武器/シーダイバー
Last-modified: 2023-08-26 (土) 00:05:42
目次
概要
- 化け鮫ザボアザギルの柔軟な皮と機械部品を組み合わせたガンランス。
中腹の部分は膨らんだザボアザギルをモチーフにしたデザインで中々にユーモラス。
- 排熱時は中腹の口を模した部分にある鋸状の歯が開き、赤熱した内部が覗くようになっている。
- MHXからは竜撃砲の溜めモーション中に中腹の部分が膨れ上がるギミックが追加され、
よりザボアザギルらしいガンランスとなった。
性能
MH4
- シーダイバー→シーダイバー改→ディープバスター→ディープガンバスターの順番に強化される。
最終強化であるディープガンバスターの性能は以下の通り。
見ての通り攻撃力こそ若干低めだが、その分強烈な水属性値と優秀な斬れ味を誇っている。
総じて言えば水属性ガンランスの大業物といえる性能である。
強化に獄狼竜の堅殻と尻尾を使うため、上位キークエのグラビモス亜種には間に合わないが、
グラビモス装備を作成する際に活躍してくれるだろう。
レア素材を要求されないのもポイント。
- 殆どが氷属性であるザボア武器の中では珍しく、この武器だけ水属性である
(一応水と氷の双属性の双剣はあるが)。
そのせいなのか、ザボア武器の中では唯一強化の過程で氷結袋や凍結袋を要求されないという特徴がある。
- 古龍武器との競合を避けられたのも水属性の恩恵の一つだろう。
- …だが、このガンランスにはただ一つ重大な欠点があった。
そう、殆どのガンランスは砲撃LV3~4まで成長するのに対し
ディープガンバスターは2で止まってしまうのだ。
- なので、このガンランスの基本的な使い方は
水属性強化をつけて只管突き続けるという浪漫の欠片もないものになってしまう。
それはそれで十分に強力だが、MH4では砲術スキルを3段階まで伸ばせるだけに残念である。
せめて通常型であれば、突き突き砲撃ループで高い属性値を存分に活かすことができたのだが…。
- 水属性で拡散型だが砲撃レベルが残念という点は、
前作の62式突撃銃槍系を思い起こさせる。
ただし、純粋な物理性能では相対的にこちらの方が優秀である。
MH4G
- 満を持してのG級素材による強化によりメガロガンバスターを経て、最終強化のジョンズロッカーとなる。
気になる性能は、
上位のディープガンバスターをそのままサイズアップさせた形となる。
紫ゲージの長さが少々心許ないが、
セルタスXの力を借りれば匠と業物を比較的容易に両立させることができる。
- そして上位では物足りなかった砲撃性能は、
と大幅に強化され、他のガンランスに見劣りすることはなくなった。
- 同じ水属性のガンランスであるゲネルタフネスや復活したアビス、天津日高には物理攻撃力で劣るものの、
これらを凌駕する属性値と拡散型砲撃が持ち味となる。
その性質上、グラビモスや錆びたクシャルダオラなどに猛威を振るうだろう。
- 作製においては、大竜玉などのレア素材を使わないものの、
獄狼竜素材(重殻と靭尾)を使うため、最終強化はG2になってしまう。
加えて本作のG級ジンオウガ亜種は大幅に強化されているため、狩猟も一筋縄ではいかない。
フラゴルヴェレーノ
- 同作ではザボアザギル亜種の登場により、亜種素材からもザボアのガンランスが製作可能となった。
まずディープガンバスターを元にするか、あるいは一から製作するかでテトロラジャスターを作り、
さらにそれを強化することでフラゴルヴェレーノとして完成する。
- その性能は
となっており、保有属性が麻痺となり攻撃力こそジョンズロッカーを軽く上回っているが、
砲撃タイプが通常型になってしまい、斬れ味も白ゲージこそ伸びたものの匠で出る紫ゲージは減少している。
元々素の白ゲージは長めなので、匠を切って業物でスキルのコストダウンを狙った方が賢明かもしれない。
- 本作の麻痺ガンランスは他には福福アイリューシカかエンパイアくらいしかなく、
前者は麻痺値こそこれ以上に高いものの、攻撃力が低すぎるため決定力不足になりがちで
後者も属性値はこちらを凌いでいるが、そもそも覚醒を発動させなければ麻痺武器として使えず、
たとえ覚醒があっても砲撃タイプが違うので差別化は比較的容易になっている。
MHX
- この作品でもザボアザギルが登場するため引き続き製作が可能である。
今作ではお馴染みの水属性であるシーダイバーに加えて、獰猛化素材が必要な派生強化によって
とうとう氷属性であるディープバスターへ変貌を遂げる。
最終強化すると水属性はアビサルダイバー、氷属性はディープガンバスターと名前に変わる。
MH4時代では水属性だったディープガンバスターはこちらでは氷属性であり、少々ややこしい。
- ただし登場が上位からと遅く、さらには一発生産ができずアイアンガンランスを
LV6まで強化しなければ派生できないため少々作成は面倒である。
両方作りたい場合は当然ながら二本用意しなければならない。
- その性能は
と双方共に突きを主軸にする戦い方に向いた性能になっている。
硬い敵は水属性に弱く、柔らかい敵は氷属性に弱いモンスターが多いため噛み合いやすく、
拡散型ガンランスで戦いたい場合に適した二本であろう。
- アビサルダイバーは過去作同様属性特化になっている。
MH4時代とは異なり砲撃レベルも平均クラスに底上げされたためつなぎの砲撃ダメージにも期待でき、
硬い場所の部位破壊には持ってこいの一本であろう。
素で青ゲージがかなり長く、匠でも白がほとんど出ないことから業物のみのスキル構成に向いている。
- ディープガンバスターは逆に物理攻撃に秀でている。
素のゲージが心許ない代わりに匠で伸ばしたゲージは全て白となっているため、
ヒートゲージを暖める以外に砲撃は使わずひたすら弱点部分を突きたいところである。
獰猛化やウカムルバスの素材が必要になるため、アビサルダイバーより作成難易度は高め。
- 属性が違うためか見た目は微妙に異なっている。
氷属性のディープバスターに派生すると刃先や鍔に氷のような切っ先が追加されている。
また盾が上下に伸びており、まるでザボアザギルの膨張した姿を再現しているようにも見える。
当然ながらガード性能が付くことはない。
MHXX
- 属性が異なる二本共にG級に対応した強化が可能になった。
相変わらず一発生産はできないため、アイアンガンランスからコツコツ強化するしか入手する手はない。
究極強化すると水属性はグラーベンダイバー、氷属性はメガロガンバスターと名前に変わる。
MH4Gで水属性だったメガロガンバスターはこちらでは氷である。やはりややこしい。
- その性能は
と上位の頃と特徴がほとんど変わっておらず、最後まで双方共にスロットがない。
効果的なモンスターや適したスキルもほぼ変わらないと考えれば
今まで使っていたプレイヤーにとってはとっつき易い性能と言えるだろう。
- メガロガンバスターは怒守罵王の全砲発と同じ氷属性の拡散型だが、
斬れ味レベル+2が必須な怒守罵王と違い+1で紫が25出るので
スキルの組みやすさと火力維持のしやすさならこちらが勝る。
関連項目
モンスター/ザボアザギル
モンスター/ザボアザギル亜種
武器/ザボア武器