武器/アルナス=ダオラ

Last-modified: 2023-11-29 (水) 01:59:40

MHP2Gで初登場した、クシャルダオラの素材をベースとした弓。

目次

概要

  • 信心深い職人が使用者の功を願い、丁寧に作り上げたという戦弓。
    「空を駆ける神の軍馬」を模しており、その芸術的なデザインから美術品としても高い評価を受けている。
    多彩な型の矢を放つ事ができ、強力な氷属性エネルギーも宿す事から、
    武器としての評価も非常に高い逸品であるが、使いこなすには相応の実力を要求される。

性能

MHP2G

  • シリーズでは初登場となったクシャルダオラの弓。鋼氷馬弓を強化することで入手できる。
    鋼氷馬弓は原型の武器でありながらレア度10、つまりG級の武器である。
    そのため、ハンターがアルナス=ダオラの存在を知るのは、
    G級のクシャルダオラに打ち勝ち、鋼氷馬弓を作成したその後になってようやくである。
  • 溜めの段階によって、放てる矢の型が次々に変わっていくのが特徴。
    1段階目では連射LV3、2段階目で拡散LV4、本命の3段階目は貫通LV5、
    装填数UP発動時の4段階目では1周して連射LV5となっている。
    基本的には氷属性の貫通弓だが、いざとなれば溜め2拡散で群がる小型モンスターを蹴散らしたり、
    溜め4連射で弱点をピンポイントに狙撃したりといった芸当が可能。
    使用者の腕の見せ所である。
  • MHP2Gにはこの武器を含めて5種類もの氷属性の弓の系統が存在し、
    しかもそのすべてがG級まで強化できる、あるいはG級にならなければ製作できない弓である。
    そんな激戦区に放り込まれてしまったアルナス=ダオラだが、その実力は…
    • 崩弓アイカムルバスに次ぐ攻撃力300
    • 単独トップの会心率30%
    • 低めながらも及第点には達している氷属性180
    • 装填数UP無しで使える溜め3での貫通LV5
    • 地味に嬉しいスロット1つ
    • 強撃ビン、毒ビン、麻痺ビンに対応(もちろんペイントビンも)
    と、驚異的なバランスでライバルたちと真っ向からぶつかり合っても決して見劣りしない性能を誇っている。
    この辺りは流石古龍種の武器と言わざるを得ない。
    ただし、古龍武器の宿命か、生産・強化の際に当然のように
    鋼龍の宝玉や古龍の大宝玉を必要とし、制作難易度は高い。
  • 惜しむらくは、氷弱点かつ貫通弓と相性の良いモンスターがあまりいないことか。
    これが最適解になり得るのはヤマツカミやドスガレオスくらいであるため、
    性能の高さの割に出番は少ないかもしれない。
    もっとも、リオレウスやディアブロス、ザザミ亜種など氷弱点かつ貫通矢が複数HITするような相手であれば、
    この弓を持ち込んでもある程度の活躍は見込めるため、
    高い生産難易度を考慮しても作る価値は十分あるだろう。

MH4

  • 上位武器として復活を果たした。
    基本的な性能はほとんど変わらず、攻撃力などをそのまま上位ランクに調整したような感じになっている。
    曲射は集中型になっており、慣れてくれば大型モンスターの気絶も狙える。
    ライバルが大幅に減少した事もあって以前以上に活躍が期待できる……はずだった。
  • なんといっても、貫通矢のモーション値が過去作の2/3というのが痛すぎる。
    それだけで上位武器最低クラスの物理攻撃力になってしまうため、
    本武器よりもザボア弓で攻撃した方が強い場合がほとんどなのだ。
    本作での氷弱点モンスターもガララアジャラ、ジンオウガ、ラージャンと
    またしてもピンポイント攻撃を要求する連中ばかりが登場しているのもキツイ。
    結果としてこの武器が有効な相手はバサルモス亜種ただ一匹のみとなってしまった。
    • また、クシャルダオラ自体が従来以上に強力な存在となったため、相変わらず製作難度は高め。
      当然ながら製作できる時期もかなり遅い。
  • ちなみに、今回は発掘武器としての鋼氷馬弓も登場しているのだが、
    この武器の場合、色が付いたり発光したりするのが馬の頭の部分だけなので見た目は結構シュールである。

