防具/デスギアシリーズ

Last-modified: 2024-04-09 (火) 20:24:48

禍々しい布」や「古龍骨」などを素材として作られる防具シリーズ。
死を運ぶ、呪われた装備」と称されており、死神を象った全身から死の香りを漂わせるという。
実際、すべて装備した姿(特に男性装備)は死神そのもの。
一方、女性装備はヘソ出しや今にも破れそうなパンツなど
エロ装備としての一面も持っている。

目次

概要

MHP2(G)

  • 剣士なら「心眼」と「隠密」、ガンナーなら「自動装填」と「徹甲榴弾LV1追加」のスキルが付く。
    ただし、同時に「体力-30」が発動するためそのまま使うのはかなり危険かもしれない。まだ食事が充実していない段階ならなおさらである。
    • この状態で体力の減る組み合わせのネコ飯を食べ、
      さらに毒無効を付けて毒テングダケの体力-10を複数回発動させることにより、
      比較的簡単に最大体力を1にすることが可能。
      だからどうしたと言うことはないが、スタミナゲージの上に何もないコックピットは一見の価値有り。
  • 上位のデスギアSでは体力の減りが緩和されている(それでも-20)。
    また「状態異常攻撃強化」が発動するかわりに、「隠密」や「徹甲榴弾LV1追加」が無くなる。
  • 上位防具はスロットが10個空いているので、自由度はなかなか高い。
    ボマー及び罠師をつけて睡眠爆殺用にするのが一般的で、
    心眼が付いているので斬れ味をあまり気にせずに睡眠爆破に専念できるのが強みである。
    防御力もMHP2では一部位84、MHP2Gでは最終的に110にまで到達するので、
    各作品の最高ランクでの狩りも問題ない。スキル構成的にキリングラビモス亜種を睡眠爆殺や毒殺するのに役立つ。
  • その見た目故に「大鎌威太刀」や「クリムゾンサイス」が非常に似合う(とくに前者は毒属性を持つため、スキル的にも相性は抜群である)ものの、
    実際は「自動装填」のスキルのお陰で死神剣士より死神ガンナーの方が圧倒的に多い。
    ガンナーならマイナススキルの存在もさほど気にならないだろう。
    死神の無慈悲な狙撃の前にはどんな屈強なモンスターであろうともあっという間に死を迎える。
    確実に狙った獲物の命を刈り取る恐ろしいその姿はまさに魔弾の射手そのものといえよう。
    言うまでもないがほとんどの死神さんが抱えているその恐るべき魔銃は老山龍砲・極である。
  • 心眼が発動する防具は他にシルバーソル剣聖のピアスがある。
    前者は全部位に火竜の紅玉が必要で作成難易度が非常に高い。
    後者は入手に訓練所の特別訓練を全武器でクリアしなければならない上に防御力もかなり低いというデメリットがある。
    上位時点で心眼が欲しければこの防具が最も入手難度が低いと言える。
    とはいえ、トレニャーが拾ってくることでしか入手できない禍々しい布を要求されるため、
    結局かなり手間はかかると思われるが。

MH4G

  • MH4Gでは発掘装備として久々に登場した。
    従来の見た目のものの他、新たなデザインのものも用意されている。
    イビルジョークシャルダオラのギルドクエストから入手できるが、
    デスギアのみが入手できるギルドクエストはないので入手はやや面倒。

MHX(X)

