デビルスター

性能表

出現方法

クイックスピンで敵を総計10体以上倒すと出現する。
知らないとやや厳しい条件だが、知ってしまえばすぐに解禁できるだろう。

長所

• 多種多様なテクニック、特殊走法。奥の深さだけで言えばスリックやスクーターに並ぶ。
• 特殊走法を用いて強引に速度を引き出す独自の楽しさがある。
• テクニックさえ極めれば地上、空中共に全く隙が無い走りが出来る。
• シティではライトとウィングの完全上位互換と言える性能を持つ。
• 設定ミスのためか傾斜補正が逆転してしまっており、昇り坂で加速する。
• どこまでも腕に依存する性能のため、上達を感じやすい。

短所

• その異常とも言える難易度の高さ。スター系ではヘビーと並んで最難。
• オーバーヒートが極めて早い。チャージを多用するマシンのため、致命的な短所となっている。
• 飛行時の癖が強い。滑空能力などは高いが、とにかく旋回能力が高く、進行方向の変更が難しい。
• 特殊走法が使えなければレースではあのメタナイトの下位互換に近い存在となる。とにかく敷居が高い。
• シティではCPUの乗車優先度が最高に設定されているため、CPUに取られやすい。
• 総合耐久力がかなり低く、破壊されやすい。

エアライドモード

加速・飛行・旋回・攻撃力がずば抜けて高く、その他の能力は底辺クラスと極端な能力を持つ。
小回りが効く上にスタースリップも非常に強く、一度捉えた相手をひたすら追いかけ回す性能に長ける。
要するにカービィのエアライド屈指の攻撃特化マシンとして設計されており、攻撃性能のみに絞って見れば、あのハイドラをも凌駕する。
しかし防御面は壊滅的で、高い火力を出せる反面、軽い攻撃でも場合によっては致命傷となる。
まさしく諸刃の剣と言える性能となっている。

レースでははっきり言って弱い性能として設計されたらしいのだが、長きに渡る研究で大量の特殊走法が発見され、現在ではスリックに並ぶテクニカルなマシンとしてその名を馳せている。

地上、飛行ともに強力な特殊走法をいくつも持っており、どの場面でも何かしらする必要があるため操作は非常に忙しい。
強力なマシンで有ることは疑いの余地もないのだが、そもそもの機体性能のクセが強く、覚える事が多い。
難易度はスクーター、メタナイトと並んで最高クラスとされており、良くも悪くもプレイヤーの腕に依存するマシン。

他のマシンの高難度テクニックを寄せ集めたような性能をしているため、中途半端な技術だとその性能を引き出す事は叶わない。
その分、他のマシンで培った技術がこのマシンでも流用・通用する。
このマシンを扱える頃には、おそらくバイク系を除いた全てのマシンが問題なく扱えるようになるだろう。

走法

まずはその癖になれる必要がある。

そもそもがレースでは弱マシンとして設計されているためか、最高速度は地上、飛行ともに低い。
また、どうしようもなく避けられない弱点としてオーバーヒートタイムが非常に短い。
後述の特殊走法ゆえにチャージを多用するマシンであるため、この弱点が響いてくる場面がかなり多い。

特に問題となるのは旋回能力で、スティックで微調整を行うには速すぎるが、大雑把に曲がろうとすると地面と接地してしまい、一気に減速してしまう。
地上ではチャージダッシュで回避出来るが、空中ではプッシュなどが不可能である上に減速もしない。
全く減速せずに空中でカーブを曲がるというのは他にジェットにしか出来ない芸当であり、こちらの方が飛行速度は上回る。
そのため、この高い旋回をきちんと武器として扱わなければならない。
あまりに高い旋回ゆえに飛行中に曲がりすぎる事故が非常に起こりやすく、飛行中にも特殊走法がいくつかあるため飛行時の難易度は他のマシンを優に上回る。

特殊走法に関しては全ての基本である「横滑り」、空中での大幅な加速手段である「壁当て」の２つがデビルにおけるメインウェポンとなる。
まずはこの２つを最優先で習得したい。
次に使う事になるのはふらつき走法と横滑りの派生走法である「デビドリ」、飛行時間を強引に獲得する「壁跳ね」である。
これらの走法を全て噛み合わせるとすさまじい速度でコースを走る事が出来るため、デビルを使用するためには避けて通れない道となる。

ふらつき走法

地上、空中ともに使用可能なデビルの基本テクニック。
特に空中では常にマシンを揺らし、飛行時間と速度の両立を心がけよう。
当然だが壁に当たれる場面では壁当てを使った方が遥かに速度が上がる。
その為、現状ではごく一部のコースのみ採用される特殊走法となっている。

地上ではほぼ上位互換となるデビドリが開発されたため、現在では空中のごく限られた場面でしか使用しない走法となっている。
とはいえ、後述の「横滑り」、「デビドリ」と言った重要なテクニックを使用する際に覚えるべき挙動となっているため、習得は必須。

