武器/南蛮刀

Last-modified: 2023-10-16 (月) 04:46:45

MH3で登場した水属性太刀。
MH3(G)及びMHXにおいては、条件を満たすと交易船の船長から貰う事が出来る一品物である。
MHP3では直接は貰えないが、作成に必要な素材が1つしか手に入らないので、こちらでも一品物。

目次

概要

  • 遠い異国の最高の刀鍛冶が鍛え上げた太刀。船長の片腕となり幾多の激戦を制してきた業物。
    取り回しに優れ、振り抜く度に激しい水流を放ち獲物を穿つ。
  • 船長の出身地はシキ国という小さな島国である。
    この地には非常に優れた鍛冶技術が存在するらしく、
    シュレイド地方の鍛冶技術の発展にはシキ国出身の鍛冶師が深く関わっている。
    詳しい言及は無いが、南蛮刀は恐らくこの地の刀鍛冶が鍛えた物と思われる。
  • MH3(G)では交易船の船長がナバルデウスと戦うためにと、
    いつも背中に背負っていたこの太刀をハンターにくれるのだが、時すでに撃退した後である
    たとえ間に合っていたとしても、大海龍たるナバルデウス相手に水属性のこの太刀が有効とは思えないが…*1
    太刀使いならこの後に控えるであろうアグナコトル戦で使ってみるといいかもしれない。
    • 彼はMHXでも同様にラギアクルスと戦うためにと渡してくれるが、これまた狩猟後である。ゼ、ゼヨ!?
      そして例によって間に合っていたとしてもラギアクルスに水属性は全く効かない…。
      • なお、この際南蛮刀は北辰納豆流御用達の加工屋が作った武器であり、
        北辰納豆流伝統のありがた迷惑いものであるということが判明する。
        上記の鍛冶師が彼なのだろうか?

性能

MH3

  • 更に鍛え上げる事で天下三刀の一つに数えられる至高の名刀、南蛮太刀【鮫斬】剛となる。
    なお、「天」派生は存在しない。
  • 当時は水属性の太刀が覚醒込みまで探してもこれ一本しか無かったため、
    アグナコトル等水属性に弱いモンスターと戦うにはこれか状態異常太刀を担がざるを得なかった。
    しかし攻撃力は飛竜刀【双紅蓮】と同じ627、水属性400、会心率25%、スロット2と基本性能はものすごく高い
    物足りなくなる事はないだろう。
    • なおこの圧倒的な物理力は実に879.36とあのアルバ太刀の紫ゲージの891に迫る勢い。
      これは攻撃力倍率にして5ほどしか差がないことになる。
      もちろん龍が通る相手や水があまり通らない相手であれば基本的にあちらの方が良いが、
      例えばアグナコトル、クルペッコなど水が充分通る相手ならこちらの方が基本的に一歩リードする。
      そしてスロット数はどちらも2なので拡張性での差はつかない。
      当時はほぼ最強とまで言われたアルバ太刀に対し、
      属性の違いで担ぎ分けることが出来ていた数少ない大業物といえる。
  • ちなみに強化していく際、南蛮刀→改への強化に大海龍の尻尾×2と甲皮×5、
    改→【鮫斬】剛への強化に湾曲した龍角×3と深淵の龍玉×2とやたらナバルの素材を要求される。
    もう半分ぐらいはナバル武器と言ってもいいレベルである。
    素材集めの連戦時に使ってほしいというゼヨ船長からのお願いだろうか? どっちにしろ使わないけど
  • 現在ではオンラインサービスに繋げられないため、貰った南蛮刀をそのまま使うことになる。
    下位として考えても斬れ味はやや短めな緑で斬れ味レベル+1を使っても青ゲージは出ないが、
    飛竜刀【双火】と並び下位では最高の攻撃力495に加え会心率10%と下位では物理火力でも最強クラス。
    そこに少々低めながら250の水属性も付くため、ウラガンキンやアグナコトルといった終盤の強敵を相手取るのに最適の一振りとなる。
    ナバルデウスの撃退後に追加される「火山炎上!」に太刀を持ち込むならばこれが最適の選択肢となるだろう。

