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モンスター/キリン亜種

Last-modified: 2017-10-19 (木) 23:00:56
種族
古龍種(古龍目 幻獣亜目 キリン科)
別名
なし
英語表記
Oroshi Kirin
危険度
MH4:★5
登場作品
MH4, MH4G, MHST
狩猟地
未知の樹海,

目次

特徴・生態 Edit

バルバレギルドの管轄域にある「未知の樹海」と通称される広大な樹海。
その中にて存在を確認された、古龍キリンの亜種。
白銀に輝く通常種とは正反対の漆黒の体躯が特徴。
目撃報告は非常に稀で、熟練のハンターであっても遭遇したという話を聞くことは少ない。
また、ギルドでも通常のクエストとしてキリン亜種の狩猟を受理することは滅多に無く、
通常種以上に幻の存在である。
角を振りかざすだけで周囲を凍て付かせるほどの強力な冷気を操る能力を持つ。
この能力の影響により、キリン亜種の周囲には常に霜が発生している。
尻尾を覆うように付着した霜に至っては、その尻尾を素材として剥ぎ取ってもなお溶けることは無いという。
戦闘においてはこの冷気を操る能力を使いこなし、何も無い地面から次々に氷の槍を伸ばし、
自身を中心に広い範囲をまとめて攻撃してくる。
また、冷気のエネルギーを集約することで角を瞬間的に巨大化させたり、
落雷のような形のエネルギーとして発射、着弾点やその周囲を凍らせるといった戦法も取る。
特に強力な個体は全モンスターでも随一の強大な冷気を操ることを可能としており、
嘶きとともに一定の範囲に『絶対零度空間』と呼ばれる冷気の結界を作りだし、
立ち入った全てのものを一瞬にして氷漬けにしてしまうという恐るべき能力を有する。
ある伝説では、かつてその能力を用いて国一つを一夜にして氷に閉ざしたと語られている。
怒ると自らを包む冷気がさらに強まり、首元を中心に冷気が渦巻く様子が見て取れるようになる。
漆黒の体躯を白い霜に包み、通常種とは違った意味合いで白銀に輝くその姿は、
幻想的且つ神秘的ですらあるという。
気品すら溢れ出るその姿は一見の価値ありとされ、貴族や王族の間でも噂が立つほどだが、
その光景を拝もうとすれば怒りに燃えるキリン亜種に接近する以外に方法は無く、
自らその機会を得ようとするのは無謀の極みとしか言いようがない。

概要 Edit

  • 体色は白銀の通常種と対をなす漆黒である。
    完全に真っ黒というわけではなく、ぼんやりと白色光を放っており、
    白色光と体色のギャップが神秘性をより際立たせている。
    • ちなみに剥ぎ取れる素材はキリンの上皮。つまり白色の通常種と区別されていない。
      表皮そのものは白色で、内部からの氷エネルギーに反応して黒色に変化しているのかもしれない。
  • 千古不易を謳う王」クリア後に、上位のギルドクエストが出現するようになり、
    イベントクエストを除けばそこでしか戦闘することはできない。さすがは神出鬼没のキリンと言ったところか。
    また、ギルドクエストではキリン通常種、もしくはさらにもう一頭の亜種とのタッグで襲いかかるものがあり、
    その場合は大変危険なことになる(もともと未知の樹海はエリアが狭い。
    そして、前例を鑑みれば…結果はお察しの通りである。
    わがまま王女のお参りよりも段差がロクにないため厳しいかもしれない)。
  • 亜種の能力として、地面から大きな氷塊を突き出す。
    突き出た地面は瞬時に凍てつき、その大きさはアルバトリオンの放つものに比肩する。
    当然、直撃すれば氷属性やられとなり、逃げ回るだけでヒイヒイ音をあげることになってしまう。
    この氷塊は一定時間経過で消え去り、それまではオブジェクトとしてそびえ立っているのだが、
    なんと消えるまで攻撃判定が残っている
    もちろんその残っている氷塊に触れても氷属性やられになってしまう。
    一度に複数の氷塊を出現させることもかなりの頻度で行い、
    氷塊が消えるまでキリンは普通に動いているため、キリンの攻撃を避けようと回避した先に
    氷塊がそびえ立っていたのでBC送りになりました、ということもあり得る。
    これにより、たかがキリンの付け焼き刃だとナメてかかったハンターを大いに驚かせた。
  • 睡眠爆殺する場合は注意が必要な攻撃である。
    というのも、氷塊が残っていると設置した爆弾が勝手に爆発する可能性があるからである。
    氷塊の攻撃判定によって起爆されたということなのだろう。
    そのため氷塊が消えてから爆弾を置いたほうが安全である。
  • 更に、やたらと頭突きの頻度が多い。
    通常種は落雷攻撃や雷の伴うステップを多用することが多かったが、
    キリン亜種はこちらが正面に立ってさえいれば、事あるごとに頭突きをかましてくる。
    そのため氷攻撃後の身震いを狙って頭部に切りかかり、見事にどつかれたハンターも少なくない
    (通常種でも有りうるシチュエーションだが、亜種はこの確率が半端ではない)。
  • ギルドクエストのLv76以降の個体は、氷柱を一直線に打ち出す攻撃を2連続で行ってくることがある。
    きちんと2度目も方向をある程度調整してくるため、それ以前の個体と同じ感覚で反撃しようとすると返り討ちに遭う。
    また地味に設置後の氷柱に当たった際のリアクションがただの怯みから尻餅に強化されているため、
    よそ見して当たって尻餅ついて逃げ遅れたところに追撃を浴びせられることがないように、
    それまで以上に周囲の氷柱の把握に警戒する必要が高まったといえる。
  • 通常種とは物理肉質や状態異常耐性など、ほとんどのステータスが一致する。
    異なるのは怒り時の攻撃力や俊敏性の上昇率、氷と雷の耐属性のみである。
  • 固有素材は「キリンの氷角」と「キリンの霜尾」。
    氷角は角の部位破壊限定素材だが、破壊に成功すれば確定で入手できるのが救いか。
    一方の霜尾は、剥ぎ取りや基本報酬で入手できるが、通常種の雷尾同様、入手確率が低い。
    そのくせ、キリン亜種の素材を用いた武具の作成に結構な数が必要になるため、余計に性質が悪い。
    霜尾を求めてこいつを狩りまくったというハンターはかなりの数に上るだろう。
  • 作られる武器は非常に高い氷属性を纏う。防具も一式で氷耐性が30と非常に高い。