  • MHXでは再び禍々しい布を素材として生産できるようになった。
    打って変わって、発動スキルが剣士ガンナー共に「龍属性攻撃」と「狂撃耐性」になっている。
    龍属性攻撃はともかく、狂撃耐性はMHXにおいては出番の少ないスキル。
    今作はモンスターの狂竜化や極限状態がないので、
    狂竜ウイルスを使うモンスターがマガラコンビしかいないのである。
    自ら狂竜ウイルスに感染する狩技「狂竜身」があるので、デスギアシリーズを装備するならこの狩技をセットしよう。
  • 上位では禍々しい闇布を用いてデスギアSシリーズ、さらに獰猛化素材を用いてデスギアRシリーズを生産できる。
    • デスギアSシリーズは発動スキルはそのまま、スロットが5個に増えている。
      胴防具が龍属性攻撃3スロ2であり、龍属性特化装備を作る際には声がかかることが多い。
    • デスギアRシリーズは無我の境地はそのままに、新たに会心撃【属性】が発動。
      特筆すべきは、属性会心5を持つ腰防具。
      エスカドラRを生産できるようになるまで*1はお世話になることもあるだろう。
  • G級では禍々しい闇布と禍々しい冥布を用いてデスギアXシリーズとデスギアXRシリーズを生産可能。
    • デスギアXシリーズは龍属性攻撃が+2まで発動している他、スロットも8個に増えている。
      脚防具が龍属性攻撃5スロ2と優秀で、龍彗のピアスと組み合わせることで2部位で龍属性攻撃+2が発動可能。
    • デスギアXRシリーズは発動スキルはそのままにスキルポイントが過剰となっており、一式では無駄が多い。
      相変わらず腰防具が属性会心6スロ1と、エスカドラXRまでのつなぎとして優秀。
  • また、同じく禍々しい布を使用したデスギア武器が登場した他、
    オトモ用のデスギアネコシリーズも作れるになった。

MHWorld

  • オトモ探検隊固有のアイテムとして禍々しい布が続投したため登場。
    下位の段階で脚装備に匠を備えている優秀な防具である。素材が入手しやすいのも強み。
    ただし下位で他に匠を持っているのはタロス脚のみであるため、真価を発揮するのは上位突入後。
    ゾラマグナの頭と匠の護石が生産可能になるため、上位序盤から匠Lv3を発動できる。
    リオハート腰も加えればLv4になるが、防御力やスロットの観点からタロスβ脚に変える方が無難。
  • 上位終盤、古龍ヴァルハザクの素材を用いて上位版のデスギアα、βが生産可能に。
    防御力も十分ではあるが、スキルもそこそこ充実している。
    • 頭:死中に活+1、見切り+1&レベル2スロット×1レベル3スロット×1
    • 胴:不屈+1、属性解放/装填拡張+1レベル3スロット×1
    • 腕:集中+2、龍属性攻撃強化+1&レベル1スロット×1レベル1スロット×2
    • 腰:龍属性攻撃強化+2、集中+1レベル1スロット×2
    • 脚:匠+2、龍属性攻撃強化+2レベル1スロット×2
    黒字はαとβで共通のスキル、赤字はαのみ、青字はβのみのスキルおよびスロットである。
    一式では龍属性の太刀辺りを対象としたスキルであり、ちょうど属性解放で龍属性を得る太刀もある。
    部位ごとに見るならやはりβ脚の匠が優秀であり、匠の護石IIIと合わせると最大レベルに持っていける。
    そのためか歴戦古龍と連戦しているような熟練ハンターにも愛用されている。
  • なお、本作ではマスターランク版装備は存在しない
    オトモ装備には実装されているというのに……。

MHR(:S)

  • オトモ隠密隊で入手できるアイテムとして禍々しい布が続投。
    下位では頭と腰に龍耐性、胴と脚に高速変形、腕に渾身がついている。
    腰をラングロシリーズにすれば高速変形Lv3になるので、攻略段階のスラアク用防具として活躍してくれる。
  • 上位のデスギアSシリーズはというと、
    一式で剛刃研磨Lv3、渾身Lv3、高速変形Lv2、不屈Lv1となっている。
    龍耐性の代わりになんと剛刃研磨が備わっている。部位は頭、腰、脚にLv1ずつ。
    他の防具にはアロイS頭にしかない貴重なスキルであり、
    発売当初は装飾品もなかったため護石なしで発動させたいなら必須となっていた。
    そのため脚装備の高速変形が死にスキルになることも。
    Ver.2.0から剛刃珠が生産できるようになったため、剛刃研磨発動の自由度は上がった。
    • 高速変形を下位からそのまま保持しているのもスラアクにとって見逃せない。
      下位同様ラングロSシリーズと合わせてLv3にするといいだろう。
      なお、★7になると呪いのオロミドS頭を作れるようになり複数部位の必要がなくなるので、
      残りLv1分をラングロSと争うことになる。
  • サンブレイクではMRのデスギアXシリーズも無事追加。
    MRの砂原からオトモ隠密隊が取ってくる禍々しい冥布がキー素材で、MR3到達以降に生産可能となる。
    一式で攻撃Lv4、高速変形Lv3、剛刃研磨Lv3、渾身Lv3、砥石使用高速化Lv3、不屈Lv1が発動。
    上位までのスキルに加えて、なんと攻撃が追加されている。おまけに砥石高速化まで付いている。
    自前で砥石使用高速化が賄えるようになり、剛刃装備にお呼びがかかることが増えた。
    • 高速変形もLv3に上がっているため、一式でスラアク用防具としてほぼ完成された性能を持つ。
      頭や脚など混合防具のパーツとしても有用だが、ラスボスまで一式で向かうことも十分可能。

