大陸の最も西方にある地域を指す地方名。アルコリス地方の北に位置する。
無印シリーズの舞台となるのは主に西シュレイド王国の管轄内である。
目次
概要
- ココット村、ミナガルデ、王立古生物書士隊、王立武器工匠の本拠地が存在する。
また、火竜であるリオレウスの多くはこの地方に生息しているともされる。
古くから人間が治めてきた地方であり、
ギルドの拠点であるミナガルデを除く殆どの大都市では竜人族の姿は見られない。
また、後述する大都市はモンスターの侵入を阻む堅固な領域を確保しており、
それらの都市の住人はモンスターの存在を実感しないまま一生を終えることもあるどころか、
最近までモンスターハンターの存在を只の伝説と認識していたらしい。
- ミナガルデはハンターズギルドによる自治権が認められているが、王国の領土である。
ドンドルマはシュレイド地方からは離れているが、
ミナガルデ同様に西シュレイドの王族からのクエストを請け負うことも多い。
MH3以降の舞台がどこに属するのかは不明だが、かの地でも王立書士隊は研究に励んでいる。
- アンガルフ砦はシュレイド地方に存在するとされており、
ラオシャンロン迎撃戦に参加するプレイヤーハンターは、必然的にこの地方を訪れていることになる。
閣螳螂アトラル・カの襲撃に遭った砦もこのシュレイド地方に存在していた。
東シュレイドと西シュレイド
- かつてこの地方には、世界に君臨した大国シュレイド王国が存在していたが、
およそ千年前に起こった何らかの原因によって王国は分割され、現在では西シュレイドと東シュレイド、
その中央に位置する、王国分裂時に放棄された旧シュレイド王城跡に分けられている。
王国分裂後の現在では東西相互の交流はほとんど無いが、これは旧シュレイド城が中立地帯に定められており、
東西両国が領有権を巡る戦を起こさないことが原因であるらしい。*1
- なお、気候の面でも違いがあり、西シュレイド地方は温暖な気候だが、
東シュレイド地方は寒冷地域で冬(寒冷期)が長いという。
リーヴェル
- 東シュレイド地方最大の都市にして共和国の首都。
東シュレイド地方に点在する各街と盛んに交流しており、物も人も出入りが激しい賑やかな街。
ただし西シュレイド地方との交流はほぼ0である。
- モンスターを利用したソリに乗って交易を行うキャラバンがあり、街の名物となっている。
険しい山岳に囲まれた盆地に位置する上にかなり北に位置しているため、冬が非常に長く厳しい。
都市の内部はレベルの高い防寒設備が整っているが、
それでも訪れる場合はホットドリンクの常備を推薦される程の寒冷地域である。
都市の中央部にはモンスター監視用と考えられる巨大な物見の塔がある。
- ハンター大全によると、「東シュレイド王国」という国名が確認できる一方、
「東シュレイド」にあるというこのリーヴェルは上記のように「共和国」の首都ということになっている。
これを単なる矛盾してとらえるか、東シュレイドには王国と共和国が別に存在すると考えるか、
あるいは王制が廃止されて共和制に移行したと考えるのかは今のところ読み手に委ねられている。
いずれにせよ東シュレイドの事情はハンター生活には直接関わりがない。
ヴェルド
- 西シュレイド最大の都市にして王都。またの名を『城塞都市』。
- 街の全方位を物々しい外壁や大砲、バリスタで囲まれており、
更に、それ等とは別に対モンスター用(だと思われる)巨大大砲を備えているという。
ヒンメルン山脈
- シュレイド地方の東西を分かつ山脈。この山脈を挟んで西側は温暖、東側は寒冷地域となっている。
- 『空へ限りなく近い山』とも呼ばれる、非常に標高の高い峰が連なるように聳え立つ。
ドンドルマからシュレイド地方に陸路で向かう場合は、この山脈を越えなければならない。
直線距離では近いがとても険しい山道であるため、
アルコリス地方から出ている船便に乗った方が安全かつ確実である。