翠と金を基調とした機械仕掛けの剣斧。
傀異化エネルギーを利用した変形機構を備える。
(オルドマキナ・SA)
目次
概要
- MHR:Sにて登場したスラッシュアックス。
オルドマキナ武器の一つで、翠色と金色に彩られ、中央部にはメーターのようなパーツが取り付けられている。
また、剣モードにすると刀身の一部が開きオレンジ色のラインが発光するギミックも存在する。
総じて格好よく、ロマン溢れたデザインであり、見た目の人気は高い。
- 名前の「SA」はSlash Axe…ではなく、英語版の名称であるSwitch Axeの頭文字だろう。
性能
MHR:S
- 強化先は無く、作成も一発生産のみ。
EX★1から★4までの傀異化モンスターの素材をつぎ込んで作られる。
そんな高い製作難易度の先にあった性能は…… ……という、あまりにも微妙なものであった。
- 斬れ味は素で紫が出ているが、今作は素で紫が出ている強力な武器が多いのであまり突出した強みにはならない。
一方、この武器は斬れ味ゲージが右端に達していて匠で伸ばせないのだが、
そんな紫ゲージや白ゲージはスラアクにとっては短いと言わざるを得ない。
零距離解放突きの手数は言わずもがな、普段から二連斬り、変形二連斬りなど連続攻撃をする場面は多く、
30程度はあっという間に消費してしまう。
- そして、問題なのはあまりにもやる気のない毒ビン。
13という属性値は、同じく低めの無明剣斧【滅諦】にも大差を付けられる値である。
覚醒速度というメリットもあるが、MHR:Sでは属性充填カウンターや斧:変形二段斬り連携と言った
覚醒ゲージを溜めやすい技が追加され、強撃ビンですら覚醒の早まった環境となり利点は薄れている。
とは言え、ヘイトの分散からカウンターをしにくいマルチプレイなどの環境の差や、
カウンターの練度の問題もあるので一概には言えない部分ではある。
素紫の武器としては攻撃力はそれなりに良い水域であり、
何もテコ入れしない場合はマルチプレイ用(あまりカウンターをしない)の無属性武器と割り切って使うのも手。- 毒属性については数値が低すぎる分、毒属性強化の固定値UPの恩恵が相対的に大きい。
スロットが余っているならLv3にしておくと毒20にはなるので、まぁ使えなくもないレベルにはなる。
- 毒属性については数値が低すぎる分、毒属性強化の固定値UPの恩恵が相対的に大きい。
- と、こんな具合に発売当初の位置付けとしては微妙極まりないものであったが、
アップデートで状態異常関係がテコ入れされたことで本武器も実用性自体は上がりつつある。- まず、Ver.11で実装された傀異錬成によって、百竜スロットをLv3にできるようになった。
これによって拡張したスロットに「変撃竜珠【3】」を装着すると、
剣への変形攻撃で毒が確定蓄積されるようになる。
13しかないとは言えど、変形攻撃が主軸のスラアクならそれなりに毒を狙えるようになった。
状態異常確定蓄積との相性も良く、発動条件と発動時間が限定される確定蓄積効果の期待値を上げられる。
- そして、Ver.12アップデートで蓄積時攻撃強化が登場。
毒蓄積エフェクトを攻撃力に転化する事により剣モードおよび変形攻撃、覚醒時のビン追撃、
属性解放フィニッシュや飛翔竜剣の威力が最大1.2倍に強化できるようになった。
そのままでは33%の確率でしか発動しないが、剣への変形や解放フィニッシュでは100%威力が上がる計算となる。
立ち回り次第では、覚醒が圧倒的に早い毒ビンながら強撃ビン武器と同程度の物理火力を出すことも可能となった。
刃鱗+ワイヤーステップ運用、剛刃研磨運用、研磨術【鋭】運用のいずれにも適性を持つのも嬉しいところ。
Ver.12時点で唯一直接競合する青熊豪斧【御神輿】は白ゲージ止まりのため、最大火力ではこちらが勝る。
装飾品スロットが無いのが惜しい上に火力面で上を見ればタナトスサーペントなどきりがないのだが、
生産素材の入手難度は少し緩和されているので、一味違う狩りをしたい場合に作ってみてもいいかもしれない。- Ver.14では錬成スロット拡張ボーナスによって攻撃力が大きく強化されるようになり*1、
属性強撃ビンを非弱点属性に投入するぐらいなら
こちらに蓄積時攻撃強化を積んだ方がダメージを安定して稼ぎやすくなった。
また、生産素材の入手手段についても、討究コインをまとめて貰える研究依頼のクリア条件が大幅緩和され、
それでコインを稼いで交換すれば容易に生産可能となっている。
Ver.15の錬成ボーナスも加味すると、最終ポテンシャルは攻撃力370、紫50(白30)となり、
ビン変形強化を搭載した場合攻撃力強化Lv3が積めるので攻撃力385にはなる。
瞬間火力は毒強撃ビンや属性が効く場合の強属性ビンに劣るものの、
最速覚醒の武器としてかなり高いポテンシャルは出せるようになったと言える。- なお、この段階まで強化するとなると、それまで目立たなかった無明剣斧【滅諦】も
大幅に力を増してくる。
とはいえ、青熊豪斧とは斬れ味の色で、無明剣斧とは攻撃力で差を付けているため、
どのステータスに注目するかで使い分けられるだろう。
- なお、この段階まで強化するとなると、それまで目立たなかった無明剣斧【滅諦】も
- まず、Ver.11で実装された傀異錬成によって、百竜スロットをLv3にできるようになった。
- Ver.12では武器の重ね着が実装されたので、
上記の運用はしないが本武器のグラフィックを使いたいという人はそちらを選択するのも手であろう。