登場人物/発掘マニア

Last-modified: 2024-04-06 (土) 14:09:56

ジャンボ村の住人の一人。

概要

  • MH2に登場したNPC。何かを掘り当てる事よりも「掘ること」そのもの、
    本人曰く「究極のひと掘り」に意義を見出している変わり者。別に変な意味ではない。
    各地を転々としつつ、ありとあらゆる発掘現場を巡ってきたと話しており、
    採掘に対する情熱は並大抵ではないようだ。
  • ジャンボ村の廃坑道に目をつけ、村が発展するとやってくるのだが、
    野良メラルーに手持ちのピッケルをすべて盗まれたために坑道でぐったりと座り込んでいる。
  • そんな訳なので普段の彼は無気力そのもので、話しかけた時の反応が「あぁ…」と溜め息まじりである。
    彼にピッケル(ボロでもいい)を渡すと嬉々として坑道の岩盤を掘ってくれるのだが、
    骨系アイテムや鉱石系アイテムひとつと引き換えにピッケルがなくなってしまう。
    しかし、発掘が進むとナナ・テスカトリ出現条件である「古塔の断章」のひとつや、
    ラオシャンロン出現条件である「朽ちた龍剣」を掘り当ててくれるので、
    ゲームを進める上でけっこう重要である。
    • とはいえ、まさか坑道から重要な書物の断片巨大龍の頭蓋や剣が出てくるとは
      いったい誰が想像したであろうか…
      というかこの坑道、昔は何に使われていたのだろうか?
  • MHP2(G)では火山のガミザミに手持ちのピッケルを全部折られたために、復讐としてガミザミ討伐を依頼する。
  • MHXでもクエスト依頼人として登場する。
    MHP2(G)と同じくミザミにピッケルを折られている(村では沼地、集会所では火山)。
    上位では雪山に掘りに来たが、獰猛化したドドブランゴに遭遇、
    例によってピッケルを壊されそうになったため憤慨し、ハンターに狩猟依頼を出す。
    • 余談だが、件のクエストの依頼文には「《究極のひと堀り》」と書かれている。
      おそらく構成ミスかチェック漏れによる誤記なのだろうが、
      もしかして本当に《究極のひとり堀り》を追求しているのだろうか?
      なお、この依頼文はMHXXでも変更や修正などはされていない。
    • 実はドドブランゴとガミザミでは肩書が微妙に異なっており、
      ガミザミのクエストでは”究極のひと堀り”を追求する「発掘マニア」。
      ブランゴのクエは《究極のひと堀り》を追求する「ジャンボ村発掘マニア」になっている*1
      類例には「ジャンボ村の武具屋/弾薬屋」名義になっている工房のばあちゃんの弟子がいる。

事情通の村人

  • 坑道のレベルを上げると坑道の前にやってくる住民。
    腕を組んで突っ立っているあたり、たそがれの釣り人よりよっぽどたそがれている。
    特定の施設の近くに配置された、"ここは何をする場所なのか"をプレイヤーに伝えるありふれたNPCである。
  • しかし、さすがは事情通というべきか、無駄なネタ話をたくさん持っており、
    とあるハンターと巨大龍がはるか昔に決着を付けた地である」だとか、
    「大昔に大規模な落盤事故が起こって、今でも夜になると亡くなった作業員たちの霊が現れる」とか、
    「ある寒冷期に燃石炭売りの少女が坑道の前で、燃石炭を握りしめたまま冷たくなっていた」など、
    坑道に関する様々な噂が聞ける。
    …なんだか、どれもどこかで聞いたことがあるような話である。

余談

  • どことなく、のちのコレを思わせる人物ではあるが、
    本人は掘ることそのものを楽しんでいるため、炭鉱夫のそれとはやや趣は異なる。
    こういう炭鉱夫もたくさんいるって?そいつは気のせいだ。
    • そもそもハンターがやっているのは採掘*2であり、発掘*3を目的をしている訳ではない。
      つまり穴を掘りたいだけのマニアの行為も、実は発掘とは言い難い。
  • 彼の肩書が発マニアである通り、「り」というのは適当ではない。
    土へんの「」は主に地面に作った溝のこと(城の"おほり"など)を指す語であり、
    上記のように穴を開ける動作そのものを表す場合は手へんの「り」と書く方が一般的である。

関連項目

世界観/ジャンボ村
登場人物/汎用NPC


*1 理由は恐らく前者が移植、後者が新規クエストのため。他作品とのクロスを意識した本作用に「ジャンボ村発掘マニア」としたものと思われる。他に「発掘マニア」と名乗るNPCは登場していないが。
*2 石油や鉱物など、主に経済的に価値がある「資源」を対象にした行為。
*3 遺跡や化石や古生物、亡国の道具など、主に歴史的・考古学的に価値がある「遺物」を対象にした行為。