MH3G、MHX(X)に登場する水属性太刀。ガノトトスの素材から作られる。
水竜の躍動感を実現した太刀。放つ水圧が獲物を一掃する。ヒレの光沢は新鮮な証拠。
目次
概要・性能
- 納刀している状態だと、長い柄の先端にヒレのようなものがちょこんと付いているだけのように見えるが、
抜刀すると同時に収納されていたヒレ状の刃が展開され、鎌のような外見へと変貌する。- ファミ通掲載のコーナー「俺たちモンハン族」では、このデザインを「ルアー」と表現していた。
むしろバショウカジキっぽい気がするが。
- ファミ通掲載のコーナー「俺たちモンハン族」では、このデザインを「ルアー」と表現していた。
MH3G
- 一発生産することはできず、
入手するにはラギアクルスの太刀である雷刀ジンライから強化させる必要がある。
しかし、雷刀ジンライは生産に「海竜の逆鱗」を必要とするため、
その前段階であるフロギィソードから強化させるのがオススメ。
こちらは名前から想像できるようにドスフロギィの素材から作られる武器であり、
製作難易度も圧倒的に低い。
雷刀ジンライからは基本的にガノトトス素材のみを用いて強化できるが、
鬼人薬グレートを要求される(=調合素材にアルビノエキスが必要)のに注意。
ガノスラッシャー改への強化には堅竜骨が必要となるが、
ガノトトスの登場する村★6では入手できないため、強化は村★7へ進むまでお預けとなる。
- また、上位で作製可能な水属性太刀は他に鮮刀ハクナギと南蛮太刀【鮫斬】がある。
性能を比較すると……武器名 攻撃力 属性値 会心率 スロット ガノスラッシャー改 594 220 0% O-- 鮮刀ハクナギ 561 480 0% O-- 南蛮太刀【鮫斬】 660 140 15% ---
ガノスラッシャー改はどっちつかずの中途半端な性能である(なお、斬れ味はどれも素で青)。
ただ、水属性を弱点とするウラガンキンやアグナコトルなどは、
物理ダメージよりも属性ダメージの方が通りやすい傾向にあるため、
上位の段階では高い属性値を持つ鮮刀ハクナギが一番使い勝手がいいだろう。
- このように、上位ではガノスラッシャー系はまだ発展途上といった感じであり、
他の水属性太刀と比較してもそこまで突出した性能を持っているわけではない。
翠竜刀ヴェルガリオン
- G級では亜種も登場し、この武器もG級以降は亜種素材を使って強化されていく。
ヴェルデスラッシュから強化していき最終強化名は翠竜刀ヴェルガリオン。
この過程で、武器の配色も鮮やかなグリーンへと変化する。
しかし、同時に強化の際、非常に入手難易度の高い素材を要求されることが多くなってしまう。- ヴェルデスラッシュへの強化は翠水竜素材のみを用いれば良いのでまだ楽だが、
ヴェルデスラッシュ改への強化の際に、レア素材である「大竜玉」を3個に
これまた入手の面倒な「凍戈竜の剛爪」を3個要求される。
一応、大竜玉はガノトトスの本体剥ぎ取りからも入手できる上、
ガノトトスの剥ぎ取り回数自体が4回と大型モンスターの中では比較的多い方であることを考えれば
そこまで大変ではないかもしれないが、それでもこの要求数に愕然とした太刀使いは多いことだろう。
- 更に、最終強化系の翠竜刀ヴェルガリオンへの強化に、天鱗・天殻並みの超絶入手難度を誇る
「大地を穿つ剛角」1本をさらっと要求される。
基本報酬で入手可能な救済クエストが用意されているので、それをマラソンすれば何とかなるが…。- しかし、これは暑く乾燥した砂原に生息するディアブロスの素材である。
強化の際に全く別のモンスターの素材を要求されるのは、なにもこの武器に限った話ではないが、
水とは何の縁もゆかりもないモンスターの素材を要求されることに対して、
釈然としない気持ちを抱いたハンターは数多いと思われる。
- しかし、これは暑く乾燥した砂原に生息するディアブロスの素材である。
- また、要求される翠水竜の素材の殆どは特上ビレである。
その数14枚。かなりの回数のマラソンを強いられることだろう。
- ヴェルデスラッシュへの強化は翠水竜素材のみを用いれば良いのでまだ楽だが、
- とはいえ、それだけの困難な過程を経て製作されてきただけに、
