解説
空母に搭載され、敵艦への魚雷攻撃もしくは水平爆撃を任務とする攻撃機の総称。艦上雷撃機とも言う。正確さが必要とされる任務ゆえに操縦・投弾・通信兼機銃手に役割分担された三座式の機体も多く、(日本では)偵察任務などに投入されることも少なくなかった。略称は艦攻。
本ゲームにおいては、密度の高い魚雷攻撃によってまさに必殺の破壊力を有する空母の主戦力。魚雷を装備した上で大編隊を組んで攻撃すれば、戦艦であろうが巡洋艦であろうが、もちろん空母であってもひとたまりもなく沈没させられる。艦攻隊を守りきれるかで戦況は大きく左右するだろう。
ちなみにそこそこ威力の高い大型爆弾で爆装させることも可能だが、魚雷の使い勝手が良いので出番はあまり無いかも知れない。
大日本帝国
B5N2 九七式艦上攻撃機
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 24 | 格納庫容量 | 80 | |
飛行時間(s) | 960 | 耐久性 | 600 | |
攻撃力 | 50 | 防御力 | 350 | |
海面視界(km) | 4.5 | 空中視界(km) | 3.0 | |
最高速度(km/h) | 428 | 加速度 | 2.5 | |
旋回性 | 59.0 | 横転性 | 12.5 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 九一式航空魚雷改一 | 2275 | 1 | 784 |
爆弾 | 八〇番通常爆弾一型 | 2700 | 1 | 800 |
搭載可能艦艇 | 瑞鶴/飛龍/赤城/加賀/大鳳/信濃 |
- 機体解説
通称『九七艦攻』。真珠湾攻撃から大戦中盤まで日本海軍航空隊の主力を担った高性能雷撃機である。今のところ全ての日本空母に搭載することが可能。
ゲーム中では何故か史実以上に速度が速いので使いやすいが、魚雷の威力が雷撃機の中では低く、そこそこの数を一度に命中させないと敵艦に大ダメージは与えにくい。また防御力が壊滅的に低いため、投弾前に迎撃機や手動対空砲に捕まった場合は攻撃成功は絶望的である。
ちなみに史実通り水平爆撃も可能だが命中率が低いため、おとなしく雷撃機として運用する方が無難。
爆弾装備での手動爆撃目安 敵艦の0.40㎞手前
最大編成数は24機。
B6N2 艦上攻撃機 天山一二型
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 20 | 格納庫容量 | 100 | |
飛行時間(s) | 1622 | 耐久性 | 620 | |
攻撃力 | 50 | 防御力 | 370 | |
海面視界(km) | 4.8 | 空中視界(km) | 3.0 | |
最高速度(km/h) | 481 | 加速度 | 2.6 | |
旋回性 | 57.0 | 横転性 | 13.9 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 九一式航空魚雷改三 | 2285 | 1 | 784 |
爆弾 | 八〇番通常爆弾一型 | 2700 | 1 | 800 |
搭載可能艦艇 | 瑞鶴/大鳳/信濃 |
- 機体解説
大戦後半に登場した九七艦攻の後継機種。戦況が悪化してから配備が開始された機体なので前身ほど華々しい戦果は残せていないが、雷撃機としての機体性能は高く、終戦間際に夜間攻撃でアメリカの戦艦を大破させる活躍を見せている。
ゲームにおいては九七艦攻よりもやや威力の高い魚雷を搭載することが可能だが、特筆すべきはその速度である。481km/hという雷撃機の中では高速を誇るため敵機や対空砲火に捕捉されにくく、雷撃射点の変更もやりやすい。
格納庫容量を食わず、魚雷もアプデ前よりは散らばらなくなったため、高速雷撃機としての汎用性は高い。
最大編成数20機。
B6N2a 艦上攻撃機 天山一二甲型
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 10 | 格納庫容量 | 80 | |
飛行時間(s) | 1622 | 耐久性 | 620 | |
攻撃力 | 75 | 防御力 | 370 | |
海面視界(km) | 6.3 | 空中視界(km) | 6.3 | |
最高速度(km/h) | 481 | 加速度 | 2.7 | |
旋回性 | 55.0 | 横転性 | 13.9 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 九一式航空魚雷改三 | 2285 | 1 | 784 |
