武器/火竜棍【炎舞】

Last-modified: 2023-11-07 (火) 12:57:01

リオレウスの素材から造られた
操虫棍。火炎を帯びた一撃は、
王の猛き憤怒そのものである。
(火竜棍)

火竜棍は強化され、内包される
王の憤怒は暴発寸前。猛撃は
大地を焼き尽くす炎舞となる。
(火竜棍【炎舞】)

目次

概要

  • MHWorldにてようやく登場した火竜リオレウス通常種の素材を単独で用いて製作出来る操虫棍。
    取り付けられた火竜の素材によって高熱を帯びた一撃が繰り出せるという。
  • 乾坤の火竜棍と同じデザインに火竜の赤を基調としたもので、
    火竜の憤激が封じられた棍は、大地を割り、天を裂くという。

性能

MHWorld

  • フレイムブレードが生産可能になる下位での性能は
    • 攻撃力372
    • 斬れ味は緑60
    • 会心率10%
    • 火属性90
    • 猟虫ボーナス:攻撃強化【切断】
    と、そこそこ良い性能なのだがリオレウスの出現自体が下位終盤なのが惜しいところ。
  • 最終強化の火竜棍【炎舞】になると
    • 棍の中では高めの攻撃力589
    • やや低めの火属性180
    • 棍の中では鑑定武器を除いてトップタイの会心率20%
    • 斬れ味は素で青60。匠+3からが出現し、匠+5で青80白30になる。
    • 有って損は無いスロットLv1が1つ
    • 猟虫ボーナス:攻撃強化【切断】
    • レア度7のためカスタム強化2回
  • ライバルになるのは他武器と同様にアンジャナフの操虫棍「蛮顎棍フラムカラモス」。
    比較すると攻撃力・属性値はかなり負けているが、あちらは会心率-20%・匠ありでも青ゲージ止まりと、
    基礎性能ではいささか負けているが、匠や会心率を活かすとこちらに軍配が上がる感じと
    良いライバル関係になっている。力の蛮顎棍、技の火竜棍といったところか。
    また、猟虫ボーナスも攻撃強化【切断】と【打撃】の違いがあるので、装備して恩恵のある猟虫も変わってくる。
    • 同じ素材を使うレウス装備とは相性が良い。
      レウスシリーズの2部位のシリーズスキルに会心撃【属性】があるため、
      会心が高めの長所を活かしながら短所のやや低い属性値をクリティカルで補う事ができ、
      武器コンセプトとがっちり噛み合っている。
  • アップデート3.00にて追加された鑑定武器には本武器が元になっている「ガイラブレード・王」が存在する。
    防御力+20、火属性210、スロットなし以外の部分は同じと、ほぼ同性能になっている。
    見た目がフレイムブレードのアレンジになっているのでスロットを兼ね合いつつ、
    好きなほうを持って良い程度の性能に収まっている。

MHW:I

  • マスターランクの強化先が追加。
    火竜棍【炎舞】からマスターランクの通常種素材を用いた火竜棍【炎舞】改を経て、
    次に亜種の素材を用いた見た目も蒼く変化する蒼炎棍【飛翔】となる。
    手にした狩人は、蒼き天空の王の導きにより、比類なき闘志を得るという。
    クリア前に強化が可能な蒼炎棍【飛翔】時点での性能は以下の通り。
    • 攻撃力744
    • 斬れ味は白40 匠も白が延びるのみ
    • 会心率20%
    • 火属性240
    • スロットLv1が1つ
    • 猟虫ボーナス:攻撃強化【切断】
    強化可能時期の近い武器としては灼炎のテウザー改があるが、
    あちらは人気の猟虫ボーナス:猟虫強化【気・力】発動なのと、
    最終強化がすぐ控えているので本武器はいささか出番に欠ける。
    こちらの強化先は本編クリア後かつマスターランク70以上必要と相当後なのもネック。
  • 本編をクリアすることで、復活した希少種の素材を用いて更に繚乱の輝竜戟まで強化できる。
    ちなみに繚乱の輝竜戟の途中派生ということで見た目を維持することが出来なかったが、
    Ver.13.50にて武器の重ね着が実装されたため、どちらの見た目にも変更できるようになった。

