モンハン用語/ビン外し

Last-modified: 2023-05-31 (水) 17:59:04

MH2とMHFの弓で使用可能なテクニック。
特定の操作手順を行うことで、装填中のビンを消費せずに矢を放つことができる。
公式に明言はされていないものの十中八九バグなのだが、
MHFではG1アップデートでの調整を経て正式なアクションとなっている。

概要

  • 小型モンスターを掃除したいが、ビンを消費するのはもったいない、
    しかし後から装填しなおすのも面倒くさい……といった場合や、
    モンスターの弱点部位以外に強撃ビンを消費したくない……などの状況で使えるテクニック。
    もちろん、あくまでもビンを外した射撃なのでビンの効果は受けられないが。
  • 手順は作品や操作方法によって異なるが、アイテム選択画面を開きつつ行うという点は共通している。
  • やはりバグだったためか、MHP2以降のメインシリーズでは修正されている。
  • バグの利用を快く思わない人の中には、
    MH2やG1以前のMHFにおいてのビン外しに対して否定的な考えを持つ人もいないとは言い切れない。
    現在の界隈でビン外しについての話題が出ることはまずないであろうが、一応気をつけよう。

MH2

  • 溜め中にアイテム選択画面を開き、他のビン、あるいは「ビン無し」へ切り替え、
    そのまま矢を放ってから元のビンへ戻して選択画面を閉じる。
    こうすることで、ビンの装填状態を保ったままでビンを消費しない射撃が可能である。
    切り替えを行わないと普通に消費されてしまうし、
    画面を閉じる前に元のビンへ戻さないとビンが外れてしまうので注意。
  • 実際にやってみると結構複雑である
    ましてやこれを大型モンスターとの戦闘中にとっさの判断で行おうとすれば、
    操作する指がもつれてしまってもおかしくはない。
  • 矢切りではビン外しを行うことはできない。
    もっとも、ビンの効果はあれど元から消費はされないので問題はないが。

MHP2以降

  • 溜め中にアイテム選択画面を開くと即座にビンを消費して発射されるようになった。

MHW以降

  • アイテムの切り替えを方向ボタン(十字ボタン)に設定すると溜め中にビンを選択できる。
    スキル無しでは切り替えても装填中のビンが外れることはないが、
    装填速度Lv2を発動していると溜め中に装填中のビンを切り替えることができる。
    これにより所持数無限の接撃ビンに切り替えることでかつてのビン外しと似たようなことができる。

MHF

  • MH2よりも操作方法が簡略化されており、
    クラシック操作では溜め中にアイテム選択画面を開きつつ発射するだけでよい。
    携帯機操作とキーボード操作では、溜め中にアイテム選択画面を開いた時点で矢が自動的に放たれる。
  • 装填速度+3を発動させるとビンが自動装填されるようになるが、
    その場合でも上記の操作を行うことでビン外し射撃が可能である。
  • 通常射撃に限らず、しゃがみ照準撃ち(およびオーラアロー)と昇天煌弓でも使用可能。
    一方、MH2と同様に矢切りやその派生アクションである昇龍弓、そして曲射、溜め連射には対応していない。
  • ビンやその調合素材の持ち込み数が増加し、
    なおかつ火力インフレに伴いビンを消費しきる前にクエストを終わらせることが容易になった環境では、
    そこまで気を張ってビンを節約しなくても十分な場合は多い。
    ただ、消費特効を発動させているのなら無駄な消費を抑える意義はある。
  • MH2時代から引き継いで存在していたビン外しだが、
    MHFでもバグと判断されたのかG1アップデートに際して修正が予定されていたようで、
    先行テストでは使用不可能となっていた。
    しかし、そこでのユーザーからのフィードバックを受け、
    調整を行った上で正式なアクションとして導入されることが発表された。
    この調整により、クラシック操作ではビンの切り替えが不要になり、
    携帯機操作とキーボード操作ではビンの項目が変わらなくなった。
    • この時に"通称「ビン外し」"と触れられており、事実上の公式用語ともなっている。
    • 元々、明らかにバグの挙動だが公式には明言されていないという
      グレーゾーンのテクニックであり、
      一歩違えばバグの不正利用という規約違反行為になりかねないものだったが、
      それが「仕様」として正式実装され、気兼ねなく使えるようになったのは大きいと言える。

関連項目

武器/弓
武器/弓/派生作品
アイテム/ビン
モンハン用語/砲撃回避 - 同じく、MHFにおいて一度は修正されたが後に正式なテクニックとして復活したもの。