搭載可能艦艇 | 瑞鳳 |
- 機体解説
天山一二型の後上方旋回機銃を13mm機銃に換装した武装強化型。このゲームでは軽空母の瑞鳳にのみ搭載可能。
空母用の一二型と比べ攻撃力が僅かに高く視界も広いが、爆弾を搭載することはできなくなっている。
最大編成数10機。
B7A1 艦上攻撃機 試製流星
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 15 | 格納庫容量 | 150 | |
飛行時間(s) | 820 | 耐久性 | 600 | |
攻撃力 | 300 | 防御力 | 385 | |
海面視界(km) | 7.2 | 空中視界(km) | 4.2 | |
最高速度(km/h) | 542 | 加速度 | 2.0 | |
旋回性 | 52.0 | 横転性 | 20.9 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 九一式航空魚雷改四 | 2375 | 1 | 784 |
爆弾 | 八〇番通常爆弾一型 | 2700 | 1 | 800 |
搭載可能艦艇 | 大鳳/信濃 |
- 機体解説
大戦末期に実用化された日本軍の雷爆兼用攻撃機。戦闘機ともある程度は空中戦で渡り合えるように設計されていた、文字通りのマルチロール機である。
542km/hは純粋な雷撃機としては最速で、追いつけない戦闘機が多数ある。コンセプト通り旋回性能の低い戦闘機とならそれなりに戦える空戦性能を持ち、火力も防御力も並の戦闘機と同じかやや高いレベルなので制空補助に使えないこともない。意外と横転性能も高い。
だが油断は禁物、あくまで本機は雷撃機ということを忘れてはならない。
魚雷が散らばらないため、しっかり狙えれば命中弾を多数見込める。しかしとにかく格納庫の容量を食うため、大量搭載は困難。雷撃も九七艦攻や天山に比べたら降下が遅いので遠い距離から、つまりその分の偏差を読まなければならない。
最大編成数15機。
M6A1 試製晴嵐
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 2 | 格納庫容量 | 120 | |
飛行時間(s) | 758 | 耐久性 | 675 | |
攻撃力 | 50 | 防御力 | 450 | |
海面視界(km) | 7.3 | 空中視界(km) | 8.9 | |
最高速度(km/h) | 467 | 加速度 | 2.5 | |
旋回性 | 50.0 | 横転性 | 15.4 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 九二式航空魚雷 | 1500 | 1 | 784 |
爆弾 | 八〇番通常爆弾一型 | 2700 | 1 | 800 |
四式 260kg 対潜爆弾 | 1260 | 1 | 191 | |
搭載可能艦艇 | 伊十三型/大淀 |
- 機体解説
アップデートVer.2.00.021で初お目見えした潜水艦搭載の水上攻撃機。水上機としては屈指の高速を誇る。
アップデートVer.2.00.026で母艦となる伊13型潜水艦が遂に実装され、一般プレイヤーも使用可能になった。
水上機としても艦上攻撃機としても水準以上の能力を有するが、いかんせん1~2機ずつしか編成できないため、戦闘機に襲われたり対空砲火など浴びようものなら瞬時に蒸発してしまう。航空魚雷の威力も低いため、他の艦攻のような使い方は無理がある。
視界の狭い母艦の眼として飛ばしたり、母艦共々相手の予想外の方向から浸水狙いの奇襲攻撃を掛けるような動きが向いているかもしれない。
また、伊十三型も大淀も共にアクティブソナーを持っているので、晴嵐が破壊力の高い対潜爆雷を搭載可能な点を活かし、敵潜の位置を特定して上空から爆撃するという運用も可能。
M6A2 晴嵐一一型
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 8 | 格納庫容量 | 80 | |
飛行時間(s) | 758 | 耐久性 | 675 | |
攻撃力 | 50 | 防御力 | 450 | |
海面視界(km) | 5.5 | 空中視界(km) | 5.5 | |
最高速度(km/h) | 474 | 加速度 | 2.5 | |
旋回性 | 49.0 | 横転性 | 15.0 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 九一式航空魚雷改三 | 2285 | 1 | 784 |
