フィールド/雪山

Last-modified: 2023-11-20 (月) 14:49:22

MH2で初登場した狩場。MHP2(G)では最初の狩り場として抜擢されている。
MHXにて、およそ7年ぶりに再び狩猟フィールドとして復活した。

目次

概要

  • フラヒヤ山脈という山脈に属する雪山の一つ。
    ポッケ村の近くに位置しており、地理的にはオーロラが観測できるほど高い緯度に位置する。
  • 南部は麓の草原、中央部は洞窟になっており、この洞窟を北へ抜けると頂上付近の雪原に到達する。
    頂上部へ向かいたい場合、エリア2の崖をツタを使って登る西側のルートか、
    洞窟を抜ける東側のルートの二択がある。
    山頂付近のエリアが主戦場となる場合が多く、
    それ故に支給品を取りに戻ったり、力尽きてキャンプ送りにされると戦線復帰に時間が掛かりがち。
    また、山頂部エリアは寒さが非常に厳しく、ホットドリンクの効果も半減してしまう。
    しかも作品によっては雪に足元が覆われているエリアでは落とし穴が使えず、戦略の幅を狭められてしまう。
  • 一部の作品ではクシャルダオラの登場するクエストのみ背景が変化するギミックがある。
    エリア1からは高い山を眺めることができるが、その山頂に不自然な雨雲が掛かるのである。
    小ネタであるため気付かれないことも多く、MHP2以降はオミットされている。
    この他にも、雪山限定で氷属性ブレスを行うようになったり*1、吹雪を巻き起こしたりと、
    雪山にはクシャルダオラに関わる物、ギミックが豊富に存在している。
    • なお、クシャルダオラは麓エリアへと移動することがあるが、それらの場所では吹雪は発生しない。
      爆弾を用いるならばエリア1などで待機すると良いだろう。
      MHXでは吹雪の中でも爆弾が使えるので、特に気にする必要は無い。
  • 採掘ポイントでは主に氷結晶が取れやすい。
    採取ポイントの大半は雪山草が採れる場所が多い。
    その他、食材採取が可能な作品では、特産の食材として銀シャリ草を採取することが出来る。
    また、山頂付近には鋼龍の抜け殻があり、このひび割れもピッケルで掘ることが出来る。
    朽ちた龍鱗」、「フルフルベビー」などのアイテムが手に入れられる。
    MH2やMHFでは朽ちた龍鱗は調合して「鋼龍の鱗」に再生が可能なので、
    クシャルダオラの討伐クエストを受注可能になる前からここで鱗だけは調達することができる。
    • フルフルベビーを山菜ジジイに渡すと、
      「フルベビアイス」という精算アイテムと交換してくれる。
      このアイテムは、精算ポイントは少ないものの、複数所持することが出来る。
  • 山頂付近は雪原が殆どであるため、比較的真っ平らであったが、MHXでは高低差アクションに対応してか、
    雪原のあちらこちらに段差が設定されているため、全体的に少しでこぼこしている。
    また、過去作において雪原エリアで使えなかった落とし穴が使用可能となっており、
    ハンター側の戦略性の幅が若干広がった。

各エリア解説

ベースキャンプ

  • 雪山の麓の小高い居場所に位置している。夜ならここからでもオーロラの観測が可能。
    木々に囲まれており、飛竜なども上空からは気付きにくいだろう。
    エリア1に繋がる坂道は、うっかり転んだらそのまま崖下に落下してしまいそうなほどの急傾斜になっている。
  • エリア1への境界の手前に崖があるのだが、
    境界側にギリギリまで近づいて飛び越えると着地モーションをキャンセルしてエリアチェンジでき、
    崖を迂回してからエリアチェンジするよりほんのちょっとだけ早く済むという小技がある。
  • 狩猟に来ている時にはあまり気にしていられないが、落ち着いて見ると意外と見晴らしが良い。
    崖の下にはエリア1の湖に繋がっていると思われる川が流れており、
    昼に来た時には綺麗な水が流れている様子が遠目からでも見て取れる。
    また、夜にはオーロラも観測できる。のんびりまったり過ごすなら割と良い雰囲気である。

