BOSS/アークデーモン

データ

遭遇場所

図鑑

・図鑑は没データであり実際は登録されない。掲載Lvは117。

コメント

封印の炎によって、3000年もの間シオン山に封印されていたモンスター。なぜか火属性。
前作から引き続き登場。ラストバトルの一角であった前作と比べれば能力値は平凡になった。
今作では基本的にロマリアの精鋭として扱われ、こいつがどういう存在かの説明は無いので、
１を知らない人にとっては素性不明で影の薄い中ボスでしかない。
　
種族･系統は｢デーモン族｣の｢デーモン系｣。スレイヤーで特効を付けることも可能。
色違いでグレーターデーモンがいる。実力は総合的に互角だが、archは｢最上位｣といった意味合いなので名前的にはこっちが上位。
種族専用技としてダストルーインとライトニングボルトを持つ。
　
移動力や回避・防御度、装備武器などは通常モンスターの最上位に相当。
前衛タイプの成長値で、攻撃を下げて魔力を上げる補正値を持つバランス型。
傾向は中位以上のゴースト族やミリル等と同じタイプだが、
最大の魔力補正値や極めて高い武器熟練度を持ち、それらよりも格上。敏捷も高め。
飛行のバランス型は他にいないので、何気にオンリーワンな性能。
恒常遭遇可能であるためラヴィッシュを試みた人も多いと思われるが、捕獲率は０で仲間にはできない。残念すぎる。
　
実際の戦闘力は実に微妙。
攻撃力はマイナス補正でキックの高熟練度を活かせているとは言い難い。
巨大かつ筋骨隆々な体躯から激しいキック攻撃を連打してくるが、さほどダメージは伸びない。
魔法の方も、最大の魔力補正値を持つとはいえ基本値が低いのでまずまず止まりであり、やはり大したダメージは出ない。
能力値だけで見れば装備ができないエルクといった感じでしかないのだ。
最大の特徴として多彩な特殊能力が挙げられるが、
恒常遭遇できるサリュ族の村跡ではダストルーインしか使わない様で、これも目立たない。
　
FBAや過去編などに登場する都合、出番はグレーターデーモンより多い。やはり緑より赤の方が格上なのか。
過去編では水の神殿への潜入を図り、現代では主に空中城深部で出現、弁舌や幻術を駆使して一行を闇に惑わせんとする。
過去のサリュ族の村跡にいきなりこいつが現れても、ククルには問題にならないザコのように扱われるのが悲哀を感じる。
ククルさん、あなたほんの少し前に滝の前でこいつらと死闘を繰り広げてましたよね…？
今作では一般人でもモンスターに対抗出来ちゃう設定になったからこの辺の整合性は致し方無いかも。
闇の試練ではゴーゲンとちょこを担当、七勇者と謎のコックに化けている。落差が凄い。
ちょこにケーキを食わせようとノリノリでコックを演じるシーンが面白い。
　
最深部の四つの試練の一角としても登場し、ここでは多彩な特殊能力を使い三体がかりで猛攻をかけてくる。
無対策だとまず先制攻撃を受けることになるが、事前に回復してあればいきなり倒されるようなことは無いはず。
敵は集まっているので一気に反撃してもいいし、一度体勢を立て直してもいい。
　
　
余談だが、デーモン族には念力やブーメランのようなエネルギー弾で攻撃するパンチ装備の没モーションがある。射程は２。