様々なモンスターについての情報が記された書物。
MHPまでの初期作では「○○情報」という名称であった。
入手することで該当するモンスターについての情報を、ハンターノートから閲覧できるようになる。
目次
概要
- 入手方法はほぼ例外なく、ショップでの購入のみ。
こんなものが狩り場で拾えたらおかしいし。
それに遭難した他のハンターの物かもしれないから拾ってもギルドに提出しなきゃいけなさそうだし。
作品にもよるが、値段は大体100~500ゼニーと、ハンター層からすれば爆安。
1冊しか購入できない上、アイテム欄には表示されない特殊なアイテムである。
- 種類は概ね"獣人種の書"、"飛竜種の書"などおおざっぱな区分で販売されている。
該当するモンスターが多い場合、飛竜種の書1、2、あるいは上下巻で分けられていることもある。
また、イャンガルルガや古龍種、MHFオリジナルモンスターなどは1種類で1冊を構成する。
ただ、これはシリーズにも因る傾向があり、例えばMHFではリオレウスやモノブロスは独立しているが、
ティガレックスは飛竜種【下巻】に含まれている。- MHPまでは種族単位でまとめられておらず、
小型モンスターですら「モス情報」「ケルビ情報」などが個別に存在した。
必然的に数が多くなるため、序盤に買い込むと金欠になってクエストの契約金も払えなくなる。
また、小型モンスターの討伐数は記録されなかった。 - MHP3では亜種モンスターの情報は下巻に記されている。
- なお、ラヴィエンテ、UNKNOWN、ミ・ル、アルガノスとゴルガノス、
ドゥレムディラ、エギュラスには、モンスターの書が存在しない。
このうちエギュラスに関しては謎というよりもシステム的な側面が強く、
エギュラスを従える王たるグァンゾルムの書は存在する。
エギュラスは討伐のできないエフェクトのような扱いとなっているため、
システム的にはモンスターの書を実装する必要がほぼないと言える。
- MHFにおける亜種(のようなモンスター)については、専用の書物がある場合と無い場合がある。
○○亜種(希少種)という名前のモンスターには専用の書物は存在せず、
通常種の書物を購入すると亜種(希少種)のデータも登録される。
名前が異なる亜種については、ドラギュロスとアクラ・ジェビアのみ専用の書物が存在せず、
通常種であるベルキュロスとアクラ・ヴァシムの書物を購入することで追加される。
- MHPまでは種族単位でまとめられておらず、
- ミラボレアスの書が入荷すると店員は「おとぎ話ですね」と呟く。
どうやら一般人にとってはミラボレアスは架空のモンスターで、実在はしないと考えられているようだ。- ちなみにMHFにおいてミラボレアスの書は、
ミラボレアスに初めて挑む際にギルドマスターから渡されていたが、
必ずしもミラボレアスへ挑む必要がなくなったG10以降では、
HR4へ昇格すると同時にショップでの購入が可能となった。
- ちなみにMHFにおいてミラボレアスの書は、
- 書かれている内容はかなり基本的なことばかり。
古龍種などは曖昧な伝説のような記述しかなかったりする。
このため、特に慣れたハンターであればあるほど、購入せずに済ませる場合も多いが、
討伐数などはこれを手に入れていないと記録されなかったりする
(ギルドカードでも、モンスター名が?????で表示される)。
値段も安いので、ある程度財布に余裕ができたら購入することをお勧めする。
- モンスターの生態だけでなく、討伐数や大きさも記録される。
ところで皆さん、ランゴスタやブルファンゴ、リノプロスやメラルーって何体狩っていますか?- MH3以降は、大型モンスターに捕食された小型モンスターも、討伐数にカウントされる。
火竜の天鱗集めにリオレウスを連戦していたら殆ど狩ってもいないのに、
リオレウスが捕食していたアプトノスの討伐数が100体以上カウントされていた、という現象が起こることがある。
あるモンスターの狩猟を繰り返すともっと悲惨な現象が起こる。 - またMHFではラスタ達が小型モンスターにしっちゃかめっちゃか攻撃を仕掛けていく上攻撃力も侮れないため、
