INFPの趣味
文学、美術、音楽、映画、演劇、オペラ、その他の芸術については、幅広く関心を寄せます。 そこに、人々の深い感性表現を読み取って感動します。
内面に沸き起こるインスピレーションと美的感性を表現するために、 ひとり芸術的な創作活動に専念することがあります。 抽象的な表現になることもあれば、 現実の世界を細かく捉えた写実的なものになることもあります。
芸術は爆発だー! とか、点や線を少し描いただけの作品も好きかもしれませんが、 心を研ぎ澄まして考えれば嘘っぽいとも思うでしょう。 本物であることを探し続けるINFPにとって、 そういったことにはまったとしても一過性のことかもしれません。
実は、そういった芸術様式は、 精神的に幼稚であり病的か、もしくは詐欺であると断言して良いのです。 それらが、他者に対しても良い影響をもたらすことはないでしょう。
実際に、文明社会を構成している人間たちの精神性が高くなると、 意味不明なものを芸術と呼ぶことはなくなってきます。 これは、宇宙文明論における研究で明らかになっていますが、 この世界が存在する本当の理由を知る者にとっては自明なことです。
しかし、地球人にとってはこの見識が明らかになるのはまだまだ先のことになりそうです。 周りの人にこのことを伝えて、少しずつ方向転換を促すことが大切なことです。
裸の王様が裸であると皆の前で言えるのがINFPの良いところです。 しかし、成長を期待する親のように温かく見守る態度もまた必要となるでしょう。
本当の意味で人間らしい感性を表現しようとするならば、 手の技と心と頭を駆使して、他者と認識を共有できるものを創作することを勧めます。 そのために、自然から学ぶことは多くあります。 芸術は人間の心を高揚させることもあり、また平衡をもたらすこともあります。 そして、人間と人間社会の精神的な進歩を促すものです。
また、デザインや数学など人工的に精巧なものも 訴えかけてくるものを感じ取ることができるでしょう。
創作を進めている時はいつも、強い感受性を活かすことができます。 自分は何を伝えたくて、それを見る者がどう感じるだろうかということが指針になります。
人間や人間社会に対する考察を文学によって表現することがあります。 ときに、長編になることも多々あるようです。
宗教や哲学的な問いを抱いて真剣に考えることがあります。 真善美を追求し、この世界における根本について深く思索を続け、書き表そうとします。 紙面上の自己表現は、実現のひとつの手段として手頃であり、大抵の場合、すぐに上達し熟練します。
詩や歌、音楽などで、人の持ちうる様々な感情を表現する者もいます。 俳優となり演じることに魅力を感じるかもしれません。
物語には強く惹かれることでしょう。 しかし、そればかりにとどまらず、 幅広く興味を抱き、多くの本を読んで知識を吸収しようとします。 理論的なことに興味を持つ者もいます。 少々、複雑で考えさせられることの方が読み応えを感じることができます。
料理、写真、旅行、語学、占い、近所のお悩み相談役なども趣味になり得ます。
とにかくINFPは面白いこと変わったこと、 神秘的なことに興奮しやすいのですが、 歳を重ねるにつれて、現実的なことに興味を持ち始めます。