MHP3

  • 村クエ「大砂漠の宴!」をクリアした後に入手できる謎の太刀の秘伝書が必要になる。
    強化していくと最終的に南蛮太刀【鮫斬】になる。【鮫斬】剛ではない。
    そのせいか天下三刀の称号も失ってしまっている。
    しかし、ブースト込みで攻撃力215に会心率20%、属性値25に匠で白30
    おまけにスロットも1つ持ち、性能は非常に高い。
    • 匠での白ゲージも長めなのだが、素の青ゲージが50と非常に長く、
      シルバーソルでの運用も非常に強力。
  • 今回はロアルドロス素材の武器であるドラウンポール系列の登場、
    及びあの魚そのものの太刀が登場したため、ライバルが少しだけ増えている。
    ジエン・モーランの登場タイミング的に入手は村クエ終盤になる為、
    南蛮刀が手に入る頃にはこれらの武器をすでに手に入れてしまっている事が多い。
    しかし持ち前の攻撃力と会心率でドラウンポール改には差を付け、タチウオノタチ改とは属性値で差別化できる。
  • 上位に入ると、HR4時点で南蛮刀改に、最終形の鮫斬には普通に進める分にはHR6までお預けになる
    (イベクエ等を利用すればHR4時点でも作成可能)。
    しかし、HR4時点ではドラウンポール改もボアバルディッシュに強化可能となっており、
    性能的に南蛮刀改の時点では勝ち目がないため、鮫斬に強化できるまでは出番を譲ることになるかもしれない。
  • ただし、最終的には水属性太刀はこれ一択になる。
    今作ではウラガンキンやギギネブラ、ティガレックスに亜種が登場し、その弱点が水属性となっているため、
    活躍できる機会は多いだろう。
  • ちなみに本作にはナバルデウスが登場しないので、強化素材は鉱石や古代鮫の皮に変えられている。
    モンニャン隊の派遣をめんどくさがらなければ入手は比較的楽だが、
    何故か南蛮刀【鮫斬】の強化素材に古龍の血×3と大地の龍玉×2が必要なため、
    こちらの方に多少苦労するかもしれない。いや…確かにMH3の頃も古龍種の玉使ったけどさ…

MH3G

  • G級の復活により、最終的に「業物(わざもの)九十九牙丸(つくもきばまる)」になる。
    …が、その性能はランクに見合わぬ微妙ぶり。
  • まず、匠無しで斬れ味紫を持つが、たったの10しかない上、
    最初から最大値である450に到達している為、匠を付けても斬れ味が伸びる事は無い
    また攻撃力はそれなりで、会心率も20%と悪くはないが、太刀なのに属性値が低いのも難点。
    何より攻撃力、属性値、(匠があれば)斬れ味で勝る「翠竜刀ヴェルガリオン」が存在する為、
    わざわざ強化してまで使う人は少ない。
    さらに、その後新たに「スターライトゲート」という強力なライバルも出現。
    更に肩身の狭い思いをする事になった。
    • 同じようにアルバ七星武器以外で斬れ味が最大に達している武器で飛竜刀【八重桜】がある。
      こちらは火属性であり単純比較はできないのだが、素で持つ紫ゲージは倍の20
      そして何より攻撃力は全太刀でもトップクラスに近い858である。
      更にこちらには1つもないスロットを2つも持ち合わせている高性能っぷり。
      属性値は120と低く、会心率も0%であるものの、やはりその差は非常に大きい。
      作成難易度はどちらも★7までのレア素材を2種類使うとほぼ同じであると言って良いのだが…
      せめて攻撃力が825、もしくは紫ゲージが20以上あればまた評価は変わっていたのかもしれない。
  • ちなみに翠竜刀ヴェルガリオンは強化に必要なレア素材が「大地を穿つ剛角」1本であるのに対し、
    業物・九十九牙丸は「深淵の皇龍玉」と「海竜の蒼天鱗」をそれぞれ1つ要求されるという煩わしさもある。
    前作までと違って完全な残念武器に成り下がってしまった。
    ある意味、天下三刀の本家たる【鮫斬】剛の名誉は保たれたのかもしれないが、
    これでは船長の思いやりが報われないというものである。
    • もっとも南蛮刀自体はタダで貰えるし、上位序盤を駆け抜けるにはうってつけな一振りだったりする。
      この太刀で上位ブラキまで進め、ディオスソードを作った太刀ハンターは多いのではなかろうか?
    • 一応、鮫斬の時点「まで」は攻撃力660に会心率15%、更に長めの青ゲージと、
      上位時点の水属性太刀として極めて優秀な部類に入る。
      これを明らかに超える攻撃力を持つ太刀は上位時点だとディオスソード改くらいのものである。
      爆破属性の壁は確かに厚いが、こちらにも多少とはいえ水属性が付いており、
      水が弱点の敵であれば上位時点で数少ないあちらの対抗馬たりうる武器と言っても過言ではない。
      更にG級に上がればあちらを超える長さの白ゲージを持ち、G級序盤では一層輝く一振りともなり得る。
      もしや、このあまりの優秀さゆえに伸びしろがなくなってしまったということだろうか…?
  • 一応、この武器の長所である会心率が20%ある事を利用して、
    ルナルガの太刀のように見切り+3力の解放+2を付けてこの武器を装備する事で
    会心率100%の恐るべき大業物へと化けさせる事も可能。
    …が、あちらは覚醒で毒属性が付与されるのだが、斬れ味はあちらの方が優秀な上に、
    3Gでは毒属性が今作のバランスブレイカーと名高い爆破属性と肩を並べる程にパワーアップした事もあり、
    やっぱり九十九牙丸は残念武器へと成り下がってしまった。

