MHXの四天王の一角、巨獣ガムートの素材から作られる大剣。
本項では二つ名持ちモンスターである銀嶺ガムートの武器も扱う。
目次
概要
- 巨獣ガムートの素材で打たれた大剣。
頭殻を模したような2つに分かれた刃が特徴。
峰にはガムートの背中にある目のような模様が印されている。
抜刀してみると、ガムートの鼻を持って振り回してるようにも見えなくもない。
- 今は昔、山神の衛士が用いたとされる大剣。
最終強化形の説明文によれば「豪放なる衛士たちが響かせた最期の斬音を冠した」武器銘を持ち、
「その一撃は山塊も断ち切る」というが……。
性能
MHX
- 比較的シンプルな武器銘だが、強化して最終段階になると突如として奇抜な名前に豹変する。
その名も「巨断・頭刃叉ァーン」。
Lv5までたどり着いたハンターは、いきなり現れるカタカナ混じりの漢字に例外なくおったまげたであろう。
説明文の逸話は悲しい御伽噺のはずなのに、そういう気分にならないのは何故だろう。
- しかしながら、ふざけたような銘に反して非常に高い性能を誇るのだから困ったものである。
- 氷大剣2位の攻撃力230
- 高攻撃力にはお約束な会心率-20%
- 高攻撃力属性武器である故低いと思いきや意外と高い氷属性25
- 斬れ味レベル+2で現れる大剣として及第ラインな白20
- 防具の空きスロが全体的に少ない中、ありがたいスロット1
ラージャンやライゼクス、ジンオウガにガララアジャラなど、
氷属性を弱点とするモンスターは揃いも揃って強豪ばかりなので、
彼らを屠るために鍛えておいて損は無いだろう。
難点としては、斬れ味レベル+1では青色が伸びるに留まることだろう。
今作の匠は、過去作の斬れ味レベル+1と同等の効果を得るには+2(匠のSPが15)が必要とかなり重く、
ただの3スロ護石程度では二種に斬れ味レベル+1を足すのがやっとといった環境である。
二種に縛られないエリアルスタイルならばともかく、
それ以外のスタイルでは匠を切った運用も視野に入れないと厳しいかもしれない。
幸い、会心込みの青ゲージでも白換算で200に迫るほどにはあり、素の青ゲージも30と合格ラインであるのが幸いか。
- 他の氷大剣には古参であるギアノスの蛇剣【黄金牙】をはじめ、
4Gから引き続き続投したウカムの氷大剣最強の攻撃力持ちの崩天剣エンテオンカム、
同じく続投組のクシャルダオラの大剣であり、低攻撃力ながら氷大剣唯一素で白ゲを得るダオラ=デグニダル、
新たに追加されたウルクススの白兎大剣シャーロット、
そしてその二つ名個体である大雪主の黒兎大剣プリンシパルなどがある。
特に黒兎大剣は攻撃力こそ200と低めなものの(それでも属性持ち大剣全体で見ると標準的な数値)、
会心率がプラスに転じており、更に斬れ味レベル+1でも白ゲージ15を得られるという強敵。
しかし大剣使い御用達の抜刀術【技】を発動させると、抜刀攻撃においては頭刃叉ァーンが大きく差を付ける。
良いお守りを掘り当て、斬れ味レベル+2・集中・抜刀会心の装備を組めればこちらが扱いやすいだろう。
- 最終強化には当然のごとく巨獣の氷玉を要求される。
上記の通り性能は高いので、めげずに集めよう。
MHXX
- 「巨断・頭刃叉ァーン」を究極強化させた姿。名前は頭刃叉ァーンMAXとなる。
これまた我々の予想の斜め上を行く秀逸なネーミングである。- 強化には天殻を含むG級ガムートの素材のみならず、ラスボスの背甲も必要となる。
そのため、完成は必然的にラスボス撃破後となる。
- 強化には天殻を含むG級ガムートの素材のみならず、ラスボスの背甲も必要となる。