最終強化系である翠竜刀ヴェルガリオンの性能は正に折り紙つき。武器名 攻撃力 属性値 会心率 斬れ味 匠時斬れ味 スロット 防御 翠竜刀ヴェルガリオン 792 360 0% 白30 紫30 O-- - ヴァッサーファロス 726 240 0% 白10 白60 OO- +12 特鮮太刀ウオノカミ 627 540 0% 青100 紫30 O-- - 業物・九十九牙丸 726 180 20% 紫10 (匠非対応) --- - スターライトゲート 726 (420) 5% 白60 紫50 OOO -
属性値はずば抜けていても攻撃力が低かったり、属性値が低く紫が10しかなかったり、
覚醒させないと水属性が現れなかったりとクセが強く、
取り回し易さに関してはこの翠竜刀ヴェルガリオンの右に出る者はいない。
さすがは元祖・水中の王者ことガノトトスの武器である。
本作最強とも言われるあの黒曜石を打ち砕くのにも一役買ってくれることだろう。
MHX
- MHXにて久々の登場。
ダークサイス、もしくはクラブカッターを一発生産して派生させていくことで作製できる。
最終強化銘は水鎌ガノスハッシャー。
その性能は- かなり高い攻撃力220
- 標準より低い水属性17
- 素でそこそこの青、匠+1で極短い白、匠+2でそこそこの白
- この強さで会心率0%にスロット1
- この武器を使う場合大きく分けて
- 匠を使わずスキルで補強する。
- 斬れ味レベル+1と剛刃研磨を用い白を維持する。
- 斬れ味レベル+2まで延ばし白を維持する。
いずれにせよ属性はおまけ程度に留め、物理を補強するといい。- この武器と対になる炎斬も似通った性能を誇る。
狩猟対象の弱点属性によって使い分けよう。
MHXX
- G級素材を使い、強化することで最終的には究極強化で瀑水鎌ガノスハケティになる。性能は以下の通り。
- 高い攻撃力330
- 最後まで低いままの水属性値20。
- 素で白40、斬れ味レベル+2で紫30
- 会心率0%とスロット1はそのまま
しかし、生憎今作では苦しい立場に立たされている。
- 問題なのが強力なライバルの存在。
前作でも争ったケチャワチャの太刀のシャルトゥラの究極強化、シャルトゥリス。
攻撃力は並ばれてしまい、属性値は32とこちらの1.6倍の数値を誇る。
会心率は同じ0%なので属性値の差がそのまま期待値の差に繋がってしまう。
斬れ味面も、斬れ味レベル+2発動時は同じ紫30とリードできない。
ただし素の白ゲージは倍の差をつけている。シャルトゥリスはスロットもないので、
ガノスハケティは業物による運用とスロットでなんとか使えるといったところ。
- そして作製難易度だが、究極強化に上位では不要だったG級アマツマガツチ素材である嵐気胞塊が必要になる。
アマツマガツチはHR解放後でないと狩猟できないため、完成時期がかなり遅くなってしまう。
一方でシャルトゥリスはG★4ですぐ完成でき、獰猛素材が不要という大きな長所を持つ。
正直、わざわざガノスハケティを作る意義は薄いと言わざるをえない。
装備としては優秀なのに他があるので使用率が低い。という残念な立場になってしまった。
- とはいえG★4のキークエスト、「斬鉄の剣、不壊の鎧」の二体は水弱点なため使えないこともない。
シャルトゥリスの方が作成難易度が低いが
余談
- MH3GのPVでは、ガノスシリーズに身を包んだ剣士が、
この武器を手に取ってクルペッコと渡り合っているシーンが登場する。
これまでありそうでなかったガノトトスの太刀が遂に登場することに、
多くの太刀使いたちが歓喜の声を上げたとか上げなかったとか。
- ガノトトスは無印の頃から登場し続けている最古参モンスターの1つであり、
更に太刀自体もMH2の頃からずっと登場し続けている武器種であるが、
不思議なことにMH3Gまでガノトトスの素材から作られた太刀はコンシューマー作品では存在しなかった。
しかし、MHFでは初期のころからサザナミやガノスレイザーなどバリエーションがいろいろある。
本家に登場するまでこんなにも時間がかかったことには何か後回し感を覚えざるを得ない。
関連項目
モンスター/ガノトトス
モンスター/ガノトトス亜種
武器/ガノス武器
武器/サザナミ - MHFに存在する元祖ガノトトス太刀
武器/ガノスカタルシス - 同じくMHFに存在する、かなり変わったガノトトス太刀
武器/ノトス - ガノス武器っぽい名前の太刀1。火属性
武器/メメントノス - ガノス武器っぽい名前の太刀その2。龍属性