エリア1

  • ベースキャンプから直通になっているエリア。ここも雪山の麓の一角。
    広大な湖が眼前に広がっており、奥を見やると雪に覆われた大山が悠然と聳えている。
    さらに夜にはベースキャンプよりもダイナミックなオーロラがより近い位置で観測できる。
    流石にピクニックを楽しむには寒すぎるだろうが、こんな絶景を堪能できるのもハンター業の特権か。
    因みに雪山で唯一釣りができるのもこのエリア。
  • そこまで寒くはなく、ホットドリンクはまだ必要ない。
    ポポやガウシカなどの草食種がのんびりしていることもあるが、
    ギアノスやブランゴに占拠されている場合もあり、タイミングによって危険度が大きく変わる。
    小型モンスターだけならまだいいが、場合によっては大型モンスターも襲来する。
    BCから出てエリア1の壮大な曲を聞いていたら突然発覚BGMが流れ出した、なんて事も。
    二頭同時狩猟の場合、最初は片方がこのエリアに居る場合が多い。
  • 地面のほとんどが土であるため、MHP2G以前では、このフィールド上においては数少ない、
    落とし穴がまともに起動するエリアでもある。
    しかし捕獲を狙うなら多くのモンスターが休眠を取るエリア3の方がいいかもしれない。
    • 所々に薄く雪の残った場所があるが、これは飾りではなくちゃんと雪地形として処理されており、
      ティガレックスがこの上で岩飛ばしを使うと氷塊に変化する。
      どう考えてもあの雪の量からあんな巨塊が生み出せるとは思えないのだが…別に今に始まった事ではない
  • 段差を登り、洞窟に侵入するとエリア4へ、そのまま湖の縁をなぞるように西方へ進むとエリア2に入る。

エリア2

  • 断崖絶壁の聳え立つエリア。
    一応ここも麓に位置しており、ホットドリンクは必要ないが、
    エリアの中腹からは既に銀世界と化している。
    ここもエリア1と同じく、ほとんど小型モンスターしか出現しない。
    因みに上位以降で秘境からスタートした場合、秘境を脱出するとこのエリアの最上層に出る。
  • エリアの構造は主に麓の草原、崖の中腹、そして最上部の雪原に分けられる。
    断崖には数カ所足場になりそうな段差があり、ある程度は人間の腕力と跳躍力だけでも登れる。
    しかし上層部まで登るのであれば植物の蔦を利用することになる。
    なお、崖の一端にはハチミツなどが採れる採集ポイントが存在するが、
    最上層から特定の場所を狙って飛び降りなければならず、
    しかも上部へ戻るための蔦が無いので、一度降りたらそのまま麓まで飛び降りないと戻って来れない。
    • ハチミツが欲しいのであれば他にも採取ポイントがあるのでわざわざここを使う必要はないのだが、
      訓練所でのラージャン討伐訓練では話が別。
      なんとここの採取ポイントに支給品専用秘薬が仕込まれているのだ。
      相手は一撃の重いラージャン、できるだけ生存確率を上げるために体力の強化はしておきたいが、
      そのための重要アイテムを普通にやっていては気付かない、
      気付いても行き方が分かり難い場所に設置するとは、流石のカプコンと言うべきか。
    • ちなみにこの採取ポイント、崖の最上段の端から落ちてその下の崖の段差に乗り、
      そこからもう一度落ちると行けるのだが、一段目の段差の反対側から落ちると
      支給品専用大タル爆弾が確実に2個手に入る採掘ポイントが存在する。
      採掘ポイントのためピッケルをどこかで見つける必要はあるが、こちらもぜひ欲しいアイテム。
      ただし同じ段差から二方向に分かれているため、両方欲しい場合は長い崖を2回登るハメになる。
  • 稀に大型モンスターが姿を見せることがあるが、彼らが麓にまで降りてくることはまず無い。
    戦闘するなら基本的には最上層部の雪原になる。
    なお、モンスターの突進などで崖下に突き落とされたりすると、戦線復帰はかなり面倒。
    しかも蔦をよじ登ったところを迎撃され、結果として振出しに戻ってしまう場合も。
  • 中腹の横穴に侵入するとエリア3、最上部まで登り、そのまま奥まで進むとエリア7に到達する。
    • エリア3へ続く横穴の上には、通常では侵入できない高台が存在する。
      最上部から見下ろすとよく分かるであろう。爆弾などを使って落下してもギリギリ乗ることができない。
      裏世界から侵入するなどの手を使えばたどり着くことができ、
      ハリボテではなくゲーム的にしっかりと床が定義され歩き回れるようになっている。
      採取ポイントなども何もないため登る意味は特にないが、
      天空山のエリア7の先のような、ボツ案の遺物なのかもしれない。
      同じような用途不明の高台は森丘のエリア6西部にも見られる。