MH4G Edit

  • 通常種同様続投。今作では旅団クエストにも上位個体が姿を現すようになっている。
    そのため旅団クエストさえ進めれば恐ろしい難易度のクエストをクリアしなくてもキリン亜種の素材が手に入る。
  • 勿論G級にも登場する。…が、旅団クエストや大老殿の通常クエストにはやはり出現せず、
    基本的にはギルドクエストのみの登場となっている。
    前作では派生条件の一つがHR100突破後だったが、
    今作では2冊目の古文書を解読することによって出現するアカムトルムのクエストをクリアすることによって派生する。
    鬼畜な条件ではないが、それでもラスボスの撃破は避けて通れない。
    • その後、塔の頂でキリン亜種を討伐するイベントクエスト「氷の稀聖」が配信され、
      登場するギルドクエストを持っていなくとも狩猟が可能となった。
  • 通常種同様、MH4のLv76以降の個体の追加部分に加えて、最高5連続の角突き攻撃が追加された。
    途中に他のモーションを挟むことがあるのも同様だが、亜種は前方頭突きに加えて
    後ろ蹴りにも繋げてくるため、真後ろへの迎撃手段も得てますます避けづらくなっている。
    通常種同様に頭突き、さらには後ろ蹴りからも角突き上げに派生してくる。
    硬直キャンセルとしか思えない挙動で繋げてくるため、後ろ蹴り時に頭を狙う際には注意が必要。
    また、後ろ蹴りの際、その場でする以外に少し後ろに踏み込みつつ蹴ってくることがある。
    地味であるが、それゆえにうっかりそのことを忘れてこの距離ならアイテム使えるなとか思っていると
    綺麗に蹴飛ばされるため注意されたし。
  • 他にも、氷柱を出現させる時と同じモーションで目標を周囲の空間もろとも氷結させる
    その名も「絶対零度空間」という攻撃が追加された。
  • この冷気自体にはダメージは無いのだが、触れてしまうと確定で雪だるま状態になってしまう。
    ご存知の通り、キリン(亜種)は行動が素早く、ただでさえ変にうろついているとどつかれるというのに、
    雪だるま状態で周囲をうろつくのは大変危険である。
    オトモがいれば割ってくれることもあるが、オトモも纏めて雪だるまになる事も多いなどアテには出来ない。
    消散剤を持っていくか、スキルで対策するかしたい所。
  • 冷気は暫くの間エリアに残存し、この中では一定間隔で攻撃判定が発生している。
    何らかの要因で足を踏み入れてしまっても運が良ければ雪だるまになる前に脱出することもできるが、
    基本的にはなるべく近づかないに越したことはない。
  • この攻撃だが、なんとあらゆる無敵時間を無視する
    回転回避だろうが緊急回避だろうがネコ式応援楽団の演奏中だろうが例外無く無視する
    ばかりか、撤退する為に穴掘りをしているオトモやクエスト終了後のガッツポーズ中のハンターなど、
    システム的にあらゆる当たり判定が消失している場合でも容赦なく氷漬けにしてくれる
    因みにこの場合はオトモの状態表示に戦闘不能と雪だるまが同時に表示されることになる。
    要するに、対処方法が予備動作中に未然に防ぐ範囲内に入らないの2通りしか存在しない。
    全作品を通してみても、このような規格外の技は全く前例がない
  • そのようなトンデモ性能でありながら、キリン亜種の気分次第では連続で放たれる場合もある。
    しかも文字通り間髪入れずに放って来るため、範囲外に逃げたと思ったらまた冷気に包まれて…なんてことも。
    最高では5連発もしてくる。当然ながらその付近にはしばらく近付けない。
    氷属性やられの対策も兼ねて、今作から追加された万能湯けむり玉を持ち込むと便利だろう。
  • スキル「泥&雪無効」を発動させていればのけぞりも尻もちも無くこの攻撃範囲で行動できる。
    この場合、この攻撃による被害は、白く輝いて見えにくいこと、オトモが雪だるま状態で行動不能になること、
    そして処理落ちが激しくなることである。
  • 素材も新たにG級素材2種類が追加された。
    が、剥ぎ取りでは通常種の素材もやっぱり出る…というか半分ぐらい通常種の素材だったりするので、
    意外と素材が集めにくい。
    基本報酬で集めようにも、そっちでも通常種素材の出現割合が高く、アレでも発動するとなかなか集まらない。
    • なお、かなり集まりづらいことで有名になっている白銀のたてがみだが、
      これは亜種の基本報酬からも出る…ことがある

