原語は「Libram of Gainful Conjuration」。
libramは聖典と訳することもあるが、英和辞典には載っておらず出典は不明。
gainfulは有益な、儲かるといった意味の形容詞。
直訳すると「有益な魔法の聖典」。
特定のアライメントとクラスを持つキャラクターのための経験点アイテム。
アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ
第2版の日本語表記は「ゲインフル・コンジュアレーション・リブラム」。
本だが、実際に読んでみるまでは他の魔法の本と見分けがつかない。
中立(ニュートラル)のウィザードのための古代の知識が収められた書物。
読んだ者が善(グッド)でも悪(イービル)でもない、中立(ニュートラル)のアライメントのウィザードであった場合、内容を読み進めることで経験点を得る。
このアイテムの恩恵を受けられるのは1度だけ。
ローフル・ニュートラル、トゥルー・ニュートラル、カオティック・ニュートラル以外のウィザードがこの本を読むと、ダメージを被った上に、プリーストによる償いのための使命を遂行しなくてはならなくなる。この使命を完遂するまで、ウィザードは経験点を得られなくなってしまう。
ウィザード以外のクラスの者がこの本を読んだ場合、呪いによる狂気に陥る危険がある。
関連項目
【リブラム・オヴ・アイデンティフィケイション】【リブラム・オヴ・イヴァルエイション】【リブラム・オヴ・インエフェブル・ダムネイション】【リブラム・オヴ・シルヴァー・マジック】【リブラム・オヴ・スタディ】【リブラム・オヴ・デストラクション】【リブラム・オヴ・レジェンズ】