システム/ハンターノート

Last-modified: 2023-10-20 (金) 07:24:53

ハンターとしての心得や相対するモンスターの情報が載った、ハンターが常に携帯している冊子。
ゲームのシステムについての詳しい情報や武器の操作方法など、狩猟に役立つ多くの情報が収められている。

目次

概要

  • 狩りに役立つ情報が確認できる、ハンターが常に携帯している冊子。
    ハンターとしての心得や拠点で出来る事、様々なアクションやシステム、
    そして相手となるモンスターについての情報も載っているハンターの必需品である。
  • 初心者ハンターどころかベテランハンターにとっても攻略に役立つ情報が載っている事もあるため、
    何度も見直して情報を確認する事もあるだろう。
    特に近年の作品では非常に詳細な内容が書かれている場合もあり、
    下手な攻略本や攻略サイトより役に立つ事もある。
    肉質とかどうやって記録してるのやら。斬り心地か?
  • 体験版では主に武器操作指南しか見る事が出来ない。
    おそらく未公開モンスターやエンドコンテンツ等のネタバレになってしまうからだろう。
  • なお、メインシリーズではハンターノートの閲覧中もゲームは一時停止状態にならない。
    クエスト中に武器の操作法などを確認したい時は、身の周りの安全に注意しよう。
    特に、MHWorldやMHRiseのハンターノートは画面全体に表示される関係上、
    閲覧中は周囲が全く見えなくなってしまうので尚更である。

作品毎の変遷

MH~MHP2G, MHP3

  • MHP2Gまでは紙の説明書で具体的な操作説明が記載されていたり、
    システムの細かな解説についてはゲーム内の月刊誌「狩りに生きる」で展開されていたこともあってか、
    ハンターノートやそれに相当するシステムはまだ存在していなかった。
  • モンスターリストは独立したシステムとして当初から存在していた。
    ショップで「○○(種族やモンスター名)の書」というアイテムを購入することで、
    モンスターの基本的な生態に加え、討伐数や大きさが記録される。
    記述は近年の作品に比べれば簡素で、攻略のための情報は少なめであった。
  • MH3の次作であるMHP3も上記のようなMHP2G以前の仕様が用いられているため、
    ハンターノートは登場していない。

MH3(G)

  • ハンターノートが初登場。
    内容はメモ帳、モンスターリスト、調合リスト、ハンターの心得の4種。
  • メモ帳はのちのウィッシュリストのように必要とする素材を記録できる機能で、
    装備の素材のみならず村人からの納品依頼についても記録可能である。
    記録した途端に出なくなる物欲センサー感知器とも言われた
    ハンターの心得には操作やシステムについて記載されている。
    • メモ帳に登録した素材を採取等で入手した場合には採取完了時のSEが通常と異なるものが鳴るためわかりやすい。
  • メモ帳とモンスターリストについては、Wiiならではの独特の仕様がある。
    というのも、メモ帳への記録やモンスターリストへのモンスターの登録は、
    Wiiリモコンを使って画面上のモンスターや素材をポインターでキャプチャし、
    メモ帳への登録部分に持っていくことで行う形式になっている。
    Wii特有のポインター機能を取り入れ、自分で記録しているような気分を味わえるが、
    コアなゲーマーからすれば一々Wiiリモコンを使う必要があるため面倒でもあるか。
    ハードの能力に依存した機能であるため、以降の作品では登場していない。
    • モンスターの死体からでも記録できることを知っていると便利。
  • 3DSで発売されたMH3Gでは、ポインタによる機能やメモ帳はオミットされた。
    これは、WiiUへの移植でも同様。

MH4(G)

  • ハンターの心得、モンスターリスト、武器操作指南の3つが載っている。
    3DS作品の為、情報は3DSの下画面に表示される。
  • ハンターの心得には画面情報、操作情報、プレイヤー情報、装備情報、アイテム情報、オトモアイルー情報、
    ハンター豆知識、マルチプレイ情報が含まれている。
  • モンスターの順番は小型・大型を問わず種族ごとにまとめられており、
    モンスターアイコン、種別、狩猟数(捕獲数)、危険度、最大・最小記録、そして説明が載っている。

MHX(X)

