テイムとは?
Arkにいる生物を飼いならし、味方にすることがテイムです。
ここでは具体的なテイム方法について説明しています。
昏睡テイム
Arkに存在するほとんどの生物はこの方法でテイムが可能です。
麻酔等によって生物を気絶させ、昏睡状態で餌を食べさせることでテイムします。
- まずは生物をノックアウト
生物はそれぞれ気絶値というステータスを持っており、麻酔効果のある攻撃を行うとこの数値が上昇していきます。繰り返しによって生物の持つ限界まで数値が上昇すると、生物はその場に倒れ、名前の横に(気絶)と表示されます。また、近づくとステータス表示の下に気絶度を表すゲージと、テイムの進行度を表すゲージが表示されます。
- 餌を与える
この状態で近づいてEキーを押すことで相手のインベントリを開くことができます。気絶している間、恐竜は徐々に腹(食料値)が減っていきます。相手のインベントリに餌を持たせることで、恐竜は餌を食べ始め、テイム進行度が上がっていきます。
なお、空腹値を十分に減らすと一気に餌を食べてくれますが、最初から食料を与えつつテイムするのと空腹を待ってからでかかる時間に違いはありません。
ただし、テイム中に餌を切らしてしまうとテイム進行度が下がっていってしまうので、十分な量の餌を確保する必要があります。
また、強制的に餌を食べさせても相手の腹が膨れるのみでテイムが進まないため、自動で食べるのを待つ必要があります。 - 気絶を保つ
気絶値は時間とともに下がっていき、0になると恐竜が目覚めてしまうだけでなく、相手のインベントリに入れていた餌も消滅してしまいます。当然テイムゲージもリセットされます(メガロサウルスを除く)。
そのために昏睡値が0にならないように保ち、テイムが終わるまで恐竜を気絶させたままにする必要があります。ナルコベリーや麻酔薬、バイオトキシン等を使うことで、昏睡値を上昇させ、気絶状態を保つことができます。
まず、相手に使用する麻酔アイテムを持たせ、右クリックからの「消費」で相手に食べさせることができます。また、左クリックで選択した後Eキーを押すことでも消費させられます。長押しすると連続で食べさせることができ、大量に使うときに便利です。麻酔アイテムでは食料値に影響が出ないため、テイムにかかる時間が増えることはありません。 - テイム完了
以上を経て、テイム進行度が100%になるとテイム完了です。
仲間になった瞬間に昏睡値は0になり、恐竜は起き上がります。また、対象が近くにいる場合はプレイヤーを追尾した状態になり、名づけ画面が表示されます。トライブの場合は、だれがテイムを始めたかにかかわらず、最も近いプレイヤーを追尾します。
手渡しテイム
こちらに該当する生物は、気絶させても「この生物は意識のある状態でのみテイムができます」と表示され、インベントリに餌を入れても食べてはくれません(ディプロドクスを除く)。相手に対して餌を手渡しで与える必要があります。
- テイムの流れ
手渡しテイムの生物は、餌を渡せる間合いまで近づく必要があります。十分に近づくとこのようなコマンドが表示されます。
そこで、対応する餌をアイテムショートカットのスロット0番(一番右)に入れると表示がこのようになります。
このようにならない場合はその餌は対応していないものです。
この状態でEキーを押すことで相手に餌を与えることができ、テイムが進行します。
次の餌を与えるには、相手の腹が減るまで待つ必要があります。
腹が減ると再び餌を与えるコマンドが表示されます。この繰り返しで100%まで進行すればテイム完了です。
赤ちゃんテイム
マップ内にまれに「野生の子連れの親」がスポーンします。
子連れの親の頭上にはハートマークが表示、行動パターンが「中立」に変化しています(ドードーやパラサウロロフス、リストロサウルスなど通常逃走する生物も攻撃すると反撃します)。
連れている子供の成熟度合いは個体ごとに異なりますが、Lvは親のレベルに依存しています。まれに野生でも変異している赤ちゃんがいます。
また子供は倒すと霜降り肉が多く手に入るという特徴があります。少々残酷な感じですが…。
子供をテイムするには、「親をテイムする」か「親を倒す(野生個体同士の喧嘩でもOK)」ことが必要です。