MHF

  • MHFでも古くから存在する装備で、Lシリーズまで派生可能。
    性能的に特筆すべき点は無いのだが、生産、強化素材を得るためには
    死神」を征しなければいけない。
    そのため上位で入手できる防具の中ではある意味屈指の入手難易度を誇る装備と言える。
    • なお、元々の入手方法であった「死神」はMH2から存在していたためか
      ハンターズクエスト枠のクエストであったためか、G10でのハンターズクエスト大削減に
      巻き込まれて消えてしまった。
      しかしながらデスギアシリーズの生産素材を表示して「禍々しい布」の入手方法を
      表示してみると「HR4の特定のクエストの報酬で入手可能」と
      不可能になってしまった方法が記載されていた。
      ちなみにNポイントやギルド貢献ポイントでの交換にも存在するので、
      入手自体が不可能になっているわけではなく、
      G10.1で何の告知もなく入手方法もこれに切り替わっている。
    • ちなみに剣士用のみだがSP防具も存在する。
      こちらは頭が飛竜種の重頭、胴は牙獣種の厚毛皮、腕は魚竜種の厚鱗、
      腰は鳥竜種の剛尾、脚は甲虫種の凶針がベース素材である。
    • 上記したように剣士の場合は鎌デザインの太刀が見た目の相性面で良好だが、
      MHFでは実際にそうするシーンが登場した。
      シリーズクエスト「超竜戦隊ハンターファイブ」において、
      途中で敵方のボスになり切る形のクエストをプレイするシーンが登場するのだが、
      この時のプレイヤーへの防具貸出がデスギアシリーズ(頭のみスカルフェイス)なのである。
      武器は剣士武器であれば任意なのだが、デスギア貸出ということにニヤリと来た一部のハンターが
      装備ボックスから鎌を取り出してこのクエストで使用していたという。
      ちなみにこのセットはかつてMHFの装備系スレに

      俺はフロストスリーパー・スカルフェイスにデスギアとかあわせてまっす!
      テーマは死神の代行人、かな・・・
      みんなはどぅ??