  • ハンター活動メモ、ハンターの心得、モンスターリスト、武器操作指南の4つが載っている。
  • 本作では新たにモンスターが出現した際、ベルナ村または龍識船にいる龍歴院主席研究員より
    該当モンスターの情報が無償で提供される。
    また、モンスターリストにはこれまでの名前や生態・特徴などといった基本情報に加え、
    中型・大型モンスターは『研究成果』として3ページ目に簡単な攻略情報が載るようになり、
    たとえ初見のモンスター相手であってもある程度余裕をもって立ち回れるようになった。
    指折りの学術機関たる龍歴院の面目躍如といったところか。
    • 古龍種と二つ名持ちモンスターについては、
      プレイヤーが該当モンスターのクエストを達成する
      (二つ名持ちモンスターのみ特殊許可クエストの失敗も含む)ことで3ページ目が追加となる。
      龍歴院が、その直属であるハンターと連携して調査を行うという
      世界観設定が垣間見える部分と言えるだろう。
  • ハンター活動メモには住民から依頼されるクエストや納品依頼と、その報酬が記録されている。
    今作では4つの村からそれぞれ依頼を受けられるため、多くの依頼が溜まってしまうことも。
    溜め込みすぎて何をやれば良いか分からなくなったら、一度こちらを確かめてみると良いだろう。
  • 本作では複数の狩猟スタイルが使用できるため、それぞれの武器にスタイルごとのページが存在している。
    また、武器に並んでニャンターの武器操作もここに載っている。

MHW(:I)

  • 生態マップ、大型モンスター図鑑、小型モンスター図鑑、環境生物図鑑、基本操作指南、武器操作指南、
    MHW:Iからは観察記録、導きの地と、8つもの項目が載っており、
    これまで以上に詳細な情報が確認できる様になっている。
  • 今作ではバディの編纂者がハンターノートに記録しているという設定で、
    モンスターの痕跡を集めたりマップを探索したりすることで、
    該当モンスターの情報やアイテムの位置などが追加される。
    最初のうちは情報も少ないが、痕跡集めや狩猟を繰り返して研究レベルを上げることで、
    大まかな肉質や入手素材といった情報が明らかになっていく。
  • 生態マップは各拠点とフィールドを写す詳細マップと新大陸全土が見渡せる全域マップの二つが存在する。
    • 詳細マップでは何とフィールド上に存在するすべてのアイテムの場所とモンスターの位置が常に表記される
      どれも発見していなければ表記されないが、狩猟に大いに役立つ事だろう。
      アイテムの場所がわからない時はカーソルを合わせれば導蟲に誘導させる事もできる。
      また、キャンプや獣人族のぶつぶつ交換にカーソルを合わせるとファストトラベルを行う事が可能。
      クエスト受注時にはクエストの情報も表示され、ターゲットや残り時間、力尽きた回数なども確認できる。
      MHW:Iではオタカラ情報を持っている場合、探索中に詳細マップからも確認可能。
    • 全域マップでは下位・上位・マスターの三つの中から全ての拠点・フィールドが選択でき、
      拠点の好きなところまで瞬時に移動できたり、そのまま探索に出発する事が可能。
      また、フィールドであれば出現しているモンスター、天候を含む環境情報、そして調査隊情報が記載されている為、
      探索で探したいモンスターや環境生物がいる場合は非常に重宝する。
    • ゲーム内に全く説明が無いのだが、モンスターアイコンの下の数字は
      ハンターの現在位置からの高低差を表している。
      数字の色が緑ならハンターより上方向、赤なら下にいることになる。