MHST Edit

  • 発売前は一切情報がなかったが、2017年2月18日にイベントサブクエスト「【上位】幻氷は黒に舞う」が配信、
    キリン亜種の素材と、キリン亜種のタマゴの入手が解禁された。
    モノブロス亜種と同様、事前にこれといった発表がなされなかったことなどもあり*1
    多くのプレイヤーを驚かせることになった。
    • 「黒に舞う」というクエスト名から、クシャルダオラのクエストではないかと思ってDLしてみたら、
      黒いキリンのアイコンの描かれたクエストが表示されて、「え?」と思ったユーザーも多かったはず。
  • 同様の形式で配信されたモノブロス亜種とティガレックス希少種と同様、
    サブクエストを受注したときのみ、タルジュ雪原のフィールド内に巣が出現し、そこでのみ戦闘できる。
    氷属性を操るキリン亜種だが、原典では未知の樹海や塔といった、寒冷地とはほぼ無縁の場所にしか
    姿を見せなかったため、これはこれで中々新鮮な光景ではある。
  • 行動パターンはおおむね通常種と同様で、
    スピード系の攻撃をメインに、時折テクニックやパワーを絡めてくるといったところ。
    常時2回行動する点、そして他の大型モンスターと比べて体力が低い点も共通する。
  • 一方、亜種ということもあって通常種とは異なる攻撃パターンもいくつか追加されている。
    • 通常種の「束縛突き」に差し替わる形で、
      相手の防御力を確率で低下させる「ブレイクダッシュ」というスピード系の特技を習得。
      攻撃力も高く、常時2回行動を繰り出すキリン亜種を相手に防御力が低下するということが
      極めて危険な状態であることはお察しの通り。
      先手を取られやすくなる「束縛突き」とはまた違ったベクトルで厄介な攻撃となっている。
  • 遠距離攻撃も変化しており、相手PTにランダムで氷属性ダメージを与える「氷柱」や、
    相手全体に氷属性の特大ダメージを叩き込むと同時に確率で相手を特技封じにする「大氷柱」といった
    強力な攻撃を繰り出す。
    しかし、これらはまだまだほんの序の口に過ぎないのである…。
  • ある程度ダメージを与えると、あの「絶対零度空間」を使用。
    これは数ターンの間、自身の氷属性ダメージを引き上げると同時に、
    常時3回行動するようになる通常攻撃に特技封じ効果を付与というとんでもない効果を持っている。
    ティガレックス希少種の爆轟状態と似た特技だと言えるだろう。
    キリンもこの習性を理解しており、絶対零度空間を展開した後は通常攻撃を殆ど行わなくなり
    「氷柱」や「大氷柱」といったノータイプの氷属性攻撃でこちらを特技封じにしようとしてくる
    • 怒り状態と重なってしまった場合はもはや最悪の一言で、
      怒り補正によって大幅に破壊力の上がったキリン亜種の強力な氷属性攻撃を立て続けに食らう羽目になる。
      特技封じにされてしまうと行動も大きく制限されてしまうため、下手をすると1ターンでライフを悉く消し飛ばされてしまうことも…。
  • ちなみに、メインシリーズのように雪まみれになって動きを制限されたりはしない。
    元々MHSTには雪だるま状態というシステムそのものが実装されていないため当然ではあるが。
    ただ、「行動を封じられて敵の猛攻に晒される」という点では、原典の特徴をうまく再現できていると言えるだろう。
  • 初めて討伐するとモンスター図鑑にもきちんと登録され、新たにNo.112に詳細が載せられるようになる。
    また、初討伐時のご褒美としていにしえの仙丹を1つ、オトモンを入手した時のご褒美として古龍種のめざめを1つ
    それぞれ入手することができる。
  • 素材面では新たに「キリンの黒皮」という専用素材が登場。
    また、原典では入手の難しかった霜尾もそれなりの確率で報酬に並ぶ。
    一方、氷角は非常に出づらく、Sランクでクリアしないと中々報酬に出ないレアアイテムとなっている。