爆弾 | 八〇番通常爆弾一型 | 2700 | 1 | 800 |
搭載可能艦艇 | 伊勢 |
- 機体解説
晴嵐の正式艦載型。伊勢にのみ搭載可能。爆雷はオミットされた。
水上機ではあるが、単なる艦上攻撃機として見ても他国機の水準以上の能力を有するのは前述の通り。
伊号潜水艦に搭載されるものとは違って、最大8機もの編隊を組めるようになったのが最大の差だろう。
雷撃だけでなく800kg爆弾を用いた急降下爆撃についても相応の精度は持っており、機数を揃えて攻撃することでまともな打撃力を期待できるようになった。
アメリカ合衆国
TBD-1 デヴァステーター
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 24 | 格納庫容量 | 100 | |
飛行時間(s) | 468 | 耐久性 | 620 | |
攻撃力 | 75 | 防御力 | 480 | |
海面視界(km) | 3.8 | 空中視界(km) | 5.3 | |
最高速度(km/h) | 331 | 加速度 | 1.7 | |
旋回性 | 30.0 | 横転性 | 35.8 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 1950lb Mark13 航空魚雷 | 2375 | 1 | 884 |
爆弾 | 1000lb 爆弾 | 2000 | 1 | 454 |
搭載可能艦艇 | エンタープライズ(1938)/レンジャー/ホーネット/サラトガ |
- 機体解説
アメリカ海軍初となる単葉引込み脚の近代的な雷撃機。しかし魚雷を搭載すると飛行に支障を来たすレベルで運動性や速度が著しく悪化するという弱点を抱えており、珊瑚海海戦でこそ空母祥鳳を撃沈する活躍を見せたものの、ミッドウェー海戦では日本空母の直掩任務に就いていた零戦に襲われて何の戦果も挙げられずに壊滅的な被害を被ってしまっている。
ゲームでも残念ながらこうした特徴が反映されており、鈍足・低機動・短い航続時間と良いところがない。しかもほぼ全ての空母に完全上位互換であるTBFアヴェンジャーが搭載可能であり、かつ格納庫容量もTBFの方が食わないため、本機が光を浴びることはエンタープライズ(1938)で出撃する時を除きほぼ無いだろう。
一応、肝心の魚雷に関しては散りにくいので、数発纏めて命中しさえすれば敵艦に大ダメージを与えることはできる。
最大編成数24機。
TBF-1 アヴェンジャー
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 12 | 格納庫容量 | 80 | |
飛行時間(s) | 1652 | 耐久性 | 650 | |
攻撃力 | 50 | 防御力 | 480 | |
海面視界(km) | 5.8 | 空中視界(km) | 2.8 | |
最高速度(km/h) | 436 | 加速度 | 3.0 | |
旋回性 | 38.0 | 横転性 | 20.7 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 2215lb Mark13 航空魚雷 | 2715 | 1 | 1005 |
爆弾 | 2250lb 爆弾 | 3350 | 1 | 1020 |
搭載可能艦艇 | レンジャー/ホーネット/エセックス/サラトガ/ミッドウェイ |
- 機体解説
大戦中盤から終戦までアメリカ海軍空母機動部隊を支えたグラマン社製の名雷撃機。高い爆弾・魚雷積載能力とグラマン伝統の頑強な機体、雷撃機としてはそこそこの速度を兼ね備え、大和型戦艦二隻の撃沈や陸上基地強襲などに活躍した。同盟国であるイギリスにも輸出されたりしている。
ゲームでも雷撃機としては防御力がかなり高く設定されているため、対空砲火をあまり気にせずに理想的な射点を探して攻撃を仕掛けることが可能。前述のようにTBDより格納庫容量を食わないのも利点だが、編成数そのものは少なくなっている。
注意点として、魚雷が投下されてから駛走し始めるまでの距離がやや長め。演習モードなどで癖を掴んでおかないと、偏差は合っていたにも関わらず投下距離が近すぎて敵艦にダメージを与えられない、などということが起こりうる。
極めて破壊力の高い大型爆弾も搭載可能だが、基本的に魚雷の方が使い勝手が良いため活用できる場面は限られるだろう。
最大編成数12機。
TBF-1C アヴェンジャー
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 12 | 格納庫容量 | 80 | |
