概要
- PTにおいて順番に行きたいクエストを貼っていく形式のこと。
- 全員が利益を得られる平等な運営方法と言えるが、4人でやった場合次に自分が行きたいクエに行けるのは
3クエ後なので集中して手早く目的を達成したい場合には向かないが、
専用の部屋を建てても人が集まらないような、一般モンスターの素材を集めやすいというメリットはある。
他に、素材集めが主たる目的ではない場合、つまりPTの交流の一環として行われることも多い。 - この場合、誰から順にクエストを受注していくか、というのが1つのポイントになる。
譲り合いの精神を持って話し合って上手く調整しよう。仕切り役が居るなら腕の見せ所である。- ちなみにMHFではチャット上でサイコロを振る機能があるため、
それを使って順番を決めたりすることも多かった。
- ちなみにMHFではチャット上でサイコロを振る機能があるため、
- 特に行きたいクエストが無いときは多少プレッシャーにもなるのだが、
「私はパスでいいです」などと言うと、場合によっては進行の流れを乱すことになる。
その辺りは空気を読んで行動する必要があると言える。 - MHXでは部屋設定に「順番にクエスト選択」という項目が登場し、
クエ回しであることを伝えやすくなった。
- 全員が利益を得られる平等な運営方法と言えるが、4人でやった場合次に自分が行きたいクエに行けるのは
- 受注時に希望したクエストが存在しなかった場合、
適当なクエストを受けたあとすぐにリタイアして戻ってくること。- これによって希望のクエストが出現する場合があり、素早く希望のクエストを受注したい場合に使われる。
なお、クエストをリタイアする役は特に定められていないので、基本的に言い出しっぺが行くことになる。 - MH4では高難度(ランダム出現)クエストが多いということもありクエ回しが必要になる場面も多い。
MH4でクエ回しを行う場合は樹海探索へ行き、
即帰還することにより楽に速くクエ回しが出来る。 - MHW:IBは導きの地に登場するモンスターのランダム性が高く、目当てのモンスターと遭遇するのは中々大変。
そのため、クエ回しの需要は非常に高いものとなっている。
初期はトレーニングルーム配置物変更でモンスターが入れ替わる仕様を利用したトレーニングマラソンことトレマラ、
上記の仕様が修正されてからは、場所が狭い闘技場なのでロードが短く、期間やランダム性無くいつでも受注できる
星1フリークエスト「クラッチクローを使いこなせ!」が主流のようだ。
毎回毎回闘技場に呼び出されては話も聞かず即座にドタキャンされる調査班リーダーの心境や如何に
- これによって希望のクエストが出現する場合があり、素早く希望のクエストを受注したい場合に使われる。
- 上記の特性上、主に素材集めなど目的が定まっている募集が圧倒的多数を占めるMHFでは、
フレンドや猟団員との交流目的以外、
つまりいわゆる野良募集で1.のクエ回しが募集されることは現在のところ皆無と言ってよい。
かつては自由区で募集されていたこともあったようだが、
求人区の崩壊後、玉石混淆になった現在の自由区ではクエ回し募集は見られなくなった。
一方で、UNKNOWNやミ・ルといった「他のクエストのクリアが遭遇条件になるモンスター」
に遭遇することを目的として2.のクエ回し部屋が立つことは稀にあった
(前者は高ランクかつ高難易度だが覇種クエストとして常時配信されているため、今ではほぼない)。
Z順
- MH4以降の作品で用いられるクエ回しの形式。
インターネット上の掲示板でパーティが募集される時などに見かけられる。
- MH4以降の3DS作品ではオンライン時、3DSの下画面に現在同じ集会所に入室しているメンバーが表示されるが、
その表示において「左上→右上→左下→右下」の順で
プレイヤーが好きなクエストを貼り回していくスタイルの部屋を指す。
この順番が「Z」に見えるためこのように名づけられたのだが、
要は入室順にクエストを回す部屋ということである。
- しかしこの方式、問題もある。
