INFPの嫌なこと、ストレスとその対処

Last-modified: 2023-04-11 (火) 01:22:50

相手の感情に配慮せず、無遠慮に自分の意見を述べ、 一方的に価値観を押し付けようとする人間は好きになれません。

人前で平気で他者を罵り、内省の態度が見られない人間を見ると嫌悪を感じます。

想像力や遊び心がなく、着実なことばかりにこだわる人間は好きになれません。

利益ばかりを求める姿勢や、不誠実な態度を取る人間には非常に懐疑的になります。

充分に考え試行錯誤できる時間を与えられないと不満を感じるでしょう。

他者に対して過度に批判的になります。 しかし、その批判が建設的であるかどうかは疑わしいものです。

心の中に飼っている魔女が顔を出し、他者を操りたいという願望にとらわれます。

怒りを表情に露わにすることもあるでしょう。 叫び罵るかもしれません。

頑固になり、他者の意見に耳を貸そうとしなくなります。

孤独感を抱えたまま、さまよい続けます。

他者に助けを求めることができず、なんでも自分で解決しようとします。

人間関係を断ち切ってしまうかもしれません。 しかし、それは大抵の場合、直接的な方法ではなく、自然消滅を装ったものになります。

あてもなく、感性と知性の刺激に流され、何も成し得ないで過ごします。

胸が痛みます。
心が痛みます。

世の中のあらゆる悲しみに目を向け、 そもそも生きるに値するのかどうか人生そのものが疑わしくなります。

心理的にはかなりダメージを受けやすく、完全に打ちひしがれることがあります。 にもかかわらず、身体は頑丈だったりします。

音楽や文学に触れることはある程度、精神的な緊張を緩和するかもしれません。

困っている人を助けたり、 自分の行為が他者に良い影響を与えることを実感できれば、活気を取り戻すことができます。

しかし、根本的な解決を図ろうとするならば、心を落ち着かせることが重要です。 頭の中を駆け巡るとりとめない考えにとらわれ続けてはいけません。 そのためには、今現在に意識を向け、ありのままに世界を捉える必要があります。

INFPはこの世界を持続させている普遍的な精神の力に勘付くのですが、 規律的な態度や集中力が足りないために、 なかなかその息吹を明確に意識するまでに至ることができないようです。

瞑想が効果的です。 只管打座が良いでしょう。 生じる雑念から自由になる練習をしましょう。 そうすれば、要らぬ心配や虚栄心、傲慢な心から自由になることができます。

いつでも必要ならば、雑念から自由になれることは良いことです。 しかし、普段からあれこれと想像力を働かせることはINFPの長所でもあります。

ここで注意していただきたいのは、 いかなる宗教やイデオロギーにも傾倒する必要はないということです。 ひたすらに自分で考えることで辿り着くことができるでしょう。 もし、INFPの長所であるところの、あらゆる可能性を一度に見ようとする態度に従うならば、 偏狭な価値観を自分や他人に押し付けることは好まないでしょう。

INFPにとっては自明かもしれませんが、重要なのは人の本心なのであって、 人種、国籍、性別、家柄、宗教、年齢、容姿、学歴、知能、職業の区別は便宜上のものです。 信条が人間どうしを分かつことがあるのは極力避けたいところです。

精神的に成熟したINFPなら、規律は本来、人を縛るためにあるのではなく、 人の自由を守るためにあるということに気がつくでしょう。

過去に囚われるのはどこかの時点できっぱりやめて、 事実や因果関係、客観的な推論に従って行動することで受け取るべき果実を勝ち取りましょう。
可能性に従って、夢中になれることに没頭できればいつの間にか心は満たされることでしょう。

INFPは、ただ安定しているだけでは満足できず、 自分のアイデアを現実にしているときや、 それによって上昇を実感できるときこそ生きる喜びを感じることができます。

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