横滑り

完全に横向きになるとほとんど減速しない、チャージダッシュが強力なため連続使用でもある程度速度を維持出来ると、非常に強力。
しかし、オーバーヒートタイムが80Fとあまりにも短いという大きな弱点を併せ持つ。

スリックとは異なり、ダッシュパネルからそのまま横滑りに移行するのではなく、踏んだ後ある程度ハンドルを切ってから始めたほうが速い場合がある。
これは機体の重さがスリックよりも重い事に起因する。
最高速度が低く加速力が高いため、横滑り後の速度の維持はやや不得手。
その分、一枚のダッシュパネルを使用するような状況ではスリックよりも加速出来る。
総合的に見ると汎用性でスリックを下回るが、限られた状況下における爆発力でいうとスリックを上回る。

カニドリフト

デビルのカニドリフト、通称デビドリ。
基本的なやり方はスリックのカニドリと同じであり，タイミングがスリックのものよりもシビアで、慣れないうちは逆に遅くなるだろう。

マシンの特性上フリーランではあまり使う機会がないが、
タイムアタックの1周目やシングルレースなど地走を強いられる場面では、デビドリの出来でタイムが大きく変わってくる。

壁当て

ほぼ全コースで使用する必須テクニックで、あらゆる場面で発動することが出来るデビルのメインウェポン。
他マシンと比べても圧倒的な性能と使い勝手を誇り、適切な角度を維持することで67km/hまで出すことができる。
ただし少しでも傾けすぎると壁に跳ね返されて大きく減速してしまうため、微妙な角度調整が要求される。

壁当て中に上昇入力した後スティックをニュートラルに戻すと、上方向に強い慣性が残り大きく上昇する。
TAコルダの初っ端の左壁や，マグヒートの蒸気後の壁などでうまく使用することでタイムを短縮できる。

また、壁当てから横滑りに繋ぐことが出来る。

壁跳ね

一定以上のスピードと角度で、衝突音のない壁（スピンダッシュが出来ない壁）に衝突しながら着地ミスすると跳ね上がる。
発見当初はそこまで注目されていなかったものの、壁当てが重要視されるようになった現在では、あらゆる場面で通用する必須テクニックの一つとなっている。

飛べるポイントが限られるギャラックスでは非常に重要なテクニックとなる。

スピンダッシュ飛行

壁当て時の最高速と加速の高さから、空中でスピンダッシュが出来る。
最高速度は通常の壁当て飛行と大差無いが、お手軽に速度が出せる上、
強い上昇力を得ることができるため壁のある場面では有効である。

シティトライアル

「飛べる」「脆い」という共通点を除けばウィングとかなり対照的。

初期能力はかなり極端なステータス。
短所も大きいが、それが隠れる程長所が目立つマシン。

攻撃力はかなり高く、スピンや体当たりに至っては計算式の都合でワープの2倍近い火力が出る。
高い加速＋旋回による小回り、さらに直線でのスタースリップの超加速があるのでかなり他マシンを破壊しやすい。
ただしそのせいか防御、体力とも最低クラスで、ライトを除くとワーストクラスである。
異様なスピードで成長し、条件が揃えば体当たりでハイドラを一撃で屠るまでになる。

他には地上最高速度、飛行最高速度、加速力、旋回性能、チャージ速度、飛行時間、縦方向への止まりやすさとほぼ全ての能力がかなり大きく強化される。

特に最高速の上昇は著しく、地上、飛行ともに恐ろしいスピードで成長する。
最終的な速度では地上ではジェット、飛行ではウィングに劣るが、
両方安定して速いと言うマシンはこのマシン（＋ドラグーン）くらいである。

初期ステータスの加速の異様な高さから、最高速と加速のバランスが悪くてもあまり問題は無い。
加速調整も特に必要は無いが、最高速が低すぎる場合は注意。

旋回も高い上に上昇幅が大きく、最後まで使うならセンカイ調整が必要になってくる。
現在のサイコウソク-5くらいが安定だと思われる。

シティトライアルではその操作難易度の高さも低下して使いやすい。
さらに耐久面以外の強化幅も非常に大きい。
ほぼライトの正統上位互換とみていいだろう。

多種多様な特殊走法はこちらでも通用する。
使えるか使えないかで大きく使い勝手が変わるため、まず練習しておきたいところ。

コンピューターホイホイ

ワゴンスターと同じく、コムホイが可能。
ぶっちゃけ使わない。
というかデビル自体が実用的過ぎてネタにも出来ない。
CPUがデビルにすぐ乗る原因なのでかなり迷惑な仕様である。
加速や旋回が高くしすぎて、ヘビーに乗ったCPUを見つけた時などに使うといいだろう。