ヴァレリオン

Last-modified: 2022-10-10 (月) 09:35:50

ヴァレリオンMAP.jpg

特徴

全長約877m
「水」がテーマのステージ。
二つ目のコースでありながら全長は非常に長く、チェックナイトに次いで2位。
ただし速度が早くなる為、コース自体の長さに反してタイムは全体的にかなり短い。
ジャンプ出来る箇所が多い為、ジャンプする事によって利点が得られるマシンが強い。
DPが非常に効果的な配置となっている上にレールも多いため、結果的に極端なスピードコースとなっている。
コピールーレットも存在し、マシンによってはここからホイールを取り出す必要が出てくる。
特に中位辺りのマシンで最速タイムを狙うならルーレット保存バグは必須となる。
特筆すべきは中盤に訪れる3段の分岐で、ここで篩にかけられる。
すべての段でテクニックや注意すべき点、覚えるべき点が異なってくる。

総じて、やはりこの特徴的なコース構造を活かせるマシンと活かせないマシンには決定的な格差が産まれてしまっている。
ルーレット保存バグが必要無い、使用出来ないマシンにとっては変わったコースで飽きにくく、全体的に難易度は優しいと言える。

渓流加速

終盤の激流下りに置いて、最左端の小さな渓流を利用すると、
水流による押し出し効果により加速する。
瞬間的に80km/h近くまで到達する事もあり、ジェット、ワゴンは非常に大きな恩恵を得る。
渓流抜きでも単純に最短ルートでもあるため、レールが遅いマシンはこちらを通った方が速くなる場合もある。

壁抜け

コピールーレット上空に壁抜けポイントあり。
RTAでは禁止技なので注意。

総評

フリーラン、タイムアタック共にジェットスターとウィリースクーターのワンツーフィニッシュである。
ジャンプ出来る部分の多さ、レールなどのコース構造がこの2マシンと見事に噛み合っている結果と言える。
次いでスリックスター、ロケットスターと続く。
コルダ以外ではスリックがロケットに理論値で勝てる数少ないコースである。
理論上はフリーランで40秒を切れるのは4強のみとされている。
フリーランでは中位がターボ、ワープ、ウィング、デビルが並ぶとされている。
これはルーレット保存バグを用いる事により分岐突入までをホイールで駆け抜ける事が出来るためである。
次にデデデがバイクよりも先に来る。これはデデデが分岐において上に到達出来るためである。
バイクはワゴンダッシュをフル活用出来るワゴンと並ぶ。
卑怯ダッシュと言われるフォーミュラもここに並び、下にコース構造を活かせない悲惨組が並ぶ。

タイムアタックでもフリーランと殆ど変わらない。
恵まれた位置に居るフラッピィや敵加速による恩恵を受けるバイクやフォーミュラが大きくタイムを上げてくる。
一方あまり活かせないウィングやデビルはフリーランに比べ大きくタイムを落としてしまう。