概要
Breeding/ja - Official ARK: Survival Evolved Wiki
ブリーディングとは?
ブリーディングとは、恐竜を繁殖させ、育成すること。
特殊な例を除いて、生まれた子供はすでにテイム済みとなる。
ブリーディングの目的は
・テイムや発見のきわめて難しい恐竜を増やす
・優秀な能力を受け継がせる、刷り込みボーナスで通常より強い個体を作る などがある。
交配・繁殖方法
交配
交配させる前に下記の条件を満たしておく必要がある。
- オスとメスの一組が交配の範囲内にいること(一定以上離れると交配モード解除)
- 両者が追従モードをOFFにしてあること
- 両者が重量オーバーしていないこと
- サーバーやトライブのテイム上限に達していないこと
交配の仕方は2つの方法がある。
1-A.放浪モードによる交配
※この方法での交配は主に「交配モード」での交配が実装するまで使われていた方法であり、現在では「交配モード」での交配の方がより実用的である。
交配させたいオスとメスのサークルメニューから「放浪モードON」を押すと交配が進む。
ただし放浪のメインは文字通り放浪なので、周りを壁などで囲っておかないと、交配可能範囲から出てしまい、交配が止まってしまう。
「その場で止まれ(デフォルトUキー)」を連打し続けることで立ち止まらせる事も可能。
1-B.交配モードによる交配
交配させたいオスとメスのサークルメニューから「交配可能」を押すと交配が進む。
「交配モード」は放浪モードと違い生物が徘徊したりしないので、オスとメスが離れないように囲ったりする必要がない。
どちらの場合においても、交配が行えるのは基本性別の表示がある恐竜のみ。アフリカマイマイなどの例外もある。
また、ごく一部のみ繁殖可能の表示があっても、性別が存在しないために繁殖不可能なものがいる。(ティタノボア、オアシサウルス等)
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交配中のハートマーク。(ピンク色のハートマークはメイトブースト)
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2.交配バーが最後まで行くと卵を産む。
交配後、メスは次の受精卵を産むまでの準備期間に入り、終わるまで交配ができなくなる。
孵化タイプ
交配した結果生まれた有精卵は、適温で温めると孵化ゲージが減少していく。孵化ゲージが0%まで減りきると子供が孵化する。
ただし適温を維持する必要があり、気温が適していないと卵の体力が減っていく。卵の体力が0%まで減り切ると卵が消滅する。
生まれた時点では所有権が無く、近づいてEキーで獲得する。最初に獲得した人が刷り込み主となる。これは後から所有権を放棄しても変更されないので注意。
目標を攻撃に設定されているので無抵抗に変更しておくと良いだろう。
寒すぎると出る場合、かがり火を卵の間近に複数設置してやって暖めればいい。暖炉も強烈な耐寒付与がある。
暑すぎると出る場合、すぐにできる対策はエアコンくらいしかない。
どちらにせよエアコンを複数台設置すれば良いのでブリーディングを行いたいならまずエアコンの設置を第一に目指そう。
ディメトロドンやカワウソでもエアコンの代用になるが、効果が高いのは耐寒であり、耐暖はそれほど高くはない事と、距離による効果減少が強く難しい。
ドードー等の非常に小さい卵を地面に捨てると、たまに地面の下に落ちてしまう事がある。小さい卵は天井等、地面から離した場所での孵化が望ましい。
孵化直後も同じように子供が地面の下に落下してしまう事がある。
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卵を拾っても卵の体力と孵化ゲージはリセットされないので、卵が産まれたら一度拾ってエアコンなどの近くに運んでやるといい。
寒暖対策が間に合わないなど、孵化を中断したい場合は冷蔵庫や食品保存棚に入れておくといい。
なお卵を置く場合は使用(E)ではなく、ドロップ/捨てる(O)で設置。
誤ってEキーを押すと「本当に消費しますか?」と警告が出るのでうっかり食べてしまう心配は減っている。
10%の確率で双子、2%の確率で三つ子が産まれる。
妊娠タイプのブリーディング
哺乳類と一部の卵胎生の魚類・爬虫類、カルキノスは卵ではなく妊娠によるブリーディングとなっている。卵を産まない交配可能の陸上生物は大抵コレ。
こちらは交配終了後、卵はドロップせず、母親に妊娠の進行状況のゲージが表示される。進むにつれ母親の腹が膨らんでいく。妊娠中は母親の食糧消費速度は2倍になる。
妊娠では温度管理は必要ないが、卵のように進行を拾い上げることで止めることができないので、公式設定では始める時間の見極めが重要になる。
なお胎児保育器(要Bob’s Tall Tales)に入れておくと任意のタイミングで赤ちゃんを誕生させることが可能。
妊娠中に低温ポッドにしまったりアップロードをしたりドレッドメアのブラックホールに収納すると、堕胎扱いになる。(出産後と同じくクールダウン時間が開始する)
妊娠の進行状況が100%になると、赤ちゃんが誕生する(大体は尻のあたりに出現する)。
ヒツジ等の小さい個体は赤ちゃんが出産と同時に地面の下に埋もれてしまう事がよくある。天井の上で出産等、下にスペースを確保しておこう
その後の扱いは孵化タイプと同じ。
水中ブリーディング
水中生物と両生類は水中でのみブリーディングが可能。妊娠・卵生ともに存在する。
放浪モードだと壁で囲むのが難しく、基本的に交配モードを使用することになるだろう。イカなど大きい卵を深さのない場所でドロップすると即消えるので注意。
