武器/クシャ=レタール

Last-modified: 2023-08-05 (土) 00:53:40

目次

概要

  • MHFのイベントクエスト「ルナティックストーム」で入手可能な、クシャルダオラのリーチ長ランス。
    初登場は2012年のアニバーサリーイベントだった。
    • なお、同イベントは元々2011年にヘビィボウガンの生産イベントとして開催されたのが最初である。
      その後、後述のG級技巧武器への派生追加からG10までは
      パローネ大航祭に合わせてイベントクエストが配信されていた。
      G10.1以降は、歌姫狩衛戦にてギルド貢献ポイントとの交換などで生産・強化素材を入手出来る。
  • 初登場時には上位のクシャルダオラ激個体であり、上位HR41と言えど、生半可な装備では苦戦必至であった。
    以後の配信時には下位クエストに戻っている。
    クシャルダオラ激個体の詳細はこちら
  • クシャルダオラの甲殻を使用している通り、全体的に金属質で冷徹なイメージを抱かせるデザイン。
    ランスとして普通にかっこよく、アニバーサリーイベントの武器として気合を入れて作り上げたのだろう。

性能

  • 生産段階の「クシャ=レタール」から始まり、上位素材で強化の「クシャナ=メアン」、
    凄腕の汎用素材で強化の「クシャラ=メトク」を経て、
    そこから親方印武器の「クシャレタ=コンル」かHC武器の「クシャイペ=ターム」に派生可能。
    • それぞれ使用するイベント素材が異なり、クシャ=レタールには「ダオライト鉱石」、
      クシャレタ=コンルには「白氷ダオラモンド」、クシャイペ=タームには「紫氷ダオラッペ」を、
      それぞれ10個ずつ要求される。
  • クシャルダオラのランスとだけあって、氷属性を帯びる。
    クシャレタ=コンルとクシャイペ=ターム、共に属性値は300とそこそこの数値。
  • 攻撃力は高いというわけではなく、むしろ平均水準よりも少し低い。
    しかし、それを補ってあまりある会心率50%を持つため、
    剛力スキルの一つである見切り+3、そして会心率の斬れ味レベル補正によって
    斬れ味ゲージ白を維持している間は実質的に会心率90%となる。
    これにより、並みの氷属性ランスなど軽く凌駕する火力を見せ付ける。
    • 具体的に言えば会心時は攻撃力1.25倍なので、見切り+4発動させたうえで
      斬れ味ゲージが白ゲージの状態ならば会心率は100%となり、
      クシャレタ=コンルの場合は攻撃力632くらいのランスに匹敵する。
  • ちなみにクシャレタ=コンルは攻撃力506、クシャイペ=タームは攻撃力483と、
    クシャイペのほうがクシャレタよりも攻撃力が低いが、
    斬れ味レベル+1発動時はクシャイペのほうが白ゲージが長く優秀で、
    何よりHC武器であるため、HCクエストで紫ゲージを得るのが大きい。
    クシャレタはクシャレタで、親方印の能力で抜/納刀が高速化するため、
    武器を出したりしまったりする状況下では高い機動性を発揮する
    (もともとランスは納刀が遅い武器であるため、その能力をより一層実感できるだろう)。

クシャノ=ペルセ

  • MHF-G5.1アップデートで追加される、クシャ=レタールの最終強化段階であるG級技巧武器
  • 高い会心率と親方印効果はそのまま、Lv強化可能になったことで物理性能が大幅に高められている。
    最大強化のLv50時の攻撃力は991と非常に高く、おまけに斬れ味レベル+1で空色ゲージまで発生する。
  • なおこの攻撃力991はG級武器のリーチ長武器に限って見ても2番目に低い数値ではあるが、
    こちらの会心率50%というのはまさに驚愕の一言であり、
    この高会心と空色ゲージを持ってすれば比肩できるG級武器は殆どないと言っていいだろう。
    • しかし、言い方を変えるとデフォルトで見切り+5が発動しているとも言える。
      G級でのスキル環境においては防具側だけで会心率50%を容易に超える装備が構築可能であり、
      会心率の高さはこのスキルの説明にもあるようにG級でもメリットは大きいのだが、
      一方で汎用的な装備では会心率が100%を軽々超えてしまい、
      50%もの会心率が無駄になってしまうということでもある。
      G級終盤の防具で用いる場合は、攻撃力を上昇させるシジルをつぎ込む、
      剛撃+5に一閃+2以上や、閃転を用いたりして
      デフォルトで見切り+5が発動したかのような素の会心率を活かした、
      専用装備でないと真価は発揮できない武器とも言える。
  • シジルによってリーチ極長にすることもできるが、攻撃力がダウンしてしまう上に、
    先輩であるG級技巧武器のアバーブニャキオーンの存在があるので微妙。
    リーチ長であることをフル活用していくのが良いといえる。

余談

  • イベント武器ではなく、凄くさびた槍から生産可能なクシャルダオラのランスも存在する。
    詳細についてはテリオス=ダオラの記事を参照のこと。
  • クシャルダオラのランスには、剛種武器の「ティフォン=ダオラ」が既に存在している。
    こちらは攻撃力552・氷属性450・匠で短い紫&白ゲージと、瞬間的な火力ではイベクシャランスを圧倒するが、
    リーチ中であることが最大の欠点とされており*1、攻撃を当てられなければ意味が無い
    (勘違いしないように付記しておくと、リーチ短ではなくリーチ中、あくまでも通常のリーチである)。
    双剣のラファール=ダオラ、弓のシスネ=ダオラ等が台頭する、
    「クシャルダオラの剛種武器には外れがない」とさえ言われていた全盛期に登場し、
    剛クシャ武器の革命児」とさえ称されている(これは決して弱いという意味ではなく、
    何に対しても圧倒的火力を発揮するわけではなくなったという意味でこう言われているのである)。
    • 高火力だがリーチ中のティフォン=ダオラ、扱いやすいリーチ長のクシャ=レタール、
      リーチ極長により特定のモンスターや状況下で非常に有効なバーシニャキオーン等、
      MHFの氷属性ランスはかなりバリエーション豊かであり、リーチの違いでしっかり共存できていると言える。
  • クシャルダオラ系の武器で「ダオラ」ではなく「クシャ」を含んだ銘なのは非常に珍しい。

関連項目

モンスター/クシャルダオラ/派生作品
武器/クシャナ武器
武器/クシャ=レラ - 同イベントで入手可能なヘビィボウガン
武器/テリオス=ダオラ - 本家・MHF共に登場しているクシャルダオラのランス
武器/ティフォン=ダオラ - MHFで先に実装されていた剛種クシャルダオラのランス


*1 MHFのランスは長い間当たり判定が短めになっていたため。この難点はMHF-Gにて解消されている