- そして肝心の性能は、
- 無属性武器に匹敵する攻撃力340
- 最初から全く変わらなかった会心率-20%
- 控えめな氷属性30
- 素で白ゲージ30、斬れ味レベル+2で紫ゲージ20
- 地味に拡張性を示すスロット1
しかし武器倍率が上がったため低い会心率の弊害が大きくなっており、
実際の期待値は323にまで下がっている。
真価を発揮するには斬れ味レベル+2が必要な点もあり、相変わらず扱いが難しい。
本作ではスキルの自由度が上がっているのが幸い。 - スキルを揃えればジンオウガやライゼクスなどに猛威を振るうのも上位同様だが、
本作では断骨大剣という強力なライバルが存在する。
断骨大剣は属性が無いものの、攻撃力360・会心率0%という凄まじい数値を叩き出している。
紫ゲージの長さも同じであり、斬れ味レベル+2を付けた状態では勝ち目は薄い。 - では氷属性の大剣として見ると、ドスギアノス復活というサプライズで勢いに乗った
咬剣【金剛牙】がダークホースとして登場。
素の攻撃力こそこちらの方が高いが、マイナス会心率を加味するとほぼ同等の期待値となる。
更に属性値では若干ながらあちらが高い上に匠+2で出る紫斬れ味の長さも等しく、
スロット数に至っては氷属性唯一の3スロ持ちと大きな差を付けられている。
レア素材すら不要な製作難易度の低さに加え、G4中盤という究極強化可能となる
タイミングの早さも考えれば、X時代と同等の位置に立つのは少々厳しいか。
銀嶺大剣
MHXX
- 二つ名である銀嶺ガムートの大剣。
最初は「銀嶺大剣」という至って普通な名前だが、
強化すると「銀嶺断ズバシャ」になり、頭刃叉王の大切断になる。
通常種武器と比べると、名前のインパクトは少々控え目である。- 二つ名武器故に作成難度は非常に高い。
究極強化で天殻を2つ使う上に、タフな銀嶺と連戦しなければならない。
- 二つ名武器故に作成難度は非常に高い。
- 肝心の性能だが、
- 通常種武器を大きく上回る攻撃力370
- 通常種武器とは打って変わって会心率5%
- 低下した氷属性20
- 素で緑ゲージ、斬れ味レベル+2で白ゲージ20
- 狩技ゲージボーナス1.2倍
- スロット0
紫ゲージが出ないため、一見すると「高い攻撃力を活かせないただのナマクラ」なのだが、
本作では紫ゲージの補正が弱体化したため、白ゲージ武器の地位が相対的に上がっている。
大切断の白ゲージの威力は、攻撃力350・紫ゲージに相当するレベルであり、
大剣の中では2番目に高い物理期待値を誇る。
やはり物理期待値1位である断骨大剣には及ばないものの、
若干の氷属性と狩技ゲージボーナス、そして僅かに付いている会心率を活かせば逆転できる可能性もある。
余談
- 実に素晴らしい銘だが、気になるその読み方は頭刃叉ァーン。
もはや擬音語そのままの当て字である。
しかしながら、ガムートの巨体から繰り出される攻撃、
そして溜め斬りに代表される大剣の破壊力とは非常に噛み合った銘であると言えるだろう。- 本作のガムート武器はこれに限らず、ガムートの破壊力をそのまま文字に書き起こした銘が最終強化に打たれ、
武器の特徴を表す漢字がうまく散りばめられている。
腹筋に対する部位破壊力も抜群である
- 本作のガムート武器はこれに限らず、ガムートの破壊力をそのまま文字に書き起こした銘が最終強化に打たれ、
関連項目
モンスター/ガムート
モンスター/銀嶺ガムート
武器/ガムート武器
武器/ゴシャズバァ - 性能的にもネーミング的にも後輩とも言える大剣