武器/禍ツ鉾【封】

Last-modified: 2023-11-05 (日) 13:06:02

隠しきれない恨みの念は、唸り
となって辺りに響く。それは
まるで怨虎竜の咆哮が如く。
(禍ツ鉾【封】)

悲しみは恨みと化してその身を
蝕む。怨嗟の叫びは爆発となり
怨霊の叫喚を巻き起こす。
(禍ツ鉾ノ幽鬼ギネーヴ)

MHRiseに登場する、マガイマガドの素材を用いた操虫棍。

目次

概要

  • マガド武器の例に漏れず、武骨でシンプルな二又の矛のようなデザイン。
    丁度矛の部分が刀殻となっている。
    • が、石突部分に3枚、矢羽根のようなパーツがついている。
      矢もデザインイメージにあるのだろうか。

性能

MHRise

  • 禍ツ鉾【封】Iを一発生産し、下位段階で禍ツ鉾【封】IIまで強化可能。
    この時点では攻撃力140に爆破15、少し長めの緑ゲージと、上位序盤を駆け抜けるのに丁度良い。
  • そして上位マガイマガドの素材を使用し、禍ツ鉾ノ幽鬼ギネーヴとなる。
    その性能は、
    • 高めの攻撃力200
    • 操虫棍の手数では実用圏内の爆破20
    • 素で青40、匠Lv3から
    • Lv2とLv1のスロットが一つずつ
    • 猟虫Lvは7
    • 百竜強化は「攻撃力強化III」「属性強化【爆破】II」「怨虎竜の魂」
    と、他の近接マガド武器に則った優秀なスペックを持つ。
    …なのだが、悲しいことに、せっかく初登場した武器にもかかわらず、立場がないという状態である。
    何故なら、闇鎌棍【夜凪】に何一つ勝てている要素がないからである。
    あちらは、匠無効の白30、攻撃力190に会心率40%と、匠の重さを鑑みると火力では完敗である。
    と言うよりも、他の操虫棍の立場すら奪ってしまう夜凪の性能が異常すぎるだけだが
    • そして、Ver.2.0から轟腕【虎爪】が登場。
      スキル構成次第では夜凪を越える火力と汎用性のバケモノのお通りとはたまらない。
  • ならば爆破属性を活かして百竜夜行で…となると、今度は
    これまたVer.2.0で強化されたマギア=クレセントが立ちはだかる。
    あちらは攻撃力や斬れ味はこちらより劣るが、あちらは心眼+鈍器運用も可能な上、
    攻撃力も百竜強化で並ばれ、爆破属性も33と、
    こちらが「属性強化【爆破】II」を付与しても追いつけない。おまけに猟虫Lvも負けている。
  • そして、トドメに製作難易度。
    夜凪は骨髄と延髄、マギアはテオ素材を使うもののレア素材が一切必要ないのに対し、
    こちらはこんな性能で逆鱗と紫玉を要求される。
    最後まで強化して使うのであれば覚悟が必要になるだろう。
    • ただ、上述するように上位序盤あたりまでの攻略用の武器として見れば決して悪くはない。
      逆鱗がうまく手に入れば、作成そのものを敬遠するほどでもないだろう。
    • しかし、イベントクエストが配信された現状では上位に上がってすぐに
      攻撃、属性値共に上回るマギア=ピタリーンIIIが採取だけで作れてしまうため攻略用としても微妙か。
  • 上述のように散々な立場である本武器だが、操虫棍自体に必須スキルが少なく
    鬼火を纏いながら戦うのが難しくない上に狙った設置もしやすいため、怨虎竜の魂の運用に適している。
    鬼火ダウンという上記のライバルにはない立ち回りができ、
    高い水準でまとまった性能のおかげで鬼火纏状態の火力についても足をひっぱる部分がないのは不幸中の幸いか。
  • チャレンジクエスト05(ヤツカダキの討伐)では、操虫棍を選ぶと本武器を担ぐことになる。
    防具はジャンプ鉄人が付いていることで有名なカガチS一式
    入れ替え技が突進回転斬りと降竜に変わっているため、
    ヤツカダキの攻撃を突進回転斬りで回避し、舞踏跳躍から降竜を叩き込めと言わんばかりの構成である。
    また、跳躍戦法と相性の良い体術、爪に弾かれる心配がなくなる心眼、
    激しい斬れ味消耗をフォローする剛刃研磨と砥石使用高速化が付いている。
    肝心のヤツカダキには爆破属性の通りは良くないのは、スキルに対するハンデと言ったところだろう。