飛行時間(s) | 1652 | 耐久性 | 650 | |
攻撃力 | 125 | 防御力 | 500 | |
海面視界(km) | 5.8 | 空中視界(km) | 2.8 | |
最高速度(km/h) | 436 | 加速度 | 3.0 | |
旋回性 | 42.0 | 横転性 | 22.7 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 2215lb Mark13 航空魚雷 | 2715 | 1 | 1005 |
爆弾 | 2250lb 爆弾 | 3350 | 1 | 1020 |
搭載可能艦艇 | エンタープライズ(1942) |
- 機体解説
アヴェンジャーのバリエーションの一つ。エンタープライズ(1942)の専用機。
TBF-1と比較すると全般的に微妙に性能が向上しているが、使用感にほぼ差はない。
TBM-1D アヴェンジャー
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 8 | 格納庫容量 | 100 | |
飛行時間(s) | 1652 | 耐久性 | 650 | |
攻撃力 | 125 | 防御力 | 520 | |
海面視界(km) | 5.8 | 空中視界(km) | 2.8 | |
最高速度(km/h) | 436 | 加速度 | 3.0 | |
旋回性 | 42.0 | 横転性 | 22.7 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 2215lb Mark13 航空魚雷 | 2715 | 1 | 1005 |
爆弾 | 350lb MK 54/Mod.0 対潜爆弾 | 580 | 4 | 159 |
搭載可能艦艇 | インディペンデンス |
- 機体解説
アヴェンジャーのバリエーションの一つ。ゲームでは攻撃空母にのみ搭載可能。
大型爆弾が装備できなくなった代わりに対潜爆弾を四発装備することができ、一回の攻撃で二発ずつ投下する。
対艦攻撃のみならず、潜水艦攻撃に重宝するだろう。
ただし一度に編成可能な最大機体数は12機から8機に減少しているため、大型空母搭載のアヴェンジャーと比べて対空砲火などによる被撃墜が発生した場合の影響を受けやすくなっている点は注意。
TBM-3 アヴェンジャー
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 16 | 格納庫容量 | 80 | |
飛行時間(s) | 1652 | 耐久性 | 650 | |
攻撃力 | 125 | 防御力 | 520 | |
海面視界(km) | 5.8 | 空中視界(km) | 2.8 | |
最高速度(km/h) | 429 | 加速度 | 3.0 | |
旋回性 | 40.0 | 横転性 | 15.7 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 2200lb Mark13-6 航空魚雷 | 3010 | 1 | 1005 |
爆弾 | 2250lb 爆弾 | 3350 | 1 | 1020 |
搭載可能艦艇 | バンカー・ヒル/エンタープライズ |
- 機体解説
アヴェンジャーのバリエーションの一つ。性能的には他のTBF・TBMと大差ない(速度については微妙に低下してしまった)。
この機種のみ破壊力が高い魚雷を装備することができる。また編成可能な機数も最大16機と増えているので、対空砲火を被弾して墜落する機体が出た場合の影響は相対的に小さくなっている。
攻撃力については順当に向上したと言えるだろう。
大英帝国
フェアリー ソードフィッシュMk.Ⅰ
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 30 | 格納庫容量 | 60 | |
飛行時間(s) | 720 | 耐久性 | 380 | |
攻撃力 | 25 | 防御力 | 150 | |
海面視界(km) | 8.3 | 空中視界(km) | 8.5 | |
最高速度(km/h) | 237 | 加速度 | 4.6 | |
旋回性 | 70.0 | 横転性 | 38.0 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 18inch MarkⅦ 航空魚雷 | 2475 | 1 | 784 |
