教皇(グレートデーモン)
データ
遭遇場所
場所 | 逃走 | 再戦 | Lv | HP | MP | ATT | DEF | MAG | AGI | 投 | 受 | 反 | 跳 | 捕獲 | 盗む | 備考 | |
逃走後 | 撃破後 | ||||||||||||||||
ギーア寺院最上階(event) | 不可 | ‐ | 不可 | 56 | 180 | 73 | 33+9 | 31 | 16 | 14 | 2 | 2 | 2 | 0 | 無効 | 可 |
コメント
「みなさんにギーア様の大いなるめぐみがあらんことを」
“暗黒神ギーア”なる存在を崇める宗教団体の長。
リーザ編でギーア寺院(街の広場)を訪れると、熱心に説教をし、寄付を募る彼を見ることができる。
「さあ、みなさん、寄付をするのです」
人々の不安を煽って「平穏に暮らしたければ金をよこせ」と迫る姿は馬鹿げた脅迫犯以外の何者でもない。
しかもその実体は、殉教者計画のフォーレス地方を担当する指揮官。ヤグン将軍の部下らしい。
言動的にこいつが元人間のキメラとも思えないので、崇拝する暗黒神ギーアとはつまり魔王を指すのだろうか。
ムービーで寺院に付いている「顔」が何となくラスボスの顔に似てなくもない。
長年“ホルンの魔女”を恐れ続けているラムール市民を扇動し、巨大な鐘の形をした洗脳装置を設置した大聖堂を建立。
ラムール市民を完全に支配下に置き、洗脳が通じぬホルンの民が住まう村を徹底的に破壊させた。
その後も「我々を脅かす悪魔」を滅ぼすために人間達をどこまでも利用しようとする姿勢を見せる。
アーク一行と対峙した際には市民を人質として利用、
さらには洗脳装置の威力を見せ付けるためだけに自害させるという、最低最悪の下衆ぶりを発揮。
「何も悩むことなく、つらい思いをすることもなく、何も考えなくていい」
「こんな幸せなことが他にあるか?」
リーザの懸命の説得で正気が戻ったリッツを殺そうとするが、それをリーザの祖父・ヨーゼフが庇い瀕死の重傷を負う。
怒り心頭に達したイーガが制止の間もなく退魔光弾を放ち、洗脳装置である鐘を破壊。
一瞬で優位性の全てを失った教皇はグレートデーモンに変身、一行に直接襲いかかるのだった。
「この寺院をきさまらの墓場にしてやる」
洗脳装置を起動させ人々を操る、というのを実際に成功させている唯一の存在であり、
その悪魔的所業の数々も相まって、かなり印象に残る敵役ではないだろうか。戦闘力は釣り合っていないが。
ギーア寺院の最上階にてグレートデーモンに変身する彼と戦闘となる。魔法型でないのはキャラ的に意外。
その悪魔的所業に相応しいクラスながら、戦闘力はボスとしてイマイチ。HPの補正がないし、レベルもかなり控えめ。
大ボスである直前のガルアーノに劣るのはしょうがないにしても、同期のレイガルと比べても差は明らか。
普段は鬱陶しいマインドバスターも、直前に回復ポイントがあるし、ダンジョンの最終戦闘なのでちまちまMPを削られてもほぼ無意味。
お供のメイジスモッグもロクな攻撃手段を持たず、苦戦する方が難しい。間違いなく道中の方が厳しい。