初代から登場する鉱石武器のハンマー。
同じく鉱石素材のハンマーであるウォーハンマーやアイアンストライクについても本項で解説する。
目次
概要・性能
- 鉄製のシンプルなハンマー。
真四角な鉄の塊に棘がついた、単純ながら殺傷力抜群の構造をしている。
ハンマーの武器アイコンはこの武器を模したものであるため、
ある意味では一番目にする武器ともいえる。- デザインが共通する武器に鬼鉄やクロガネがある。
別派生であることもあったが、近年では鬼鉄がアイアンハンマーの強化系であることが多い。
- デザインが共通する武器に鬼鉄やクロガネがある。
- アイアンハンマーから強化を重ねると「ウォーハンマー」となる。
一端を尖らせて殺傷力を高め、安定性のためか持ち手部分から殴打面へ支柱が伸びている実用性重視のデザイン。
MHP2(G)、MHP3などではこちらが初期武器のポジションになっていたり、
これから強化してアイアンハンマー(鬼鉄)型になったりすることも。
性能
- ウォーバッシュはMHGおよびMHPでは非常に強力。
攻撃力が最高峰な上に、匠さえあれば白ゲージまで出てくる。
MHGでは斬れ味の長さや属性を考慮するとダークバニッシャーが立ちはだかっていたが、
MHPでは斬れ味白の補正は青とあまり差がなく、こちらの攻撃力も上昇。ウォーバッシュも肩を並べられるようになった。
実際、ウォーバッシュはなんと不可能と言われていた村クエイャンガルルガ討伐に成功している。
ただし、強敵ディアブロス亜種の尻尾が必要になる為製作難易度は高め。- MH2におけるウォーバッシュも、ハンマー中第2位の攻撃力1040に達しつつも会心マイナスではなく、
かつ匠で斬れ味白を出現するなど、トップクラスの物理性能を持っている。
但し匠で長い白を持つバルカンバスターやコロサル=ダオラといった属性武器がすぐ下の攻撃力988ラインに居るため、
ハンマーとしては珍しく使い分けが必要な状況だった。 - MHP2Gではウカム討伐後にウォーハンマーG、アイアンストライクG、ウォーバッシュGが作成可能。
ウォーハンマーGは攻撃力1456・匠で紫30・スロット無しと、雷鎚フルフルから色々没収したような武器。
アイアンストライクGは紫が20となってウォーハンマーGを更にダウングレードした物で、
ウォーバッシュGは攻撃力1404・紫20・防御+8・スロット2と極鎚ジャガーノートの完全下位互換。
いずれも、見た目が好きな人が趣味で作る武器となっている。
- MH2におけるウォーバッシュも、ハンマー中第2位の攻撃力1040に達しつつも会心マイナスではなく、
- 初期作品やMHP3のアイアンストライクはハンマー攻略の要でもある。
初期装備だからそこからの強化で長く使えるとかそういうことではなく、
例えば初期作品であれば頑張れば村★1からでもアイアンストライクを作成でき、
MHP3でもやはりゲーム開始直後からアイアンストライクを作成できる。
アイアンストライクはそれ一本でも下位はどうにかなる力がある為、時期的には破格。- 初期作品では鉄鉱石120個など村★1で作るにはかなり遠いが、
MHP3ではそれほど素材は重くなく、作成は現実的。
鎧玉、なぞのお守り、血石なども同時に手に入るため、金策や序盤装備の作成にも繋がる。
- 初期作品では鉄鉱石120個など村★1で作るにはかなり遠いが、
MHX(X)
- MHX系列ではアイアンハンマー・ウォーハンマー・アイアンストライクに加え、
ウォーハンマーの派生のウォースタンプも含めた4種全てに最終強化が与えられている。
- 究極強化での性能はそれぞれ少しずつ違うが、
まとめて真名バアラトゲバルに食われていると言わざるを得ない。作成難度や時期で差別化しよう。- ちなみに4つの中で性能比較するなら、
斬れ味レベル+2で紫ゲージが出てスロットが3つあるファイナルウォーが優秀か。
斬れ味レベル+1なら大鬼鉄かウォークローザーが候補。
匠無しの場合は、正直どれも扱いづらいが、強いて言うなら短いものの素白を持つウォークローザーだろう。
- ちなみに4つの中で性能比較するなら、
アイアンハンマー系
- 鉄武器の初期装備枠として登場。
LV2から短いながらも緑ゲージが出るのでかなり扱いやすい。
