武器/オルドマキナ・HB

Last-modified: 2023-09-14 (木) 22:26:05

翠と金を基調とした機械仕掛け
の重弩。傀異化エネルギーを
利用した変形機構を備える。
(オルドマキナ・HB)

目次

概要

  • MHR:Sにて初登場したヘビィボウガン。
    オルドマキナ武器の一つであり、4連装のガトリングガンのような見た目が特徴。
    他のオルドマキナ武器と同様に、翠色金色の装飾が施された美しいヘビィボウガン。
    抜刀中に持ち手付近と銃口がオレンジ色に発光するギミックも搭載されており、
    かなりロマンのあるデザインと言えよう。

性能

MHR:S

  • 生産にEX4の傀異化モンスターの素材を要求される関係上、作成時期は遅め。
    さらに、EX1~EX4の傀異化素材が大量に必要なので、作成難易度もかなり高い。
    強化先は無く、生産段階であるオルドマキナ・HBのまま使用することになる。
    気になるその性能はというと、
    • 攻撃力350、会心率0%と火力は平均的
    • ブレ左右/大、反動「小」、リロード「普通」とブレ以外は優秀
    • 拡散弾発射タイプ:水平型
    • 特殊弾は機関竜弾
    • 装飾品スロットはなし
    • 百竜装飾品スロットはLv1
    • 物理弾は通常弾7/7/0、貫通弾5/5/0、散弾5/5/0、放散弾3/3/0、
      つまりLV3物理弾が一切使用できない
    • 徹甲榴弾3/2/2、拡散弾3/2/2、竜撃弾2発装填
    • 属性弾と状態異常弾は装填不可
    • 竜撃弾以外の弾全てが移動射撃に対応。ただし移動リロードは不可
  • やりたい事がここまで分かりやすいヘビィボウガンはそうそう無いだろう。
    そう、この武器は徹甲榴弾・拡散弾・竜撃弾といった爆発系弾丸を専門とするヘビィボウガンである。
    つまるところアイスボーンで一度は途絶えた拡散祭り専用ボウガンの系譜である。
    爆発系弾丸の取り回しの良さは恐ろしいレベルであり、運用の快適性においては他の追随を許していない。
    • まず、徹甲榴弾はスキルを整えれば最小反動で発射可能。リロードは「速い」が限界だが、
      強化パーツ無し状態でチューンアップを積めばリロードを最速にすることもできる。
      更には移動射撃に対応と隙が無い。
    • 拡散弾は数少ない発射タイプ水平型に対応しており、完全に足を止めずに拡散弾を連射することができる。
      そして、拡散弾も移動射撃に対応。発射タイプ水平型と移動射撃を両立しているのは本ヘビィのみである
    • 竜撃弾にもキッチリと2発装填で対応。徹甲榴弾でスタンを取ってからバッチリ追撃を叩き込むことができる。
  • 数少ない弱点が百竜スロットLv1で、そのままでは徹甲榴弾と拡散弾の威力を1.1倍にする炎王龍の魂が発動できない。
    しかし、Ver.11へのアップデートでの新システム・傀異錬成で百竜スロットが拡張できるようになり、
    炎魂竜珠の装着が可能になった。
    一応、攻撃力+10との選択という形にはなるが10上げたところで約1.03程度でしかなく*1
    どうせ爆発系の弾しか使わないので特に迷わずに炎魂竜珠の1.1倍を選ぶべきだろう。
  • 並みのモンスター相手であれば徹甲榴弾でスタンをさせてから拡散弾・竜撃弾をばら撒く立ち回りにより
    5分も掛けずに捕獲に持ち込むことが可能。部位破壊も容易に達成可能である。
    傀異化モンスターはあまりにも体力が高すぎてBCでの弾薬補充が必要になるが……。
    弾代がかさむ上に、調合で操作も忙しくなるが、
    スタンさせたモンスターをガンガン派手に爆発させながら戦う爽快感は筆舌に尽くしがたいものがある。
Ver.14までの話
  • 一方で当初は、この爆発系特化型の性能はマルチ適性が致命的に低いことが欠点として挙げられた。
    理由については言うまでもなく、主力弾である拡散弾と竜撃弾が味方を吹き飛ばす効果を持つため