エリア3

  • 洞窟内、縦に大きく開けた空間。気温は常に低いのでホットドリンク推奨。
    風や雪などを凌ぐには充分であり、大型の飛竜種や牙獣種が寝床として利用している。
    特定のポイントで採取すると、肉食竜の卵が入手できることも。
    天井は存在せず、フルフルやティガレックスなどは空から直接侵入してくる。
  • エリア2から突入した場合、岩壁にある細い道に出る。
    小型モンスターでさえまともに立ち会えるような場所ではないが、
    せいぜいランゴスタや大雷光虫が邪魔をしてくる事があるくらいで、比較的安全。
    しかし観光地でもないので道に柵などは一切無く、足を踏み外すと下層へ真っ逆さまである。
    分かり辛いが、一箇所だけ昇り降りできる場所があるので、落ちても戻ることは可能だ。
    道なりに進むとそのままエリア5に入れる。
  • 下層は特に遮蔽物も無く、ハンターもモンスターもかなり自由に動き回れる。
    ただ、ブランゴやギアノスが群れていることもあり、上層からランゴスタや大雷光虫が下りてくる事も。
    ハンター、小型モンスター、そして大型モンスターが一斉に暴れるには少々狭く、
    大混戦となる恐れもあるので注意。
    こちらにもエリア5に続く道があるが、前述した上層部の道とは少しずれた場所に出る。

エリア4

  • エリア1の横穴から続く洞窟。道中には巨大な氷の柱が見える。
    空間的にはそこそこ広いが、何故かモンスターは全くと言っていいほど現れない。
    代わりに山菜爺さんが居座っている。こんなところで山菜なんか満足に採れるのだろうか?
  • エリア1から来た場合、途中で道が二手に分かれている。
    左に進むと行き止まりだが、ハチミツなどが採取できるポイントがある。
    右に進むと段差があり、これをよじ登るとエリア5に続く穴が空いている。
  • 氷結晶が採取で入手できるポイントがあるので、余裕があるなら回収していきたい。
    ただし寒いので探索するならホットドリンクが必須。
    まぁマフモフシリーズでも着込んでいるなら話は別だが。

エリア5

  • 巨大なクレバスが広がる岩場。ここもやはり寒いのでホットドリンク推奨。
    大型モンスターが降り立てるほど足場は広くない。
    ガウシカやギアノス、ブランゴなどがたむろしていることが多い。
  • 特にめぼしい採取アイテムがあるわけでもなく、モンスターもそれほど気にする必要が無い。
    基本的には山頂部や飛竜の巣へ向かうためだけの連絡通路のようなエリアである。
    ただし、運搬クエストやトレジャーハンタークエストでは邪魔者が現れることがあるので油断ならない。
  • 余談だが、一応このエリアにも大型モンスターは出現する。
    ただし、ハンターと戦うような事はなく、エリア移動の際に上空を横切る程度である。
    因みにフルフルが移動する場合は羽ばたいている音が聞こえることがあり、
    ドドブランゴやラージャンが移動している場合は雄叫びが洞窟内にこだまする。
    エリア移動中のフルフルを飛んでいる途中で角笛によって気付かせ、
    降り立ったところを崖の反対側からボウガンや弓で撃ちまくるというハメ技が存在していた。
    • MHFでは「角笛を使うタイミングによっては壁の中で延々羽ばたき続ける」という不具合があり、
      2011年6月末のアップデートでエリア5に降り立たなくなるよう修正された結果実行不可能になっているが、
      この変更についてバグをもってバグを制すと言われたこと*2もあった。
  • なお、MHFにおけるハルドメルグやイビルジョーなどのクエストでは、
    ベースキャンプではなくこのエリア5にスタート位置が固定されているようだ。