基本的にエアコン等が利用できない環境のため、水中卵は適温がマイナス75度から75度までとなっており、人が潜っていられるような水温ならまず孵化する。
水生生物はもちろん、大人は陸に上がることのできる両生類だとしても成長途中は地上に上がることができない。
両生類に関しては成長途中の子供を低温ポッドに入れて陸で出すと、注意表示もなく投げるモーションへと移り、そのまま中の子供は消滅してしまうので要注意。
世話をするにあたってもとにかく水中に居続けることが必要になってくるため、高酸素値やスキューバ装備、ラザルスチャウダー等の入念な準備が必要となる。酸素値の高いディプロカウルスも良き相棒となってくれるだろう。
野生の赤ちゃんのブリーディング
マップ中に存在する野生の赤ちゃんは親をテイムか倒すと所有権獲得できる。
その後はブリーディングで生まれた赤ちゃん同様刷込みも可能。
育成
幼年期(Baby)の間のペットは餌箱から食べることができず、プレイヤーが餌を与え続けなければならない。
孵化させる時間を見計らわないと、世話を仕切らないうちにログアウトすることになり、餓死してしまう。
(シングルモードではゲーム終了と同時に世界が止まるので大丈夫)
生まれた時点では基本的に重量0.5までしか持てず、成熟の進行度で持てる重量が増えていく。
食料値、体力も同様に生まれた時点で約10%スタート。無理やり食べさせたり、回復させても成熟度合いによる上限まで引き戻されてしまう。
成長率10%で少年期(Juvenile)になり、餌箱から食べてくれるようになる。
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- 成長率について
幼年期から少年期になるのは成熟10%。青年期になるのは成熟50%。
子供の食料消費は以下。(手動計測。情報求む。僅かに盛っている為これよりは消費が大きくはならない)食料消費 = 1.7 - 1.6 * 成熟%
また、殆どの小型生物は食料消費が少なくなっている。重量が低く、餌を持てる数が少ない事による調整と思われる。逆に食料消費が通常より多いギガノトサウルス等も存在する。 - プロコプトドンの腹袋に入れる事で刷り込み上昇率が2倍になり、赤ちゃんの食料消費速度が遅くなる。入るサイズは赤ちゃんの大きさ依存で、大きくなると入らなくなる個体や最初から入らない個体も多い。
腹袋に入れっぱなしで幼年期から少年期になる過程を経過するとたまに餌箱から食わなくなり、餓死してしまうケースがある。少年期になったら一度拾い直すと良いだろう。また、固定した恐竜が読み込み外に出たり、再起動するとマップの固定位置にテレポートしてしまうバグがあるため、要注意。
- 突発性拒食症(仮称)
バグか仕様か不明だが、昔から現在に至るまで突発性拒食症(仮称)が確認されている。ブリーディング中に唐突に発生し、しばらく餌を口にしなくなる。HPが低く食料値も低いペットはたとえ餌を持っていても餓死してしまう事がある。筆頭はLv1固定のトビネズミ。対策としてはサバイバーの手による遠隔投与ぐらいしかない。
親のステータス引き継ぎ
ブリーディングで受け継ぐステータスは、テイム時にレベルがどう割り振られているかで決まっている。レベルからステータスへの変換は「具体的なステータスとレベルの計算方法」を参照。
手動によるレベルアップはブリーディングにおいて影響しない。
例えば、テイム完了時にレベルが次のように各ステータスへ割り振られている個体がいるとする。
- 体力24/スタミナ23/酸素26/食料18/重量19/攻撃22/移動21 のLv.154の母親(24+23+26+18+19+22+21+1 = 154)
- 体力18/スタミナ23/酸素15/食料22/重量27/攻撃17/移動19 のLv.142の父親(18+23+15+22+27+17+19+1 = 142)
※+1は初期ステータス分
この母親と父親を交配させた場合、生まれてくる子は表の通りとなる。
各ステータスは必ずどちらかの親から引き継がれる。母親 or 父親のうち、高い方を引き継ぐ確率は55%。ステータスはテイム完了時(テイムボーナス含む)が基準となる。
能力 | 母親 | 父親 | 子 | 子の最小値 | 子の最大値 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
Lv. | 154 | 142 | 130~166 | 130 | 166 | |
体力 | 24 | 18 | 24 or 18 | 18 | 24 | |
スタ | 23 | 23 | 23 or 23 | 23 | 23 | 両親共に同じため不変 |
酸素 | 26 | 15 | 26 or 15 | 15 | 26 | |
食料 | 18 | 22 | 18 or 22 | 18 | 22 | |
重量 | 19 | 27 | 19 or 27 | 19 | 27 | |
攻撃 | 22 | 17 | 17 or 22 | 17 | 22 | |
移動 | 21 | 19 | 19 or 21 | 19 | 21 | 通称:無駄ステ |
親のステータスを引き継ぐため、子のレベルはLv.130~Lv.166になる。また、中間のステータス(例えば、体力が20になるなど)になることはない。
また、テイム完了時のステータスを元に計算されるため、テイム完了後のレベリングや刷り込み(後述)によるステータス上昇は一切影響しない。
それぞれのステータスを合算し、子のレベルが决定される。上の表において、体力、スタミナ、酸素、重量、攻撃について高い方を引き継いだとすると、
18+23+26+22+19+22+19 = Lv.149
これに初期ステータスLv.1を加えた Lv.150 が子のレベルとなる。