    剣士とガンナーが入り混じる野良で使おうものならば、味方を頻繁に吹き飛ばし大顰蹙を買うのは目に見えている。
    剣士は言うまでもなく、PTが全員ガンナーであったとしても散弾ボウガン・拡散弓を使っていたり、
    そうでなくとも起爆竜弾や甲矢突きの設置のためにモンスターに近づくケースがあるため、
    徹甲榴弾だけで戦えば味方を吹き飛ばす問題はなくなるが、そういった使い方をするなら
    徹甲榴弾に加えて麻痺弾やLV3通常弾を扱える金獅子砲月華妃竜砲辺りを使用した方が喜ばれるだろう。
    よって、基本的に細かい意思疎通の取れていない野良マルチでの運用は厳禁である。
    使うならば基本的にはソロか盟勇クエストでのみ運用することが推奨されるが、
    例外として他のプレイヤーと十分な確認が取れており、そしてPT全体がガンナー武器を使用するなどして
    他プレイヤーを吹き飛ばす心配がない場合ならばマルチプレイでも使える。
    あるいは、オルドマキナ・HBを担いだ同好の士を4人集め、往年の拡散祭りの再来と洒落込むのもいいかもしれない。
  • Ver.15アップデートにより追加された装飾品の1つに、
    本武器にとって救世主とも呼ぶべき効果を持ったスキルが現れた。緩衝スキルである。
    その効果は
    「同行する仲間に攻撃を当てた際、または仲間からの攻撃が当たった際にそれぞれのダメージリアクションを無効化する」
    というもので、この効果は拡散弾や竜撃弾にも勿論効果がある。
    つまり、このスキルを付けていればマルチで味方を吹っ飛ばす心配が一切無くなるのである。
    本武器に限らず、拡散弾をある程度撃てる他ボウガンにとってもある意味最大級の強化と言えるようなもので、
    このスキルの登場により、今まで我慢に我慢を重ね続けてきた拡散ガンナーが思う存分にぶっ放せるようになった。
    ゼロ距離で竜撃弾を喰らっても仰け反りすらしない様子は凄まじくシュール
    幸い、緩衝珠自体の作成難易度も激甘設定な上にスロットレベルも【1】と発動させやすい。
    緩衝スキルは仲間から受けるリアクションも無効にする効果も付いているが、
    全てのハンターが緩衝スキルを発動させているとは限らないため、
    マルチでの使用、特に野良マルチ拡散祭りを行いたい場合は必ず緩衝を発動させていくようにすることを忘れないように。
    • Ver.15アプデによりスキル環境が更なる発展を遂げ、過去バージョン以上に
      火力を盛る事が出来るようになった。
      攻撃7+「鬼火纏+死中に活」+業鎧【修羅】+砲術3…等の火力スキルに加えて、
      剛心や回避距離UP等の防御系スキルも合わせやすくなり、
      ますます本武器の光は強くなっていく。無論、それ相応に傀異錬成を行う必要があるのは避けられないが
      しかし、それでも高レベルの傀異討究クエストでは凄まじい高体力のモンスター相手に
      1回の持ち込みでは弾不足になる事は珍しくなく、キャンプでの補給を行う必要がある。
      通常フィールドならエリア移動に合わせて補給に行く事も出来るが、
      闘技場等の決戦場フィールドではまず不可能な為、モドリ玉の持参を忘れないように。
      幸い、決戦場フィールドの場合は支給用モドリ玉が支給されているため、忘れた場合のリカバリーは行える。
    • いくら火力を盛ることができるようになったとは言え現状での拡散運用は趣味の範疇であり、
      また、たとえ吹き飛ばしが無くなろうとも他者の視界を著しく阻害する事は忘れずに留意しておきたい。
      特に、事前の意思疎通のない野良に持ち出す場合は一定の慎重さを持って臨みたい。

関連項目

武器/オルドマキナ武器
武器/火竜砲 - ガトリングガンの先輩その1
武器/シェルバレット - ガトリングガンの先輩その2
モンハン用語/拡散祭り


*1 傀異スロットを最大の10枠まで解放した場合は攻撃力+5との選択になるため、なおさらその差が開く。