途中で集会所のプレイヤーが入れ替わった時、
先にいたメンバーと後から来たメンバーではソートの関係で下画面のプレイヤー欄の順番が異なる場合があるのだ。
このような場合では「Z順」は誰から見た順番か分かりにくく混乱を招きやすい。
メンバーが入れ替わった際などには注意する必要があることを頭の片隅に入れておこう。
- 他にも同じくプレイヤー欄に於いて「(反)時計回り」でクエストを回すなどの類例がある。
クエ回し部屋における注意点
- 基本的にはハンターランクなど、ある程度の条件はあったとしても、
貼るクエストは各プレイヤーの自由であり気軽に参加できるものが多い。
この形式で募集して立てている部屋も多く、元の部屋主が退出してフリーになった時、
解散せずに残りのメンバーで回していこうと提案、クエ回しに移行するということも。
恐らくもっとも活用するメジャーなスタイルといえる。
とはいえ最低限のマナーやそれぞれの部屋のローカルルールは守ろう。
自分の緊急クエストだけやってもらい、そのまま退出するなどは言語道断である。
- そのため、クエ回し部屋から脱退する場合、4人分のクエストが終わる1周を区切りとして脱退するのが無難。
やむを得ず『自分のクエストが終わったが他の人のクエストに参加できない』状態になってしまったら
しっかりと事情を説明してから脱退しよう。ただ「抜けます」だけでは寄生と思われる可能性もある。
- クエ回し部屋には、その性質上、多種多様な目的を持ったプレイヤーが集まってくることになり、
HR上げが目的だったり、素材集めが目的だったり、クエ埋めが目的だったり、金冠が目的だったり、
単に楽しむことが目的だったり、ネタ定型を披露するのが目的だったりする。
彼らのプレイスタイルも討伐速度を重視するハンターもいれば、生存を重視するハンターも、
アイテムや拘束を駆使したマルチプレイならでは立ち回りを重視するハンターもいるなど千差万別である。
クエストクリアが共通の目的になるのは当然としても、
それぞれのハンターのプレイスタイルについて、あまり細かいことまでこだわりすぎないようにしよう。
一方で反対に同時狩猟クエストやアマツマガツチのダイソンなど、
攻略方法を事前に打ち合わせておくことが重要になる場合もある。
- また、クエ回し部屋には、装備やプレイヤースキルに関してもほかのタイプの部屋以上に
色々な水準のハンターが入り混じることになる。
入る前からどのクエストに行くかが大体把握できる素材集め部屋やキークエ部屋に、
そのクエストに対して不十分な装備やプレイヤースキルで突撃すれば地雷といわれても文句は言えないが、
クエ回し部屋では入室してもクエストが貼られる瞬間までどのクエストに行くかが分らない。
この性質が問題として顕在化しやすいのが、難易度の高いクエストが貼られた場合で、
そのランク帯の平均的なクエストならばなんとかクリアできるといった水準のメンバーが集まっている場合
(このこと自体は、クエ回し部屋の性質であり、当該ハンターが責められる理由にはならない)には、
クエストに失敗したり、特定のハンター一人が連続して乙してしまい気まずい思いをするはめになってしまい、
最悪の場合、せっかく来てもらったのに不本意に部屋を去ってしまうことにつながりかねない。
今しがた入ってきたばかりのハンターがいきなり高難易度クエストを受注し、
乙やクエスト失敗で部屋の雰囲気が悪くなってしまっては、部屋主からしたら荒らし同然と感じるだろう。
クエ回し部屋においては、同室しているメンバーの力量をよく見ておき、
貼り主はそれに見合ったクエストを貼る、高難易度のクエストの場合は実力に見合うと確信した場合にのみ貼る、
あるいはチャットでのフォローを十分行った上で貼ることが望ましいだろう。
どうしても特定の高難易度クエストをクリアしたい場合、それ専用の部屋を建てることも検討しよう。
逆に高難易度のクエストが貼られた場合、自信がない、初見のモンスターであるなどを正直に伝えることも有用である。- これを憂慮しているのか、高難易度のクエストを禁止する指定もしばしば見られる。