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アクション/曲射

Last-modified: 2018-01-30 (火) 13:15:21

MHP3から登場した弓の技。
仕掛けの付いた矢を上空へ放ち、そこから落下してくる矢弾を降り注がせて時間差攻撃を仕掛ける。

概要 Edit

  • 溜め3以上の状態で、溜めを維持したまま○ボタン*1を押すことで、上空へ向けて矢を放つ。
    いつの間に仕込んだのか、矢には細工が施されており、上空の矢から地面に向けて矢弾が放たれる。
    集中型、放散型、爆裂型、切断型の4種類の型が存在する(切断型はMHFの弓でのみ使用可能)。
    型によって細かい特性は異なるが、切断型を除いて共通して減気効果を持っており、
    スタン値適用部位へ集中させることでスタンを狙うことが可能。
    切断型は文字通り切断属性で、尻尾の切断が出来る。
    • もちろんケルビガウシカをスタンさせる事も可能。
      「弓使いでも角狩りが出来る」と言う小技、補足的に知っておくと地味に便利。
      さらに言えば、大型モンスター相手であっても徹底して狙えば、
      頭部の大きさや位置などの相性に左右される部分こそあれ、1〜2スタンぐらいならあっさり狙えたりもする。
      ただし、後述する威力面・挙動面での難点から、
      (特にマルチでは)乱用してまでスタンを狙うことは基本的に推奨されないのが実情である。
  • また、弓の属性効果やビンの効果も通常と同じように発揮される。場合によっては通常よりも強力になる。
    弓によって型は初めから決まっており、それを変更することは出来ない*2
  • 曲射は着弾位置がほぼ固定となっている。
    MHP3のときは若干ながら位置を近づけたり遠ざけたりできたのだが、3DSへ移ったMH3G以降、
    スティックやボタンの配置の問題で調節できなくなってしまった。
    照準を合わせる際に表示される赤い円が曲射の攻撃範囲、その上に表示されるラインが矢の軌道である。
    慣れてくると照準を合わせずとも感覚で狙えるようになってくる。
    熟練の弓使いはモンスターの行動を予測し、移動するであろう位置に向かって先に曲射を放っておく、
    通称「置き曲射」と呼ばれる技も持っている。
  • クリティカルが存在せず、距離による威力変化はない。
    通常射の適正距離外のモンスターに対しても一定の効果を発揮するため、MHP3までは使い分けが有効だった。
    死角からの奇襲などにも最適である。
  • 発射前後のスキがやや大きく、攻撃自体も発射からワンテンポ遅れて発生するため、
    通常の射撃と比べると手数では劣ってしまう。
    また、弾強化系統のスキルの恩恵はなく、上記のようにクリティカル距離の補正も無い。
    こうした特性のため、あまり頼りすぎるとかえってダメージ効率は悪くなってしまう。
    適切な状況で使えるかどうかが弓使いとしての腕の見せ所である。
  • 水中では抵抗や浮力の問題からか、弾道、炸裂後の性質共に変化する。
    水中操作自体の難しさ、MH3Gでの弓の扱いづらさもあり、慣れておかないと厳しい。
  • MH3Gまでは、曲射は3段階まで溜めないと使えなかった。
    つまり溜め2までしかない弓では装填数UPで補わないと使えない。
    また、溜め4で曲射を放っても溜め3と変化はない。
  • MH4では溜め2でも使用できるようになった。その場合自身の目の前が着弾点となる。
    また剛射タイプの弓は曲射を使用できない。
  • MHXではスタイル次第でどの弓でも使用可能になった。
    4つあるスタイルのうち、ギルドとストライカースタイルで使用可能。
    威力を上げるスキル「特定射撃強化」が追加され、
    ドボルベルクのような、曲射が有効なモンスターも復活しているが…
  • メインシリーズにおいては、MH4以降曲射の人気が低下し続けている
    最大の要因は同作から追加された「剛射」の存在と、
    何故か性能がシリーズを経る毎に弱体化し続けていることにある。
    剛射と曲射はMHXのギルドスタイルを除くと排他の関係にあり、
    剛射は強力で曲射は使いづらさばかりが目立つ(理由は後述)。あとはどうなったかお察しだろう。
    MH4以降のメインシリーズにおいては曲射であることはデメリットとすら言われる始末である。
    MH4と4Gでは剛射か曲射かは弓ごとに決まるため、これによって武器選択の自由がかなり狭まり
    MHXではよりによって自由選択であるはずの狩猟スタイルで剛射か曲射かが決まるため、
    「プレイスタイルに応じた自由な狩猟スタイルの選択が弓では事実上不可能になっている
    という指摘・批判が、多くの弓使いから挙げられている。
    • 剛射が強力すぎるというのが一つの理由ではあるものの、
      曲射に関する風当たりはMH4で一気に悪化し、以後MHXXまで根本的な改善が行われていない。
      具体的には、
      • モンスターの動きがより素早く活発になったので、曲射自体が非常に当てにくい。
      • ドボルベルクのように曲射が有効なモンスターが少ない。
      • 高低差によって着弾位置が大幅にずれるので斜面マップで当てづらい。