MH4

  • 4でも続投。生産には一部の旅団上位クエストで入手出来る旅団チケットに鮫肌の鱗、
    ユニオン鉱石が必要となる。
    • ユニオン鉱石は上位素材なので、生産するには基本的にHR5まで上がらなければならない。
      更には旅団チケットが最も初めに入手出来る上位ゴア・マガラのクエストもHR5以上が条件なので、
      強敵と名高いかの桜火竜を倒す必要がある。
  • 上記の事をこなしてやっと生産できるようになるのだが、
    斬れ味が素で青ゲージを持っていない(一応、緑ゲージはその分長め)ので、
    運用には斬れ味レベル+1が必須となる。
    攻撃力や属性値はそれなりにあり、会心率10%も持っているが、
    一つ手前のHR4で作成出来るケチャワチャ武器のシャルドバラダバル
    属性値、斬れ味、スロットで負けてしまっている。
    • …というワケで、南蛮刀の時点ではお世辞にも性能は優秀とは言いづらい。
  • 南蛮刀から九十九牙丸の一つ手前であった南蛮太刀【鮫斬】へと強化可能。今作ではここで強化はストップ。
    • どういうワケか、MH3の南蛮太刀【鮫斬】剛のものであり、
      MHP3においては剥奪されていた天下三刀の称号がこの武器に変更されている。何故だろうか?
      前作でのあんまりな弱体化を受けて船長が怒ったのだろうか
  • 強化には勇気の証Gやら大地の龍玉やらと入手しづらい素材をこれでもかと要求してくる。
    …が、天下三刀の一振りだけあってその性能はまさに折り紙付きである。
    • まずまずの攻撃力528
    • かなり高い水属性400
    • 斬れ味レベル+1で白50
    • ありがたい会心率15%
    …と、正にその名に恥じぬ性能を秘めているのである。
  • が、MH3時代の様に一強状態という訳でもない。
    総合性能で完全に食っている鮮刀ハクナギとインペリアルソードはともかく、
    • 攻撃力は低めだが、こちらを大幅に上回る水属性550
      5%ではあるが会心率も持ち、おまけに防御力も上がる豪刀【須佐能乎】
    • 覚醒必須で手間がかかるが、会心率25%持ち、スロット2つを持ち、
      属性値もこちらを上回るEX豪刀【須佐能乎】
    • こちらも覚醒必須、その属性値も低めだが、561という水太刀の中ではTOPの
      物理攻撃力とスロット3が持ち味のイベント武器エターナルゲート
    …と、一筋縄ではいかない強豪が渦めいている。
    しかし、(EX)豪刀は両者共に攻撃力と斬れ味でこちらに劣り、
    EX豪刀とエターナルゲートに至っては匠との両立が困難な覚醒が必要。
    そのため、充分差別化は容易だと思ってもいいだろう。
    MH3Gでの悪夢が消え去り、再び高性能のゼヨ太刀が戻ってきた事に歓喜の声を上げた
    太刀使いは非常に多いと思われる。ゼヨ船長はいないけど

