原語は「Libram of Identification」。
libramは辞書などには記載されていない単語で詳細は不明だが、D&Dシリーズでは書物の意味で使われている。identificationは確認や検証、身分証明を表す名詞。
直訳すると「確認の書物」。
マジックアイテムの魔法効果を鑑定することができる魔法の書物。ファンタジー作品では鑑定の効果が様々だが、概ね個人の特殊能力や魔法によるという設定が多く鑑定用のマジックアイテムは多くはない。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「エイデンティフィケーションライブラム」。
外見についての記述は無い。
鑑定したいマジックアイテムを本のページの上に置いて命令して、そのアイテムを本から離すと鑑定した結果が表れる。
しかし呪われたアイテムを鑑定した場合は誤った結果が表示されてしまう。
使用制限が記載されていないため、入手したら鑑定し放題になる。
もっとも呪われたアイテムへの対策は別問題だが。
関連項目
【リブラム・オヴ・イヴァルエイション】【リブラム・オヴ・インエフェブル・ダムネイション】【リブラム・オヴ・ゲインフル・コンジュアレイション】【リブラム・オヴ・シルヴァー・マジック】【リブラム・オヴ・スタディ】【リブラム・オヴ・デストラクション】【リブラム・オヴ・レジェンズ】