エリア6

  • いよいよ洞窟を抜け、山頂部の雪原に到達する。
    因みにエリア東部は急傾斜になっており、基本的にハンター達はその縁までしか進めない
  • エリア自体はかなり開けており、遮蔽物はまったくと言っていいほど存在しない。
    雪山の中で最も戦いやすいエリアである。ハンターも大型モンスターも存分に立ち回れるだろう。
  • 洞窟の付近に採掘ポイントがあるが、なかなか気付きにくい。
    とは言え、大したものが採れるわけではないのでそこまで重要ではない。
    また、この付近でドドブランゴ等が地震を起こしたときに天井のつららが落ちるという(地味な)ギミックがある。
  • エリアの西側にはハンターの背丈より少し低い程度の高台がある。
    草の採取ポイントがある程度で特に何の変哲もない高台だが、
    こんな段差でも乗っていればティガレックスの突進をかわせたりする。
    MHF黎明期にはここで高台の奥まで届く攻撃を持たないキリンをハメ殺す事も出来たとか。
    MHX(X)では高台から段差へと変更されている。
  • エリア7、8にも共通して言える事だが、風などがあるせいか、
    洞窟内よりさらに寒い極寒の地なのでホットドリンクの効果時間と残量に注意。
    また、MHP2G以前では落とし穴が使えないので、罠での拘束や捕獲を試みるならシビレ罠を用意しよう。
    爆弾などの使用については基本的に問題ないが、クシャルダオラが出現している場合は要注意。
    クシャルダオラの能力によって吹雪が発生し、視界が悪くなるだけでなく爆弾の使用が不可能になってしまう。
    ただし代わりに爆雷針が使えるようにはなる。
  • 道が南側と北側にのびており、南側がエリア7に、北側がエリア8に通じている。

エリア7

  • エリア6より少し狭い雪原エリア。当然ながら極寒。
    北側がやや広けており、大型モンスターとやり合うなら基本的にこちら側。
  • 南側にも開けた場所があるが、広さは北側の半分以下。
    また、テントの残骸が残されており、これによってさらに場所を取られているため、
    まともに立ち回るのは難しいほどの狭さとなっている。
    因みに辺りに散乱している箱からはペイントボール、携帯食料などのアイテムが採集できる。
    いつのものかも分からない携帯食料を食べても腹を壊さないハンターはやはり超人である。
  • 寒冷エリアでは唯一採掘ポイントが無い。
  • ドドブランゴとラージャン以外の牙獣種はこちらで眠りに付く。
    岩影ならばいざ知らず、流石に崖側で寝るのは厳しいと思えてならないが…。
    • ガムートとウルクススにとっては食事所も兼ねている。

エリア8

  • 雪山というフィールドの最北端にして最奥部、そして最も高所に位置するエリア。
    南側が開けており、基本的にはここで大型モンスターと対峙することになる。
  • 東側の岩壁には人が一人通れる程度の小さな横穴が空いており、ここを通り抜けると岩壁の裏側に出られる。
    その岩壁を登っていくとさらに山頂部に近付く事ができるが、
    その途中で赤茶けた巨大な物体が否応なく目に飛び込んでくる。
    実はこれ、あまりにも巨大だがクシャルダオラの抜け殻である。
    クシャルダオラの生態ムービーはおそらくここでの出来事なのだろう。
    なお、この抜け殻には亀裂が走っており、採掘が可能。
    ただし、フルフルベビーが隠れている場合があるので気を付けよう。
    • 余談だが、この横穴は(通常の)キリンのあらゆる攻撃のリーチよりは長いため、
      これを完全な壁として利用して散弾で一方的に攻撃し続けるハメが存在している。
      特にMHFで顕著であり、現在でも事前の手順がやや増えたが可能であり、
      しかもG10以降もこの手法の主だった需要で使われていたクエストが存続している。
  • ここまで来るにもなかなか苦労する上、クシャルダオラの抜け殻に目を奪われがちだが、
    実は本当の山頂はここではなく、その隣に聳える岩壁を更に登った先にある。
    ギルドフラッグ刺繍入りの登頂旗もそこまで登らなければ使えない。
    間違ってもクシャルダオラの抜け殻に突き立てようなんて考えてはいけない。
  • レアトレジャーが二つも入手できる可能性があり、
    また前述の刺繍入りの登頂旗もここまで来て初めて意味を成すなど、
    トレジャーハンタークエストにおいては最も重要なエリアとなり得る。
    ただしベースキャンプとの距離が最も遠いので、ルートや納品タイミングの選択が大きなポイントともなる。
    モドリ玉を使うならここでの採集を完了してからがオススメ。
  • 中型モンスターや大型モンスターが同エリア内で警戒状態にある時にハンターが高台に居ると、
    モンスターは他エリアへ移動しやすくなる傾向にある。
  • このエリアでガムートと対峙し、
    ハンターが高台に居る時も、勿論ガムートは他のエリアに移動しやすくなる。
    だが、この時にガムートは高台にも余裕で届くほど高く雪だるまを放り投げて
    ハンターへぶつけるので、注意が必要。