MH4G

  • G級追加に伴い、強化先に業物・九十九牙丸が復活。
    • 攻撃力825と、属性武器としてはまずまず
    • やはり高い水属性値500
    • 更に嬉しい会心率20%
    • 斬れ味はやや短めの白20、匠で実用的な紫30
    • スロットはいつも通り無し
    と、南蛮太刀【鮫斬】から順当な強化が施された。
    業物と称するに恥じない性能である。
  • 素の紫ゲージこそ失ったものの、匠で長い紫ゲージを得られることや
    攻撃力と属性値が改善されたことで、MH3Gの頃よりも実用性が大幅に向上したといえる。
  • 要求される素材が大きく変更されており、なんと大地を穿つ剛角が求められる。
    • MH3Gで必要だったラギアクルスやナバルデウスのレア素材が、
      本人こそ登場しないものの交換素材として存在しているのにである。
    • ただ、ナバルデウスのレア素材である深淵の龍玉(今作ではG級素材)は、
      G3に行かなければ入手できるようにならないので、G2で登場するディアブロスの素材で作れるのはありがたい。
    • MH3Gでほぼ上位互換であった翠竜刀ヴェルガリオンも大地を穿つ剛角が必要だった。
      意外と水属性の武器と相性が良い素材なのかもしれない。
  • 上位の頃と同様にG級でも強力なライバルが存在する。
    特に留意すべき相手は、豪斬刀【大穴牟遅】アルファルドの二振りだろう。
    • 豪斬刀【大穴牟遅】は属性重視とはいえ攻撃力792会心率10%
      物理性能に於いても九十九牙丸のすぐ傍まで迫っており、
      720という圧倒的な属性値によって水属性弱点の相手には九十九牙丸を超える火力を叩き出す。
    • アルファルドは攻撃力858属性値420と、九十九牙丸に肉薄する火力に加えて
      空きスロット3つという脅威の拡張性で九十九牙丸を脅かす。
    いずれも一筋縄ではいかない面子だが、豪斬刀には物理と属性のバランス、
    アルファルドには装備構成で十分な差別化ができる。
    更に紫ゲージの長さでは彼らを上回っており、
    刃が弾かれやすいG級ではかなりのアドバンテージと成り得るだろう。
  • 作製時期も見逃せなく、前者はラスボス討伐後、後者もG3なのに対し、
    この武器は剛角さえ手に入ればG2で完成できる。
    どころか現在ではイベントクエストを利用すればG1で手にすることが可能。
    また、レア度が9なので極限強化がしやすいのもこの武器のメリットである。
  • 余談だが、MH4GではMH3(G)で登場した交易船の船長がゲスト出演する。
    彼の依頼クエストをクリアーすると、なんと彼のコスプレ装備を作製できる。
    九十九牙丸と合わせれば、身も心もゼヨ気分である。
    • ただし、彼の装備・ホクシンシリーズはスキル的に太刀と全く合っていない
      ゼヨ一式で狩猟するのには、彼への愛が試されるだろう。
      詳しくは彼の装備のページを参照してほしい。
  • ところで、彼の背中を見るとMH3(G)で主人公に託した筈の南蛮刀が。
    主人公に渡した後に、どこかで2本目を作ってもらったのかもしれない。

MHX

  • ココット村にやってくるゼヨ船長の依頼を聞いて解決していき、
    最終的に獰猛化ラギアクルスの狩猟を成し遂げると、背中に背負っているものをくれる。
    現物をくれるのだが、説明文には「とある豪商が愛用していた刀と同じ拵え」とある。
    やっぱりMH4Gで持っていたのは2本目だったようだ。
    • 本当は北辰流の課題としてこの太刀で獰猛化ラギアクルスを狩れという話だったが、
      例によってハンターには伝わっておらず、当のラギアはおそらくは火属性武器で一足先に片付けられてしまった。
      しかもこれを渡されたとしても、水棲の海竜であるラギアクルスに水属性はまるで効かない。
      ナバルデウスの時といい、何故この船長は水に強い相手にこれを使いたがるのか。
  • 初期段階の「南蛮刀」は今回は現物をくれるので生産する必要は無いが、一品物。
    最後のクエストがラギアクルスの狩猟だったためか、強化にはラギアクルスの素材を使う。
  • 最終強化「南蛮太刀【鮫斬】」の性能は、
    攻撃力180、会心率20%、水属性25、スロット1、斬れ味は素で青、+1で僅かに白が出る。
    銘に鮫という文字を含むがザボアザギルとは何の関係も無く、ラギア素材のみ。
    • 扱いやすい水属性太刀なのだが、メインモンスターの一角・タマミツネ武器の
      たまのをの絶刀の斬振というほぼ上位互換の刀が存在するのが悩み。
      こちらは最終強化で攻撃力200・会心率10%・水属性28・スロット1・斬れ味は+1する分はそっくり全て白と、
      会心率10%の差以外全てにおいて同等以上の性能を誇る。
      製作の早さにおいても、たまのをは下位から手に入り強化しながら攻略に使っていけて、最後まで強いのに対し、
      こちらは上位も終盤に入る頃の獰猛化ラギアクルスを制してようやく初期段階が手に入るという遅さ。
      序盤の攻略にも、強化が停滞しやすい獰猛化素材を手に入れるまでの間の繋ぎにも使えない。
    • 純粋な性能勝負ではこのように勝ち目が無いのだが、欠点らしい欠点がある訳でもなく、
      ファッションとある程度の実用性を両立する装備にはうってつけである。
      見た目は相変わらず大振りの日本刀のような形状でストレートに美しいため、
      MH3に思い入れのあるハンターや、見た目重視で遊びたいハンターに好まれる。
      たまのをも日本刀のような形状だが。