上の条件を満たした後、所有権を獲得することができます。所有権を得た後はブリーディング?の要領で刷り込みを行えます。
テイムボーナスはギガントラプトルの咆哮を使うことでギガントラプトルの手動レベルアップ量に応じてもらえます(ギガントラプトルがいない場合0%になります)。
例外的なテイム
上記2つに当たらない、特殊なテイム方法をもつ恐竜が一部に存在します。
- トロオドン
自分、またはトライブの飼育下にあるペットを襲わせ、倒させることによってテイムが進行します。テイムの進行度は倒させたペットの恐竜が持つEXPに比例します。 - ペゴマスタクス
手渡し特殊系で、スロット0番に入れたベリー類をあえて盗ませることによってテイムゲージが進行します。 - ティタノサウルス
昏睡させてサドルをつけることで自動的にテイムが完了します。ただし昏睡の仕様が特殊になっています - エクウス
こちらも手渡し特殊タイプです。手渡し後に近づいて乗ることができ、暴走するエクウスを餌を与えてなだめるテイム方法があります。 - カワウソ/ヘスペロルニス
魚の死体を直接手渡しします。 - ファソラスクス
グレネードなどで地面から引きずりだしてから、破壊可能オブジェクトに騎乗しながら気絶値を上昇させます。
詳細はこちらの項目?を参照。
テイム不可
以下の生物は通常のテイムができません(強制テイムでは可能な場合があります)。
・ティタノミルマ、メガネウラ、クニダリア、海サソリ、三葉虫、シーラカンス、サーモン、ヒル(これらの生物はLvが表示されません)
・リードシクティス、デスワーム、ジャグバグ、防衛ユニット、アタックドローン
・アルファ個体
・ボスの取り巻き
・ブルードマザーなどの召喚ボス
・イベント限定生物
・ワールドの通常設定(公式鯖ならLv150)よりも高いレベルの個体が出現する洞窟(アイランド免疫、エクスティンクション虚無、TEK洞窟など)でスポーンした生物。これらの生物は通常だと「野生 オス ティラノサウルス Lv100」という表示なのに対し「メス プルロヴィア Lv225」というように「野生」表記が無くなっている。
・イエティ、ホッキョクグマ、ラブルゴーレム
テイム予備知識
■テイム効果・テイムボーナスとは?
テイムが完了したときに恐竜に加算されるボーナスレベルです。100%で、恐竜のレベルの半分が加算されます(Lv150なら+75)。
テイム効果は100%から始まり、様々な要因で下がるので、なるべく下げないようにすることが重要になります。テイム効果が下がる要因には
- 餌を食べる:下がる量はわずかだが、1つ消費するごとに下がる。麻酔アイテムでは下がらない。
好物であるほどテイムボーナスの低下を抑えられる。一番効果的なのは該当する生物が好むキブル。
一般的な肉類や野菜、ベリーでもテイムは十分に可能だが、ボーナス値が下がりやすいので注意が必要。 - ダメージを受ける:気絶状態に何らかのダメージを受けると下がる。
ティラノサウルスなどの襲われにくい大型恐竜を除き、野生生物から襲撃される危険は常につきまとうので、対策は必須。
誤解されやすいが、テイムボーナスは気絶した瞬間からボーナスが設定される。
インベントリに餌を入れるまでテイムボーナスが表示されないため、餌さえ入れなければ殴られてもボーナスは下がらない・・・ということはなく、内部ではしっかりボーナスは下がっている。
麻酔弾を撃ち込む直前に気絶し麻酔弾が当たってしまった・・・といった場合でも、問答無用でテイムボーナスは下がってしまう。
武器に限らずサバイバーの殴打ですらテイムボーナスが下がるので、インベントリに餌や麻酔アイテムを入れる際は、武器をしまったうえで匍匐状態で行えば誤爆を防ぐことができる。
※基本的にテイム効果は餌を食べれば下がるため、100%のテイム効果を得られるのはトロオドンやモスコプスなど一部の生物に限られます。
なお、恐竜のステータスの伸びは初期レベル(テイム時のステータス)に依存し、レベルアップ回数も有限であるためテイム時のレベルは非常に重要です。
高いレベルでテイムすれば一度のレベルアップでの伸び幅が高くなり、最終ステータスも高くなります。
高レベルであるほどテイム中に餌を食べる回数が増え、またボーナス値の低下によるレベルの下げ幅も大きくなるので、高レベルをテイムする時は時短のためにもキブルを用意しておきましょう。