なお、移動速度に割り振られたレベルは実際のステータスには反映されないため、意味がない。このため、通称、無駄ステータスと呼ばれている。
- 外部サイトリンク、今回はティラノサウルスのページを解説に使用。
- 基本的に野生時のステータスは初期値+レベル上昇で決まっている。
- ステータスの種類はHP,スタミナ,酸素,食料,重量,メレー,移動速度の7種類。移動速度は振られるが反映されないので実質無駄となる。
- テイム完了後はテイムボーナスに応じてレベルが上昇し、上昇した分はランダムで割り振られる。
- 気絶値はレベルで固定。ステータスが割り振られる事はない。
- 公式wikiのBasic Statsの項目を参照。
Amount at Level 1 …初期値。
Increase per point項
Wild…野生時のレベル上昇ボーナス
Domesticated…テイム後のレベル上昇ボーナス
Taming Bonus項
Add…テイム完了後に固定で増える数値
Mult…テイム完了後に割合で増える数値。テイムボーナスの数値で変動。
- 昏睡させた時点ではWild部分のみを参照。例えば、ティラノサウルスの場合、HPが1100+220。
Lv150を寝かせると÷7の21。つまり1100+220*21=HP5720が平均値となる。
テイム完了後は最大Lv75。225÷7で32pt。1100+220*32=HP8140が平均値となる。
実際はこの数値にAdd項目が固定で増えるので、Lv225ならHP8140.07(HP8140.1)となる。
HPのadd数値は基本的に誤差だが、グリフィンやワイバーン、ギガノトサウルス等の野生で猛威を振るうタイプはテイム後にマイナスの固定値が付与されている。 - Multの数値があるとやや複雑になる。主にメレー。
wildの数値の伸びは基本的に5%。ティラノサウルスで1ポイント振られていたら、62+3.1で5%。寝かせると105%と表示される。
ティラノサウルスなら100%+5%*32=260%が平均。
ここに、addが固定値で追加され、その後にMult*テイムボーナスの数値を乗算する。
Lv150ティラノサウルスを1倍キブルテイムした場合、テイムボーナスは95.1%。(Dododex参照)
Lv150+75*0.951=Lv221 がテイム完了後のレベル。(公式1倍時)
メレーは平均の(260%+7%)*(100%+17.6%*95.1%)
…(260%+7%)*(1+0.176*0.951)=311.67% が平均となる。(元メレー + Add) * (1 + Mult *テイムボーナス) = メレー
フードも恐竜によってはMultの値が存在する。
子供のテイムボーナスは100%で計算される。
刷り込みボーナスは最終値がそのまま最大20%伸びる。
刷り込みボーナスはADDにマイナス補正がある場合、ADDのマイナス補正を考慮せずに倍率を乗算する。
例えばギガノトサウルスのテイム後HPは1.7万程度だが、野生では8万あり、addにHP-63000の補正がある。刷り込みボーナスではこの-63000を無視してHPが伸びるので、インプリ100%ギガノトの最終値は約1.7万+(約1.7万+6.3万)*20%=約3.3万という事になる。
ブリーディング用の餌
生物によっては特殊な餌を食べたり、特定の餌しか食べなかったりする。
表はあくまで一般的なブリーディング用の餌の効果。
腐敗時間はサバイバーが持った場合。恐竜のインベントリや餌箱に格納すると4倍に延長される。冷蔵庫やTEK餌箱では100倍。
食料消費速度に特に補正が無ければ、赤ちゃんの餌やりは生肉1スタック約10分、メジョベリー1スタック約30分が目安。
食べ物 | 食料回復値 | スタック数 | 腐敗 | 備考 |
---|---|---|---|---|
生肉 | 50 | 40 | 10分 | 食料値が高く、入手の手間も掛からないのでログイン中や幼年期育成に向く。ただしスタック数が少なく、腐敗時間も短めなのでログアウト中の餌やりには不向き。TEK餌箱と併用すると本領を発揮する。 |
こんがり肉 | 25 | 50 | 20分 | 焼く手間がかかる。食料値が生肉の半分しか無く、1スタックあたりの食料値は生肉の75%。生肉と比べてスタック数が多く、腐敗時間も長いのでログアウト中の餌やりに向く。優先度が低く、魚肉と違って生肉より後に食べてくれるのもポイント。 |
魚肉 | 25 | 40 | 20分 | 生のままでも餌としての機能はこんがり肉とほぼ同等。取得にクセがあるが焼く手間が要らない。魚肉しか食べないペットもいる。魚肉が沢山取れる環境ではログイン中、ログアウト中ともに有力な選択肢となるだろう。 |
こんがり魚 | 12.5 | 50 | 30分 | 腐敗時間が30分になり、30個1スタックになるが食料値が半減、僅か12.5に。焼く手間もかかる上にすぐ無くなってしまう。ブリーディングには不向き。 |
干し肉 | 25 | 30 | 2日 | 食料値は魚肉やこんがり肉と同じ。腐敗時間が非常に優秀。手間がかかる。 |
霜降り干し肉 | 50 | 30 | 2日 | 干し肉より更に食料値が2倍。餌としてはドードーキブルと拮抗する最上位餌なのだが量産が困難。 |
メジョベリー | 30 | 100 | 10分 | 他のベリーより食料値が高いので赤ちゃん育成に向く。肉系と比べて1スタック100個なので腐敗に強く、食料値も高い。 |
他ベリー | 20 | 100 | 10分 | メジョの下位互換だが入手が容易。とりあえず餌箱に入れておけば十分に餌として機能する。 |
