MHF-G5にて実装された剛種武器。
目次
概要
- 金塵龍ガルバダオラの金色に輝く甲殻を用いて打たれた双剣。
金色を纏う古龍から生み出され、威厳を放つと謳われている。
- ガルバダオラ自身の烈種素材を用いることで、烈種武器まで強化可能。
リーチ差の存在する武器種なので、他のガルバ武器に漏れずリーチ長。
性能
- 剛種最強の座を争うガルバダオラだけあり、性能も強烈。
- 並の剛種双剣を上回る攻撃力371
- 氷と雷を同時に発現させた風属性200
- ガルバダオラのごとき強烈な斬れ味
- 武器スロットは2。これはその後の強化でも変わらない。
しかしながら匠を用いても紫ゲージがわずかしか出ない。双剣としては痛い事実である。
- すぐに黄色に落ちてしまうため、持ち前の攻撃力を残念ながら発揮できない。
剛種武器では全く使い物にならないが、この武器は大器晩成型。強化により、実力を露わにしていくのだ。
- 天嵐武器として金塵翔龍双剣【旋刻】へ強化される。
ここにきて斬れ味がレベルアップし、念願のデフォルト紫ゲージを手に入れた。
…しかしながら攻撃力は僅かに7上昇した378。
十分高いが、天嵐武器の中では抜けた水準であるとは言えない。
単純火力なら他の天嵐武器の方が上であることも多いだろう。
この武器の最大の長所は斬れ味レベル+1発動時の紫ゲージ量にある。その数なんと70。
天嵐武器では抜きん出て多いゲージ量であり、高い火力を長時間持続できるのだ。
流石に同期の古龍の天嵐武器に比べると総合的な経戦能力は及ばないが、
それでも他の天嵐武器を大きく突き放すには十分な材料だろう。- また、現時点では唯一の「リーチ長の天嵐双剣」であることも見逃せない。
金塵翔龍双剣【纏刻】
- 黄金の外殻とも称される素材で鍛えられた覇種武器。威厳を放つ。
その性能であるが、- 攻撃力385。…上昇幅7。
- 風属性320とこちらもやや物足りない
- さらに紫ゲージが伸びる
- 攻撃力は殆ど伸びて折らず属性値も低いというノロノロっぷりであるが、
斬れ味ゲージだけはどんどんぶっ飛んでいくという特徴を持っている。
紫ゲージはデフォルトで70に達し、斬れ味レベル+1発動時は何と120。
非G級の武器では最長の紫ゲージを持ち、剛種クエスト・覇種クエスト・G級クエストでは、
覇種防具2部位でそれが丸ごと空色ゲージになるのだからたまらない。
- また、攻撃力385も決して低い水準ではない。*1
ただし、雷属性部門ではゼルレウスの輝界白龍双剣が、
氷属性ではメラギナスのコーレジューグが攻撃力392とこちらを超えてきており、
単一属性の極舞雷双【角鷹】やタイフェン=ダオラには属性肉質次第で負けてしまう。
上述したように白ゲージも含めた長期的な経戦能力はネグルドバイラルやタイフェン=ダオラ、
そしてドドンガ・リッパーには負けてしまうため、
こちらは上記武器にはない圧倒的な紫ゲージ(空色ゲージ)の長さと、リーチ長であるという点を活かしたいところ。
- ちなみに属性の関係から、覇種アルガノスとゴルガノスに対してどちらにも有効打を与えられる。
…が、この武器の強化にそのアルガノスとゴルガノスの「金銀魚竜の乱殻」を使用するのが厄介である。
- G級覇種武器の金塵翔龍双剣【荒刻】では斬れ味ゲージを据え置き、攻撃力を7、属性値を20増加させた。
…やはり+7である。烈種武器としての通過点と捉えよう。
金塵翔龍双剣【嵐刻】
- 神にも等しきガルバダオラの烈種。
その素材を用いた至高の烈種双剣。威厳を放つ。
- 烈種の素材を使うことで更に性能が向上している。
- 非常に高い攻撃力595
- 控えめな風属性340
- 最後まで伸びきった紫ゲージ
- 回避距離UPスキルを内包
- 烈種防具5部位では攻撃力707に空色ゲージとなる凄まじさ
- 攻撃力は烈種双剣中最強の数字をマーク。
実質的な攻撃力も2位(1位は攻撃力581+会心率15%のネグルドエークタル)。
烈種防具2部位のみでも攻撃力637となる。
さらに低めだが風属性が付加されており、氷または雷属性弱点の敵が相手の場合、
極端に属性に弱くない限りはこの武器に勝るものはそうそういない。
- 回避距離UP、リーチ長によって、一気に射程圏内まで間合いを詰めることも出来る。
なお双剣の真鬼人回避は元々回避距離UP込みの通常回避並みの移動距離を持つためか、
回避距離スキルがあってもあまり移動距離は伸びない。
ただし逆に言えば、従来よりも僅かに距離が伸びるだけなので操作感に影響を及ぼしにくいという利点もある。
- 属性値が低いため、烈種防具を用いて空色ゲージを発現させ、
圧倒的な長さの空色ゲージを武器に戦っていくことになるだろう。
ちなみに最終的な空色ゲージの長さは170に達することになるのだが、これはMHF-G6現在、全双剣中TOPである。
逆に言えば属性を中心に戦わないといけない相手に対しては、
風属性という弱点被りが少ない複属性ということもあってやや苦手と言える。
リーチ長も場合によっては使いづらいということがあるため、他の武器との使い分けも重要。
- G級武器の直接のライバルは、祭典武器の「ラダールドペルタ」。
同じく物理特化型の風属性双剣であり、その攻撃力は693と常軌を逸している。
ラダールドペルタは紫ゲージ止まりだが、嵐刻が烈種防具2部位で空色ゲージを発現させた程度では勝ち目がない。
烈種防具5部位でラダールドペルタ+G級防具3部位をどうにか超えられるというレベルであり、
シジルで攻撃力を上乗せされると全く勝ち目がない。
ただしこちらは紫ゲージが90であり、最大火力を発揮できる時間は圧倒的に嵐刻の方が長いと言える。
また、ラダールドペルタは通常リーチなので、単純にリーチと回避距離UPスキルの選択で使い分けることもできる。
そもそもラダールドペルタはG級祭典武器なので作成難易度はかなり高いという点もある。
- それ以外では、雷属性では高い属性と物理火力に秀でる技巧的機械鋸、
氷属性を内包する武器では嵐刻ほどではないが長い空ゲージを持つ創音双剣【暁鐘】、
高い攻撃力と属性値を持つ歌姫武器のトラグ・セールなど、様々な武器が鎬を削っている。
ただしシジルによる攻撃力強化を考慮しない場合、
烈種防具2部位装備時の嵐刻はこれらとほぼ互角の火力を有しており、
シジルによる強化を考えても、空色ゲージの長さという双剣にとって極めて有利な要素があるため、
それを持ってG級武器と勝負することは十分可能だろう。
双剣の重要スキルは烈種防具との相性が非常によく、烈種防具を組み込みやすいこともメリットである。
- ちなみに他の烈種武器とは属性や内包スキルの違い、リーチなどで差別化可能。
スキルが補助系で発動難度が極めて高い回避距離UPであるため、
火力UPスキルを思う存分盛り込んだ装備でもスキルが無駄になりにくいと捉えることもできる。
余談
- 風属性の双剣、ということで「双風刃【神嵐】」を想起した人も居るかもしれないが、
あれとは根本的に異なる武器である。