      という書き込みが存在しており、シリーズクエスト自体とともにまさかの公式ネタ化とまで言われているとか。

デスギアネコシリーズ

  • 禍々しい布を用いて作られたオトモ用装備。
    死神を思わせる「デスギアネコフード」、
    怪しい雰囲気の呪いの装束「デスギアネココート」に
    ハンター用の太刀であるデスペレイションを模した「デスギアネコサイス」と組み合わせれば、
    見た目はデフォルメされたミニ死神である。
    しかし流石に足が消えて宙に浮いたりはしない。あくまで見た目だけである。
    弱点属性は氷のみとヤバそうな布使ってる癖に良好。
    • …まぁそれはいいのだが、このデスギアネコサイス、なぜか睡眠属性である。
      元になっているのは龍属性武器なのだが…なぜだろう。
      永眠にかけたのか、眠るような死をもたらすという意味なのか…謎は深まるばかりである。
      さすがに妙だと思ったのか、MHWorldに続投した際には龍属性に差し替えられている。
    • 上位の「~Sネコフード」の防御力は66と他より4高く、「~Sネココート」は111と
      同クラスより1低いという特異な数値になっている。
  • MHXXではG級のデスギアXネコシリーズも登場。
    ちなみに防具のデスギアXネコフード、及びデスギアXネココートは、G級素材の禍々しい冥布ではなく
    何故か上位素材の禍々しい闇布が要求される。
    素材の設定ミスか何かだろうか。
    生産にはラオ討伐後でないと手に入らない「粋な重端材」も必要なため、結局G級序盤で作ることはできないのだが。
    • 近接で睡眠を狙うのであれば、デスギアXネコサイスはわりと使える。
      遊びではなくガチで使えるのは、ネコまっしぐらと睡眠爆殺を併用するボマー猫くらい、というニッチな需要ではあるが。
  • MHWorldにも登場。MHXXからの数少ない続投組で、前作と同様禍々しい布を用いての生産となる。
    下位では唯一の龍属性持ちで、上位では古龍骨さえあれば生産できる手軽さと作中No.1の龍属性値がウリ。
    しかし下位時点では龍属性が有効な相手があまり登場せず、
    上位では同時期にウルズ武器やゼノ武器といった、物理面で優れた性能を持つライバルも登場するのが悩ましい所。
    MHW:Iではハンター用を差し置いてマスターランク版が登場した。
  • 本装備は顔の骸骨部分と首元のマフラーが色変えに対応している(MHXX時点)。
    ただこの装備、下顎が胴防具の一部となっている関係で
    頭防具の色を変更しても、胴防具の色も変更しなければ下顎はデフォルトカラーのままという
    何ともちぐはぐなことになってしまう。
    • MHWorldでは色変え対応部位がマフラーから下顎に変更されたため
      XXのように下顎だけデフォルトカラーのままという事態は起こらなくなった。

デスギアガルシリーズ

  • MHRise初登場のオトモガルクにも禍々しい布素材の装備が存在する。
    武器のデスギアガルサイスは貴重な龍属性であり、リオレウスやバサルモス等、
    龍属性が弱点のモンスターへの選択肢となる。
  • 頭と胴の防具を装備すると、お馴染みの黒いフードに身を包んだ犬の骸骨のような見た目になるが、
    それ以上に目を引くのは両肩に頭防具と同じデザインの頭骨がくっついていることであろう。
    その様は宛ら3つ首の番犬・ケルベロスのようで、
    デスギア防具のおどろおどろしさとオトモガルクの犬らしさを融合させた秀逸なデザインとなっている。

余談

  • 今にも破れそうなパンツだが、よく見るとかなりぶかぶかであり、密着していない。
    隙間から中が見えるのでは…などと良からぬことを考えてカメラを調整した紳士の目に入るのは、
    中に履かれたもう一枚の白パンツ
    見えたら大変なので当たり前だろう。
    …というのは本家シリーズの話で、MHFのデスギア脚は本当に大変なことになっている
    • MH4G~MHWでは隙間そのものが無くなっている…と思いきやMHRiseでは…。
  • 頭の装備の名前が「ゼレ」「ゲヒル」と妙にアレっぽい。
    恐らく語源が同じなのだろうが、グラビモスやフルフル、そしてこれと、
    関係性を勘繰りたくなるようなことが起きているのが揃いも揃って頭部なのは何故だろうか。
    なおどの部位もドイツ語であり、ゼレは「魂」、ゲヒルは「脳」という意味である。
    • 更にいうとガンナーの脚装備が「ヴィレ」である。
      が、こちらの方が先なのでこれは本当に偶然だろう。まあ、語源が同じなのでどうしても被ることはあるはず。
      ちなみにヴィレについては「意思」という意味がある。

関連項目

アイテム/禍々しい布 - この防具のキー素材。
武器/デスギア武器 - MHXで新登場した、同じく禍々しい布をキー素材とする武器群。
防具/ゴアシリーズ - 男性用ガンナー装備が同じく死神をモチーフにしている。


*1 MHXでエスカドラRを生産できるようになると、もう倒す相手もほとんど居ないが。