秘境エリア

  • 岩壁に辺りを囲まれた花畑のような場所。雪山では珍しく、様々な虫が採れる。
    それほど希少性の高い素材は入手できないが、虫あみを振るえる回数がかなり多い。
    蔦を登って脱出すると、エリア2の最上層に出る。
    • 秘境にしては珍しくモンスターが配置される作品もあり、
      さっさとクエストを進めようとツタを昇ったらギアノスに叩き落とされる…
      なんて事が起こりやすい。
      面倒でも掃除してから向かった方が無難。

出現モンスター

小型モンスター
アプトノス
ケルビ
ポポ
ガウシカ
ブルファンゴ
ブランゴ
ギアノス
ランポス
ランゴスタ
大雷光虫
ガブラス
チャチャブー
大型モンスター
ドスギアノス
ドスファンゴ
ドドブランゴ
ラージャン
ウルクスス(通常種/大雪主)
ガムート(通常種/銀嶺)
フルフル(通常種/亜種)
ティガレックス(通常種/荒鉤爪)
ベリオロス
ドラギュロス
イビルジョー(通常種/特殊個体)
ブラキディオス
アビオルグ
キリン
クシャルダオラ
ハルドメルグ
トア・テスカトラ
ジンオウガ亜種
バルファルク

余談

  • エリア1から望める雪山の全景は、アルプスの名峰「マッターホルン」をモデルにしていると思われる。
    有名なヘルンリ尾根を写した写真と見比べてみると、ほぼ垂直にも見える急傾斜の東壁などの特徴が捉えられており、
    その面影が見て取れる。
  • 初代モンスターハンターには雪山に相当する寒冷地フィールドは存在しなかった。
    寒冷エリアはジャングルや砂漠岩地、沼地の洞窟のみだった。
    そのためかMH2のPVにおいては新要素として古龍クシャルダオラや牙獣ドドブランゴと共にプッシュされていた。
    • モンハンシリーズの新たなスタートを切ったMHWorldでも、
      寒冷地フィールドが存在しない点が共通している。
      こちらは寒冷エリアとホットドリンクすらなかったが、
      寒冷地フィールドに焦点を当てた大型DLC「アイスボーン」が配信された。
  • どうやら雪山に所々ある段差は、
    ポッケ村の先輩ハンターが現役時代に移動しやすいようにと一人で作ったらしい。
    あれだけのことを一人でやるとは凄い努力である。
    MH2では一方通行だった場所のほとんどが解消されているのも、この方のお蔭だろうか?
  • 雪山限定BGMを聞けるモンスターは、ドスギアノス(MHXXでは中型鳥竜種BGMに)やドスファンゴ、
    ドドブランゴ、キリンと少ない(MHXXからはベリオロスも加わった)。
    他のモンスターは専用曲を持つラージャンやクシャルダオラ、
    ティガレックス、そしてそもそもBGMが流れないフルフルだけである。
    MHFでも2015年時点では上記に加えてドラギュロスしかおらず、
    そのほかはアビオルグやハルドメルグといったMHF出身モンスターから
    イビルジョーやブラキディオスといった遷悠種に至るまでほとんどがなぜか専用BGM持ちになっている。
    • MHFではフォワード.4のアップデートまで凄腕級クエストでは
      仕様上「凍てつく叫び」で固定されていたためその限りではなかったが、
      仕様変更後からはドドブランゴやドラギュロス等でしか限定BGMを聴く機会が無くなった。
  • 前述した通りエリア3では肉食竜の卵が採取できるが、よく考えるとこの卵、何のモンスターの卵か分からない。
    サイズ的にドスギアノスが産むのは無理があるうえ、フルフルはフルフルベビーの項目にある通り産卵は行わない。
    乾燥地帯に生息しているティガレックスがわざわざ雪山で産卵するとも考えづらく、ベリオロスは胎生である。
    肉食とある以上、牙獣種のドドブランゴやガムートも違うだろう。
    • 現実では体に対して不釣り合いな程大きな卵を産むキーウィという鳥が実在しているものの、
      産卵に適したガーグァのような丸々とした体形をしており、