MHXX

  • MHXXではG級追加に伴いさらに強化が可能になった。銘はおなじみ「業物・九十九牙丸」。
    攻撃力290に属性値30、スロット1つに、会心率25%、延長不可の白40と紫20の斬れ味といった性能。
    かなり平均的な性能になった。
    • ライバルは天眼タマミツネの二つ名武器であるたまきはる露命滅斬刀あたりか。
      あちらは攻撃力310に属性値30、会心率20%に、スロットは無し、斬れ味は素で白30、匠+2で紫40が出る。
      素白の時点でこちらの紫とほぼ同等の期待値を誇る。
      おまけに二つ名武器の狩技ゲージの増加量アップもついている。
      強化難易度もこちらは獰猛化ラギアクルスの狩猟が必須なため、人によっては天眼タマミツネよりも
      厳しい戦いを強いられるかもしれない。
      スロ1を活用しなければこちらはやや厳しいが、素紫のため匠スキルの分を他の火力に配分できるのは大きい。

余談

  • 「南蛮」とは、原意では中国における
    「中華思想(自国である中国とその支配者が最も秀でた文明であるという思想)」での
    中国に従わぬ南方の国々を蛮族として見下した表現で
    (他の方角に対する、東夷・西戎・北狄という表現もあり、東西南北を含めて「四夷」と言う)、
    過去の日本においては当時日本人にとって未知の地域である東南アジアおよび
    それを経由してきた異文化を指す(過去のヨーロッパを南蛮と言ったのはこのため)。
    特にポルトガルから経由された物が多い。
    そのため、南蛮とは「東方(日本)における遠方からの輸入品」を示す言葉であるのだが、
    上述のように南蛮刀は東方の人物である船長の故郷で生み出された刀であり、東方製の品である。
    そのため、東方の外の地域を意味する「南蛮」を関するのはいささか奇妙な気もするのだが…
    • 一応「異国 = 南蛮」と一括りに扱った時期もあるため、
      「よく分らないが交易船の船長が持ってきた多分外国産の刀 = 南蛮刀」…位の意味かも知れない。
      それはそれで船長の信用に関わるが。
  • 「業物・九十九牙丸」は「わざもの・くじゅうくがまる」という間違った読みをされることが多い。
    正しい読みは「わざもの・つくもきばまる」なので注意。
    • MH3(G)では、一部のハンターからは入手経路より「ゼヨ太刀」とも呼ばれている。
      MH4(G)ではゼヨ船長から直接もらう事は出来ないがすでに上記の通り名が結構浸透しているのか
      オンラインでも十分通じる場合がある。
  • 九十九の意味などに関してはこちらを参照されたし。
    • カプコンが2016年にリリースした3DS用基本無料ソフト『めがみめぐり』を遊んだ人なら、
      この言葉に馴染みが深いことだろう。
  • 英語版でのこの刀の名前はBarbarian Blade(蛮族の刀)である。
    たしかに前述の南蛮をそのまま訳せばそうなるだろうが、
    この刀は「非文化的な民族の刀」ではなく「南蛮という異文化が入った刀」という意味での「南蛮刀」だと思われ、
    実際に東方独自の技術で作刀されておりオリエンタルな外観がお洒落な刀なのに
    蛮族刀と訳したら海外のファンがニュアンスを誤解しないか心配になってしまう。

関連項目

登場人物/交易船の船長
世界観/天下三刀
世界観/北辰納豆流
防具/ホクシン・カイエンシリーズ
武器/斬老刀【スサノオ】 - 拠点の人物から譲られる太刀繋がり
武器/継伝の太刀【無銘】 - 同上
武器/バーバリアンタスク - こちらは恐らく蛮族の的な意味でBarbarian


*1 村下位のレベルとしては攻撃力は非常に高い部類に入るので、実際のところ撃退までならそれなりの腕でも充分に可能ではある。雷刀ジンライの方が都合はいいが、「相手によって装備を選べる」ほど資金的にも素材的にも余裕がある規格外なプレイヤーハンターだからそう言えるだけで、世界観に沿った場合、間に合っていたなら本当に"渡りに船"だったのかも知れない