基本キブル | 96 | 100 | 3日 | ドードーの卵で作成可能で、Basicキブルが好物の生物は85.3、それ以外は96の回復量を持つ。特徴等も上記のドードーキブルと同じだが、回復量が1.5倍近くに増えている。ただし、材料にベリー類を10個要求されたりと少し面倒になっている。カワウソやトビネズミ等、重量や食料が低い生物の幼年期を過ごすのに有効。 |
刷り込み
育成中、一定時間毎にペットがケアを求めてくる。要求された行動を取る事で刷り込みする事が出来る。要求する行動は以下の3種類。
刷り込みが行えるのは最初に恐竜の所有権を獲得した人か、設定次第ではトライブメンバーが代わりに行う事も出来る。
- 世話 … 近づいてEを押す
- 散歩 …追尾ONにし一定距離移動させる。距離はランダム。直線での散歩が効果的。
- アイテム要求
要求されたアイテムをアイテムスロットの0スロットにセットし近寄ってEキー。
アイテムを用意で出来ない場合は、低温ポッドに出し入れする事で一時停止したり、ギガントラプトルで刷り込み変更(1刷り込みにつき1回のみ)が可能。低温ポッドがないのなら、それ以上の刷り込みは出来ず詰み。
種類は食性によらず、例えば肉食でもベリー類を要求しうる。要求アイテムは下の通り。
・特級キブル(水色)を除くキブル5種
・こんがり肉、こんがり魚、こんがり霜降り肉、こんがり大トロ、干し肉、霜降り干し肉
・アズール、アマル、ティント、マゼン、シアン、ヴァード、メジョベリー
※要求したキブルは、そのランク以上のキブルでも対応可能。例えば水色キブルは最上位キブルなので全てのキブルの代用になる。(この仕様はインプリ要求のみ)
一回の刷り込みの効果は以下の計算式の通り。(v275.4対応済み)
総ブリーディング時間 ÷ 刷り込み時間(通常8時間) = n (小数点切り捨て) 100% ÷ n = 1回あたりの刷り込み上昇率
刷り込み上昇率の1%以下の数字はゲーム内では表示されないが計算はされているので、四捨五入で1%となった際に表示の変化が確認出来る。刷り込み時間はケア可能からケア完了までの人力タイムラグは含まない。
あまり長くケアを放置すると刷り込み上昇率が下がる…という設定があるが、基本的に機能していない。
また、例外的に刷り込み率が上がりやすい生物が存在する。カリコテリウム,メガテリウム等。
- プロコプトドンの腹袋に入れる事で刷り込み上昇率が2倍になる。恐竜の重量依存なので入らない生物も多い。
- ブリ1倍
5556分 ÷ 480分 = 11.575 100% ÷ 11 = 9.09%
6回目の刷り込みで54.54%になり、四捨五入され55%となる。 - ブリ2倍
2778分 ÷ 480分 = 5.7875 100% ÷ 5 = 20%
刷り込みによる効果について
- HP、重量、食料、近接攻撃力、移動速度が刷り込み率に応じて最大20%上昇する。
騎乗せずとも反映され、他人でも反映される。ただし刷り込みで上昇したステは次の子供には引き継がない。
addにマイナス補正がある場合はマイナスされる前のステータスで計算される。分かりやすい例としてはギガノトサウルスのHP減少補正。 - 刷り込みした本人が騎乗すると、刷り込み率に応じて最大で攻防30%上昇する。
本人の判定は所有権を最初に獲得した人。恐竜インベントリで刷り込み主を確認可能。所有権を放棄しようが刷り込み主は変更されない。刷り込み自体は設定次第でトライブメンバーも助力する事が出来る。公式設定では不可。 - ちなみにコンソールコマンドSetImprintQualityでターゲットした恐竜の刷り込み率の変更が可能(野生、通常テイム個体は、また別のコマンドを使わない限り騎乗ボーナスは無し)。このコマンドでは設定できる上限が無く、1000%、10000%といったブッ飛んだ刷り込み率の設定が可能。
突然変異について
※ASAにおける仕様について有識者の方追記お願いします
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まれに親よりも高いステータスを持った子が産まれる事がある。これを突然変異という。突然変異1回につき、1つのステータスが変化する。1回の交配で最大3回変異する可能性がある。
変異が発生すると、親から引き継いだステータスにプラスして2レベル分上昇する。色だけ変化することはなく、必ずどこかのステータスが引き継いだレベルより上がっている。一見両親のステータスと変わりない時は、移動速度(無駄ステ)が上がっている。
例えば、体力24の母親と体力18の父親を交配させた場合、通常産まれてくる子は最大で体力24である。しかし、母親のステータスを引き継ぎ、突然変異が1回発生すると、+2され、体力26となる。
変異の仕組み
1回の交配において、ステータスの変異判定が3回行われる。判定1回につき、2.5%の確率で変異が発生する。
まず、各ステータスについて、母親 or 父親のどちらのレベルを引き継ぐか判定される。
この過程は通常の交配*1の一部であり、55%の確率で高い方が引き継がれる。(例: 攻撃について、母親が20、父親が30→55%で子が30)
この時点で、子の体力/スタミナ/酸素/食料/重量/攻撃/移動の各ステータスが確定される。
ここから突然変異の判定*2が行われる。次の処理が3回行われる。
- 各ステータスから、ランダムに1つのステータスが変異判定の対象として選ばれる
- 選ばれたステータスについて、母親 or 父親のどちらが変異元となるか選ばれる
交配でのステータス引き継ぎ判定とは別に、両親のステータスの高い方が55%の確率で変異元として選択される。同じステータスの場合、交配の相手方が55%の確率で選択される。
このため、例えば、父親のステータスを引き継いだとしても、変異元としては母親が選択される場合もある。