      アイコンでは近くにいるはずなのに見当たらない…という場合はここもよく見ておくといい。
  • モンスターリストは大型・小型モンスター図鑑と名を変え、今まで以上に多くの情報が載る様になった。
    今までのようなモンスターアイコン、狩猟数、サイズに加えて研究レベル、主な生息地、特徴、
    及び狩猟に役立つ情報が1ページ目に記載されている。
    • 2ページ目にはなんと肉質と耐性に関する記載があり、
      アイコンのように大まかに表現されたモンスターのシルエットに肉質が三段階の色で示され、
      弱点部位には斬・打・弾の有効性が三つ星で表されている。
      つまり弱点部位がどこかというのが攻略本や攻略wikiを見ずとも分かるようになったのだ。
      また、破壊可能部位も示されているものの、二段階破壊についての記載がないので少しわかりづらいかもしれない。
      • ただし、形態変化や部位破壊による肉質変化までは表示してくれないため、
        ヴァルハザクやボルボロスなど、参考になりにくいモンスターもいる点に注意。
    • 3ページ目には報酬が示され、なんと剥ぎ取り素材・クエスト報酬のそれぞれで各素材がどれだけ出やすいか
      最大五つ星で表してくれている。
      また、部位破壊報酬についても、どこが対応部位かシルエットに書き込まれている為そちらについても安心。
    • 小型モンスター図鑑には1ページ目の情報と簡易的な素材情報が載っている。
  • 環境生物図鑑はその名の通り今作で初登場した環境生物についての図鑑。
    捕獲数、生息地、調査員の一言メモが載っており、環境生物の生態や
    モンハン世界内での生物学が窺い知れる興味深いものとなっている。
    • MHW:Iからは環境生物にもサイズと金冠の概念が導入された為、この情報も追加された。
      また、情熱の生物調査員からバウンティ
      捕獲が依頼される最大金冠の環境生物に関しては、出現する条件のメモがあるので活用しよう。
  • また、武器のみならず基本操作についても記載があり、今作で変更のあった乗りシステムや
    初登場のスリンガー、クラッチクローについての詳細な説明がある他、
    ハンターの状態強化や状態異常についても詳しく説明されている。
    • 武器操作指南では今作で多くの武器に追加されたモーションや、
      MHW:Iで追加された強化撃ちなどのシステムが記載されている。
  • 観察記録はMHW:Iから追加された要素で、老練の獣人族学者から依頼される獣人族観察記録に関係するもの。
    観察キットで撮影した写真や観察依頼の詳細な内容が確認できる。
    もっとも、観察キットからもアクセスできるためハンターノートから開くことは少ないか。
  • 導きの地も同じくMHW:Iから追加された項目で、
    各地帯の現在のレベルと出現するモンスター、及びそのモンスターの出やすさが三つ星で表されている。
    基本的にモンスターの出現する地帯は各地帯の元になったフィールドと同じなので見なくとも分かるものがほとんどだが、
    導きの地から登場するモンスターの一部は通常フィールドと出現する地帯が異なったり、
    あるいは特定の地帯でしか歴戦の個体が(確実に)登場しないなどの細かい例外があるのでこれらを忘れた際には見ると良い。
    ただし、該当する地帯のレベルを上げなければ情報が開示されないのが難点。
  • 今作ではハンターノートを選択すると実際にハンターがノートを懐から取り出して開き、
    カメラがズームして冊子を覗き込む……という演出が存在する。
    また、ハンターノートから戻るとしっかりノートを閉じて懐に仕舞い込む。

