怨虎竜の尾をベースに造られた
三叉槍。甲冑にも似た槍身に
秘めたるは、滅びへと招く力。
(禍ツ槍【封】)
怨虎竜の槍は血肉を求めた。
内なる狂気を鎮めるために。
無駄な足掻きと知りながら。
(禍ツ槍ノ幽鬼ラコレー)
MHRiseのメインモンスター、マガイマガドの素材で作られたランス。
目次
概要
- 他のマガイマガド素材の武器同様、厳ついイメージながら鋭さのあるデザイン。
暗い紫の甲殻に、刃殻や刃尾の硬質素材が使われている。
穂先は完全にマガイマガドの槍刃尾そのものと言って良いデザインの三叉槍。
盾は和風の鎧兜のようにも西洋風のカイトシールドのようにも見える。 - 三叉槍の見た目通り薙ぎ払いたい……と思う者もいるだろうが、
残念ながら刃を地面に対して縦に持ってしまっているため、
薙ぎ払いを放つと刃の腹で思い切りビンタしてしまう。
百竜鎗はちゃんと薙ぎ払ってくれるのに……
性能
MHRise
- マガイマガド撃破後に禍ツ槍【封】Iを一発生産する形となる。
この時点での性能は攻撃力130に斬れ味緑50、爆破属性10。
下位では武器のダメージが低めなのもあって爆破が強力で、多少攻撃力の高い鉱石派生を凌駕する。
1段階強化した禍ツ槍【封】IIは攻撃力140に斬れ味緑60爆破属性13と
下位最終盤では最高クラスではあるのだが、次の上位での強化が非常に遅く、
鉱石派生のパラディンランス系統が優秀過ぎてあまり作るタイミングには恵まれていない。
- そんな荒波を穿つ最終強化は「禍ツ槍ノ幽鬼ラコレー」
- 攻撃力200
- 斬れ味青40、匠3から白
- 爆破属性19
- 武器スロット2-1
- 百竜スキル「攻撃力強化III」「属性強化【爆破】II」「怨虎竜の魂」
- 本作唯一の爆破属性のランスであり、性能も申し分ない。
武器スロットもランスには非常にありがたいLv2スロットがあるのが大きな強み。
ただし、素材に高レア素材を要求する上、作成タイミングもかなり遅め。
- 爆破属性で物理攻撃力200もあれば優秀な方ではあるのだが、
如何せん汎用目的では角槍ディアブロスという強力すぎるライバルには到底及ばない。
その角槍ですらVer.3.0から轟槍【独虎】に脅かされているため状況はさらに苦しい。
属性面でも状態異常値の低さから
暁の突槍シルリッター、ギガドリルランス、ゴシャガドシュ、撃竜槍【吽】といった、
攻撃力210超え+各属性付きのランスにも出番を奪われがち。
間違いなく高水準な性能でありながら他の優秀すぎる武器の影に隠れてしまう、若干不遇な立ち位置と言えるかも。
- 百竜強化の候補は実質「攻撃力強化III」と「属性強化【爆破】II」の二択。
今作の爆破がそこまで強力でない事を考慮すれば攻撃力強化が順当か。
- Ver.2.0ではバゼルギウスの登場により、爆鱗槍バゼルミニアドも登場。
あちらは攻撃力220の会心率-10%に爆破15、こちらと同じ青40と、より物理に尖らせた性能である。
さらに、Ver.3.0ではテオ=ロアも登場。こちらと同じ攻撃力に爆破32、更に匠1から白ゲージが出現するという業物。
いよいよラコレーはスロットを活かさないと厳しい立場に。
とはいえ、ランスでスロット2-1は大きなアドバンテージであるため、スキル自由度で差別化を図りたい。
MHR:S
その狂気を鎮める為、竜の屍の
山が築かれたという。禍の銘と
共に、数多の竜の魂も眠る。
(禍業物・大幽鬼ラコレー)
修羅の業物と定められた霊槍。
槍に封じられた竜の怨念が
蒼き炎を輝かせているという。
(鎧怨鬼槍グエリラコレ)
- MRのマガイマガドの素材を使用して改、「禍業物・大幽鬼ラコレー」を経て、
更に特殊個体である怨嗟響めくマガイマガドの素材を使用し、
「鎧怨鬼槍グエリラコレ」となる。- 高水準の攻撃力330
- 斬れ味は素で紫20、匠で更に延長可能
- 爆破属性35
- スロットも3-2に強化
- 各種特効を搭載可能な百竜装飾品スロットLv2
- 概ね上位の頃の性能をMRに強化したような仕上がりである。
爆破ランスはこちらよりも攻撃力の高いテオ=エクシス、爆炎槍バゼルロケットも存在するが、
いずれもスロットが少なく、素の状態では斬れ味が白止まりなため、差別化は可能な範疇。
また、紫ゲージの後の白ゲージが短いため、「研磨術【鋭】」との相性も良好。
余談
- マガイマガド武器は各国のことばで「恨み」を表現している。
ランスの場合はイタリア語のrancoreから。