- 変異元に選ばれた親の変異回数が20を超えていないか判定される
親の変異回数が20を超えていた場合、ここから下の処理がスキップされ、突然変異は発生しない。
- 選ばれたステータスにおいて、突然変異を行うか判定される
2.5%の確率で成功(変異が発生)する。失敗した場合、ここから下の処理がスキップされ、突然変異は発生しない。
- 変異後のステータスが255以下であるか判定される
変異後(現在のステータス(親から引き継いだステータス)に+2された状態)が255を超えていた場合、ここから下の処理がスキップされ、突然変異は発生しない。
- 突然変異ステータスが適用される
変異元に選ばれた親側の変異回数が+1される。
体色がランダムに設定される。
これらの突然変異の判定があと2回繰り返され、合計で3回判定が行われることとなる。
変異対象となるステータスはランダムであるため。3回の判定において、同じステータスが再び選ばれる可能性もある。
このため、例えば、3回連続で攻撃ステータスが選ばれ、3回すべてで変異が成功した場合、攻撃が+6される。
- 1回の交配で、突然変異が1回以上発生する可能性は7.31%、2回以上発生する可能性は0.1844%、3回発生する可能性は0.00156%。
- 母親側、父親側それぞれ最大20回まで突然変異可能。恐竜のインベントリを開き、中央下の先祖から確認可能。
- 親の体色を引き継がず、ピンク等の派手な色になる事が多い。
- 刷り込みと違い、次の子供にもステータスが引き継がれる。
突然変異の例
突然変異が2回発生した例。体力について2回突然変異が発生したが、交配で低い方のステータス(父親18)を引き継いだため、親の最大ステータス(母親24)を超えられていない。
変異判定1回目。体力が選ばれ、変異に成功。交配で父親のステータスを引き継いだが、変異元に母親が選ばれたため、子の変異回数は母1、父0となる。
能力 | 母親 | 父親 | ステ | 変異 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
Lv. | 154 | 142 | 171 | 173 | 変異で+Lv.2 |
変異 | 0 | 0 | 母0, 父0 | 母1, 父0 | 変異元が母親で+1 |
体力 | 24 | 18 | 18 | 2 | 交配で父を引き継ぎ、母が変異元。変異成功で+2 |
スタ | 23 | 23 | 23 | 0 | 交配で引き継ぎ |
酸素 | 26 | 15 | 26 | 0 | 交配で引き継ぎ |
食料 | 18 | 22 | 22 | 0 | 交配で引き継ぎ |
重量 | 19 | 27 | 19 | 0 | 交配で引き継ぎ |
攻撃 | 22 | 17 | 22 | 0 | 交配で引き継ぎ |
移動 | 21 | 19 | 19 | 0 | 交配で引き継ぎ |
変異判定2回目。再び体力が選ばれ、更に変異に成功。変異元に父親が選ばれたため、子の変異回数は母1、父1となる。
能力 | 母親 | 父親 | ステ | 変異 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
Lv. | 154 | 142 | 173 | 175 | 変異で+Lv.2 |
変異 | 0 | 0 | 母0, 父0 | 母1, 父1 | 変異元が父親で+1 |
体力 | 24 | 18 | 20 | 4 | 父が変異元。変異成功で+2 |
スタ | 23 | 23 | 23 | 0 | 交配で引き継ぎ |
酸素 | 26 | 15 | 26 | 0 | 交配で引き継ぎ |
食料 | 18 | 22 | 22 | 0 | 交配で引き継ぎ |
重量 | 19 | 27 | 19 | 0 | 交配で引き継ぎ |
攻撃 | 22 | 17 | 22 | 0 | 交配で引き継ぎ |
移動 | 21 | 19 | 19 | 0 | 交配で引き継ぎ |
変異判定3回目。攻撃が選ばれたが、変異に失敗したため変化なし。
能力 | 母親 | 父親 | ステ | 変異 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
Lv. | 154 | 142 | 175 | 175 | |
変異 | 0 | 0 | 母0, 父0 | 母1, 父1 | 変異なしで変わらず |
体力 | 24 | 18 | 20 | 4 | 交配+変異2回 |
スタ | 23 | 23 | 23 | 0 | 交配で引き継ぎ |
酸素 | 26 | 15 | 26 | 0 | 交配で引き継ぎ |
食料 | 18 | 22 | 22 | 0 | 交配で引き継ぎ |
重量 | 19 | 27 | 19 | 0 | 交配で引き継ぎ |
攻撃 | 22 | 17 | 22 | 0 | 交配で母を引き継ぎ、母が変異元。変異失敗で+0 |
移動 | 21 | 19 | 19 | 0 | 交配で引き継ぎ |
変異回数について
変異回数は必ず両親の変異回数を和(+新たに変異した回数)になる。
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変異すればステータスは上昇するが、その変異したステータスを更に子供が引き継ぐかは通常のステータス引き継ぎと同じ仕様。
変異数は両親の和なので、新たに変異せずとも、ステータスを引き継がずとも変異数さえあれば増えていく。
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HPのみの変異20回、重量のみの変異20回の両親と交配した場合、子供は変異しないが変異回数が40/20になる等上限を超える可能性がある。(逆にHPのみ変異20回のステを引きつかず、重量のみ変異20回のステも引きつかず変異回数だけ40/20になってしまう事もある)