      • 二重床マップの下層や、一部の天井が低いマップでは天井に吸われてしまう。
      • 無料オンライン・かつPTプレイが主流となり(特にMH4・4G)、野良での剣士ガンナー混合PTが基本に。
        味方を巻き込みやすい曲射は使いづらくなった。
      など。
      そして曲射のモーション値は何故かP3当時の半分以下にまで落とされている*3
      曲射のモーション値は通常の射撃より高く設定されている感はあったが、
      これは溜め補正やクリティカル距離補正が無い事を考えれば妥当な水準である。
      上述した環境の変化でただでさえ使いづらくなっている状況での下方修正は理解不能と言わざるを得ない。
      そしてこのモーション値はMH4Gでも変化しておらず、環境面では、 という更に厄介な状態になってしまっている。
    • MHXでは平坦なMAPの増加やドボルベルクの復活など、多少は使いやすくなったものの、
      モーション値自体はMH4Gと同じく低いままであり、上方修正はされていない。
      それどころか、攻撃力、属性値(状態異常ビンによるものも含む)にマイナス補正がかかるという、
      更なる弱体化が行われる始末。開発は曲射に何か恨みでもあるのだろうか……
      それとも、剛射に適用するつもりだったマイナス補正を誤って曲射に付けてしまったのだろうか。
      今作から登場した獰猛化したモンスターは疲労状態にならないため、
      曲射の特色である減気効果の使い所までも減ってしまっている。
      一方の剛射は弱体化どころか、ブシドースタイルや特定射撃強化スキルによって更に強化が進んだ事もあり、
      結局曲射は全く注目されないという残念な結果に。
    • この事態を鑑みてかMHXXでは特定射撃強化による補正が破格の1.4倍になり、
      さらに状態異常ビンの蓄積値と爆破属性の属性値にかかるマイナス補正が軽減された。
      しかしながら肝心のモーション値は現状維持の上、攻撃力・属性値にかかるマイナス補正もそのままであるため、
      特定射撃強化による補正を加味してもMH4(G)の時代より弱い
      一方の剛射はといえば、剛射後に更なる追撃を行う剛連射が新たに登場。
      そのままでも1.3倍の攻撃力補正があるのに加え、特定射撃強化による補正まで乗るなど、
      もはや差は開く一方である。
      • また、ブレイヴスタイルでは剛溜め時の専用矢が曲射タイプによって変化する。
        剛溜めは効率よくブレイヴ状態に移行するためには必要不可欠な存在なのだが、
        曲射が爆裂型の弓の場合、専用矢が曲射同様吹き飛ばしの効果を持つ。
        そのため、使用の際にいちいち周囲を巻き込まないようにするか、
        場合によっては爆裂型の弓自体を使用しないといった選択をせねばならず、
        曲射に対する不満要素がまた一つ増える形となっている。
    これらの事から、開発側のゲームバランス調整能力を疑う声が弓使いの間で広がっている。
    MH4Gまでは曲射向けの弓を選ばないようにすれば済んだ*4のだが、
    MHXでは狩猟スタイルの選定、MHXXでは更にブレイヴスタイルを使う際の武器の選定など、
    かなり重要な部分に非常に悪い影響をもたらしているため、
    次回作で何かしらの打開を望む声も出ている。
  • MHWorldでは弓の仕様が大幅に変更され、全ての弓で曲射と剛射が両方使用可能となっている。
    また、曲射から剛射に、剛射から曲射に連携することも可能となった。
    曲射で降る矢弾の量も著しく増加している。
    アクションの性質はともかく、曲射の有無でプレイスタイルや武器選択が制限されなくなったため、
    MH4以降問題になっていた「曲射か剛射か」という概念は一旦の解決を見ることになった。
    ちなみに本作では溜め段階に関わらず曲射を放つことが可能だが、
    溜め動作を挟まずに〇を押すとクイックショットになるので注意。
  • MHFではMHF-G1から使用可能になった。
    MHFにはシステム上減気効果が無いため、これでスタンを取るのは現実的ではない。
    ただしMHFはかつて流行した通常弾超速射対策として背中表面に弾弱点を持つ大型モンスターが多い。
    また、ホストラグの影響を受けにくい攻撃方法であるため、味方の巻き込みに気をつければ
    PTプレイでも運用性が高い。
    2013年〜2014年前半期には「普通に撃つより曲射を連発したほうが強い」という風潮も一部であったが、
    クリティカル距離補正が乗らず、MHF-G7の上方修正で通常射撃とのモーション値差が縮まっており、
    現在では状況次第で運用する選択肢の一つに留まっている。
  • 弓の秘伝スキルである弓技【弓鬼】を発動させたとき限定で、溜め2からも使用可能になる。
    溜め2から使用した場合でも威力や飛距離等の特性は溜め3と変わらないため、
    ビン消費は激しくなるが純粋に手数が向上することになる。
    なお、しゃがみ照準撃ちでは使用できない。
  • ちなみに爆裂型曲射の仕様がメインシリーズと異なっており、
    穿龍棍を除けば味方への巻き込みリスクは小さい。