MHR:S

怨嗟の声に群がる怨霊を巧みに
操り、竜を狩る流浪の旅人。
その身に宿るを鎮める為に。
(禍業物・大幽鬼ギネーヴ)

怨霊に導かれるまま竜を狩り、
修羅となった狩人。その傍らに
蒼き鬼火の影が揺らめく。
(鎧怨鬼鉾ギネヴルム)

  • 通常個体の素材で「禍業物・大幽鬼ギネーヴ」、
    特殊個体の素材で真の最終段階となる「鎧怨鬼鉾ギネヴルム」の銘を手に入れる。
  • 上位の段階では他の操虫棍の後塵を拝してきたが、性能はというと…
    • 高水準の攻撃力330
    • MRにも通用しうる爆破28
    • 短いながらも素でを獲得、同程度の白が続く
    • スロットはLv3とLv2が一つずつに進化
    • 猟虫Lvは14
    • 百竜装飾品スロットは必要十分なLv2
    全体的に順当な強化を受けた。
    紫の後の白ゲージが短いため、研磨術【鋭】との相性も良い。
  • 豊富なスロットによる斬れ味ケアの簡便さと無属性として見ても高めの物理火力、
    オマケの爆破属性と弱点らしい弱点がほぼ無い、今作における汎用棍の一角。
    上位で似たようなポジションとなりほぼ一強だったナルガ棍に関しては、
    攻撃力が伸び悩んだ上にスロットも据え置き、百竜スロットもLv1であるため、
    100%超会心といった特定の戦術でなければ活かしづらくなり、
    全体的にこちらが優位に立っている。
    • 今作におけるライバルは激昂したラージャンの鬼神棍【猿王】
      こちらと全く同じ攻撃力を持ち、さらに低めとはいえ雷属性19を持つため雷属性が通る敵に強い。
      そして、素の斬れ味が長めの紫ゲージという大きなアドバンテージがある。
      対して、こちらはスロット数や百竜スロットなどの差別点があるため、
      スキル構成次第でどちらを担ぐか考えると良い。
      もちろんどちらも作って好みで持ち替えるのもアリである。
  • 元々優秀な武器なのだが、アップデートを経るごとに本武器のポテンシャルはさらに引き出されている。ライバルも増えたが…
    • Ver.12で蓄積時攻撃強化が登場し、爆破属性を火力に転化可能になった。
      状態異常確定蓄積の起動はしにくいが、爆破弓と同様に手数があるので付け得である。
      搭載難易度もVer.13から錬成付与が解禁され、粘る必要はあるが現実的に搭載可能。
      同じ運用ができるオルドマキナ・IGに対してはスロット面で優位がある。
    • Ver.14での傀異スロット解放ボーナスにおいて、
      状態異常棍であるギネヴルムは属性棍と比べ攻撃力+15のアドバンテージを獲得。
      近しいポジションだった鬼神棍【猿王】や破邪之薙刀スミナガシと比べ、物理で明確な有利を得た。
      匠珠II【4】の実装に傀異スロット解放ボーナスによる斬れ味+10も加わり、
      業物で斬れ味紫を維持する運用がしやすくなったのも追い風。
  • 余談だが、新技「操虫斬り」から続く強化操虫穿ち突きが非常に良く映える。
    鉄蟲糸跳躍で跳び回りながら強化操虫穿ち突きを放つその姿はまさに
    大鬼火怨み返しを使うマガイマガドそのもの。マガイマガド気分を味わうのも一興だろう。
    スキル自由度も高くなったため、鬼火纏などを入れてもロールプレイが捗る。
  • ライバルを挙げるなら斗宿棍【天同】だろう。
    こちら以上に研磨術【鋭】と相性がよくスロットが大きい。
    しかしバルファルクなど一部のモンスターには毒より爆破の方が比較的効くモンスターもおり、
    またあちらと違って蓄積値も十分あるので追加ダメージの狙い易さも差別化点となる。

関連項目

モンスター/マガイマガド
モンスター/怨嗟響めくマガイマガド
武器/マガド武器