突然変異狙いのブリーディング
1. 変異0、かつ、これから変異させたいステータスを持ったオス(オスAとする)を作る。
- 連続かつ同時に交配できるため、メスではなくオスが望ましい
2. 変異0のメスを大量に用意する(50匹いても、100匹いてもいい)
- 同一のメスを大量に用意することで、短時間で大量の交配が行える。試行回数が肝になるので、可能な限り用意しておきたい。
- これらの変異0のオス、メスは全てのステータスを同一にしておくのを強く推奨する。理由は後述。
3. オスAを大量のメスと交配させる。狙ったステータスが変異した子が産まれるまで交配を繰り返す。
4. 狙ったステータスが変異した子が産まれた場合
- 産まれた子がオス(オスBとする)であった場合、オスAの代わりにオスBを使う
- 産まれた子がメスであった場合、変異0のオスと交配させる。変異したステータスを引き継いだオス(オスCとする)が産まれるまで交配を繰り返す。
5. オスB、またはオスCを使い、狙ったステータスが変異するまで1から4を繰り返す。
変異で上がった部分以外は全てステータスは同一にしておくのを強く推奨する。
全て同じステのLv300とLv300を交配させたならLv300が産まれるはずであり、Lv302になっていればどこかが変異していると一目瞭然だからである。変異しているかステータス画面を開いて確認する手間がなくなる。
通称:変異ブリ。変異回数が上限を超えないようにブリーディングする必要がある。やり方を知らないと取り返しのつかない事になるので注意。
非常に手間がかかり、数ヶ月、設定次第では年単位でかかる最終エンドコンテンツなので、挑戦する前に覚悟を決めておいた方が良いだろう。
数百、数千の赤ちゃんを"処理"する必要があるので、抵抗がある人は注意。
ちなみに公式サーバーではLv450を超える生物は消滅する。
- ♂A(HP40pt+変異0pt,0/20) + ♀B(HP38pt+変異0pt,0/20) =♂C(HP40pt+変異2pt,1/20)
これが55%で高い方を引き継ぎ、更に変異した成功例。ではこのCを使い、更に増やすと…?- ♂C(HP40pt+変異2pt,1/20) + ♀B(HP38pt+変異0pt,0/20) = ♀D(HP40pt+変異2pt,1/20)
Cを引き継いだステ。次はCとDで確定高ステ引き継ぎで変異だけを期待出来る!一見問題ないように見えるが…? - ♂C(HP40pt+変異2pt,1/20) + ♀D(HP40pt+変異2pt,1/20) = ♀E(HP40pt+変異2pt,2/20)
このように変異は一度だけなのに、CとD、どちらも別の変異扱いで子供が1+1=2の変異回数となってしまう。これに気づかないと2+2=4、4+4=8と加速度的に変異回数が増え、すぐに上限20を超えてしまう。正しいやり方は… - ♂C(HP40pt+変異2pt,1/20) + ♀B(HP38pt+変異0pt,0/20) = ♀F(HP40pt+変異2pt,1/20)
♀側を変異0にする必要があり、55%の確率で♂のステを引き継ぎ、なおかつ変異させる必要がある。更に厳選するなら変異の箇所によっても絞られるだろう。この仕様により、♀Bは変異させずに色んなステータスを高めた個体を用意しよう。出来るなら変異での上昇分以外は全て同じステータスが好ましい。
変異が生まれた場合、オスならばそのまま続行が可能(♂変異n+♀変異0)。メスならば予めメス変異0と同能力のオスの変異0を用意しよう。
♀変異n+♂変異0で♂の変異nが生まれるまで粘る必要がある。
- ♂C(HP40pt+変異2pt,1/20) + ♀B(HP38pt+変異0pt,0/20) = ♀D(HP40pt+変異2pt,1/20)
因みに、理想環境前提で、目的のステータスが高ステータスを遺伝した上で変異する確率は、0.574%程度。
100回程度の試行回数では47.8%程度の確率でしか目的の生物は生まれない。
400回の試行回数でようやく90%程度の確率となる。
99.99%の確率になるには1530回程の試行回数が必要。
HPを狙った変異ブリーディングの例
父親(HP) | 父親(変異数) | 母親(HP) | 母親(変異数) | = | 子供(HP) | 子供(変異数) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
40pt | 0/20 | 30pt | 0/20 | = | 40pt | 0/20 | 父親のHPを引き継いだだけ |
40pt | 0/20 | 40pt | 0/20 | = | 40pt | 0/20 | 両親のHPが同じなので確定引き継ぎした |
40pt | 0/20 | 40pt | 0/20 | = | 40+2pt | 1/20 | HPが変異した |
40+2pt | 1/20 | 40pt | 0/20 | = | 40pt | 1/20 | 父親が変異していたが、母親のHPを引き継いでしまい、変異回数だけ増えた |
40+2pt | 1/20 | 40pt | 0/20 | = | 40+2pt | 1/20 | 変異ブリの正しい方法①。ただし追加で変異はしていない。ハズレ。 |
40+2pt | 1/20 | 40pt | 0/20 | = | 40+0pt | 1/20 | 変異ブリの正しい方法②。ただし追加で変異はしていない。しかも変異したHPを引き継がなかった。ハズレ。 |