■テイム中の襲撃対策と護衛
テイム中でも、生態的地位の低い恐竜ならば上位の肉食恐竜が獲物として狙うことに変わりはありません。
うっかりテイム中の恐竜や自分自身が食べられないよう、護衛を連れてきたり、あらかじめ周辺の肉食恐竜を倒しておいたり、壁や防護柵などの構造物で囲ったり、安全な場所におびき寄せてテイムするなど、テイムを始める環境についても気を配る必要があります。
■テイム時の餌について
テイム時の餌は、インベントリに入れたもののうち、最も効果の高いものから食べ始めます。
例えば気絶させたユタラプトルに好みのキブルと霜降り肉、生肉を同時に持たせた場合、キブルを最優先で食べ、次に霜降り肉、そして生肉と食べ始めます。また、腐りかけの物も優先的に消費してくれます。
■逃げだす恐竜
気絶値が最大値の8割に達すると、どんな恐竜でも一目散に逃げだします。
追いかけられない崖の下に登られてしまったり、川などの水中で気絶してそのまま溺れ死んでしまったり。
飛行するタイプの生物は永遠に降りてこなくなったり、海上に出てしまうなど、取り返しのつかない事態になる場合もあります。
これらに対してどのように対策をとるかもテイムを行う上では重要です。
■昏睡攻撃の選択
中にはHPを大きく上回る気絶値を持つ恐竜もいるため、そういう相手にパチンコや麻酔矢で挑むと、眠らせる前に殺してしまうこともあります。
こうした場合はよりダメージに対して大きい昏睡値を持つ麻酔武器を使う必要があります。
また、恐竜が気絶していないときでも昏睡値は徐々に減っていきます。この減少スピードは恐竜によって様々ですが、中には一秒間に100以上も下がるタイプも存在します。ただし、麻酔攻撃の後に発生する、5秒間の昏睡値上昇中は恐竜の昏睡値が下がることはありません。
こうした場合は射撃間隔が早いクロスボウを用いたり、二人がかりでライフルを打つことで上昇時間を加算する、などの方法で対処可能です(武器での麻酔時間は加算式で伸びて行きます)。
昏睡攻撃の詳細値
具体的に、何を使うとどれくらい昏睡値(Torpor)が上昇するかの一覧表。
武器は原始的(攻撃力100%)を使用し、防御効果のない胴体に打ち込んだ時の数字になっています。
昏睡攻撃を持つ恐竜については恐竜のページを参照してください。
使用武器 | ダメージ | 昏睡値 | 合計 | |
攻撃時 | 攻撃後(DoT) | |||
木のこん棒? | 5 | 20 | なし | 20 |
パチンコ? | 14 | 18.9 | なし | 18.9 |
弓?+麻酔矢? | 20 | 40 | 50(4秒間) | 90 |
コンパウンドボウ?+麻酔矢? | 27 | 54 | 67.5(4秒間) | 121 |
クロスボウ?+麻酔矢? | 35 | 70 | 87.5(4秒間) | 157.5 |
ライフル?+麻酔弾? | 26 | 156 | 65(5秒間) | 221 |
ハープーンランチャー?+麻酔ボルト | 36 | 216 | 90 | 306 |
ライフル?+強力麻酔弾? | 26 | 312 | 130(5秒間) | 442 |
ヘッドショットが有効な場合2.5倍になり、また遠隔攻撃は飛行する敵に対して2倍のボーナスががあります。
また、防御効果がある部位に打ち込んだ場合(カルボネミスの甲羅:80%ダメージカットなど)、昏睡値上昇も低くなります。
これらに武器品質の倍率を乗せた数値が実際の昏睡値となります。
気絶状態の維持
気絶中の恐竜に対して、テイムボーナスを下げずに昏睡値を維持する為には武器で殴るわけにはいきません。
相手のインベントリ内にナルコベリーや麻酔薬を入れて使用することで昏睡値を増加させることができます。
基本的にはナルコベリーを使った方が効率は良いです。
気絶値の仕様として値が上昇している時、減る数値は無視されるため、特に減りの早い恐竜に有効。
例:秒間100減少する恐竜にナルコベリーを使用すると秒間2.5上昇するので実質秒間102.5上昇効果となる。
さらに、昏睡解除にかかる時間を引き伸ばして作業時間を捻出できる。
例:気絶値が9000あるが10分で起きる(秒間-15)。9分後、気絶値は900まで減っている。この時