MH4G

  • 当然ながらG級強化が可能になり、「サジダル=ダオラ」に。
    攻撃力324に会心率20%、氷属性250を備える強力な氷属性弓となっている。
  • …が、はっきりいえば空気というのが正直なところ。
    その理由もやはり、貫通矢のモーション値が改善されていないという一点に尽きる。
    本来なら物理攻撃力もかなり高い水準であり、氷属性も決して悪くないレベルをキープしている。
    だが、物理攻撃力は全く期待できないというのが現実であり、実際はG級武器最低レベルを突っ走っている。
    総合的な実力でいえばザボア弓どころかG級武器として強化された氷結晶武器にすら負けているだろう。
    結局、やはりバサルモス亜種の腹を叩き割るまでが唯一の使い道…と言いたい所だが、
    それすらこれまでのネタ武器扱いから属性重視型に脱皮したフルクトゥスに負けている。
    古龍武器でありながら、どうにも居場所がないのが実情である。

MHX

  • 鋼氷馬弓を限界まで強化するとこの弓になる。
    ……のだが、今回凄く風化した弓が追加されたために一発生産が出来なくなり、入手難易度まで悪化してしまった。
  • その上、本作では氷の貫通はかなりの激戦区である。
    属性に特化した羽虫の弓が下位序盤から登場する上、
    物理で見ても本作のメインモンスターであるガムートの素材から作られるインパクト抜群の弓
    名前も含めて会心率以外勝てないのが厳しい。
    作成難易度は、前者は獰猛ガムートの素材を必要とするものの、こちらも宝玉を要求するため大差ない。
  • さらに、派生元の凄く風化した弓を復元を行わずに強化を進めることで、
    本作トップクラスの攻撃力を誇る無属性拡散弓が手に入ってしまう事からこちらが優先されやすく、
    前作同様やっぱり居場所がない状態である。

MHXX

  • サジタル=ダオラの銘が復活。
    本作では氷属性貫通弓で唯一両LVの強撃ビンに対応し
    物理寄りの継戦性能に優れた弓として見事に成長を遂げた。
  • さらに、あのインパクト抜群の弓を物理期待値で抜き返すことに成功し、
    代わりに二つ名武器の頭ッ弓王の大残身が攻撃力320という属性武器としては高い数値で迫ってきたが、
    強撃ビンはLV2にしか対応していないので、十分住み分けできる範疇に。
    本作では貫通弓の倍率が上がった事もあり、属性がそれなりでも勝負になるようになったのも追い風。
  • ただし、強化元の少し風化した弓は相性抜群のスキルが追加され、
    前作以上に強力な無属性拡散弓になったため、制作優先順位では例によってあちらが優先されがちなのは明確な逆風。
    こちらが弱いのではない。あちらがあまりにも優秀すぎるのだ…。

MHWorld

  • アルナス=ダオラが続投。
    弓の矢タイプが廃止されたが連射、貫通、拡散が使えているためある意味変わっていないといえる。
  • 不遇が続いていたため気になる性能はというと
    • 攻撃力は低めの204
    • 氷属性値240(氷属性攻撃強化はレベル3で最大値310)
    • 会心率10%
    • スロットはレベル2とレベル1
    • 対応ビンは強撃と接撃のみ
    とスロット、会心率を見るとかなり優秀そうなのだが…
  • 氷弓のイケメンことレイ=ファーンライクが最大の壁として立ちはだかる。
    あちらは攻撃力は180、素の会心率0%と物理面ではアルナスが優位なものの、
    属性値390(氷属性攻撃強化はレベル4で最大510、レベル3でも490)と完敗。
    その上強撃、接撃の他毒ビンと睡眠ビンも装填可能でイケメンの名をほしいままにしている。
    • 今作の弓は物理モーション値がやや控えめで、
      属性値とある程度の物理攻撃力がある方がダメージを出しやすい環境となっている。
      しかし、属性値が高い方が、発動の容易な属性会心と弱点特効で容易に与ダメを伸ばすことができる。
      その為、単純火力だけ見ればイケメンのほうが高くなりやすい。
      馬の見た目のネタ性で勝負してもあちらはあちらで解説文がネタなため互角といったところ
    • こちらの最大の差別点はスロットで、Lv2とLv1が1つずつ空いている。
      これは下手な防具よりも多く、攻撃面では水をあけられたとしても、スロットのないファーンライクの火力構成に
      属性会心と弓溜め段階解放、属性強化、会心率の強化に体術を盛ると生存スキルにかける余裕は少ない。
      その点アルナス=ダオラならば人気の体力珠や回避距離を入れることも可能。
    • 氷が最大弱点のモンスターのうち、ディアブロス亜種とテオ・テスカトルは弓との相性が悪い方。
      耳栓や体力増加等の生存スキルが欲しくなる相手なのも追い風だろう。
    総じて技のアルナス=ダオラ、力のファーンライクとなっている。昔のイケメンは技だったのに
    決して役目なしの武器ではないので、安心して馬を背負おう。

