武器/デルクセーゲル

Last-modified: 2023-10-19 (木) 09:35:28

砂の海を泳ぐデルクスの剣斧。
大きなヒレは風を受け、
切り裂く力の扶翼となる。
(デルクセーゲル)

過酷な砂の海を生き抜く強さを
秘めたデルクス剣斧の強化版。
頑強なヒレが獲物を切り裂く
(デルクヴァリエ)

千里の砂海を泳ぎ、鍛えられた
デルクスの素材を使った剣斧。
獲物も大地も自在に切り裂く
(砂海剣斧デルクガレオン)

MHRiseで追加されたスラッシュアックス。

目次

概要

  • 砂原とデルクスはMH3、即ちスラッシュアックスと同時に現れた、いわば同期の存在である。
    それから10年以上も経ったMHRiseにて、初めてデルクス素材のスラッシュアックスが姿を現した。
    …とまあ大仰に書いてみたが、
    MH4G以来久しぶりに復活したデルクスが引っ提げてきたデルクス武器のうちの一つである。
  • 最大の特徴はその外見。
    デルクスの特徴である大きなヒレそのものを刃として取り付けたような見た目となっているのだが、
    一度生産画面で斧モードを見てみるとよいだろう。どう見ても剣なのである。
    では剣モードにするとどうなるのか……と言うと、こちらもやはり剣なのである。
    • タネを明かすとこの剣斧、刃として取り付けられたヒレは全て斧刃である
      剣への変形の際にヒレを畳むことによって、背面の剣刃を展開するスペースを確保しているというカラクリ。
      よく見ると持ち手の辺りにヒレをリールで巻き取る機構が付いている。
      変形モーションをじっくり見てみると柔軟に動くヒレが確認できるだろう。
      え?高速の変形斬りで見えやしないって?

性能

MHRise

  • 一発生産はできず、カムラノ鉄剣斧IIからの派生となる。
    派生時点では攻撃力100に水11強撃ビン、しっかりとも出ると意外と悪くない。
  • どころか、下位最終時点では攻撃力150に届き、
    強撃ビン故に覚醒させにくいが、物理火力では最上級の一つである。
    下位から上位最序盤にかけての水属性剣斧としてのポジションは確保できるだろう。
  • 上位で砂原に行けるようになればすぐにデルクヴァリエに最終強化できる。
    • 控えめな攻撃力180
    • おまけ程度の水15
    • 強撃ビン
    • 素で青30を持ち、匠Lv5で出現
    • 少し便利なLv1スロット2つ
    とまあ時期を考えれば悪くはない性能なのだが、
    砂原に出る直前に戦う事になるジュラトドスの素材で
    リームスアッシュIが作成できてしまうのが痛い。
    • あちらは基本緑ゲージどまりのため、鈍器を考慮しても物理火力ではこちらに分があるのだが、
      そもそも今作では強撃ビンは覚醒の遅さからかなり扱いにくく、
      同程度の性能なら強属性ビンが選択される現状がある。
      さらに、こちらがもう打ち止めなのに対しあちらはまだ2段階の強化を残しているという将来性の差も大きい。
  • 最終的に一線級での運用ができる性能ではないが、論外レベルに弱いというわけでもない。
    操竜の達人というやや珍しい百竜スキルも持っている事もあり、
    たまには蔵から出して遊びに行ってもいいのではないか。
    覚醒速度が気になる場合は百竜剣斧の外装に選ぶという選択肢もある。

MHR:S

  • サンブレイクへのアップデートに伴い、MRの強化先が追加。
    MR10から早速最終強化できる砂海剣斧デルクガレオンの性能はというと、
    • 極めて高い攻撃力350
    • 高くはないが無視できない程度にはなった水25
    • 物理火力をさらに引き上げる強撃ビン
    • 素では白20どまり、匠で紫も出ないと斬れ味は今一つ
    • スロットLv1-1は変わらず
    • 百竜装飾品スロットLv3を獲得
    物理火力にもかなり期待できる上、変撃竜珠【3】により極めて需要の高い百竜スロットLv3が光る。
    • 今作では強撃ビンの取り回しが改善され、物理重視の武器ならやはり強撃ビンが強くなっている。
      その中にあって、この武器の攻撃力は発売時点での強撃ビン剣斧の中で最高となっており、
      水属性剣斧の中では素紫のものを含めても素の物理期待値でトップとなっている。
  • …にもかかわらず、この武器はちょっと影が薄い。
    ライバルとなる巨爪ダイカイタイに攻撃力で10勝ってはいるものの、あちらは匠でが出てしまうのである。
    百竜スロットは同じ、スロットはあちらの方が強い…と、こちらが勝るのは素の攻撃力だけとなっている。
    作成時期もこちらの方が若干早いが、どちらもレア素材不要であり、あまり作成時期、難度による差別化も効かない。
    • 加えて、サンブレイクでの無料アップデートでこちらの攻撃力を超える強撃ビン持ちが
      2振り追加されており、凶剣斧【白雨】に至っては同属性かつ素の物理期待値で上回られている。
      こちらはこちらで勝っているのが会心率とスロットだけであり、
      素材さえなんとか入手できれば同じくMR10で作成できる。
    とはいえ、匠なしでの期待値の高さは本物であり、状況や好みによっては十分一線級の活躍が見込める。
    上位までの扱いを思えば大出世を遂げたといえるだろう。

余談

  • 実は「変形時に斧刃が伸縮する」と言うギミックには先駆者が存在する。
    奇しくも3から参戦し、4Gが最後だったもの同士である。
  • セーゲルは「刈る(刈り取る)」を意味するスペイン語のSegarか。
    ヴァリエはスラッシュアックスであること考えると、
    「変化、多様、変更、変動」の意味のVarieと思われる。
    • MR最終形はデルクガレオンと名付けられるが、別に砂竜素材を使っているわけではない。
      当然乗っ取られたわけでもない。
      ガレオンとは16世紀半ば~18世紀ごろに使われた帆船の一種である。
      本武器の斧刃を畳んだり広げたりする機構は船の帆のようにも見えるため、この銘が付けられたのだろう。

関連項目

モンスター/デルクス
武器/デルクハープナー - デルクス素材のガンランス