その他の魔法のアイテム/【リブラム・オヴ・レジェンズ】

Last-modified: 2024-04-02 (火) 19:40:01

原語は「Libram of Legends」。
libramは辞書などには記載されていない単語で詳細は不明だが、D&Dシリーズでは書物の意味で使われている。legendsは伝説や言い伝え、伝説的な人物を意味する名詞。
直訳すると「伝説の書物」。
読んだ者を吸い込んでしまう魔法の書物。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「レジャンドライブラム」。
外見についての記述は無い。
この魔法の書物にはアライメントで分類される3つの種類がある。
この書物を読み進めていくと、数人の強力な魔法使いに関する伝記が記されている。読んだ者が書物と同じアライメントだった場合、読んだ者はペナルティ付きでST判定を行い、失敗すると本に吸い込まれてしまう。そして読んだ者のそれまでの人生が書物に加筆されることになる。
読んだ者が書物と異なるアライメントだった場合、ST判定に失敗すると原子分解されてページの間に挟まる埃になる。
書物を焼くと、書物に吸い込まれていた人物が全て解放される。ただし書物に吸い込まれていた時間が長いとその人物は発狂しており、解放されるとどこかへ消えてしまう。なおこの狂気状態は治療可能ではある。


新和版では読んで原子分解されるのは「正反対のアライメント」と訳されているが、一段階違うだけの場合は記述されていない。おそらく原語のoppsite alignmentをそのまま訳したと思われるので、この上記の文章では「異なるアライメント」と解釈している。

関連項目

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