ギルド仕事/ベリンガル笑劇場を警護して欲しい

笑劇場に入ると、ステージは無残にも荒らされていた。
依頼を受けたリーザに対し事情を説明するセグルと母親。
母親が病気で倒れていた頃に金を融通してもらっていたファーマスという金貸しが、
順調に借金を返済できるようになった途端に態度を急変させ、モンスターをけしかけて暴れさせたとのこと。
セグルはモンスターを操る姿を｢ホルンの魔女｣みたいだというが、
闘技場で使役されるモンスターなどもいるし、特異能力がなくとも従える手段があるのだろう。
　
とそこへ、当のファーマスがオークの集団を引き連れて劇場に入ってくる。
リーザがファーマスを問い詰めると、セグルが言っていた通りこの劇場が目当てだった。
その割には劇場で破壊活動をしていたが…リフォームするつもりだったのだろうか。
非道に憤るリーザだったが、ファーマスはそれを鼻であしらうとモンスター達に攻撃命令を出す。
　
敵はオーク６体。レベルは教皇と同じ56。
難関ギーア寺院を突破したメンバーなら苦戦する要素は皆無。
この高レベルをもってしてもこの弱さかと、久しぶりに戦う最序盤モンスターのザコさに驚かされることうけあいだ。
特殊能力はリタリエイションのみなので警戒する必要もない。
なお戦闘から逃走することはできない。
　
全滅してしまうと劇場を乗っ取られてしまうので万全の態勢で挑もう。
相当に厳しい縛りプレイをしないと敗北など有り得ないが……。
仲間モンスターを出撃させて格の違いを見せ付けるのも一興。
別に育てずとも、FBAやギーア寺院で勧誘したばかりのバーサーカーやスケルトンロードでも無双できる。
そもそも育成されてないオークなんぞ、本作においてはインディゴスの警官が鎮圧できる程度の存在なのだ。
　
オークを蹴散らせばファーマスが捨て台詞を吐いて逃げ去り、仕事完了。
また一からの出発となった親子であったが、後顧の憂いもなくなり、言動には希望が満ちていた。

戦闘は逃走不可。勝つか負けるかだ。