40+2pt | 1/20 | 40pt | 0/20 | = | 40+4pt | 2/20 | 変異ブリの正しい方法③。追加でHPが変異した。成功。 |
40+2pt | 1/20 | 40pt | 0/20 | = | 40+2pt | 2/20 | 変異ブリの正しい方法④。追加でHPが変異した。しかし母親を引き継いでのメレー変異。ハズレ。 |
40+2pt | 1/20 | 40+2pt | 1/20 | = | 40+2pt | 2/20 | 確定で40+2ptになるが、変異同士のブリなので、変異回数だけ2回になってしまった |
40+2pt | 2/20 | 40+2pt | 2/20 | = | 40+2pt | 4/20 | ↑産の子供のオスメス揃えて更にブリした結果。変異回数が2+2の4回になってしまった |
変異回数20回の上限を超えて変異する方法が存在する。
まず、上記の通常変異ブリより効率が半分以下になるので、通常変異ブリを20回まで完遂した超上級者向け。
普通にやってる人はまず間違いなく触れられる要素ではないので、こういう方法があるというだけで、無限に変異出来るから無限にステータスが伸ばせるとは思わない方が良いだろう。(modや設定を大幅に変更しているならこの限りではない)
後述のオーバーフロー変異ブリと違い、変異確率は落ち、ひと手間かかるようになるが、変異回数20回から行え、即効性が高い。
まず、変異の条件を見直す。
①父親の先祖を開き、父系が0~19/20である、母親の先祖を開き、母系が0~19/20である
②子供の先祖を開き、父系が0~19/20であるか、母系が0~19/20であるか、またはどちらも0~19/20であるか。(母系+父系=子供の変異数は関係ない)
②の仕様は、子供が変異する際に、変異数=母系+父系+新たな変異 ではなく、変異数=(母系+1)+父系 と言った形になる。
これは、変異0同士の両親と交配させて子供が変異した際に、子供の先祖を確認すると 母系1/20 or 父系1/20になっている事から分かる。
(子供が変異した、ではなく母系or父系が変異して子供に影響を与えたが正しい)
また、子供は先祖のどちらかが変異するので、子供の先祖が(母20/20 父0/20)だと、母系の変異が発生しない=変異の確率が半減する。
だが、母は20/20でも父が変異し母からステを引きつけば実質21回目の変異となり、上限を突破する。
実際の方法。
まず前提知識
番号 | 父親 | 母親 | 新たな変異するか | = | 子供 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
A | ♂変異40(母20父20) | ♀変異0(母0父0) | X | = | ♂or♀変異40(母0父40) | ♂は上記変異ブリでHP20回とメレー20回を交配させたものと想定。父は(母20父20)だが、子供は父が変異40、つまり(父40母0)になる。①の条件に基づき、子供は♀である必要がある。 |
B | ♂変異0(母0父0) | ♀変異40(母0父40) | ◯ | = | ♂or♀変異40~(母40父0~) | ↑で出来た♀と♂変異0を交配。↑の子供の母系、父系を反転させて①の条件を満たす、かつ大量の♀変異0と交配出来るように♂(母40父0)に変換する。 |
C | ♂変異40(母40父0) | ♀変異0(母0父0) | ◯ | = | ♂or♀変異40~(母0~父40) | ここが上限突破変異ブリ。①、②の条件を満たし、母系が変異する可能性がある。逆に言えば父系が変異しないので変異確率は通常の半分。変異が成功すると♂or♀変異41(母1父40)。Aに戻る。 |
D | ♂変異41(母1父40) | ♀変異0(母0父0) | X | = | ♂or♀変異41(母0父41) | Cで♂が生まれた場合。Aと同じ状況。①の条件を満たしていない。 |
E | ♂変異0(母0父0) | ♀変異0(母1父40) | ◯ | = | ♂or♀変異41~(母41父0~) | Cで♀が生まれた場合。母の母系が1だが、①の条件は満たしているため上限突破変異は発生する。実質Bと同じ状況。 |
F | ♂変異41(母41父0) | ♀変異0(母0父0) | ◯ | = | ♂or♀変異41~(母0~父41) | Eの続きで♂が産まれた場合。母系が変異する可能性がある。Cと同じ状況 |
上述からも分かるように、変異個体の交配を重ねると、変異自体はしなくても2+2,4+4,8+8…と変異回数が加速度的に増えてしまう。
しかし、あるラインに到達すると変異回数がオーバーフローし、マイナスに変化する。
変異回数は符号付き32ビット整数で保存されているため、2147483647回(約21.5億回)を超えるとオーバーフローが発生し、-2147483648回(約-21.5億回)などマイナスの数になる。
変異回数マイナスは、”変異回数20回以下”となるので変異が実質無限に行える。
逆に、マイナスも負のオーバーフローを起こす。
また、変異回数は父系、母系の和で決まるので、父系20億回、母系-5億回の子供の変異数は15億回になり、マイナスの数値が消滅する。この2点を考慮すると…
①:父系、母系のみでオーバーフローを起こす個体を用意する(変異回数が母15億父15億の母、など)
②:もう片方は変異数0の個体を用意し、①と交配させる
③:変異回数母0/父-5億と言った子供が産まれる
④:③の子供が完成したら通常の変異ブリーディングに使用する。
といった工程で行われる。
この方法は変異回数を億単位まで持っていく労力があり、非常に手間。
2+2,4+4,8+8…は現実的ではなく、実際は1+1,2+1,3+1or2…と、片方は1~2世代前の変異回数個体を使うので変異回数が伸ばしづらい。
