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概要
- モンスターの吐く火炎ブレスのうち、可燃性の液体に火を点けて飛ばしてくるタイプのもの。
放物線を描いて飛ぶ、液体の塊を吐き出すパターンが多い。
火球型と比べて弾速が遅く、下を通り抜けやすい代わりに、
ハンターの後ろで炸裂してガードがめくられる危険性がある。 - 他の形式の炎ブレスについては、それぞれの個別記事を参照していただきたい。
各モンスターの火炎液
イャンクック
- 火炎液攻撃の創始者であり、代表的モンスター。
翼を広げて立ち上がり、発火性の液体を吐いて攻撃する。
ブレスは弧を描いて飛び、着弾地点で炸裂する。火炎液ブレスの典型的な挙動である。
- 怒り時には仁王立ちになって左右に火炎液を乱射する。
怒り補正も加わってイャンクックらしからぬ大ダメージを叩き出す攻撃だが、
真正面・真後ろはガラ空きなので隙を突くこと自体は難しくない。
- イャンクックの代名詞であるパニック走りの際も、両サイドに火炎液を吐きまくる。
本体を避けようとして火炎液がクリーンヒットする場合があるため、
クックの頭の向きを見て安全地帯を確認する必要がある。
- MHSTでは通常種のものが「火球」、亜種のものは「火炎球」と言う名前の火属性特技になっている。
威力はどちらも同じだが、火炎球の方は低確率でやけど状態を誘発させられる。
双方とも固有遺伝子技のため、忘れさせたり他のオトモンに伝承させることも可能。
バサルモス
- マグマのような火炎液を吐き出す。成体になると使わなくなってしまう。
モーション、軌道ともにイャンクックに似ているが、火炎液のサイズは一回り大きい。
失敗することがある熱線と異なり、こちらは疲労時以外では不発になることがない。
MH4G以降のG級個体は火炎液を3連続で吐く行動を獲得している。
ウロコトル
- 少量の火炎液をペッと吐いてくる。地面から半身を出した状態でも吐くことができる。
厄介な地中突き上げに比べれば地味な攻撃ではあるが、耐性が充分で無ければ火属性やられを発症するため、
やはり無視できる存在ではない。
ケチャワチャ亜種
- 鼻から可燃性の液体を飛ばす。
耳を打ち付けた際に発生する火花で着火するという設定通り、発射前には顔の前で火花が飛び散る。
通常種の粘液と同じく3連射するほか、滞空状態で1発だけ放って滑空攻撃に繋げるパターンもある。
- MHSTでは単発の「粘炎液」や連発する「乱れ粘炎液」と言う火属性特技として登場。
どちらもダメージに加えて低確率で特技封じ状態を誘発させられる。
また、粘炎液の方は固有遺伝子技のために忘れたり伝承させたりすることができ、
一方の乱れ粘炎液の方は全体攻撃になっているという特徴もある。
バゼルギウス
- 危険な爆鱗が目立つ本種であるが、原料の爆液をブレスとして吐いてくることもある。
火炎液攻撃としては珍しく、スプレーのように前方に吹き付けるタイプであり、
遠距離まで届くような攻撃ではない。
当然ながら爆鱗を誘爆させる効果も持つため、地雷原に向かって放たれるとかなり厄介。
どちらかというと直接当てるより、爆鱗を起爆させる効果がメインと言える。
- MHRiseではスプレー状の拡散ブレスから火球状の単発ブレスに変更されており、
それに伴って射程距離が強化された。
アケノシルム
- 発火性の体液を球状にして吐き出す。
なんと地面に触れるとバウンドする性質を持っており、独特の軌道を描いて飛んでいく。
さらにリオス種の火球と同じように地形を炎上させる効果も備わっているため、
跳ねるたびにそこら中にダメージ床が出来上がっていく。
しかし水場では火炎液がすぐに鎮火してしまうため、ダメージ床も発生せず射程も大幅に短くなる。
モンスターリストでも水場での戦闘が推奨されているため、操竜やエンエンク等で連れて来ると良いだろう。
- 攻撃パターンも、リオレイアの3wayブレスのモーションで連射したり、
滞空しつつ撃ち下ろすように放ったり、上空に向けて大量に吐き出し火の雨を降らせたりと多彩。
最後の雨のように降らせるパターンの場合には、ハンターがボイスによる警告を行う。
- マスターランクでは左右に火炎液を2発ずつ乱射する行動が追加。
放たれた火炎液は強烈なスピンが掛かっているのか、着弾した瞬間に急カーブし、
アケノシルムの前面をカバーするように跳ね回って広大な焦土を作り出す。
サマーソルト等で距離を取った後に使ってくることが多いため、すぐに間合いを詰めれば使用確率が大幅に下がる。
- 操竜状態では弱攻撃として3way火炎液を使用可能。
アケノシルムの攻撃の中では比較的出が速く、容易に火やられを引き起こせる。
ただし水場で弱体化するのは操竜中でも同じため、素直に別の技を使うか、
どうしても当てたいならギリギリまで密着するしかない。
余談
- クルペッコも可燃性の液体を吐く攻撃を持つが、直接点火して飛ばすことはしない。
代わりに、この液体は火耐性(MHP3以降は全属性耐性)を低下させる効果を持っており、
火打石攻撃のダメージを増強する。