曲射タイプの種類 Edit

集中型
上空で矢が弾け、無数の礫となって降り注ぐ。
攻撃範囲は狭いが、それ故に使いこなせればモンスターの弱点をピンポイントに狙い撃てる。
目まい値も高いのでスタンを誘発しやすいのも大きな強み。
最大で5ヒットするが、弾ける前に何かに当たってしまうと1ヒットしかせず、矢もそこで消えてしまう。
水中で放った場合も一定距離で弾け、一定範囲に礫がばら撒かれる。
放散型
集中型と同じく空中で弾け、無数の礫となる。
ただし、こちらは広範囲に飛び散るため、多少大雑把な狙いでも当てることができる。
小型モンスターや素早いモンスターが相手でも安定したダメージを与えやすく、
減気効果も高いのでモンスターを疲れさせやすいのも長所。
その代わり頭部に集中させにくく、目まい値の蓄積がいまいち。スタンは狙いにくい。
また、その攻撃範囲や多段ヒットの特性はPTプレイでは味方の邪魔になりやすい。
水中での特性やヒット数なども集中型とあまり変わらないが、
こちらは全方位に礫がばら撒かれる。
MHFでは全ヒット時のモーション値が最も高いことやラグの影響を最も受けにくい関係で、
味方巻き込みリスクが無いガンナー4名のPTで運用されることが多かった。
現在ではガンナー4名PTが結成されることがほぼ無くなったため、相対的に使いにくくなっている。
爆裂型
コンシューマー作品とMHFとで特性が若干異なる。
コンシューマー作品ではモンスターなどを貫通しながら落下し、地面へ着弾すると爆発する。
見た目こそ爆発であるものの、徹甲榴弾などと違い肉質無視ダメージではない。
また、モンスターを貫通して例外なく地面へと直行するため、
飛行するモンスターや背中などの高い位置に弱点があるモンスターが相手の場合、
爆風が届かず威力が激減する可能性がある。
目まい値は高いが、頭が高い位置にあるモンスターの場合は爆風部分を当てづらい為、活かすのは難しい。
逆に腹等地面スレスレの部位が弱点で、普通の射撃を当てにくいモンスターには相性がいい。
水中でもモンスターを貫通し、地形にぶつからなくても一定距離で爆発する。
スタン値や状態異常の蓄積、単発の物理威力は4種の曲射の中で最高。
その反面、ヒット数の少なさのために属性ダメージはあまり稼げない。
一方、MHFでは地面のほか、モンスターに直撃しても爆発し、
着弾ダメージの他に肉質無視の爆発ダメージが設定されている。
この肉質無視ダメージは攻撃力と強撃ビンの威力補正が全て乗るが、会心と属性ダメージは発生しない。
着弾時の爆発は巻き込まれた仲間をぶっ飛ばしてしまうため、放散型以上にPTプレイでは使いにくいが、
ぶっ飛びによる無敵時間があることや、
モンスターの背中に当てれば地上の味方を巻き込むことは少ない*5ため、危険性自体は最も低い。
なおこちらの合計モーション値は曲射の中では最低であり、着弾ダメージの属性補正も0.2倍と極めて低い。
肉質無視を活かし、硬い背中を狙う場合などに役立つと言える。
切断型
MHFにのみ存在。
上空に矢を放った後、手前から奥に向かって矢の雨が降り注ぐ。
その降り注ぎ方の性質上、射程がいくらという表現は難しいが、集中型ほど当てにくくはなく、
逆に放散型ほど味方を巻き込みやすいわけでもない、という非常にバランスの取れた曲射。
汎用性に特化しているため、特定の部位を集中攻撃するにはやはり集中型が向くが、
横軸さえ合わせれば多少モンスターとの距離が曖昧でもそこそこヒットする点で非常に優秀。
向かって正面方向への攻撃範囲が広いため、
貫通矢の攻撃範囲そのものを上空から降らせるような感覚に近い。
また、最大の特徴として、"切断型"の名の通りモンスターの尻尾を切断することも可能
切断属性は付与されているものの、あくまで弾肉質でダメージ計算されるようになっている。
また、1hitあたりの威力が最も低い(合計モーション値は爆裂型・集中型より高い)。