MHW:I

  • 派生先としてサジタル=ダオラが追加された。
    • レア度は11。まずまずの拡張性
    • 攻撃力はまずまずの300
    • 氷属性値は伸び悩んだ270
    • 会心率は変わらず10%、対応ビンにも変化なし
    • 固有グラフィックゆえパーツ強化未対応
  • 同時期にかつてのライバルであるギエナ弓が最終強化まで可能であること、
    クシャルダオラが余りにも厄介なモンスターになっていること、
    こちらの弓の強化にクシャルダオラの剛角を5本+古龍の大宝玉を要求される無情さに、
    なら素材がまだ優しいギエナ弓で良いやと打ちひしがれたプレイヤーが多い。
    また、MRでは防具の拡張性も大いに上がっており、ギエナ弓のフォローもしやすくなっている。
  • 総じて、環境に恵まれない武器になってしまった。
    攻略中に使おうにもその素材要求数からハードルが高く、常にギエナ弓の存在が過る。
    アップデート後の環境を語ろうものなら、
    氷刃佩くベリオロス武器には、お手軽さ含めてスロット数以外の全てに惨敗である。*1
  • 当武器に愛着があるなら、武器重ね着システムを使って、使っている武器の見た目を馬とすると良いかもしれない。

MHRise

  • Ver.2.0でのクシャルダオラ復活に伴いこの弓も再登場。同バージョン時点では鋼氷馬弓Ⅰで強化が止まる。
    性能は攻撃力170、氷属性値30、会心10%、スロットLv1*1、溜めは連射2-貫通3-貫通4(-貫通5)。
    属性偏重でこそあるが氷の貫通弓としてはかなりハイレベルで、百竜弓に食い下がれる性能を得ている。
  • 特徴的なのが百竜強化の鋼龍の魂
    旧作で存在した連撃スキルとほぼ同一の効果で、
    3秒以内に1~3ヒットさせると会心率が+25%、4ヒットさせると会心率が+30%される。
    つまり、5連続ヒットで最大になるわけだが、貫通矢なので上手くいけば1射、
    よほどのことがない限り2射もあれば余裕でMAXにできる。
    さらに、ガンナーなのでモンスターが攻撃中だろうと距離を取られようと気にせず攻撃可能。
    おまけにスタミナが続く限り溜め直す必要がない…と、抜群に相性がいい。
    他の武器ですら緩い条件と言われるほどなのに、
    こと弓に至っては狩猟時間の9割は効果が発動しているものと考えていいだろう。
    この会心率を超会心や属性会心で更に伸ばす方向で運用したい。
  • Ver.3.0にて最終強化"アルナス=ダオラ"が実装された。
    性能は攻撃180、氷属性37、会心15%、スロットLv1*1、溜めは連射3-貫通3-貫通5(-貫通5)。
    属性値が大きく上昇し、属性偏重の傾向がさらに強まった。
    百竜弓にも更なる強化が実装されたがあちらは物理重視なので、属性重視のこちらは棲み分けができている。
    • あまり深いことを考えずとも、頭に強弓の羽飾り、胴はヴァイクS、腕にヤツカダ、腰と脚はクシャナと組めば、
      溜め段階解放、貫通矢アップ、体術、スタミナ急速回復、オマケで氷属性を高める鋼殻の恩恵と、
      一通りの欲しいスキルは揃う。
      あとは護石で足りないスキルを補い、余ったスロットに氷属性攻撃強化でも入れておけば、
      とりあえず運用に支障がない程度のスキル構成を即組める。
    • 高い属性値と安定した会心率のおかけで、本作で弱体化した属性会心運用に適性がある数少ない弓である。
      ただ、頭部位が強弓の羽飾りでほぼ固定、さらに必須スキルの体術に加え、
      属性会心、氷属性強化、さらに見切りなどを積んでいくとなると相当難易度は高くなるため、
      あくまでロマン運用である。
  • 総合性能で百竜弓を超える可能性がある弓の一つである。
    ただ、問題はせっかく作っても担いでいく機会が少ないということだろうか。
    氷弱点のモンスターは小柄だったり弱点部位が狭かったりするものばかりで
    貫通矢が有効なモンスターはディアブロスくらいしかいない。
    汎用性を考えると百竜弓で氷属性の連射タイプを作っておけば…となりがち。
    その方が角へし折って即帰還もやりやすいし。
    なお、残念ながらヌシ・ディアブロスはその弾肉質から、貫通弓が有効打とはならない。

