主に非戦闘状態のモンスターが時折起こす、彼らの生態(設定)に関わる少々特殊な行動。
目次
概要
- MHシリーズのモンスターは、世界観上では基本的に「野生の動物」という扱いである。
野生の世界で生き抜いている動物である以上、彼らにも彼らなりの「日常」が存在する。
そんな日常の一端が垣間見える特殊なモーションが生態行動である。
ハンターとの戦闘の中では見せない、野生のモンスターのありのままの様子が表れている。- 特にMHWorld以降のシリーズではかなり力を入れてモーションが作られるようになり、
まさしく野生生物のドキュメンタリー番組で見るような光景がより近くで堪能できるようになった。
- 特にMHWorld以降のシリーズではかなり力を入れてモーションが作られるようになり、
- モンスターの生態行動を観察したい場合、モンスターの警戒心を刺激しないように動く事が鉄則。
大概のモンスターはハンターが視界に入ってしまうと同時に緊張状態に突入してしまうため、
なるべく遠くから、可能ならば死角となる位置から接近し、そのまま気付かれないように様子を窺おう。
ある程度モンスターのパーソナルスペースが把握できたとしても、
接近しすぎてしまうとふとした拍子に発見され、外敵として認識されてしまう場合があるので、
あくまで慎重に、ゆっくりと、根気強く行動する事が大事。
なお、狩猟クエストでは基本的に一定時間内に対象のモンスターを狩猟しないとクリアにならないため、
時間制限が気にならない素材ツアーや採集クエストなどを利用すると余裕を持って観察できるだろう。
- 多くの大型モンスターは非戦闘状態ではフィールドの各エリアを転々と移動しているが、
これも「縄張りの巡回」「食糧などの探索」などの意味を持った生態行動の一環とも言える。
また、獲物となる生物に襲い掛かる姿や縄張りを巡って他種のモンスターと交戦する様子もある意味では同様。
主な生態行動
- モンスターごとに細かい描写は異なるが、大まかには以下のような行動パターンが存在する。
食事
- 足元の草を食む、腐肉を漁るなど、自身のエネルギーを確保するための行動。
モンスターの食性が窺える。動物食性のモンスターの場合は狩猟行動も付随する事もある。
資料集などでは語られなくともこのような行動で察する事ができるケースもある。
また、水分の補給だけにとどめる場合もある。
マーキング
- 体液を吹き付ける、身体を擦り付ける、爪や牙で傷を付けるなど、
地面や岩壁などに自分が立ち寄った痕跡を残し、この場所が自分の縄張りであるとアピールする行動。
追跡の足掛かりとなるので地味に重要。
休眠
- その場で自分から睡眠状態となり、体力の回復を図る行動。
狩猟目的であれば奇襲のチャンスだが、生態観察においてもモンスターへの最接近を図れる絶好のチャンス。
しばらく経つと自然に起きるので、接近するならタイミングには注意。
眠りはしないがその場に座り込んで休息を取るという場合もある。
手入れ
- 爪や触角など、自分にとって大切な、野生の世界を生き残るための武器・感覚器の手入れをする行動。
飛竜種や甲殻種など、似たような体型のモンスターが同じ部位を手入れするにしても
それぞれで手入れの仕方が少し異なるのが面白い。
排泄
- その場でフンをする。
生物にとっては欠かせない行動であるのは間違いないが、
そんなところまで全力で描写する公式も変態さすがである。
特殊行動
- そのモンスターが持つ生態の深い部分を描写した、他のモンスターでは見られない珍しい行動。
特定の場所、特定の時間帯で遠吠えをするジンオウガやルナガロン、歌うように鳴くイソネミクニなど、
その生態を知らないとなかなか目撃する事ができないものが多く、その様子は神秘的ですらある。
しかし、中には著しく不穏な様子を見せるモンスターも……。