18inch Markⅺ 航空魚雷 | 3000 | 1 | 784 | |
搭載可能艦艇 | アーク・ロイヤル/イラストリアス |
- 機体解説
みんな大好きずだ袋ソードフィッシュ。イギリス艦載機の代名詞的存在である複葉雷撃機である。
史実では旧式の設計でありながら現役のまま大戦を戦い抜いた名攻撃機であり、ターラント軍港夜襲やビスマルク追撃戦など数々の華々しい戦果を挙げている。
極端な低速と引き換えに複葉機ならではの高い運動性能を誇っており、格闘戦に縺れ込めばそう簡単には落とされない。とは言え、魚雷を抱えた状態でエアカバーのされていない空域に突っ込み戦闘機に出くわした場合、待っているのはイメージと違う結果、すなわち死あるのみなので注意。
高速機が飛び交う戦場で、魚雷を抱えゆるゆると飛んで行く本機の姿にはどこか癒されるところがある。かわいい
攻撃ボタンを押してから魚雷投下までに殆どタイムラグが無いことも長所の一つで、非常に目標を狙いやすい。英国機の中では視界もフルマーやマートレットⅡに次いで良いのもありがたいところ。
ただし鈍足は如何ともし難いので、手動対空砲火に捕まるとあっという間に壊滅する。攻撃は奇襲と一撃必殺を心掛けよう。
フェアリー アルバコア
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 26 | 格納庫容量 | 80 | |
飛行時間(s) | 720 | 耐久性 | 580 | |
攻撃力 | 25 | 防御力 | 310 | |
海面視界(km) | 7.9 | 空中視界(km) | 7.9 | |
最高速度(km/h) | 259 | 加速度 | 3.8 | |
旋回性 | 63.0 | 横転性 | 32.0 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 18inch MarkⅦ 航空魚雷 | 2475 | 1 | 784 |
18inch Markⅺ 航空魚雷 | 3000 | 1 | 784 | |
搭載可能艦艇 | イラストリアス |
- 機体解説
アップデートVer.2.00.022にて追加された。現時点ではイラストリアス専用。
史実ではソードフィッシュを置き換える為に作られた機体なのだが、ソードフィッシュに比べ運動性能等が落ちてしまい現場からは不評であり『ストリングバッグ(=ソードフィッシュ)を返せ』という替え歌が作られる程であった。というより、ソードフィッシュの出来が良過ぎたのである
結局、中途半端に近代化した複葉機と言う立場になってしまい置き換えるどころか先に退役する羽目に陥っている。
前身のソードフィッシュより心なしか高速で、防御力は多少頼れるレベルまで上昇し、複葉機ゆえ比較的旋回性能は高いまま。その代わり視界はやや狭くなり、格納庫容量を食うようになった。
基本的な使用感は殆ど変化が無いので、ソードフィッシュとどちらを使うかは好みの問題だろう。
フェアリー バラクーダ Mk.Ⅱ
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | ??? | 格納庫容量 | 90 | |
飛行時間(s) | 680 | 耐久性 | 600 | |
攻撃力 | 100 | 防御力 | 550 | |
海面視界(km) | 6.5 | 空中視界(km) | 5.8 | |
最高速度(km/h) | 367 | 加速度 | 2.2 | |
旋回性 | 50.0 | 横転性 | 18.9 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 18inch MarkⅦ 航空魚雷 | 2475 | 1 | 784 |
18inch Markⅺ 航空魚雷 | 3000 | 1 | 784 | |
搭載可能艦艇 | イラストリアス |
- 機体解説
アップデートVer.2.00.022にて追加された。イラストリアス専用機。
ソードフィッシュ、アルバコアと続いた複葉雷撃機からようやく脱出した機体。本当は急降下爆撃も出来るが爆弾自体がないので雷撃しか出来ないのは内緒だ
速度こそ遅めだがそれ以外は比較的バランスが取れており、他国の単葉雷撃機と同じような感覚で使用できる。
ちなみに魚雷投下までの挙動も他国の雷撃機と同様になっており、緩降下してから投下する。攻撃ボタンを押してすぐに魚雷を投下してくれる複葉雷撃機と同じ感覚では扱わないようにしよう。
フェアリー バラクーダ Mk.Ⅱ
