原語は「Pitchfork of Penetration」。
pitchforkは干し草を扱う時に使用される熊手のような農具。penetrationは侵入や浸透、貫通、洞察力や眼力を意味する名詞。
直訳すると「貫通のピッチフォーク」。
イセリアル化したクリーチャーを貫通し物質界に引きずり込むことができる魔法のピッチフォーク。魔法がかかったピッチフォーク自体がファンタジー作品でもまず見られない代物。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「ペネトレーションピッチフォーク」。
外見は3フィートの長さの柄の先に3つ又の部品が付いたピッチフォークという農具そのもの。
このピッチフォークを持つ者がプライムプレーンに存在する場合、イセリアルプレーンに存在するクリーチャーを攻撃するが可能になる。攻撃が命中した場合、イセリアル状態のクリーチャーはダメージを受けた上にイセリアル状態を解かれてプライムプレーンに引きずり出される可能性がある。
ただし普通のプライムプレーンの生物はイセリアルプレーンにいるクリーチャーを視認することができず、何らかの呪文やマジックアイテムなどの助けを必要とする。
ピッチフォークがウエポンマスタリーのルール上でどの武器として扱うのかは記されていない。妥当なのはトライデントあたりか。AD&Dならミリタリー・フォークが該当するだろうが。