これを億まで続けるだけで数ヶ月以上かかってしまう。
しかも、これはあくまで変異のための事前準備でしかない。オーバーフローしてからが本番。
変異回数だけを伸ばす工程なので、刷り込みなどの作業は無視できるが、生物は成長しないと交配できない。
その為、長大な暇な時間を弄ぶことになる。設定を緩くしない限り、交代要員は必須。
公式サーバーなどでは、大人数で長期間、一種類の生物に絞って繰り返し作業する大事業である。
変異オーバーフローによりマイナスになったものは、+の同値と交配させると生まれた子供は変異0回判定になる。
時折話題に出される変異回数を0に戻す、はこのことであると思われる。
一部で報告されている野生0回との交配でリセットは、条件が不明で、再現性が確認されていない。
調整して片親を変異0、片親を-1にすると、変異しても回数が0になるため、延々と変異可能になる
低温ポッド
生物をポッドに入れて保管できる。ブリーディングではほぼ必須と言っても過言ではないアイテム。
ブリーディングに非常に有用で、ポッドに入れることで一時中断が可能になる。
妊娠/孵化直後の赤ちゃんをポッドに入れて好きな時に幼年期ブリを始めることが出来る。
これにより、目的のステータスを確認後にブリを中断出来るほか、ポッドに入れても刷り込み時間がリセットされないので、毎日少しずつブリーディングすることが出来る。
・妊娠/孵化直後の赤ちゃんをポッドに入れて好きな時に幼年期ブリを始める
→生物のステータスが目的のものを引き継いでいるのを確認後に中断出来る事が大きい。また、妊娠タイプは孵化タイプと違い中断出来なかったが、出産後に中断出来る。
・毎日数時間でも地道にブリーディングが出来るようになる。
メイグアナ、ギガントラプトルを活用したブリーディング
メイグアナ、ギガントラプトルはブリーディングに特化した性能を有する。
- 孵化補助(ギガントラプトルのみ)
サドルに受精卵を収納すると卵を適温に保ってくれる。温度管理が大変なワイバーン、ロックドレイクの卵などに重宝する。
- 赤ちゃんへの餌やり
サドル内で孵化した赤ちゃんはメイグアナはレベルを問わず、ギガラプはギガラプのレベル以下なら自動的にサドルのかごに乗り続ける(ギガノト、カルカロ、ノータスなど乗らないものもあり)。サバイバーに追従させた状態でメイグアナやギガントラプトルのかごに乗せているとあたりを動くだけで散歩要求が完了する。
メイグアナ、ギガントラプトルのインベントリに餌となるアイテムが存在すると赤ちゃんに給餌してくれる。
なおギガントラプトルは騎乗しないと餌やりしてくれない。
- 刷込み内容変更(ギガントラプトルのみ)
Cキーで吼えると赤ちゃんの刷込み内容が変わる。
ただし1刷込みにつき1回なのに留意。
- 狩りで刷込み3割上昇(ギガントラプトルのみ)
ギガントラプトルの刷込み主と同じ刷込み主の赤ちゃんを乗せると一定レベル以上の生物討伐を要求、要求を満たすと刷込みが3割上昇するほか、ギガントラプトルが近くにいると攻撃力上昇のバフもかかる。
ブリーディングの設定変更について
ブリーディング関係の設定は繊細で、設定次第では刷り込みが出来ない生物が発生する。
これは成長速度を上げすぎた結果、1回目の刷り込み前に大人になってしまうことで発生する。
例:ギガノトサウルス11日に合わせてブリーディングを10倍に設定。その弊害でカワウソが2.1時間ほどで成熟し、8時間の刷り込みが出来ない
対処法としては成長速度を上げた分だけ刷り込み間隔(赤ちゃんの世話の間隔)を短くすること。
例:ブリーディング10倍にしたら刷り込み間隔は0.1(8時間⇒48分へ)にする
この方法はスタンダートだが成長速度が高ければ高いほど刷り込みに使える時間的猶予も短くなり、刷り込みの難易度が上昇する。
例:成長速度100倍においてはサバイバーは100倍素早く散歩などを済ませる必要がある
これの緩和策として、刷り込み間隔を僅かに伸ばすことが挙げられる。
最も成熟期間が短い生物は15時間で、ドードー、始祖鳥、リストロサウルスの3匹。
これは刷り込み間隔を1.875倍長くしても理論上全生物の刷り込みが可能であることを意味する。
次点でカワウソなどの21時間族が挙げられ、上記の3匹を諦めるのであれば約2.6倍まで長くしても許される。
あまりギリギリに設定すると初回刷り込みが成熟99%スタートなどになるので少し猶予を持たせると良いだろう。
例:ブリ10倍。21時間族以降の刷り込みを目的とし、少し猶予を持たせるため2.6倍ではなく2.5倍刷り込みを長くする
1 ÷ 10 × 2.5 = 0.25
こうすることでサバイバーは通常10倍素早く行動するところ、4倍にまで緩和される。
また、根本的な解決策として1回あたりの刷り込み上昇率を上げることが可能。
ただしローカルの設定項目には存在しないようで設定ファイルを直接加える必要がある模様。(PC版や非公式サーバー主のみ設定可能?)
game.iniファイルを開き、[/Script/ShooterGame.ShooterGameMode]の下に
BabyImprintAmountMultiplier=<value>
値を2にすると刷り込みが2倍になり、最速で成熟50%前に刷り込み100%に到達するようになる。(多大な時間的猶予が生まれる)
逆に孵化速度を早くしてもリニオグナタやリーパーキングが設定の影響をもろに受けてしまう。
孵化時間をあまりにも短くしているとクレービングサティスファクションや胎芽のレベリングが十分にできずに産まれてしまうことがあるので注意。
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