- 最終強化以降は鬼鉄となるのでそちらを参照。
ウォーハンマー系
- アイアンハンマーLV3から派生する。
最終強化は「ウォーメイス」、究極強化は「ウォークローザー」となる。
アイアンハンマー系と比べると、攻撃力はやや劣るが斬れ味で上回るという性能になっている。
限界突破以降はスロットが付き、究極強化ではスロット2つになる。
匠でも紫ゲージが出ないのが難点だが、攻撃力が340と高めなのが売り。
- ほぼ鉱石素材のみ要求されるアイアンハンマー系と違い、虫素材や骨素材も幅広く用いられる。
ウォースタンプ系
- ウォーハンマーLV4から派生する。
最終強化は「ウォーバッシュ」、究極強化は「ファイナルウォー」。
名前的に相性がよさそうなハンマーがこちらを見ている。
派生した時点でスロット2つ、究極強化で3つとウォーハンマー系よりも豊富なスロットを持つが、攻撃力は一歩劣る。
4系統で唯一匠で紫ゲージが出るのが特徴。
また、防御ボーナスを持つのも唯一だが、数値は小さいのであまり強みにはならないだろう。
- 獰猛化狩猟の証や煌黒龍素材を用いるので作成が面倒くさい。
アイアンストライク系
- ウォーハンマーLV3から派生する。
ウォースタンプ系よりさらにスロットに秀で、上位ガムート素材で作成できるLV3時点でスロット3を持つ。
- 最終強化の「アイアンインパクト」が、
素では長い緑ゲージだが攻撃力220にスロット3で斬れ味系統のスキルが不要で、
スロット数の多い武器として扱いやすくなっている。
当然緑ゲージが長いので鈍器との相性は最高である。
一応斬れ味レベル+2で白ゲージも出現するが、ゲージの長さ的にその運用はあまり向いていない。
- 究極強化の「アイアンリジェクト」は素で青ゲージかつ斬れ味レベル+2で白30が出るため、
上位とは逆に匠運用が推奨されるだろう。
MHW(:I)
- 無事続投しているがアイアンハンマーという銘だがデザインはウォーハンマーという
過去作を知っているとややこしいことになっている。
- 強化を重ねると鬼鉄に強化されるという点はMHP2(G)、MHP3などに近い。
MHR(:S)
- 本作にも続投。MHW(:I)と異なり、銘とデザインの関係はMHXXに準拠している。
- そのまま強化を進めるとウォーハンマー系統に姿を変えるほか、鬼鉄丸系統など様々な派生にも進むことができる。
特筆すべき点として、アイアンハンマーをベースとした見た目の掻鳥武器ピコ・リーレと、
ウォーハンマーをベースとした見た目の蛮顎竜武器フラムエルスフィリが新たに登場した。*1
- 上位最終強化でウォーバッシュとなる。
上位★5で完成し、攻撃力180に十分な青ゲージもあり攻略用としては十分な性能なのだが、
★6になると強力なサイクロプスハンマーIIが作れてしまうため、出番はあまり多くないかもしれない。
MHF
- MHFでは初期のウォーバッシュが少なくともHR50前後までは最強格であり、
火事場使用ではあるがヤマツカミ、ミラボレアスをソロ突破した報告もある。
当時はネトゲ全盛、基本はPTを前提とした調整であったことを考えるとそのポテンシャルの高さをうかがわせる。
- ウォーハンマーのSP武器版に、鈍い金色に変化した「トールバッシュSP」が存在する。属性は雷属性。
シンプルな形状の剛鎚。雷神の如き強力な雷撃を放つ。
前述の説明文から、名前の由来は北欧神話に登場する雷神トールだろう。
- アイアンハンマーのSP武器に、黒色の「龍鉄丸SP」が存在する。属性は龍属性。
鉱物の塊に龍の力を封じ込めた、イカツイ龍属性ハンマー。
関連項目
武器/鉱石武器
武器/鬼鉄 - 鉄鎚仲間。金色のアイアンハンマー、難読武器のひとつ
武器/スパイクハンマー - 鉄鎚仲間、ハリの実と金属で作られたトゲトゲ鉄球型
武器/激鎚オンスロート - 鉄鎚仲間、アンヴィルハンマーの強化銘。金床型
武器/バインドキューブ - 鉄鎚仲間、金属のカゴに雷光虫を潜ませる
武器/工房試作品ガンハンマ - 鉄鎚仲間、回転式弾倉モチーフ
武器/工房試作品撃龍鎚 - 鉄鎚仲間、撃龍槍機構付きの浪漫型。MHF産
武器/ブレス・コア - 鉄鎚仲間、さびた塊産
武器/パルセイト・コア - 鉄鎚仲間、太古の塊産