MHR(:S)

  • 大型モンスターリスト、小型モンスターリスト、環境生物リスト、手記帳、基本操作指南、武器操作指南、
    アルバム、取扱説明書の8つが載っている。
    今までハンターノート内に収められていたハンターの心得は別枠となった。
  • 本作でのモンスターリストは、初見のモンスターに気づかれたり攻撃を行うと1ページ目の「生態」が記録され、
    更に狩猟・討伐することで2ページ目以降の肉質・入手素材の情報が更新される。
    素材に関しては実際に入手するまで入手確率以外が「?」表示になっている。
    • 特筆すべき事項として、今までの生態情報に加えて部位と肉質状態異常耐性素材などに関する情報が
      数字として記載されるという、もはや攻略本に近しい情報量となっている。
      肉質であれば斬・打・弾及びそれぞれの属性に対する部位毎の肉質の数値がガッツリと記載されており、
      どのモンスターのどの部位を狙えば有効か、どの属性が有効かというのがこれ以上ないほどわかりやすく示されている。
      状態異常に対しても☆による効きやすさに加えて初回耐性値次回耐性値の上昇量最大耐性値
      蓄積値の自然減少量合計ダメージ量のそれぞれがゲージによって視覚的に表記されているという豪華さ。
      • しかしこの肉質の数値、上部分に「通常」と書かれている通り通常時の肉質を参照している。
        つまりどういうことかと言うと、ボルボロスには火属性がよく効くという数値があるが
        泥纏い時には火属性が効かないという事が書かれておらず
        奇しき赫耀のバルファルクには属性がまんべんなく通るように書かれていても
        龍気活性状態には属性が全く効かなくなる事が書かれていない
        一種の初見殺しになるケースもあるため、通常時と肉質変化時の肉質を
        切り替えられるようにしてほしいと要望するハンターも多い。
        まあこれだけでも十分な情報量なので、高望みしすぎるのも良くないだろう。
        疑問に思ったら攻略本を買おうというカプコンの商業戦略かもしれないが
      • ちなみに、MHRiseの時点では上部分の表示が【(X) 通常】という風になっており、
        いかにもボタン入力で切り替えられそうになっていたのだが、表示が暗く何も反応しない状態だった。
        しかしMHR:Sのアップデートに伴い、現在の和風フォントでデカデカと「通常」と書かれる仕様になった。
        恐らく開発当初は変化後の肉質にも切り替えられる予定だったが、何らかの問題で頓挫したのだろう。
    • 素材はターゲット報酬・捕獲・部位破壊・剥ぎ取り・落とし物のそれぞれに対して%表記で素材が表示されており、
      部位破壊に至ってはどの部位を破壊すると何%で出るのかまで明記されているという大盤振る舞いである。
    • 大型モンスターは種族順や危険度ではなく、関わりのあるモンスター同士で固まって載っている。(ドス鳥竜、三牙獣など)
      大体ゲーム内での登場順に沿っているのであまり迷いはしないだろう。
      また、今作で登場した特殊個体であるヌシモンスターは一番最後に記載されている。
    • 小型モンスターについて特筆すべきことはあまりないが、
      今作では小型モンスターに危険度が設定されていないのでそちらに関する記載はない。
  • 環境生物は今作では狩猟に有効な効果をもたらす環境利用の一種となった為、種別・特徴・生息地のみが記載されている。
    リストに追加されるタイミングは、アイテムとして取得できる環境生物は初めて取得したとき、
    希少生物はカメラで撮影したとき、それ以外の生物は初めてフィールドに来たときにまとめて行われる。
  • 本作でのモンスターリストと環境生物リストにはなんと自分で撮影した写真を設定できるようになっており
    こだわる人はとことん凝る要素となっている。
    各モンスター・環境生物につき一枚ずつしかリストに載せられないが、
    載せる写真は何度でも替えられるので後でより良い写真が撮れても安心。
    ただしモンスターや環境生物にピントが合わせられていないと追加出来ないので注意。
    また、環境生物の写真を撮る事で手に入る勲章も3種類存在する。
  • 手記帳は今作に存在する新要素で、各フィールドに落ちている先人の遺物というアイテムから収集できる。
    各フィールドと百竜夜行について昔の人々が記した手記とされており、こちらから内容を確認できるようになっている。
  • 基本操作指南も前作から続投しており、今作での新アクションである翔蟲を使ったアクション
    壁を使ったアクション、操竜などに加えて
    アイテムの使い方や斬れ味の表記などマイナーチェンジが行われたシステムについても確認できる。
    • 武器操作指南についても今作で登場した鉄蟲糸技、及び入れ替え技についての記載が各武器に存在する。
  • アルバムはアクションスライダーから選択で使用できるカメラで撮影した写真が確認できる。
    写真にはターゲット、フィルター、撮影日時が付記されている。
    また、そのまま編集を行うことで複製やフィルターがけ、お気に入り設定などが行える。
    ギルドカードや前述のモンスター・環境生物リストにも写真を設定できるので凝りたい人はここから行うと良いだろう。
  • 地味に今作では取扱説明書がここに付いている。
    ゲームの使い方そのものはここに書いてあるので確認しよう。
    唐突にメタ的な解説が出てくるので少し驚く

MHSTシリーズ

  • MHSTシリーズの主人公はハンターではなくライダーである為、こちらはライダーノートという名称になっている。
    内容はライダーの基本、バトル、フィールド、施設の4つ。
    RPGである本作はメインシリーズとは全く異なる仕様・システムになっている為、
    システムがよくわからない場合はこちらを覗いてみよう。
    • また、アップデート情報も内包されているので、
      いちいち公式サイトなどを見る必要がないのも便利。
  • また、別枠として図鑑も存在する。
    こちらはモンスター図鑑、オトモン図鑑、絆遺伝子図鑑の三つがあり、
    それぞれの情報が確認できる。

関連項目

システム/狩りに生きる
システム/ギルドカード
アイテム/地図
アイテム/○○の書

主に載っている情報

システム
モンスター
環境生物
武器