MHR:S

神馬の嘶き木霊して、静寂を
破り天より極光降り注ぐ。光の
如し無数の氷雨で獲物を屠る。
(サジタル=ダオラ)

  • MRのクシャルダオラの追加により、この弓の強化先である「サジタル=ダオラ」が復活。
    サジタル=ダオラへの強化にはMRのバルファルクの素材が必要なので、イベントクエストを
    利用しない場合はMR70まで待たされる事になる。
    その性能だが、
    • 低めの攻撃力310
    • 会心率15%
    • 高い氷属性43
    • Lv1スロット1つ
    • 百竜装飾品スロットLv3
    • 接撃ビン、強撃ビン、毒ビン、麻痺ビン対応
    • 連射Lv3-貫通Lv3- 貫通Lv5(-貫通Lv5)
    と、攻撃力と属性値が順当に強化された形となっている。
    しかし、最大の特徴だった鋼龍の魂による会心率上昇効果が百竜装飾品の実装と共に弱体化され、
    会心率+30%という強みを失ってしまった。
    百竜スロットLv3なので鋼龍の魂を発動させる事はできるが、百竜装飾品の鋼龍の魂は最大で会心率+15%止まりで、
    会心率だけはアルナス=ダオラよりも落ちてしまっている。
    • しかしながら、高い属性値は変わらず健在で、ライバルだった百竜弓には強化先が追加されなかった事もあり、
      氷貫通弓としては未だ優秀な弓であることに変わりは無い。
  • Rise時代は氷貫通弓が効果的なモンスターが少なく、性能は優秀だが担ぐ機会に恵まれないという悲しい弓だったが、
    サンブレイクにて追加されたエスピナスとは比較的相性が良い。
    というのも、エスピナスは怒り状態になると全身の肉質が柔らかくなり、氷属性の通りも良くなるので、
    氷貫通弓ならばどこから攻撃しても安定したダメージを見込めるからである。
    エスピナスは突進攻撃を頻繁にしてくるため、突進後は距離が離れがちだが、
    貫通ならば距離が離れていてもクリティカル距離内に収められることも利点。
    また、アップデートで追加された紅蓮滾るバゼルギウスとも相性が良い。
    その気になれば百竜ノ淵源ナルハタタヒメも相手取れるため、対応範囲自体は広い。
  • 氷属性の貫通弓は他にも氷属性版虫弓の「アルククアトブラン」がある。
    攻撃力はこちらより10高い320だが、属性値、会心率、強撃ビンの有無と他の要素では全て負けているので、
    火力面のみ考慮するならサジタル=ダオラの方が優れているといえるだろう。
    あちらは回復曲射と麻痺ビン強化、それとLv2-1とそれなりのスロットを持つため、
    マルチでのサポート適正とスキル自由度で差別化したい。