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 12 | 格納庫容量 | 90 | |
飛行時間(s) | 680 | 耐久性 | 600 | |
攻撃力 | 100 | 防御力 | 550 | |
海面視界(km) | 6.5 | 空中視界(km) | 5.8 | |
最高速度(km/h) | 367 | 加速度 | 2.2 | |
旋回性 | 50.0 | 横転性 | 18.9 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 18inch MarkⅦ 航空魚雷 | 2475 | 1 | 784 |
18inch Markⅺ 航空魚雷 | 3000 | 1 | 784 | |
爆弾 | Mark.Ⅶ 200kg 対潜爆弾 | 480 | 4 | 191 |
搭載可能艦艇 | ヴィクトリアス |
- 機体解説
アップデートVer.2.00.0242にて追加されたバラクーダのバリエーション。
名称はMk.Ⅱのままで性能も全く同じだが、こちらは攻撃空母であるヴィクトリアス専用機。
通常のバラクーダ同様の魚雷に加え、対潜爆弾の搭載が可能になっている点が差異である。
対潜爆弾は一度に4発装備可能であり攻撃の際は2発ずつ投下するため、補給に戻ることなく潜水艦に対して連続攻撃ができる。
デ・ハヴィランド シーモスキート
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 6 | 格納庫容量 | 110 | |
飛行時間(s) | 250 | 耐久性 | 650 | |
攻撃力 | 600 | 防御力 | 535 | |
海面視界(km) | 6.5 | 空中視界(km) | 6.5 | |
最高速度(km/h) | 605 | 加速度 | 2.7 | |
旋回性 | 28.0 | 横転性 | 17.0 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
爆弾 | 507lb HE爆弾 | 1630 | 4 | 230 |
魚雷 | 18inch MarkⅩⅦ 航空魚雷 | 3200 | 1 | 850 |
搭載可能艦艇 | イーグル |
- 機体解説
アップデートVer.2.00.050にて追加された、WWB初の双発艦上機。
木製の奇跡と謳われた傑作爆撃機モスキートを艦上機化した機体で、実際に製造もされている。
ゲーム上では火力・速度・耐久性が極めて高性能で、加速性もそれなりに優秀なので迎撃戦闘機としてもかなり強力な機体。
一方その代償に機動力と航続距離は悲惨なことになっているため、本来の任務である雷撃をこなすためには増槽装備が必須となる。
爆弾も四発搭載可能だが、高高度からの緩降下爆撃となるため移動目標に命中弾を出すのは至難の技。
何かと癖の強い機体である。
ドイツ帝国
Ju87D-4 シュトゥーカ
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 16 | 格納庫容量 | 120 | |
飛行時間(s) | 558 | 耐久性 | 600 | |
攻撃力 | 350 | 防御力 | 420 | |
海面視界(km) | 5.5 | 空中視界(km) | 3.0 | |
最高速度(km/h) | 440 | 加速度 | 2.5 | |
旋回性 | 57.2 | 横転性 | 13.9 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 850kg航空魚雷 | 2550 | 1 | 850 |
ガンポッド | WB 151 | 300 | 1 | 80 |
搭載可能艦艇 | グラーフ・ツェッペリン/ペーター・シュトラッサー |
- 機体解説
急降下爆撃機Ju87の雷撃機型。
雷撃機としてはアメリカと日本の中間的な性能だが、やたらと機銃の攻撃力が高い。
加えて(魚雷との選択式にはなるが)ガンポッドが追加装備可能であり、20mm機銃6門の火力はコルセア1Cに匹敵する。
ただしガンポッドを装備した場合は機動性と速度がガタ落ちするため、本職とまともにやり合った場合の劣勢は否めない。
戦闘機として使う場合も、あくまで主力部隊のサポートや雷撃終了後に空戦に参加させるなど、補助的な動かし方をした方が良いだろう。
最大編成数16機。
Fi167
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 格納庫容量 | 50 | ||