- ナルコベリーを1000個使う…50分かけて7500上昇し、減少を始める。起きるのは約68分後。
- 麻酔薬を200個使う…25分かけて8000上昇し、その後減少を始める。起きるのは約44分後。
また、時間以外にもコスト的な観点からしても麻酔薬(ナルコベリー×5)よりも殆どの場合でナルコベリーの方が効率が良い。
テイムの際のテクニック
ただ単に麻酔武器で攻撃したのでは相手が逃げ回ったり、反撃されたりで上手くいかないことでしょう。
その場合は以下のようにひと工夫加えることでテイムが格段に楽になります。
- ボーラで拘束
かかった恐竜は30秒間の間、移動ができなくなります。パラサウロロフスやユタラプトルといった初歩的な相手をはじめ、サーベルタイガーやテラーバードといった獰猛な相手にも有効で、空を飛び回る恐竜を地面に引き留めておくこともできます。基本的には小型の生物に有効で、中型以上となると効果がありません。昏睡する前に外れると一目散に逃げだしてしまうため、騎乗したペットや、十分な防御力がある場合自分自身などを囮にして昏睡攻撃をし、ある程度たまったところでボーラを投げるといったタイミングの工夫もできます。 - トラバサミ
こちらは設置型トラップ。ボーラ同様に相手の足を止めます。金属を使うためややコストが重く、耐久力性で攻撃力の高い相手にはすぐ壊されてしまうという難点はありますが、大型用が存在することと、あらかじめ狙った場所へおびき寄せるなどの柔軟な仕様ができるのが利点。ただし小型、大型ともにしかけた自分も足をとられるので要注意。 - 掴んで運ぶ
公式鯖ならPvP限定になりますが、アルゲンタヴィス等の飛行生物は、一定のサイズの相手をつかんで運ぶことができます。この時ほとんどの生物は身動きが取れなくなるのでテイムしやすい場所に連れて行ったり、マルチプレイならばそのまま仲間に麻酔を打ち込んでもらうなどして安全にテイムすることができます。(気絶状態の恐竜は運べません) - 捕獲部屋
かなりの建材と準備が必要になりますが、頑丈な壁で囲んだ部屋を作り、その中に恐竜をおびき寄せ閉じ込めてテイムします。相手が逃げだす心配もなく、テイム中の恐竜・自身とも襲われることなく安全にテイムします。スロープを使った落とし穴方式や、電気設備を用いた遠隔ゲート開閉式など様々な工夫ができます。屋根をつければ飛行生物のテイムにも使えます。石で作ればほとんどの生物に壊されることがなく、金属で作ればアルファ個体の討伐にも使用可能です。 - ボード・看板法
金属のボード及び看板を使ってコの字型の囲いを作り、その中にトラばさみを置いて相手をおびき寄せ、引っかかった隙にもう一枚のボード/看板で蓋をしてしまう方法です。場所を選ばず、建材も少ないので後片付けも手間が少なく済みます。 - 即席囲い・おとり護衛
おびき寄せたり、足を止めることが難しい相手の場合は、その場でのテイムになりがちです。
そうした場合は、あらかじめ壁等を持参し、気絶したその場で設置して囲んで守るのも有効な手です。防衛策や恐竜ゲートなどは地面に直接建築ができますので便利です。
どうしても建築が難しい場合の手段として、ショートフェイスベア等の、生物地位が低いペットを置くことで、そちらに外敵の注意を引き付けて護衛する手段もあります。囲むように複数置くことができればより安全でしょう。ただし、加勢して巻き込んだりといった危険があるため、命令状態や待機位置には気を配る必要があります。 - プレイヤーの攻撃による昏睡値上昇
テイム中に昏睡値が下がると麻酔薬やナルコベリーを使って昏睡値を上昇させる必要がありますが、実はテイム中にも攻撃で昏睡値を上昇させる事が出来ます。勿論、この方法だと体力もテイムボーナスも同時にも下がってしまうのでよほどのことがない限りお勧めしません。ナルコベリーや麻酔薬を大量に用意できない序盤でテイムをする際に効果的な方法です。また、一度テイムしてしまえば体力は直ぐに回復するので、誤爆や他の恐竜からの攻撃にさえ注意すればギリギリまで体力を減らしても大丈夫です。
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これ確定した情報なの? -- 2024-04-15 (月) 21:55:45