MHRise

  • 鉄武器のアイアンブレードIからアイアンバヨネットIIを経て、上位から派生できる。
    上位から登場のためかデザインは乾坤の火竜棍の通常種版「火竜棍I」からはじまる。
    Ver.1.0では最終強化はできずにいたが、Ver.2.0から遂に火竜棍【炎舞】に昇華。
    • ちょっと惜しい攻撃力190
    • 高い火属性30
    • 素で青30、白ゲージは匠4から
    • 会心率は0%
    • スロットLv1が1つ
    • 猟虫Lv7
    • 百竜強化は攻撃力強化III、属性強化【火】I、弱点特効【属性】
    実に手堅くまとまった属性重視の棍といった風で、火竜の名に恥じぬ性能を引っ提げてやってきた。
    百竜強化も非常に優秀で、弱点特効【属性】は相手だけでなく部位も選ぶため万人向けではないが
    どれを選んでも損はしないという意味では間違いなく優等生である。
  • さてライバルの話だが、これと比肩するのはジャナフ武器の蛮顎棍フラムカラモスただ1つ。
    火属性18会心-15%とこちらが優勢に見えるが、
    攻撃力220という破格の物理火力にスロットをLv2とLv1を1つずつ備えるなど壁として立ちはだかる。
    そして、フラムカラモスの斬れ味は……素で青30
    ジャナフ武器は基本的に斬れ味が短くそういった点では火竜武器に選択肢の自由が生じていたのだが、
    なんとここに来て素の斬れ味で並んでしまっている。
    つまり、火竜棍を火力・属性・斬れ味フォロー、どの方面にスキルを伸ばそうにもフラムカラモスも
    同じスキル構成ができて、同じであればあるほど素の物理火力とスロット数で差が生じることを意味する。
    • 素の属性値は18と低いが、実は百竜強化で26、属性強化で35にまで膨れ上がる。
      斬れ味に関してはあちらは青が伸びるだけだが、こちらもこちらで匠4は重すぎるためほぼ同率。
      ちなみに、ジャナフ武器は基本的に攻撃230がほとんどのため、攻撃10を青ゲージに振っているのが分かる。
      そのせいでえらい目に合っている訳だが。
  • しかし、だからといって完全に敗北しているわけではない。
    あちらが物理型なら、こちらは属性型として振り切ってしまえばいいのだ。
    百竜強化で火属性34と微増だが属性方面にしっかり開花するため、ここから更に属性強化で44
    会心率増強スキルと属性会心をモリモリ積んでやれば、会心発動時の属性値は50にまで膨れ上がる。
    もうここまでやれば属性火力において追いつく者は誰もいない。
    火が弱点のモンスター相手にこれでもかと舞い踊ってやろう。
    • とはえ、どんなモンスターにも属性がよく通る部位とそうでない部位が存在する。
      そのため属性に振り切った場合、属性がそれほど通らない部位にあたった瞬間ダメージが目に見えて落ちる。
      例えば属性が効きづらい部位に対して、属性と物理をバランスよく上げた攻撃と属性特化した攻撃とで
      場合によっては1.5~2倍近くダメージに差が生じることもある。
      いくら絶大な属性値を手に入れたとはいえ、どこを重点的に狙うべきかはよく調べておいたほうがいい。

MHR:S

王者の火種は燃え尽きること
知らず、幾世に在っても不変
永遠に続く揺るがぬ王位
(炎爪の焔竜棍)

  • MRにて更なる強化先が解禁。
    今作では希少種に乗っ取られることはなく、雄火竜素材のまま炎爪の焔竜棍まで強化される。
    なお、第一弾アップデートで火竜棍【炎舞】改から乾坤の火竜棍への分岐が追加されている。
  • 炎爪の焔竜棍の性能は、
    • 並の攻撃力320
    • 火属性棍中最高値を叩き出す火属性50
    • 斬れ味は素で紫ゲージ20、匠で延長
    • 通常スロットは便利なLv2*1
    • 百竜装飾品スロットは強力なLv3
    • 猟虫レベル14
    非常に高性能な火属性棍に仕上がっている。
    低くはない攻撃力に高属性値が乗っかったことでさらに扱いやすい武器となった。
    火属性特化武器として文句の無い性能だろう。
    強いて言えば素の斬れ味は長くはないため、斬れ味ケアだけは必須。
  • 分岐先の乾坤の火竜棍は素で会心率を持つが、全体的な数値が控えめであり、
    属性会心構成でもこちらで会心率増加&斬れ味維持スキルを盛った方が適性がある。
  • 物理火力では流石に蛮炎棍ロギンカラモス改ローゼンシュプリンゲンらに敵わないので、
    ヘタに汎用性を取るよりは火属性に特化したスキルを組み、相手を選んで担ぐと良い。
    古龍種や傀異化モンスターには火属性弱点の敵が多く存在するため、
    火属性特化のこの武器の出番は少なくないだろう。
    • もちろん物理・会心・属性の3種類をバランスよく配分したスキル構成にしてもいい。
      320という十分な攻撃力を持つ為、属性値の低い上の2本を総合火力で追い抜くこともできる。
      Ver.11から傀異錬成が登場したことでスキル自由度がさらに高まっており、
      錬成の結果や作成した防具の性能が上手く噛み合えば計り知れない火力を手にできる。
      この辺りの感覚は修練場や錬成で試しつつ自身の最善を目指すといいだろう。
  • なお、上位武器の【炎舞】から先はいきなりMRレウス素材を要求されるため、
    MRリオレウス通常種が解禁されるまでお預けとなる。
    代わりに【炎舞】→改における強化ではレア素材を使わない*1ため、
    ツイていないハンターは火竜棍Iからの強化を強くオススメする。
    また、炎爪の焔竜棍への強化はMR50まで長期間お預けとなるため、
    その間は乾坤の火竜棍をはじめとした他の火属性棍で凌ぐと良いだろう。
    希少種武器が通常種武器の繋ぎにされるという非常に珍しい事態である

余談

  • 日本語版では「フレイムブレード」という銘の本武器だが、
    英語版での「Flame Blade」は炎剣リオレウスである。
    そのため、本武器の英語名は「Flame Glaive」となっている。
    いささかややこしいことになっているが、操虫「」であることを強調する分け方である。

関連項目

モンスター/リオレウス
モンスター/リオレウス亜種
モンスター/リオレウス希少種
武器/火竜武器
武器/乾坤の火竜棍 - 本武器のリオス希少種版。こちらが先に登場している。
武器/プリンセスレガリア - リオレイアの素材を使った操虫棍。本武器に続いてMHRiseから登場。
武器/フレイムミラブレイド - 名前の類似するミラ系武器。こちらは大剣である。


*1 【炎舞】改の一発生産では火竜の天鱗を用いる。