オトモン Edit

  • 全体的なステータス配分は原種とほぼ同じで、「氷属性に特化したキリン」という感覚で扱える。
  • そのまま徹底的に氷属性を強化させて相手をねじ伏せるというのもありだが、
    特技封じを誘発する技を豊富に取り揃えているため、相手を特技封じ状態にして出鼻を挫く様な
    トリッキーな戦法も取ることも可能。プレイヤーの好みによって育成方向は大きく異なっていくだろう。
  • 同じスピード系の氷属性オトモンとしてベリオロスとウルクススがいるが、
    このキリン亜種の台頭によってその地位が脅かされつつある。
    特にベリオロスの場合、「相手を特技封じにし、全体攻撃が可能な氷属性攻撃で相手を翻弄する」という戦法が
    もろ被りしている上、素早さでは完全にキリン亜種に水をあけられた形となっている。
    • とはいえ、キリン亜種は上位に昇格しなければ遭遇できない上、DLコンテンツ限定である以上、
      ネット環境が利用できないユーザーは廉価版パッケージ(Ver1.2.0更新データ適用済)頼りとなり、
      事実上使用することができない。
    • また、ステータスに関しても、ベリオロスはキリンと比べて高い体力を有しているため、
      長期戦に強いというメリットがあるなど、一応差別化はされている。

余談 Edit

  • 黒いキリンの亜種」については、MH4発売以前からファンの間で話題になっていた。
    初期シリーズでの「キリンに亜種は存在しないのか?」という疑問に端を発するものだが、
    MHP2Gに登場する防具「キリンXシリーズ」が黒い皮を用いた外観であったことから、
    「仮にキリン亜種が登場するのであれば、キリンX同様黒い見た目ではないか」
    といった主張が散見されるようになった。
    • 実際、MH4にて登場したキリン亜種とキリンXシリーズの色味は似通っている。
      元々亜種に関する設定があったのか、上記の期待に応えたのかは定かではない。
  • 海外名「Oroshi」は恐らく日本語の颪を指していると思われる。冬の間に山間から吹き下ろしてくる冷風のことをいう。
    日本では阪神タイガースの応援歌のタイトルにもなっている「六甲おろし」が有名であろう。
    大根おろしみたいなキリンという意味ではない。

素材 Edit

キリンの氷角
瞬時に外気をも凍てつかせるほどの冷気を漂わせる、キリン亜種の角。
外気を凍らせ、刹那に氷を生みだすことの出来る魔法のような代物であるとされる。
さらに強烈な冷気を纏っているものは「キリンの剛氷角」と呼ばれ、一国を一夜で凍らせるとも言われている。
キリンの霜尾
解けぬ霜に包まれている、キリン亜種の尾。「キリンのそうび」と読む。
光に照らすと人々の心を魅了すると言われる。
より上質なものは「靱霜尾(じんそうび)」と呼ばれ、霜尾の2倍以上の価格で取引される。
キリンの黒皮
キリン亜種の皮のうち、黒い部分のみを切り出したもの。えも言われぬ神々しさがあるという。
キリンの皮は、メインシリーズでは通常種のものと一緒くたに扱われているが、
外伝作品であるMHSTにて初めて固有の素材として登場した。

関連項目 Edit

モンスター/キリン
防具/キリンシリーズ - キリン亜種素材のキリンUシリーズなどについての記載あり。
武器/キリン武器 - キリン亜種素材を用いた各武器へのリンクあり。
クエスト/かくもめでたきキリンかな - 古龍を2体(通常種と亜種)同時に相手取ることになる珍しいクエスト。






*1 一応公式ガイドブック内にて存在に触れられてはいたが、いつどういった形で戦えるようになるのか、オトモンにできるのかなどの詳細な情報は不明だった。これはモノブロス亜種やティガレックス希少種についても同様だったが。