アルナス=エルダオル

MH4G

  • MH4Gで追加された、錆びたクシャルダオラの弓。
    通常個体武器からの強化などではなく、一発生産のみとなる。その性能は、
    • 高いが、他のエルダオル武器と比べると控えめの攻撃力372
    • 無いも同然の氷属性90
    • スロットは0
    • エルダオル武器恒例の会心率-35%
    • デフォルトで溜め4が解放されており、矢タイプは貫通1→貫通1→連射2→連射5
    • 剛射タイプ
    • 強撃ビン装填不可
    エルダオル武器の例に漏れず、非常に癖の強い性能になっている。
    他のエルダオル武器は強烈なマイナス会心をフォローする凄まじい攻撃力がウリなのだが、
    この武器は会心率が酷いままであるにもかかわらず攻撃力がかなり抑えめになっている。
    剛射弓であるがゆえの調整だと思われるが、
    これにより剛射が使えること以外はウカム弓の完全劣化になってしまっている。
    あちらの性能は、攻撃力444、会心率-30%、氷属性100、強撃ビン装填可能と、悉くこちらの上を行く。
    他のエルダオル武器はデフォルトでMAXの斬れ味によりウカムル武器と差別化できているのだが、
    この武器では斬れ味の代わりに与えられたデフォルトで溜め4解放という特徴が、
    矢タイプも含めて完全に被ってしまっている。
  • とはいえ、デフォルトで溜め4が解放されていながら剛射が扱えるというのは大きなアドバンテージである。
    溜め4連射剛射弓としてウカム弓と差別化しよう…とすると、今度はナズチ弓が立ちはだかる。
    あちらは溜め4解放には装填数UPが必須の無属性剛射弓だが、物理期待値ではこちらを上回る。
    そして、こちらの氷属性は無いも同然。
    更に、あちらは溜め3の時点で連射4を撃つことができ、
    溜め4までいかないことにはどうにもならないこちらの一歩上を行く。 装填数UPが要らないスキル自由度で差別化したいところだが、
    こちらは強撃ビン追加が必須なので差はほとんど付かない。
    追加をしようにもスロットも無いので、一筋縄ではいかないのも向かい風。
    • そもそも剛射でウカム弓と差別化しようにも、素の火力差が実に約1.2倍もある。
      剛射の最も得意とする動かない敵をひたすら射続ける前提のDPSでも、
      精々非剛射弓の1.3倍程度なので、完全な壁殴りでない限りはまず勝てない
      というか、壁殴り前提でも強撃ビンの消費速度が増える分を踏まえると、
      そもそもその強撃ビンもスキルで追加しないといけないわけで…
      第一、壁殴りであればウカム弓は溜め3で出る拡散Lv3が使える。
      拡散矢なら比較する必要が無いのでは?と思うかもしれないが、
      要はこの武器の上位互換として運用するよりも強い運用方法があるということである。
  • MH4Gの公式ガイドブックには誤植があり、表記上は最初から溜め4が解放されていないことになっている。
    もしこれが事実だったなら、4G、いやシリーズ全体でもぶっちぎりの残念弓として名を残していただろう。
    また、同様の誤植は他のにも存在する。
  • MHX以降は錆クシャがリストラされており、この弓も登場できていない。
    しかし、MHXXではブシドー・ブレイヴスタイルの登場によりウプウアウトのように
    溜め4を主軸に運用せねばならない武器も実用に堪えるようになり、
    もうひとつの欠点である会心率の低さも痛恨会心で強みにできるなど、
    この武器にとって追い風になりうる要素は多かった。
    ある意味、生まれた時期が悪かった武器といえるかもしれない。

余談

  • 何気に設定資料集など以外のゲーム内での存在を明示する珍しい代物
    なにせモンハン世界の「馬」は文章や台詞に出てくるばかりで、
    動物としての姿形がはっきり描写された事が殆ど無いのである。
    この武器のおかげで、モンハン世界の馬も少なくとも頭の部分は現実と似たような姿である事が判る。
    加えて言うと「神の軍馬」という解説文から、軍用の乗り物としての馬と、
    その他の用途があることも示唆している。
    単に設定とかを忘れて「馬のデザインにしようぜ!」というノリで出した可能性もあるけど。
  • 武器の銘は星座の「射手(いて)座」に由来している。
    アルナス=ダオラは射手座を構成する星のγ星「アルナスル」に、
    サジタル=ダオラはいて座そのものの英名「サジタリウス」に因んだものである。
    射手座は弓矢を構えたケンタウルス(人馬)を象った星座で、「人馬宮」とも呼ばれる。
    馬頭を造形したこの弓に相応しい銘と言えるだろう。
    ケンタウルスは「馬の胴体に人の上半身」という姿なので、馬の頭はどこにも無かったりするのだが…
    • 同じく「アルナスル」の銘を持つ武器として、セルレギオス武器のシャルラアルナスルが存在する。
      いて座を由来とするだけあって、武器種もこちらと同じく弓である。
  • 武器出し状態で矢をつがえないまま移動すると弓の位置がいい感じに下がるので、
    横から見ると馬に乗って駆けているように見えなくもない。下半身は見ないこと。

関連項目

モンスター/クシャルダオラ
モンスター/錆びたクシャルダオラ
武器/クシャナ武器
武器/シスネ=ダオラ - MHFに登場する剛種クシャルダオラの弓
武器/人馬といふ名の白骸 - 本武器と同じく「いて座」に由来した武器。


*1 もっとも、アップデート武器はインフレを感じさせる武器が勢揃いで、この武器に限った話でもないので仕方がないことではある。