余談 Edit

  • 実はモンスターにも、この曲射に似た技を使ってくるものが存在する。
    MHXで初登場した二つ名持ちモンスターの一体・白疾風ナルガクルガは、尻尾を振り回すおなじみのモーションから、
    何とハンターを狙って山なりにどころか途中で明らかに軌道を変えて飛んでくるトゲ弾を発射してくる。
    公式ガイドでは、この技が「トゲ弾(曲射)」と表記されている。
    • 真っ直ぐ飛んでくる通常種のトゲ弾(白疾風もたまにこちらを繰り出す事がある)とは異なり、
      着弾までかなりのタイムラグがあるため、見てから避けるのは容易であるが、
      この攻撃に気を取られると、白疾風本体の攻撃を受ける可能性もがあるためかなり厄介。
      4人PTの場合、この攻撃は誰をターゲットにしているかわかりづらい為、
      迂闊に距離を置いてアイテムを使用すると、いきなり大ダメージをもらうことがある。
      トゲ弾の真下には影があるので、これを目安に回避するタイミングを取るとよいだろう。
      更にクエストのレベルが上がると、トゲ弾曲射を3連発してくるようになる。
  • また、MHF-G10にて登場した遷悠種のナルガクルガは、
    毒を含んだトゲ弾を上空へばら撒き、自身も十八番のビターンで追撃する技を身につけている。
    白疾風のトゲ弾曲射を集中型だとすれば、こちらはさしずめ放散型といったところか。
    こちらのトゲ弾は多段ヒット+前述の通り毒入りになっているため、
    体力を一気に削られる上に、次のビターンの回避が難しくなりやすい。

関連事項 Edit

武器/弓
アクション/剛射






*1 MH3G以降はAボタン
*2 ただしMHFではG級武器は「曲射変化」の効果を持つシジルを焼き付けることで、天廊武器は「脈動する液体」を使うことで型の変更が可能
*3 溜め3曲射同士で比較すると、P3は集中・放散型が6+7*5、爆裂型が6+36であるのに対し、4・4Gでは集中・放散型が6+3*5、爆裂型が6+18
*4 無論「曲射弓な時点で存在しない選択肢になる」のは使わなければいいで済ませていい訳はないのだが
*5 穿龍棍にとっては脅威となりうる