飛行時間(s) | 875 | 耐久性 | 455 | |
攻撃力 | 90 | 防御力 | 545 | |
海面視界(km) | 10.8 | 空中視界(km) | 7.5 | |
最高速度(km/h) | 325 | 加速度 | 3.9 | |
旋回性 | 52.0 | 横転性 | 38.0 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 765kg 航空魚雷 | 2295 | 1 | 765 |
爆弾 | SC 1000 | 2150 | 1 | 500 |
搭載可能艦艇 | グラーフ・ツェッペリン |
- 機体解説
グラーフ・ツェッペリンへの搭載を計画し開発された複葉の雷撃機。旧式に見えるが、その実、高出力エンジンと複葉構造に助けられて運動性はかなり高かった。大戦末期にはアメリカ軍の傑作戦闘機P51を撃墜した記録すらある。
……筈なのだが、ゲームにおいては何故か複葉機中最悪の機動性になってしまっており、アメリカのF4Fを相手にしてすら格闘戦で敗北する。
本機は一応魚雷以外にも急降下爆撃機であるJu87C同様の大型爆弾を装備可能だが、緩降下で攻撃するため命中率は劣悪。
格納庫容量という点ではさすがに優秀だが、そもそもドイツ機は容量を食わない機体が多いので敢えて本機を積み込む意義はあまり無いかもしれない。
イタリア共和国
SAIMAN200
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 30 | 格納庫容量 | 70 | |
飛行時間(s) | 680 | 耐久性 | 270 | |
攻撃力 | 25 | 防御力 | 55 | |
海面視界(km) | 8.6 | 空中視界(km) | 7.5 | |
最高速度(km/h) | 220 | 加速度 | 3.9 | |
旋回性 | 90.0 | 横転性 | 42.0 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 973kg 航空魚雷 | 1850 | 1 | 973 |
爆弾 | 220lb 爆弾 | 600 | 6 | 100 |
搭載可能艦艇 | アクィラ |
- 機体解説
史実では複葉の初等練習機である。断じて雷撃機ではない。ないったらない。
ゲームでは全艦載機中ワーストの攻防能力しか持たず速度も極めて遅いが、複葉機ゆえに旋回性能が異様に高い。こちらは全艦載機中堂々のトップである。
最大編成数が多いため、射点に辿り着けさえすれば一撃で敵艦を屠ることも不可能ではない。
また、爆装させた場合は一度に6発もの小型爆弾を投下する。威力こそ低いものの大挙襲来した本機が一斉に爆撃した場合、軽装甲の艦艇は一瞬で体力を削り取られ爆沈の憂き目に遭うこともあり、爆撃型SAIMANは一時猛威を振るった。
もっとも、手動対空砲火が強力な現環境では鈍足紙防御の本機は射点にすら辿り着けずに全滅するか、壊滅的な被害を被ってしまうことがほとんど。
とにかく見つかる=死と同義語であるため、扱う場合はくれぐれも慎重に。
最大編成数は30機。
フランス共和国
TBM-3D アヴェンジャー
項目 | 数値 | 項目 | 数値 | |
---|---|---|---|---|
編隊構成機数(Max.) | 8 | 格納庫容量 | 100 | |
飛行時間(s) | 1652 | 耐久性 | 650 | |
攻撃力 | 125 | 防御力 | 520 | |
海面視界(km) | 7.5 | 空中視界(km) | 7.5 | |
最高速度(km/h) | 429 | 加速度 | 3.0 | |
旋回性 | 40.0 | 横転性 | 15.7 | |
武装 | 名称 | 威力 | 搭載数 | 重量 |
魚雷 | 2200lb Mark13-6 航空魚雷 | 3010 | 1 | 1005 |
爆弾 | 350lb MK 54/Mod.0 対潜爆弾 | 580 | 4 | 159 |
搭載可能艦艇 | ラ・ファイエット |
- 機体解説
グラマン社製の雷撃機アヴェンジャー後期型のフランス海軍版。
最大編成機数が少ないのが難点だが、雷撃機としては可もなく不可もなくまとまった性能で使いやすい。視界が広めなのも有難い仕様。
アメリカの機体と比べると通常の大型爆弾こそ搭載できないものの、魚雷に加えて対潜爆弾が装備可能となっており潜水艦への高い制圧力を手にしている。
対潜爆弾は最大四発搭載でき、一回の攻撃で二発を投下する。つまり母艦で補充することなく連続攻撃可能なので、うまく活用しよう。