アイルーやメラルー、また無害なエルペなどの討伐数が
いつの間にか1000を超えていたということも往々にしてありうる。
- MH2及びMHFのモンスターリストでは、モンスターをペットにした時に与えられる餌も記録される。
- MH3以降は、大型モンスターに捕食された小型モンスターも、討伐数にカウントされる。
例外
- MH3およびMHX以降の作品ではモンスターの書がアイテムとして登場しない。
これらの作品では、モンスターリストを埋めるための別の手段がそれぞれ独自に用意されている。
- MH3ではモンスターをWiiリモコンでポイントする事で、そのデータを手に入れることが可能。
某モンスター図鑑や某FPSを思い起こさせるが、気にしないこと。
自分で調査しているという没入感があるが、戦闘中に行うと少し大変。
実はモンスターの死体からでも入手できることを知っていると格段に楽になるが。
Wiiというハードの機能に依存したシステムゆえに、
MHP3~MH4Gでは再びアイテムとして購入するシステムに戻っている。
- MHX(X)では新たにモンスターが出現した際、ベルナ村または龍識船にいる龍歴院の主席研究員より
該当モンスターの情報が無償で提供されるようになっている。
また、モンスターリストにはこれまでの名前や生態・特徴などといった基本情報に加え、
中型・大型モンスターは『研究成果』として3ページ目に簡単な攻略情報が載るようになり、
たとえ初見のモンスター相手であってもある程度余裕をもって立ち回れるようになった。
指折りの学術機関たる龍歴院の面目躍如といったところか。
完全に信用できるとは言ってない。- 古龍種と二つ名持ちモンスターについては、
プレイヤーが該当モンスターのクエストを達成する
(二つ名持ちモンスターのみ特殊許可クエストの失敗も含む)ことで3ページ目が追加となる。
龍歴院が、その直属であるハンターと連携して調査を行うという
世界観設定が垣間見える部分と言えるだろう。
- 古龍種と二つ名持ちモンスターについては、
- MHW(:I)では、モンスターの痕跡を集めたり狩猟を行うことで、
ハンターノートに該当モンスターの情報が記録される。
最初のうちは情報も少ないが、痕跡集めや狩猟を繰り返して研究レベルを上げることで、
大まかな肉質や入手素材といった情報が明らかになっていく。
- MHRiseでは、初見のモンスターに気づかれたり攻撃を行うと1ページ目の「生態」が記録され、
更に狩猟・討伐して初めて2ページ目以降の肉質・入手素材の情報が更新されるが、
素材に関しては実際に入手するまで入手確率以外が「?」表示になっている*1ので、
レア素材などを埋めるのが結構大変。
ただしヌシに関しては、単体討伐クエストが存在するもののみ2ページ目以降が閲覧できる(Ver.2.0時点の仕様)。
余談
- 「○○の書」というアイテムは他にも存在する。
- 「祖龍の書」を調合するために必要な「終焉の書」「伝説の書」「古龍の書」や、
「練達の書【上巻】【下巻】【別巻】【新巻】」、「無縫の書・空」「〃・天」「天嵐梵字の書」など。
いずれもプレイヤーが読むことはできないが、重要な情報が記載されているようだ。
- 「祖龍の書」を調合するために必要な「終焉の書」「伝説の書」「古龍の書」や、
- 店で売っている商品だが、全作品一貫して半額の対象にはならない。
- 店員曰く「命を預かる情報を、安値で仕入れるなんてハンター失格」だからだそうだ。
…それなら回復薬等の他のアイテムも該当するのでは?
変な理屈で他のアイテムを半額対象外にされても困るが。
- 店員曰く「命を預かる情報を、安値で仕入れるなんてハンター失格」だからだそうだ。
- MHFではMHF-G1よりハンターの個人ステータスに任意のモンスターの壁紙を設定することが可能となったが、
モンスター壁紙を設定できるようになる条件として、
一定数のモンスターの狩猟と当該モンスターの書を入手することの2つが必要となる。