武器/ローゼンシュタンゲ

Last-modified: 2024-02-17 (土) 22:19:14

頑強な棘竜素材を用いた
操虫棍。蝶のように舞い、
エスピナスのように刺す。
(ローゼンシュタンゲ)

鋭さに磨きをかけた棘竜の
操虫棍。真紅にきらめく刃が、
獲物をズタズタに切り刻む。
(ローゼンシュプリンゲン)

MHR:Sにて初登場した、棘竜エスピナスの素材から作られる操虫棍。

目次

概要

  • ハンター諸氏もご存じの通り、元々エスピナスはMHF出身のモンスター。
    そのMHFにはスラッシュアックスは形を変えて輸入されていた一方で、チャージアックスと操虫棍は存在していなかった。
    つまり、この武器はエスピナスのメインシリーズ参戦に伴って新たに登場したものである。
    案の定この武器がチャージアックスのローゼンリューペー共々PV3でチラ見せされた際は、大きな話題となった。
  • 外見は「エスピナスの素材を用いた薙刀」といった感じ。
    赤く輝く刀身はエスピナスの自慢の角を削り出したものと思われ、存在感抜群。
    後端の虫笛部分も棘状になっており、なかなか殺意の高いデザインである。

性能

MHR:S

ローゼンシュタンゲ

  • リオレイア素材のクイーンレガリア改からの派生で入手できる。
    MHR:Sにおけるエスピナス武器は武器種毎に帯びる属性が異なるが、本武器は火属性担当となっている。
  • 天鱗や霞龍素材を投入したローゼンシュタンゲ改を経て、
    更に傀異化した牙と鱗を使うことで最終強化のローゼンシュプリンゲンが完成する。その性能は
    • MR最終強化としては少々低い攻撃力320
    • おまけ程度しか無い火属性21
    • 攻撃力の低さを補う会心率20%
    • 斬れ味は素でも十分な紫30、匠で更に延長可能
    • 通常スロットはLv1×1、百竜装飾品スロットはLv2
    • 猟虫Lv14
    ご覧の通り属性値にかなり不安がある一方、会心率があるお陰で物理攻撃力はある程度カバー可能。
  • 火属性操虫棍には他にも の4本があるが、中でも属性値の凄まじい焔竜棍と物理ダメージのずば抜けた蛮炎棍はかなりの強敵。
    しかしシュプリンゲンには他の4本には無い会心率という個性があるため、
    これを更に伸ばしつつ、超会心でダメージを補強してやれば十分に渡り合えるだろう。
    斬れ味のケアに役立つ達人芸もあるとなお良し。

カクトスシュプリンゲン

狩人に牙剥く者を怒濤の連撃で
仕留める棘茶竜の棍。
一定の確率で毒属性も与える。
(カクトスシュプリンゲン)

  • Ver.12アップデートで参戦したエスピナス亜種、
    その素材で生産またはローゼンシュタンゲから派生強化する形で製作できるのがこの
    「カクトスシュプリンゲン」である。
    必要素材の関係上、ローゼンシュプリンゲンよりも先に入手することもできるかもしれない。
  • 気になる性能であるが、
    • 通常種武器より更に下がってしまった攻撃力310
    • こちらも低下してしまった会心率15％
    • 大幅に強化された火属性40
    • 斬れ味は通常種のものと同様、素で紫30を持ち延長可
    • 通常スロットはLv4×1＆Lv1×2と通常種武器より高い拡張性
    • 百竜装飾品スロットはLv3
    • エスピナス亜種武器固有のギミックとして、毒属性を内蔵する
    • 猟虫Lv14
  • 通常種武器が物理重視型ならこちらは属性と拡張性に振った格好か。
    属性でまだこちらの上を行く炎爪の焔竜棍、属性がほぼ同じで高い会心率を誇る乾坤の焔竜棍に対しては
    素の物理期待値・斬れ味・武器スロットで勝り、
    同期の破邪之薙刀スミナガシは物理や斬れ味・猟虫Lvでは上を行かれるが、
    こちらは属性と百竜スロットが優位である。
  • ただし素紫があるとはいえ、
    素の攻撃・会心率では全火属性棍中最低の水準になっているのは決して無視できない。
    この武器よりも物理期待値で勝る火属性棍はローゼンシュタンゲも含め僅差では済まない差になっており、
    火属性や毒が有効な相手に担ぐのは勿論の話であるが、
    傀異錬成などを駆使して紫ゲージも維持できるようにしたいところ。
    一方で毒属性を持つということは、蓄積時攻撃強化スキルをつけると物理火力が跳ね上がる。
    そうなると純粋な火属性棍としても優秀なスペックとなり、毒が有効でない相手にすら最適解になることも。
    他武器より拡張性がある分それを活用できるか否かで大きく性能が変わる武器と言えるだろう。
    • なおMR10から入手できるという特性を活かし、つなぎとして割り切るという使い方もある。
      但しその場合、ほぼ同じタイミングで作れる破邪之薙刀スミナガシが立ちはだかる。
      やはり本領を発揮するには、火弱点相手に活用するのがベストであろう。

余談

  • エスピナス武器の例に漏れず、武器名はドイツ語が由来。
    生産段階の「シュタンゲ」は棒を意味する「Stange」、
    最終強化の「シュプリンゲン」はジャンプ、または飛ぶという意味の「springen」である。
    身近なところでは、ばねの意味で用られる「スプリング(spring)」が分かりやすいだろうか。
    こちらも、英語の動詞として「跳ぶ、はねる」を意味する。
    決してシュリンプ(shrimp、海老の意)ではない
    武器自体を駆使して飛び跳ねまくる棒状の武器、という操虫棍の特徴をよく表した武器名である。
  • ローゼンシュタンゲの説明文には「蝶のように舞い、エスピナスのように刺す」という一文があるが、
    これはアメリカのプロボクサー、モハメド・アリのファイトスタイルを形容する
    「蝶のように舞い、蜂のように刺す」を捩ったものだろう。
    こちらも操虫棍のファイトスタイルとしてもよく似合う言葉である。
    エスピナスは刺すというよりは怒りのままどつき回してる、という感じが無くもない。
    • 件のフレーズは、元々はアリのトレーナーが最初に言い出したもので、
      試合開始前にアリとトレーナーが肩を組んでこれを叫ぶのがお決まりのパフォーマンスだったのだそう。

関連項目

モンスター/エスピナス
モンスター/エスピナス亜種
武器/エスピナ武器
武器/大薙刀【巴】 - エスピナスの素材を使った長刀型の武器の先輩。こちらは太刀…だが、近くの目標には、当たらない。