずにごめんなさい。)
おぼろ月夜の美しいこの頃、お変わりありませんか。日本風ではこのような手紙の書きだしをするみたいですね、ふふふ。
ねぇ、実はあんなにもイヤだった秘書艦の任務なのですが、実はまだ続けているんです。
ガ島の攻略戦にも参加して大戦果をあげたんですよ!褒めて下さい!
いろいろと問題のあった提督のことなのですが、実は全部誤解だっていうことが分かったんです、びっくりでしょ?
コンゴーさんが教えてくれたのですが「提督はとっても優しいデース!、色んな艦むすに言い寄られたけど全部受け入れてマース!」ということなんだそうです。
なんということでしょう!全部私の誤解だったんです!恥ずかしくてたまりません!
いまでは提督ととっても仲良しになりました、その時の写真を同封しますね。
では、うららかな好季節、心穏やかにお過ごしください。
Deine Z3 Max Schultz(あなたのZ3マックス・シュルツ)