MHSTに登場する戦闘補助用のアイテム。
当項目ではこのアイテムの強化版である「俊足薬」についても述べる。
概要
- ザオバブ渓谷などに自生する植物の種。
怪力の種や忍耐の種と同系統のアイテムで、食べる事で一時的に肉体を強化できる。
にが虫やハチミツと三種調合する事で俊足薬を作る事ができる。
ちなみにアイコンの色は白。
- 使用できるのは戦闘中のみで、服用した味方単体の素早さが一時的に1アップする効果を持つ。
素早さは各ターンでのライダーやモンスターの行動順に影響する重要なステータスの一つだが、
攻撃力や防御力などとは違ってレベルアップによる強化はできず、基本的な数値は決まっている。
そんな素早さをバトル中、決められたターン内のみであるが強化できる数少ないアイテムの一つである……が、
軽業の種では効果が1ターンしか持たないため、効果的な活用が難しい。
俊足薬にしても3ターンなので決して効果時間は長くないが、軽業の種のまま使うよりはマシなので、
可能な限り俊足薬を調合して使うようにしたい。
- 多くのモンスターの素早さは4~6に設定されており、
素早さが1上昇するだけで先手の取りやすさがかなり違ってくる。
確かに効果時間は短いが、使っておいて損をする事は滅多に無く、無駄にしてしまう事も少ない。
とは言え、状況やオトモンの元々のステータスによっては投与しない方が良いという場合も少なからずある。
例えば、特に素早さに長けるナルガクルガやキリンなどを相手にすると、
俊足薬を使ったとしてもなお恐ろしいほど先手が取りにくい。
彼らを相手取る際にはいっそ先手を取る事を諦め、真っ向勝負や攻撃後の隙を狙う方が有効となる場合もある。
また、初めからかなりの鈍足であるグラビモスやウラガンキンなどに投与しても、
状況はあまり変わらない場合が多い。
彼らには彼らなりの持ち味や得意戦法があるので、
基本的には俊足薬まで使って無理に先手を取りに行く必要も無いだろう。
- 余談だが、冒頭で述べたようにMHST出身のアイテムであり、
怪力の種や忍耐の種とは違い、現状メインシリーズには登場していない。
これについては俊足薬も同様である。
登場すればMHFの瞬歩の種のような効果がメインシリーズでも発揮できるのではないかと
一部で期待されていたりするが、今のところ登場の見込みは無い。