- 永遠に赤い幼き月
長所
- 動きが全体的に速い
- 空中ダッシュが3回まで可能
- 歩き、ダッシュが早い
- 弾速の早い射撃が豊富
短所
- ダッシュからガードへの移行が遅い(地上ダッシュは着地するまでガード不可)
- 射撃を壁にした攻めが難しい
- 画面をしっかり見ている相手への崩しが難しい
概要
全キャラ中唯一空中ダッシュが3回まで行えるのと、地上ダッシュが特殊なキャラ。
通常移動も最も速く、歩きでの距離を調整しやすい。
背も低く、しゃがむ事でいくつかの行動を見送ったり、頭上を越えさせてやり過ごす事ができる。
射撃関連は全て速射で、相手に刺しやすい。
纏まって飛ぶ速射を持っており、乱数次第でもあるが当たると意外と痛いダメージが出るため、
射撃が刺さる相手には、射撃だけでかなりのダメージを奪っている、という事も珍しくない。
特殊な地上ダッシュを利用して強引に攻める事も、機動力を活かしてじっくりと相手を追い詰める事も可能である。
欠点として、特殊な地上ダッシュ中はガードが出来ない事、地上を這う前ダッシュが無いので固め中に上を抑えられると抜けにくい事、射撃を盾に有利に攻め込む事などがある。
キャラ慣れしてない相手には強いが、慣れている相手にはそれなりに動きを考えさせられる性能をしている。
小ネタ
滑空
レミリアの空中ダッシュは下方向へ降りながら一定距離進むようになっている。
低空で前ダッシュをした際、すぐに着地状態にはならずに地面を滑るように移動する。
これを滑空と言い、地上ダッシュが特殊な軌道を取るレミリアの立ち回りで重要な役割を果たす。
滑空状態の利点は大きく分けて2つある。
- グレイズ状態の維持
空中ダッシュであることに変わりないため、グレイズ状態は通常の空中ダッシュと同じ間維持される。
途中で一度グレイズが途切れてしまうBウォークと違い、遠距離から一気に間合いを詰める時や、
設置射撃が置いてある中で空中の相手の下をくぐりたいときに重宝する。
- 地上行動で滑空状態をキャンセルできる
レミリアのダッシュはダッシュ開始から行動可能になるまでかなり間がある。
しかし滑空状態の場合、その開始から終了までの間なら、いつでも移動・ガードを除く地上行動でキャンセルすることができる。
この性質が立ち回りを強化する大きな要因となる。
例えば、地上で射撃を撒く相手に滑空で一気に近づき、射撃をキャンセルしてHJした所に6Bを差し込む事が出来る。
また迎撃しようと攻撃を振る相手にはクレイドルで反撃する、といった使い方が可能になる。
注意すべき点として、滑空状態でも空中扱いと同じという事が挙げられる。
空中ガード不可の攻撃をガードする事が出来ない。
レミリアのガード可能フレームまでの遅さを考えると大した問題ではないように見えるが、空中食らいになってしまうため、
特に対空攻撃から大ダメージコンボが可能な相手へ乱発するのは危険。
また、キャンセルした地上行動が非グレイズ行動の場合、キャンセルした時点でグレイズ状態が解除されてしまう。
射撃をかいくぐってからの差し込みを狙う場合は、充分にグレイズしきってから攻撃を振るように心がけよう。
霊撃特性
通常のキャラクターの場合、霊撃を回収するのに必要な「霊アイテム」は霊撃を使用した直後に0個にリセットされる。
しかしレミリアの場合、霊撃の動作が完了したタイミングで「霊アイテム」のリセット処理が行われる。
これにより、画面内に「霊アイテム」化する射撃などがある状態で、既に「霊アイテム」を25個以上所持していた場合、
霊撃が当たった時点で霊撃を回収することが可能だ。
もし「霊アイテム」を25個以上所持かつ画面上に「霊アイテム」化する射撃などが25個以上分ある場合、1回の霊撃で2個の霊撃を回収できたりもする。
防御面で、霊撃による切り返しが強いゲームなので、この特性は実戦で大きく有利に働くだろう。
夜符暗転仕様
夜符宣言中に起こる特殊な仕様。
夜符を発動させた直後の暗転演出中に相手の射撃を食らった場合、暗転による演出停止中にも関わらずレミリア側のみ動けてしまう。
これにより抜けづらい固めからの脱出だけでなく、逆に反撃確定を取ることが可能になる。
注意すべき点は4つ。
- 暗転演出時間は決して長くないので、遠距離からの射撃に合わせても無意味
- 暗転中であっても、相手がガード可能な状態であればガード出来るので、暗転中に夜符等で反撃する場合は相手の状態をしっかり確認する必要がある
- ダウン属性の射撃を食らった場合は無意味
- 体力が残りドットのときに使った場合、そのまま倒れてしまう可能性がある;
しかし、これらさえ守れば大ダメージチャンスなので、夜符を宣言した場合は積極的に狙っても良いだろう。