      ランポス系列のモンスター達の元ネタになったとは考え辛い。
      結局誰が産んだのかは謎のままである。
      まさか産卵期には奴等もガーグァのように膨らむのか?
  • MHFではドドブランゴが雪山にしか登場しないため、
    下位HC素材を狙うときのマラソンが非常に面倒だといわれていた。
    なお下位のリオレウスやデュラガウアのHC素材を狙うときも同様のことが言われている。
  • 古参プレイヤーの初めての狩場といえば森丘だが、MHP2(G)からシリーズを始めたプレイヤーも非常に多いので、
    MHXで復活したことに歓喜したプレイヤーもとても多いだろう。
    しかし逆に、3系列以降から始めた人から見れば、狩猟場は穏やかな環境から過酷な環境へ、
    具体的には孤島や渓流、遺跡平原など→砂原や砂漠→(レア品の壁)→凍土・氷海→(地底)火山
    という流れになっているので、雪山のような場所が初期フィールド扱い(=採取品がショボい)なのは
    面食らったかもしれない。
  • 多くの作品で狩猟生活初期から赴く事になるフィールドだが、実際のところは初心者に優しくない…
    というか狩りに慣れてきても厄介な要素が多い。
    • 上述されているようにメイン戦闘エリアとなる山頂部のエリア6・7・8はBCとの行き来に手間取りやすく、
      極寒地域ということでホットドリンクの消費が早い。
    • もともとエリア数が多くないフィールドな上に、大型モンスターが侵入できないエリアが多め。
      さらに山頂部以外(エリア1・3)は飛び地的になるため、
      飛行・跳躍・潜行能力を持つモンスター以外は移動できない。
      つまり、(モンスターに関係なく)合流が非常に発生しやすい
      轟竜に合流されてヒドイ目にあった人も少なくないハズ。
    とりわけ合流のしやすさは厄介で、いくらこやし玉を投げてもあっちで合流こっちで合流…となってしまいやすい。
    飛行のできるモンスターなら場合によっては麓のエリア1に飛んでいってくれることもあるので、
    こやし玉を投げる相手はうまく見極めよう。
    陸上しか移動できないモンスターの乱入・同時狩猟時は…、運を天に任せつつこやし玉をポイポイしよう。
    なお、寒冷地フィールド全般に言えることだが、モンスターのフンを採取できるポイントは存在しない。
    そのため、これを現地調達してこやし玉を調合し補充という手段も使えないという点も
    (非常に地味ではあるが)厄介である。
    • 厳密にいうとドドブランゴの落と物としてモンスターのフンが拾える可能性はある。
      とはいえ大概はなわばりのフンであり、
      それを補給の当てにするのは如何せん現実味がない。
      MHXXならアイテムお届け隊があるので不安ならセットしておこう。
  • 凍土や氷海はベースキャンプ以外が寒冷エリアである事を考えると、
    寒く無いエリアが秘境込みで4つある雪山はまだ暖かい方なのだろう(氷海に至ってはBCすら寒そうだが…)。
    まあ大型モンスターと対峙するのは殆ど寒冷地帯だが。
  • 厳しい環境の筈だが、外食中のティガや放浪しているラーやジョーを除いても
    登場するモンスターの種類と数は森丘より豊富である。
    ハンターには厳しくてもモンスターにとっては案外そうでもないのだろうか。
    流石に個体数は森丘より少ないようだ。
  • MHOにも雪山は登場している。
    MHOには既に「雪山」と名のつくフィールド(伊鲁法雪山)が存在しており、
    それと差別化するためかフラヒヤ山脈の方は「旧雪山」という名称になっている。

関連項目

世界観/ポッケ村
フィールド/雪山深奥
BGM/雪山戦闘BGM


*1 MH2~MHP2Gまでの各作品。特異個体やMH4以降はこの限りではない。
*2 エリア5に降り立たなくなったことがバグと認識された、という意味